SakuraとRenのイギリスライフ

美味しいものとお散歩が大好きな二人ののんびりな日常 in イギリス

学生たちの尻拭い??

2013年12月20日 | 【イギリス生活】学生生活
SakuraとRenがそうしているように、大学の中に住んでいる多くの学生はTESCOを利用しています。
ただ、TESCOまでは歩いて15~20分ほど。しかも、大学が高台にあるので、帰り道はかなりの坂道を上って来なければなりません。
毎日買い物に行くのも大変なのでまとめ買いをすることになりますが、そうなると当然荷物が大変重くなります。

でもまあ生活するためには買い物をしないわけにもいかないので、重いなあ、辛いなあと思いながらも毎回家まで歩いて持って帰っている(たまに1.5リットル×6本のミネラルウォーターを買うので、そのときは本当に大変なんです!)のですが、ある日、がらがらとTESCOのカートを押して大学に向かっている学生たちを目撃してしまったのです。
確かに、カートをそのまま持ち帰れば重いものを持たなくてもいいから楽だ。
しかし、家まで押していったカートはどうしてるのだろうか、次回の買い物の際にTESCOまで押して持って行っているのか(そうでないとTESCOのカートがどんどん少なくなってしまうから、TESCOも黙っていないだろう。)。

ところが、しばらく注意して観察してみても、行きの道のりで空のカートを押してTESCOへ向かっている人に出会わないのです。
TESCOまでの道で出会うカートには、みんな肉やら野菜やらジュースやらをたくさん積まれていて、それらはみんな大学へ向かっている。
それではどうして、大学内がカートでいっぱいにならないのだろう。

そんなことを思いながらしばらく経ってから、衝撃の光景が目に入ってきました。


・・・黄色いベストを着た人がTESCOのカートを車に詰めている。
きっと、この車はTESCOに向かい、これらカートを返却するのでしょう。
学生たちの「尻拭い」がこうやって大学の職員さん(または委託業者さん)によって行われているということですね。

きっと学生たちに「自分で持ってきたものは自分でちゃんと返しなさい」とか言っても、誰も言うことを聞かないんだろうなあ。
カートを持って帰ってきている学生たちは、自分たちで返さなくてもこうやって誰かが返してくれることを分かっているから自分で返しには行かない、誰も返しに行かないから誰かがこうやって学生たちの代わりに返しに行かなくてはならない、それを見て他の学生たちもカートをどんどん持って帰ってきてしまう(そしてもちろんそれを自分では返さない)、仕方がないから誰かがTESCOにまとめて返しにいく…。

まったく、最近の若者は!!と思ってしまった、おじさんなRenでした。


(投稿者:Ren)

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