3日目は前日よりもさらに天気が悪かったため、ホテルから傘を借りて出かけました。
朝食はSakuraも書いていたとおり、「Loudons cafe」で。
実は僕たちが泊まったホテルも朝食はあり、口コミを見ると「朝食が美味しかった!」みたいなことがたくさん書いてあったのですが、一人£8.5もするのでやめておきました。
まず出かけたのが前日のご夫婦におすすめされたSt.Mary's Cathedral。
「とってもきれいな教会で、中にも無料で入れますよ」と言われてたのですが、期待をはるかに上回る見事な教会でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/eb/12a227581728f615695aa2bdcc9e720a.jpg)
イギリスに来ていろんな教会を見ていていつも気になっていたのが、多くの教会の横に作られている小さい部屋。
時々「Lady Chapel」みたいな名前がついているので、「男女差別が厳しかった時代の遺物かな」みたいに思っていましたが、前日に訪れたCanongate Churchで係りの人に聞いてみたところ、
「あそこは静かな祈りの場所。戦争で亡くなった人のためにお祈りする場所で、よく夫や息子を亡くした女性が来るから、「Lady Chapel」と言われることもある」とのこと。
一つ賢くなった瞬間でした。
ここ、St.Mary's CathedralにもLady Chapelがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/62/6e292ad7316cfe800d0bf9019cb75335.jpg)
さて、この日の目標は前日のAdam Smithさんのお墓に続いてDavid Humeさんのお墓を発見すること。
ちなみに、Sakuraは興味がなかったようで載せてくれませんでしたが、アダム・スミスさんのお墓はCanongate Churchの敷地内にひっそりとあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/55/8721f800e1cc93fcbada832a3d048b63.jpg)
Renは不勉強にも存じ上げなかったのですが、夭折した詩人、Robert Fergussonさんの銅像&お墓もここにありました。
Edinburghはスコットランドの文化の中心地だったようで、いろんな詩人・文学者がここで活躍していたそうです。(ガイドブックによれば。でも、Renは文学に疎すぎてほとんど知らない。。)
閑話休題。ヒュームさんのお墓はCalton Hillの近くにある、という情報をどこかで入手したため、とりあえず行ってみることにしました。
われらがRobert Adamさんが設計したNew Townを雨の中歩いて行きました。
(あ、「われらが」といっても、別にManningtreeの人というわけではなくて、Manningtreeの隣街のMistleyにあるきれいな建物(Mistley Tower)を設計した人ということで親近感があるだけです。)
普通のオフィスがこんなビルに入っていて、興味深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/16/71d28bfb2feb5c67dbb295cd1462fd44.jpg)
歩き疲れて不機嫌になったSakuraをなだめながら坂道を上ってようやくたどり着いたCalton Hill。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/49/6c8472d800bcb70acc865b12304081f9.jpg)
ここからの眺めは相当きれいらしいのですが、天気のせいなのかもともとそこまでではないのか、正直そこまで感動するほどでは…。
建築物からは歴史を感じるのですが、そういう建物があまりにもいっぱいあるからか、若干食傷気味になっていたのか。
Sakuraも書いていましたが、今回、僕たちは予習が足りなくて、一つ一つの建物にまつわる物語をほとんど知らないまま来てしまいました。
こういう観光地に来るときは予習をしっかりしてからじゃないとダメですね。
肝心のヒュームさんのお墓ですが、Calton Hillを歩き回ってもどうしても見つからない。
Hume Walkなる道があったので、どうやら本当にヒュームさんゆかりの場所らしいのですが…。
仕方がないので、工事のおじさんっぽい人に聞いてみました。
「Humeさんのお墓ってどこにあるんですか?」
「…ん?(誰だそいつ?という顔をしながら)」
「David Humeさんです。哲学者で、スコットランドの啓蒙時代の人で、(いろいろ説明)」
「よく分からないけど、そこに事務所があるからそこにいる人に聞いてみな」
事務所の人にも聞いてみました。
「David Humeさんのお墓ってどこにあるかご存知ですか?」
「ここにはありませんよ。ここにはNelsonの記念碑はあるけど。」
「そうなんですか。。ここらへんにヒュームさんのお墓があるって聞いたんですけどねー。」
すると、奥からもっと偉そうな人がやってきて、
「Humeのお墓はここではなくて、道路を挟んで少し歩いて行ったところの「Old Calton Burial Ground」にあります。でも、ただそこに埋められているだけですから…。本当は「Enjoy」(楽しんできてね)と言うところなんですけど、なんていうか…」
とのこと。
そこを目指して歩いてみたつもりだったのですが、薄暗い道をこわごわ歩いて行った先にあったのは、前日にも行ったCanongate Church。あれ??
