地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「東北新幹線が全線復旧」

2011-04-30 18:56:10 | Weblog
「東北新幹線が全線復旧」


「東北新幹線が全線復旧」、というのを見て、私は(あれっ … ?)と、違和感をもちました。

作業をされた方々には、本当に頭が下がります。けれど…

なにか、早く100%復旧したら○で、少しでも遅れたら×、みたいな、そんな雰囲気がしたからです。

4月末の時点で5割復旧できたらA地区では満点(まずまず)、B地区は、元々あまり破壊されていなかったのだから9割を目指そう、とか。

5割とか9割とかは、A地区、B地区の人が決めれば良い事で、100%復旧を目指して競争、みたいな、そういう事は、本当は必要ない筈…

そりゃあ、道路も鉄道も通信も… 早く復旧するにこした事はないと思うけれど…

人間が主役になっていれば、文句はないです。まず結果を求められるように私は感じたので、そこが嫌なのです。


私が’速く’なったら、「ゆっくり」になる?

「原発を続けるのか,それとも、止めるのか」

2011-04-30 11:37:45 | Weblog
「原発を続けるのか,それとも、止めるのか」


小出裕章・京都大学助教授が、東電が採っている方法に対して、「果たしてどのくらいの効果があるか(疑問だ)」と言われて、その次に、「原発を続けるのか,それとも、止めるのか」
と言われていたと思います。(4/20ごろだと思う。新聞で見ました)

かつて、岡山県と鳥取県の境の人形峠でウラン鉱が見つかって、「世紀の大発見」と脚光を浴び、現地の住民がウラン鉱夫として働いた。が、多くの人々がガンなどに罹ってしまわれた。

その時に小出氏は、親身になって住民と関わってくださいました。その本を読んだり、小出氏が出席しておられる放射能に関する学習会にも、1度だけですが、参加させていただいたことがあります。

私にとっては、小出氏は、「反原発」においては、’神様’のような方でした。

その小出氏が東電が必死の対応ーー最初のころ、初めて外から水を注入するという時にも「効果はスズメの涙ほどだろう」のような発言をされていました。

私は(どうしてこんなに言い方をさえるのだろう)と不思議だったのですが、

「原発をこれからも続けるのか、それとも止めるのか!」(原発は何が何でもしてはいけない! 人類が滅ぶ!)

ああ、これを仰りたかったのだな、と思いました。


(4/26、読売)新聞)

共産党が「わが党の警鐘、聞かなかった」と、原発事故で歴代政権、東電を批判しているけれど、原発を安全に運営するのではなく、「(原発を)止めるのか、止めないのか」!

これを問題にするべきだったと、私自身気付かせていただいた次第です。そうでした。


「原発は安全に運営すべし」とは、共産党らしくないですよね?

「アメリカの軍需産業」

2011-04-25 12:41:52 | Weblog
「アメリカの軍需産業」


『アメリカの巨大軍需産業』 (広瀬隆著、集英社新書)を読んで、私はただ驚愕あるのみ、です。

アメリカ独立戦争の時に,しこたま儲けた人たちがいて、その人たちのネットワークが出来上がり、

何か戦争が起きる度に、軍需産業ーー飛行機/軍艦製造会社/鉄砲製造会社/CIA/ ペンタゴン/政府… 関係の人たちは、ボロ儲けしてきました。

現在も続いています。

冷戦が終わったなら、軍事費も縮小して良い筈ですが、1995年以降も右肩上がりです。

ベトナム戦争の頃(1967~’76の頃)が、1000億ドル/年以下、です。
1995年が、2600億ドル/年。以後、右肩上がりで、
2005年が、3300億ドル/年です。


軍需産業を取り仕切っているネットワークがあり、その仕事に従事している人たちが何万人といます。武器が売れなくなると、この人たちの生活が成り立たなくなります。

そこで今では、外国に売りつけています。

民族対立で紛争が起きるというのは、

P.16
「これまで銃器メーカーは、52ヶ国への銃器販売に成功し、M16ライフルや機関銃のように、撃ち方を1度習えば、誰でも使える銃器を氾濫させてきた。

紛争地帯のグレナダ、ハイチ、レバノン、パナマ、ソマリア、インドネシア、ナイジェリア、ウガンダ、ザイールなど、いずれも、何千、何万という人たちが殺された国に、700万丁以上のM16ライフルが売られたのである。

