錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

夏の行事が一つ終わった…

2023年07月24日 | 歴史探訪

まだ梅雨が明けきれぬ九州北部の昨日、福岡県の南部では早くも夏の行事が一つ終わりました。
それが筑後南部と熊本県の一部で行われる夏の風物詩、大蛇山まつり。
その始まりは寛永時代の頃とされ日本神話に登場する建速須佐之男命の神事と当地に伝わる三池大蛇の伝説が上手く融合したものだろうと思う。


そして…
この爺が子供の頃は今のように花火・煙幕だけでなく派手に爆竹が慣らされていて地域ごとに引かれる山車ではお決まりの喧嘩が勃発。
おまけに祭りが終わると大蛇のパーツは縁起物として力づくの奪い合いなることから廃止され、今では人気の各部位は後に支援者へと贈呈されている。


そんな山車の上では踊りながら花火を散らし、下は下でドンチャン騒ぎ。
そこへ殴り合いの喧嘩とくればヤクザ祭りと称されても仕方がない。
まぁ、その頃から比べると今では御行儀良くなりました…ww


よいさぁ!よいやさぁ!
この時ばかりは男も女も囃子に合わせて踊れ踊れ!


しっかし、最近の大蛇は口も光るが目も光る…
そんな怖い大蛇の前では子供の無病息災を祈願する通称『かませ』という行事が執り行われる。


抱きかかえられた子供が大蛇の口へと押し込まれ、その時に子どもが泣けばご利益が大きいとされている。
しかーし!
それは子供にとっては怖いもので、この爺も小さい頃は大嫌いだった。
そんでもって親は横で笑ってたもんね。
だから…
心の中は『なに笑ってんだよ!』って感じですよ。


そんなこんなで今年も爺の孫は… 餌食になった。
だから事を終えると、大人なんて…
大人なんて…
じぇったいに信用なんかするものか!みたいな👀で睨んでた。


そんな厳戒態勢の中で執り行われた大蛇山まつりも昨日で終わり、まつりの各関係者だけでなく警察官やガードマンによる道路封鎖や誘導など本当にお疲れさまでした。
でもぉ…
これで終わりじゃないからな!


えっ!
まだやるの?
ん、来年ね…ww

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