もう歩き疲れていたので、この日はヒュームさんのお墓めぐりを諦めることにしました。
ヒュームさんと僕との縁のなさを感じた一日でした。
(投稿者:Ren)
朝食はSakuraも書いていたとおり、「Loudons cafe」で。
実は僕たちが泊まったホテルも朝食はあり、口コミを見ると「朝食が美味しかった!」みたいなことがたくさん書いてあったのですが、一人£8.5もするのでやめておきました。
まず出かけたのが前日のご夫婦におすすめされたSt.Mary's Cathedral。
「とってもきれいな教会で、中にも無料で入れますよ」と言われてたのですが、期待をはるかに上回る見事な教会でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/eb/12a227581728f615695aa2bdcc9e720a.jpg)
イギリスに来ていろんな教会を見ていていつも気になっていたのが、多くの教会の横に作られている小さい部屋。
時々「Lady Chapel」みたいな名前がついているので、「男女差別が厳しかった時代の遺物かな」みたいに思っていましたが、前日に訪れたCanongate Churchで係りの人に聞いてみたところ、
「あそこは静かな祈りの場所。戦争で亡くなった人のためにお祈りする場所で、よく夫や息子を亡くした女性が来るから、「Lady Chapel」と言われることもある」とのこと。
一つ賢くなった瞬間でした。
ここ、St.Mary's CathedralにもLady Chapelがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/62/6e292ad7316cfe800d0bf9019cb75335.jpg)
さて、この日の目標は前日のAdam Smithさんのお墓に続いてDavid Humeさんのお墓を発見すること。
ちなみに、Sakuraは興味がなかったようで載せてくれませんでしたが、アダム・スミスさんのお墓はCanongate Churchの敷地内にひっそりとあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/55/8721f800e1cc93fcbada832a3d048b63.jpg)
Renは不勉強にも存じ上げなかったのですが、夭折した詩人、Robert Fergussonさんの銅像&お墓もここにありました。
Edinburghはスコットランドの文化の中心地だったようで、いろんな詩人・文学者がここで活躍していたそうです。(ガイドブックによれば。でも、Renは文学に疎すぎてほとんど知らない。。)
閑話休題。ヒュームさんのお墓はCalton Hillの近くにある、という情報をどこかで入手したため、とりあえず行ってみることにしました。
われらがRobert Adamさんが設計したNew Townを雨の中歩いて行きました。
(あ、「われらが」といっても、別にManningtreeの人というわけではなくて、Manningtreeの隣街のMistleyにあるきれいな建物(Mistley Tower)を設計した人ということで親近感があるだけです。)
普通のオフィスがこんなビルに入っていて、興味深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/16/71d28bfb2feb5c67dbb295cd1462fd44.jpg)
歩き疲れて不機嫌になったSakuraをなだめながら坂道を上ってようやくたどり着いたCalton Hill。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/49/6c8472d800bcb70acc865b12304081f9.jpg)
ここからの眺めは相当きれいらしいのですが、天気のせいなのかもともとそこまでではないのか、正直そこまで感動するほどでは…。
建築物からは歴史を感じるのですが、そういう建物があまりにもいっぱいあるからか、若干食傷気味になっていたのか。
Sakuraも書いていましたが、今回、僕たちは予習が足りなくて、一つ一つの建物にまつわる物語をほとんど知らないまま来てしまいました。
こういう観光地に来るときは予習をしっかりしてからじゃないとダメですね。
肝心のヒュームさんのお墓ですが、Calton Hillを歩き回ってもどうしても見つからない。
Hume Walkなる道があったので、どうやら本当にヒュームさんゆかりの場所らしいのですが…。
仕方がないので、工事のおじさんっぽい人に聞いてみました。
「Humeさんのお墓ってどこにあるんですか?」
「…ん?(誰だそいつ?という顔をしながら)」
「David Humeさんです。哲学者で、スコットランドの啓蒙時代の人で、(いろいろ説明)」
「よく分からないけど、そこに事務所があるからそこにいる人に聞いてみな」
事務所の人にも聞いてみました。
「David Humeさんのお墓ってどこにあるかご存知ですか?」
「ここにはありませんよ。ここにはNelsonの記念碑はあるけど。」
「そうなんですか。。ここらへんにヒュームさんのお墓があるって聞いたんですけどねー。」
すると、奥からもっと偉そうな人がやってきて、
「Humeのお墓はここではなくて、道路を挟んで少し歩いて行ったところの「Old Calton Burial Ground」にあります。でも、ただそこに埋められているだけですから…。本当は「Enjoy」(楽しんできてね)と言うところなんですけど、なんていうか…」
とのこと。
そこを目指して歩いてみたつもりだったのですが、薄暗い道をこわごわ歩いて行った先にあったのは、前日にも行ったCanongate Church。あれ??
もう歩き疲れていたので、この日はヒュームさんのお墓めぐりを諦めることにしました。
ヒュームさんと僕との縁のなさを感じた一日でした。
(投稿者:Ren)
byカピバラさん@けーきとーけーinかお
エディンバラ!イギリスの京都みたいなところで、街全体が世界遺産になってるんだよね.゜+.ヽ(*U+25D5∀U+25D5*U+E3A)ノ.+゜.U+266C
ベイズ統計学の始祖、トーマス・ベイズさんの母校のエディンバラ大学で、スコッチウイスキー飲みながら研究生活をするのが夢です(笑)
ヒュームさん、次こそは会えるといいね(´U+25D5U+E3AωU+25D5U+E3A`)
次回のお二人の日記も楽しみに待ってまーす☆♪(U+E51U+1D16U+25E1U+1D16U+E51)♪
でも、そうはいっても、確かに街を見るのは興味深くはありました。坂がたくさんあるところだから若くて元気のあるうちに行ってみてもいいかも♪
エディンバラ大学は4日目に行ってきました。ベイズさんのご出身だったのかあ。探せば銅像とかがあったかもしれないけど、あまり歩き回らなかったから発見してないです。ヒュームさんにはお会いできたのか、Sakura担当の4日目をお楽しみに!(笑)