紛争地では、異なる部族と部族、異なる民族と民族が戦っているように見えるが、アメリカ製ライフルや機関銃が、旧ソ連やその他の先進国の銃砲と対決しているというのが実態であった。

その銃器を与えられたソマリアで紛争が起きると、紛争を鎮める為と称して、アメリカは大掛かりな国連PKO(平和維持作戦)部隊を派遣した。」
                               (引用終わり)

またこうも書かれてあります。

P.20
「世界には難民があふれている。原因は地域紛争にある。そには洪水のように銃砲と弾丸が供給されてきた。どこからか。アメリカとヨーロッパの先進国からである。

打ちひしがれた難民に対する人道支援を行う輸送機も同じ軍需メーカーの製品だ。恐ろしいメカニズムと言わなければならない。

アフリカなどの紛争国には弾丸を量産する能力は無い。

民族問題を論ずる前に、なぜ紛争の現地で使われていた兵器と武器のブランド名を先に見ないのか。」
                            (引用終わり)



私は多くの兵器ーー人殺しの道具が生産された原因は、「あなた(がた)は、我々に従いなさい」、というやり方だと思っています。

例えば、キリスト教徒が「神の御名によって」という言葉を非キリスト者に対して言ったら、これは、「あなたも神、イエス・キリストを信じるべきであり、信じたならば、神の御加護を受けられるでしょう」ということ。

平たく言えば、「キリスト者はキリスト者のやり方を非キリスト者に対しても押し付けます」という事になると思います。

キリスト者が非キリスト者に対して「神の御名によって」と言われなければ良い、と思います。(それなら立場が平等だと思います)

非キリスト者は「イエス・キリスト」と言われても、分からないから、「私はそんな神様は存じません。結構です(必要ありません)」と言われたら。そこまでじゃないですか。

そうなると、キリスト者は、(イエス・キリストを)信じない人の手を切ったり、足を切ったりしたんですよね。そういうやり方はいかがなものか、と思います。

日本人が、日本以外の国へ行って、「日本式のやり方をせよ! まず、そのことありき!」と言ったら、争いが起きるでしょうね。そんな感じだと思います。


私はユダヤ教徒から「ユダヤ教を信じなさい」と言われた事はないし、イスラム教徒からも、無いです。キリスト教徒だけが悪いという事はないのだろうけれど、「初めに自分たちのやり方ありき」という方法が、キリスト教の社会であろうが、どこであろうが、良ろしくない=争いの元になっていると思います。



「アメリカ」

2011-04-23 18:45:24 | Weblog
「アメリカ」

米国は、世界の富をほとんど独り占めし、なおかつ、世界の人口を減らそうとしている。(原発もそうだろうし、遺伝子組み換えの研究は、新しい兵器を作るためだろうし、AIDSや、サーズや、鳥インフルエンザも疑わしいと思う。


他国の人間が死のうと、哀れみを持たないと思う。


米国って、何て国なんだ、と思っていたら、米国が独立する前、ヨーロッパでのやり方を米国も踏襲していた、という事を知って、私は、??、分からなくなっています。


アメリカの独立宣言は、1776年。
フランス革命は、1789年。

フランス革命って、何だったんですか?

「やり方が分からない?」

2011-04-21 18:27:23 | Weblog


「やり方が分からない?」


いつの新聞記事か分からないのですが、「仮説住宅に老人ホームでしたか、保育園でしたか、を併設する」という記事があったと思います。

私は(良い事だなあ)と思ったのですが、規模というか、最低基準のようなものも示されていたように思います。それを見て、(この基準内にないといけないのか)と思ったのです。

政府側は、良かれと思って、していると思います。それは分かる。

私が知りたかったのは、住民からどういう要望が出て、それに対して政府がどのように応えて…  この記事の基準まで行き着くのに、どういうやり取りをしたのだろう、ということです。

政府側が一方的に、大体このあたりが妥当だろうという事で示したのならば、今度は住民側から、どんな反応があるだろう? と思うのです。住民はOK.なんでしょうか?

この途中のやり取りがあまり存在しないんじゃないかな、と思うのです。

木で鼻を括ったような反応が返ってきた時には寂しくもあり… 今ふと思ったのですが、  やり方を知らないのではないか?… 


私は自分の言いたいことを文章に書いてみる、という事が許されているけれど、それが許されない状態に置かれている人も、大勢おられるのではないか?

