laisser faire,laisser passer

人生は壮大なヒマつぶし。
楽しく気楽につぶして生きてます。

GO ON!

2017-08-16 | kabukiza

ってことなのかな。

業音@東京芸術劇場でさっき見て来ました。もう最近感想書くのもめんどい。ので酔っ払ってますが思い出すままに書いちゃう。

本当に何も知らずに見に行って、なんで劇中にスマホが出てこないんだろう?とか話題が9.11とか微妙に古いのはわざとなのかな、なんて考えていたおバカさんです。

2002年に上演された作品の再演だったのですね。

 

そんなまっさら状態だったのですが、とりあえず面白かった。

今まで見た芝居で随一のワイヤーの無駄遣いw

意味のないダンサー、意味のない台詞、意味のない動作・・・でもすべてに意味がある。

カーテンコールがない、っていうこだわりはよく意味分からなかったけど。でもきっと意味がある。

 

音楽ダンス効果音すべてがつながっていないようで、「業」という「音」に向かっていく感じ。

形式も表現もまったく違うけれど、歌舞伎座で今月やってる野田の『桜の森。..』とちょっと観劇直後の感覚が似ていた。

あれも、「業」の世界だものね・・・

goを背負いながらgo on livingしてく人たちの話。

 

平岩紙はすごく良かったのだけど、初演が荻野目慶子だったと聞くと、わあそっちすごかっただろうなあと思ってしまう。どうしても「業」といえば荻野目ちゃん(姉)だものねw

というわけで画像はあえて初演のものを。再演は白一色でもっとシンプルかつスタイリッシュwでしたん。