錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

実生のアフリカ亀甲竜

2024年01月12日 | 昆虫・植物

👆こちらは南アフリカに自生するヤマノイモ科のディオスコレア・エレファンティペス(Dioscorea elephantipes)
通称、アフリカ亀甲竜。
そして、この個体は実生の亀甲竜なのですが、昨年の今頃から比べると2㎝ほど大きくなっただけ…
要するに成長が極めて遅い。
おまけにアフリカ原産のくせに冬に成長するという厄介なやつ。
もしもーし、アフリカと言っても南アフリカですよぉ!
ただメキシコを原産とする夏型亀甲竜(通称、メキシコ亀甲竜/Dioscorea mexicana)に比べると育てるのは容易。


そなにこんなで名の由縁でもある亀甲状の大きな玉になるまでは、どんだけぇ〰‼
とは言えオーストラレア固有種のブラックボーイに比べるとイイ方だけど、それでも我が家での成長スピードは年間に2㎝ですから上手くいって2025の春に7.5cmに達し、2026の春になって9.5cm。
と、言うことは…
直径15cmまで達するには後4年ってところかな?

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思い込みとは恐ろしいもの

2024年01月12日 | 昆虫・植物
昨年11月のこと、この爺さんは沖縄県の隅っこ(石垣島)で過ごしていました。
しかーし、これと言ってレアなチョウが飛んでいもいないし、だからと言って大きなウナギを釣ることもしない。
だから日々をダラダラと過ごしていたのですが何時かは内地へと戻る時が訪れるわけでして…
で、ここまで来たのだからと虫友へのお土産にマルバネルリマダラなんぞを行く先々で拾ってました。
そして!
採卵用のスジグロカバマダラやリュウキュウアサギキダラなんぞをGETしていたという訳…
だって、この島への渡航を始めたころは普通種だって喜んで採っていた。
が!
最近では見向きもしなくなった。
だからじゃないけど当時の標本は時の経過と共に色が褪せ、今では見るも無残な標本と化している。
そこで新たな標本に差し替えようと“ド”がつくような普通種であっても積極的に採集し新しい標本を作っているのですが、そのための展翅をしていたら……… ん???


これってリュウアサ(リュウキュウアサギキダラ)ではなくて迷蝶のミナミコモンですよね。
いやぁ… 思い込みとは恐ろしいものでリュウアサとばかり思って採集してたらミナミコモンが混じってましたよぉ。
ただ、自身の手で展翅していたにも関わらず気づいたのは今日… ハズ (/ω\)
しっかし、こんな棚ボタがあるから南の島は面白いんですよね。
と、言うことで…
今年も何かしら面白いものが飛んできくれないかなぁ。

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