「あの人は話をちっとも聞いてくれない。理解してくれない。不親切な人。」ではなくて、あの人は、「聞いてあげ方が分からない」のではないか?


ならば、「こういう感じで聞いてあげたら、良いですよ」と、教えてあげたら良い訳ですね。(例えば、時々頷きながら聞く、とか。その人が言われた通りを繰り返してみる、とか。(「その時、どう言ったら良いか、あなたはお分かりにならなかったのですね」とか、「そう言われてあなたは腹が立たれたのですね」など)

「伝え方」の’虎の巻’があれば良いのかな…



(4/18、読売新聞)

『医療ルネサンス』に「てんかん」が取り上げられています。
てんかんの人が発作を起こして倒れたら、何も知らなかったら、周りの人は驚き、焦りますよね。

(引用始め)
「全身の痙攣が10分以上続くなどの時は救急車を呼ぶが、多くは自然に終わり、元の状態に回復する。

一概に(学校から)帰宅させる必要は無い。痙攣で倒れたら、周囲の危険物をどけ、上着などを頭の下に敷く。

収まったら、吐いた物が気管に詰まるのを防ぐため,横向きに寝かせる。

教師の態度は児童、生徒に影響する。落ち着いて対応し、発作は本人にもどうしようもできないこと、普段は同じように生活できること、などを伝えていく。」
                           (引用終わり)


これだけ前もって知っていたら、発作を起こされても大分落ち着いて対処できるのではないかな、と思います。

こういう知識を伝えていく(例えば、白い杖を持って歩いていたら(盲目の人)、いきなり体に触るのではなくて、まず、「何かお手伝いしましょうか?」と声を掛けてください、とか)、という事もしたら良いかも分りませんね。


私がこれを書いた理由は、

米国は他国の要望を受け入れることをしない。(米国が支配する)、と思うのですが、それは、「受け入れ方を知らない」からではないか? と思ったからです。

米国は(欧州は)、平たく言えば、「海賊国家」だったそうです、歴史的にずっと。(→*)

だからまず、「獲物を奪う」。まず結果なのですね。

そういうことなら、奴隷貿易も植民地支配も、理解できます。

大航海時代~とすると、約500年の間、そういう行動パターンだった、ということですね。

これから獲物を盗るという時に、相手の要望なんか、頭に中に無いでしょうね。




(*)
(『米国エリートの黒い履歴書ーー秘密結社、海賊、奴隷売買、麻薬』  スティーブン・ソラ著、三交社)

「アメリカにビジネス帝国を築き、一族の財産を積み上げてきた秘密結社のエリート組織は、自らの歴史を見事に隠してきた。今は、わずかな不注意でも公職を失いかねない時代だから、それと比べると,建国の父とその組織にまつわる汚い背景や一族の歴史は驚くべきものだ。私たちは、奴隷貿易業者やアヘン商人の名を冠した大学を受け継いでいる。犯罪で富をなした家系の大統領や政治家をあがめている。応援している企業にしても、創業者のほとんどは不法な活動で富を手に入れた連中だ。

アメリカにも貴族に相当する名門家系があり、その多くが先祖代々伝わるクローゼットの中に、現代の組織犯罪者が天使に見えてしまうような秘密を隠している。彼らはつまらない馬泥棒や、いんちき薬のセールスマンや、鉄道で町から町へと渡り歩く詐欺師などではなかった。

こうした建国の父たちは百万の富を築いた。彼らの遺産は子々孫々へと受け継がれ、今もその末裔が、その富を、その権力とともに享受している。その権力は自らが作り上げた組織によって保護されて、将来の利益分配を保障する。このシステムは、不法に手に入れた利益と権力のお陰で永久に不滅なのだ。

誰もが新しいスタートと新しいチャンス、そして、平等な機会を与えられる筈のアメリカなのに,独立後になって劇的に貧富の差が拡大したのは、妙なことに思える。しかしこれは偶然でもなければ、勤労の成果でもない。ヨーロッパから受け継がれた秘密組織がネットワークを築き、自分たちの成功と権力を確保した結果なのだ。ヨーロッパで数百年前に創設されたのと同じ秘密結社が、ごく早い時期から各植民地に輸入されていたのである。」
                              




「米、予算通過」

2011-04-20 19:44:30 | Weblog
「米、予算通過」

(4/10、読売)新聞)

