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今日の福岡県南部は雨。
それも命に関わる非常事態時に発令される大雨特別警報 (レベル5)ときたものだから半端ない豪雨。
おまけに、そんな豪雨が数日に渡り降り続けているのだから室内の湿度は79%。
たからもう家屋の床を素足で歩こうものならジメジメ、ジトジトとマジで不快極まりない。
そんな梅雨真っ只中のような状況ですが、今日は最後まで残っていた2蛹のメスアカムラサキが羽化を終えました。
それも1頭は完璧なイナリア型で、もう一頭はイナリアへと移行するタイプときたものだから鬱陶しい天気なんて一気に吹っ飛びましたよぉ。
で、この最後の2頭を合わせた集計の結果は・・・・
通常型(ノーマル)が60%でイナリア型30%。
ただ、このイナリア型はメスだけに出現する型なので、その出現確率は30%の半分で15%。
そして更に、その15%にはイナリア型へと移行する不完全なものまで含まれるので、完全体として得られる確率は全体の7%ってところでしょうかねぇ。
要するに雌雄の割合が半々だと仮定して100頭飼育して、その個体群から得られる数は7頭。
但し、これは飽くまでも全てが羽化してきた場合なので、例えば羽化の兆候時にイナリア型の発色が見られても羽化不全で終わることを考慮すると実際は3~4頭も出れば御の字なのかもしれない。
おまけにイナリア型の因子を持ってなければ、いくら頑張っても得られる数はゼロ。
それを考えるとイナリア型をえるには、ある種の賭けみたいなもので厳しいものがありますよね。