
やがて師走の時期を迎えようとする昨年の11月頃だったかなぁ?
ブラジル(セアラ州)のサンタナ層群から産出した魚の化石でオキイワシ科のクラドシクルスをUPしましたが、今日はアミア科のカラモプレウルスの話をしたいと思います。
と言うこことで、その話に移りたいところですが・・・・
いったい、そのカラモプレウルスとは何だぁ?
そしてアミアって何ぞや?
と思われることでしょう。
まぁ、このアミアの仲間は地球上を恐竜が闊歩していた中生代のジュラ紀から白亜紀にかけて多くの種類が世界中に生息していたらしいのですが、今となっては世界広しと言えども北米に一種のみが生息するだけのレアな魚になっちやったんですね。
で、そのアミアの仲間が世界中に繁栄していた頃に、その一種であるカラモプレウルスが死んで化石になったものが、👆これなんです。
しかーし!
そのサンタナ層群から産出する化石は世界的にも保存がイイ。
だから先にUPしたクラドシクルスや、このカラモプレウルスなどもそうですが細長い魚の形のまま石(ノジュール化)になっている。
そうなると以前にUPしたクラドシクルスのように・・・・・ 途中から割れやすい

いや、ここでは折れると言った方が正しい表現かな?

と、言うことで・・・・
このカラモプレウルスも輸送中に真っ二つ!

どうする?
でもぉ・・・
このカラモプレウルスを修復する費用は馬鹿にならない上に、今は手掛ける時間もない。
だからじゃないけど今はクラファンで修復資金集めができるまでは暗い収蔵庫で待機かな?👈冗談ですよ

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カラモプレウルス
Calamopleurus cylindricus
アミア目 アミア科
白亜紀前期
Santana Formation
Ceara, Brazil