10日前の記事ですが、「米、予算大幅削減で合意」、「与野党、政府機関閉鎖は回避」という見出しでした。

私はこれを読んで(米議会の事は何も知りませんが)、与党と野党が攻撃合戦をする場面が思い浮かびました。

御節介ですが,攻撃合戦は米国にとって損(大損)だろうなと私は思っています。

思うに、米社会では「攻撃されるのは嫌だ」と言えないのだろうと思います。「乗り越えて生きるのこそ、すばらしい生き方です」、というふうに指導されるのではないかと思う。

いらぬ横槍か知れないけど、入れさせていただきます。米国では、誰にとっても辛い事はーー例えば攻撃合戦とか(私は辛いだろうと思う)/、太っているとか、/気持ちが晴れない、モヤモヤする、ウツのような状態になるとかいう事は、自力で乗り越えなさい、というふうに扱われるのではないかと思う。

(太っている人は、異句同音に「寂しい」とか、「ストレス」という言葉を口にしているらしいが、そのことを聴いてくれる人はいないらしい。)

ウツのような状態になった時には、「薬」、薬を飲めばスッキリする(ウツになるのは、カロトニンやノルアドレナリンが減少しているから。ならば、それらを増やせば良い。それには、SSRIという薬(一般名はプロザック)を飲めばよい。「薬を飲んで、(ウツから開放されて)幸せになりなさい」という記事さえあったそうだ。(1990年、ランセット)

米国では、誰にとっても辛いことを、「辛い」と言えないのだ、きっと。

米国の、この(辛い事を「辛い」と言えない)やり方が、グリーバル化していっていると思うから,生きにくさ…   いや、ここでは置いといて、

冗談じゃなくて、私はアメリカ人に「攻撃合戦はお止めなさい」と言いたい。「お互い、傷付け合うだけでしょう」と。


こういうのは、どうですか?

「米議会の模様を、オリンピック並に、世界に放映して(ネットが良いと思う)、見てもらって、米国以外の見てくれた人に対して、1時間に付き100円とか、払う」。

・世界中の目が見ているのだから、そうそう攻撃ばかりもできまい、と期待する。
・時間を提供するのだから、米国がお金を払って欲しい。
・もし、「攻撃合戦」ではなくて「話し合い(会話のキャッチボール)の方法を会得できたら、10兆円でも、20兆円でも元は取れる筈。
・1時間100円でも、物価の安い国にとっては大金で、1日1ドルで暮らしているような人からすると、助かると思う。



アメリカという国は、平たく言えば、「海賊国家」なのだそうだ。

話合いをして合意の上で、次の課題に取り組む、と言うのは、おそらく、自力では無理だ。(そんな事をやっていたら、海賊家業にならない) だから、世界中の人に見てもらって、どさくさにまぎれて、エイッとやっちゃえ! 「いつの間にか攻撃しなくなってた」って。

「廃炉にする方法」

2011-04-20 16:23:57 | Weblog
「廃炉にする方法」

スリーマイル島やチェルノブイリの原発の事故があって、今は、「一応静まっている状態」であるらしいです。

廃炉にできるのはいつなのかは、両者とも未定とか。

原子力発電所を廃炉にする方法は、世界のどこもまだ開発していないらしい。

日本がやろう。何が何でも廃炉にできる方法を見つけて,--原発で事故が起きれば、事実上お手上げなのだから(実際に作業されているかた、住民との交渉に当たっておられるかた等には頭が下がります)、環境にだって多大な影響を及ぼすのだから、こんなに金の掛かる事はやってられない、という事にどのみちなっていくだろう。1年に1基ずつ廃炉にするとして,元は取れないか?


空気中、水中の放射能汚染には、炭、または納豆菌はどうでしょう?

木の枝を折って水に浸けておいたら,この冬中枯れなかったので、何かの木の枝や葉を煎じた液をスプレーするとか。

緑茶はどうですか?


