錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

地味な化石を二つ買っちゃった!

2015年10月23日 | 石ころ
全く地味な化石のフデイシ(筆石)。
しかーし、実物を見た事ありますか?と問われると、どうですか?
昔は、標本業者(通称、標本商)も、それなりの種類と数を持っていましたが、最近は、ほとんど見かけなくなりました。
もしかすると棚の奥の方にあるのかもしれないけど・・・
まぁ、見ての通り地味な化石ですから、「これ欲しい!」っていう人が少ないのも取り扱いが少なくなった要因の一つかもしれませんが、このフデイシ(筆石)つて化石は、とっても面白い化石なんですよ。
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フデイシ(筆石)
Monograptus sp
時代:古生代・シルル紀
Bardo Syncline,/産地:Holy Cross Mountains, Poland


そして、もう一つはレピドデンドロン(鱗木)化石
先のフデイシ(筆石)化石と同様に地味なんだけど、この鱗状の菱型模様はハッキリ言って、たまりません。
でも、「知る人ぞ、知る!」って感じで、オークションなどに出品されると、結構、高値になるんですよね。
しかーし、探してみるとうおーーーーっ!って感じの標本でありながら格安って“掘り出し物”があるんですよね。
スケールを入れて写さなかったのて、あれなんですけど・・・
鱗片の大きさや彫の美しさなど、状態としてはメチャメチャ良い標本だと思うんですよね。
だから、この二つを買っちゃった。
だって、何回も言うけど安かったんだもーん。
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レピドデンドロン(鱗木の幹)
学名:Lepidodendron sp.
産地:Upper Silesia Coal Basin, Poland
時代:古生代・石炭紀後期



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晩秋の夜桜

2015年10月23日 | 昆虫・植物
ここにUPしている桜は子彼岸桜の園芸品種で、この時期から咲き始めることからジュウガツザクラ(十月桜)という桜です。
また、このジュウガツザクラの花は早春頃まで咲き続けるという事もあて、別名、冬桜とも呼ばれているのですが、このジュウガツザクラの木を今朝、見に行ってみると見事にたくさんの花を咲かせていました。
が!誰も花見をしていた様子も見られない・・・
まぁ、ソメイヨシノの花見にしても花を愛でるだけでなく、そこには勢いって言うのもありますから仕方がないんですけど、こんな時期に咲いている桜も乙(オツ)なものですよ。

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虫屋なんだなぁ・・・ と感じる瞬間

2015年10月23日 | 石ころ
TV番組の「踊るさんま御殿」じゃないけれど・・・
虫屋なんだなぁ… と感じる瞬間。
それが、これ。
今日は、今年、チマチマと集めていた資料(標本)の数がまとまってきたので少しずつでも整理しようと手を付けていたのですが、この整理された耳石を見て、俺って根っからの虫屋なんだなぁ・・・って。
見る人が見れば分かるという、この画像。(笑

そして、その整理された標本の裏を見るとラベルも・・・ そのまんまじゃん!
要は虫が入っているのか、こんな耳石が入っているかの違いだけ。
まぁ、この方法が一番整理するに適してるって事なのかもしれないけど、モロ同じですからねぇ・・・

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