土中の放射能は、植物を植えてみる。

葉(有機物)を分解してくれるのは、ミミズや、小さな昆虫や、虫や、バクテリアや、きのこの菌(胞子?)などだそうです。

チェルノブイリの進入禁止区域にも,小動物や微生物がいるでしょうね、きっと。私だったら、研究の為であれ何であれ、進入禁止区域に入るのは、1人1回10万円くらいの入場料を取って、お金儲けをしますけど…。


稲の作付けができない、とありました。

被災地に何でも良いから栽培していただいて、バイオ燃料にするとか。

「原発ーーデータを集める、他」

2011-04-17 17:36:13 | Weblog


☆「原発ーーデータを集める」

ふと思ったんですけど、福島原発事故は、世界経済の懸念材料になったりして、叩かれているけれど、私は今のうちに、できるだけ詳しくデータを集めておくべきではないかと思いました。

今世界には、原発が500基以上あるそうです。

1年に5基ずつ故障するとしたら、大変なことになります。もしかして、データが必要になるのではないかと思ったんです。

日本は、(世界のために、ぐらいの気持ちで)できるだけ詳しくデータを集めるべし!(←私の愚見です)

こんなデータは要らんわ、と言われるぐらいで良いと思います。





☆「「がんばろう、東日本」、じゃない」

今日(4/17)の読売新聞、「『編集手帳』を読んで泣けました。
(抜書きさせていただきます)

「避難所になった岩手県の高校を取材した際、最初に目にしたのは、ボランティア活動に精を出す生徒たちの笑顔だった。炊き出しやトイレ用の水汲みや、駐車場の交通整理など…   このうち、10人は家族の行方が分からない。…

「昼間は気丈に振舞っていますが」副校長は硬い表情で、「夜、独りになると真っ暗な校内で突然泣き出すんです。」

… 記者は、「せめて、俳優、西田敏行さんの「どうか、一人の時間を作って、思いっきり泣いてください」の言葉を届けたい」と書いておられます。


被災者は、十分頑張っておられる。「がんばろう、東日本」じゃなくて、「ゆっくり行こう、東日本」でどうでしょう?


「日本の地震と… 」

2011-04-16 20:07:14 | Weblog
「日本の地震と原発事故が、世界経済の懸念になっている」


ラジオで、「日本の地震と原発事故が、世界経済の懸念になっている」、と言っていました。

福島原発事故の深刻度が、レベル5→6→7へと上がっていった時、この事を発表した機関は、「日本が原発事故を起こした。日本が悪い。」のような対応だったと思います。(レベル6になったら、例えばこういう事をしたら良いとか、日本の事故の場合には、こういうやり方がある、などは示されなかった)

今回の、「世界経済の懸念になっている」。これも、’上から叩くだけ’だと思います。
このやり方こそ、原発よりも恐い!! と言いたいんだけど、届かないだろうな。


昨日(4/15)の山陽新聞の『滴一滴』に、

「(脚本家、渡辺あや氏は)事故の対応に追われている人を安易に責めないことが大切だ、と指摘。傍観者が怒りをぶつけるのは、非常に配慮に欠けた振る舞い、と批判する」と引用している。

この引用だけでは分かりにくいと思いますが、渡辺氏は、傍観者が怒りをぶつけるよりは、「一緒に見守ってくれるほうが、時には、助け船を出してもらえたら、される側にとってどれだけありがたいか!」、これは私の言い分ですが、渡辺氏は柔らかい文章で書かれていた。私はその文章が載っている新聞があるというだけで(私はその紙面を引き抜いて、しばらく見える所に置いていた)、お腹がホカホカ、暖っかくなるような感じがしたんですよ。

米国人は、「攻撃してこそ、何ぼ、」と思っているのかも知れないが、それは、違う。安易に怒りをぶつけられないのは、良い。…

と、米国を批判するようなことを書いても、無駄であることに私は気付いた。

…何が言いたいかというと、「行動パターン」が違うんだということ。

これからのポイントは、私に言わせれば、「行動パターンを変えましょう」です。



○曽野綾子氏の書かれているのを読むと、私はいつも目から鱗が落ちる思いがします。

(4/)9、読売新聞)

「私は長く海外援助活動に関わり、アフリカなどへ度々出かけるので、日本は夢のような国だと思っていた。電気や水が絶え間なく供給され、交通や通信がいつでも使える。多くの国に比べれば,汚職や権力の乱用もないに等しい。」

「欲しいと思えば、何でも手に入る社会は、異常社会だ。」

「政治家は、安心して暮らせる社会を作る、と言うが、そんなものはあり得ない。老年世代までが、政治家のそんな言葉を信じていた。政治家も有権者も、自分の頭で考える事をしなくなっている。

…震災後、政府の不手際や東京電力の失敗はあったかも知れない。しかし、犯人探しをしても仕方がない事だ。現在のシステムは複雑で、総合的に見ないと、日本は復興に向かって歩き出せない。」   (後略)
                          (引用終わり)

曽野氏は、「電気や水は止まるものだと思っているから、普段から瓶に水を取り置き、炭、火鉢も床下に保管し、カセットも常備」しておられるそうだ。

なるほど。 は~





私も、ずっと疑問に思っていた事があります。ぶつけても良ろしいですか?

「どうして経済は、いつも、儲からないといけないのですか? 経済成長がプラスでないといけないのですか?」

儲かったら、今度は損をするんです。そうでは、ないのですか?

柿の木なんかは、今年、熟る年だったら、来年は熟らないのです。

損益を、目の敵のようにしてませんか? どうも納得できません。(損益より利益の方が良い、それはそうですが)



「原発事故」

2011-04-16 09:41:12 | Weblog
「原発事故」

(私の案です)

・土壌汚染の浄化
放射性セシウムは、土壌の表面から深さ5センチ、深くても10センチくらいまでの所に留まるそうなので、そこに、放射能を吸収してくれるアブラナ科の植物を植える。

半径20km以内の、放射能値が低い所からしていってもらう。(避難する農民に協力していただくのは、無理か)


・空気中の放射能は、炭に吸着させるのは、無理か?

・酪農家には、今まで通り牛や豚を育てていただき、出荷する代わりに、政府が買いとて、放射能値を測る。




「瓦礫の処理」

4/15、読売新聞に「瓦礫の中から配線コード(銅線)を取り出している男性がいた」という記事がありました。(全文→*)

私は、
・銅線が要る人、どうぞ。
・鉄が要る人、どうぞ
・プラスチックをもって要ってくれる人、どうぞ
・泥(泥状の物)を持って行ってくれる人、どうぞ
・木片を持って行ってくれる人、どうぞ
・バッテリーの要る人、どうぞ、

等々、取りに来てもらったら、どうかと思います。
「タダであげます。ただし、争い事が起きても、当方は関知しません」の条件です。


いや、適切な仕組みを作ったら良い、作るべきだと思います。


(*)
南三陸町の仮置き場、「黒潮グラウンド」では、両手でカッターを操り、がれきの山から電気の配線コード(銅線)を取り出している男性(85)がいた。

丘の上の志津川小学校の避難所から来たという。

「宝の山だよ。石川五右衛門だな」。16世紀の伝説的盗賊の名前を出して笑い、「車にいっぱいの量で2万~3万になる。どこに持って行くのかは、言えない」と話した。

銅やアルミなどの金属を目当てに他県の人たちが被災地入りしている、との情報もある。

「地元の雇用創出」との関連で語られる震災廃棄物処理事業だけに、被災地に利益が還元される、適正な仕組み作りも必要だ。



「「それ以前の日本」に戻すな」

2011-04-15 20:42:49 | Weblog
「「それ以前の日本」に戻すな」


・堺屋太一氏が「「それ以前の日本」に戻すな」、と言われていました。(4/12、読売新聞)

「復旧」とは、「災害前の施設を再現すること」(予算が100%付く)

ところが、より良い施設にしようとすると、「新たな財産の取得」とされるから、査定を受けなければいけない」そうです。

それを、「復興院」を新設して、一括して任せよ、と。



・池澤夏樹氏が (4/13、読売新聞)

「地震と津波は多く奪ったし、もろい原発がそれに輪を掛けた。その結果、これまでの生活の方針、社会の原理、産業の目標が、すべて変わった。…

これまで我々は、あまりに多く作り、買い、飽きて捨ててきた。そうしないと経済は回らないと言われてきた。これからは別のモデルを探さないといけない。」

と言われていました。

私は(なるほど)と思い、自分が変えられるような思いがしました。



・菅首相が、ラジオで「元に戻すのではなく、新しく創造するべきだ」、という内容のことを言われていました。


その通りだと思いました。



以下は、私の拙文です。

「避難所で、トイレが汚れているとかで、手洗いができなくて、衛生状態が悪くなる」、という記事を読んで、私は何か違和感を感じ、「ギャー」と叫びそうになったんです。

トイレが汚れているからではなくて、 …  整理すると、

トイレが汚れることは、まま、あるだろう。(望ましいとは思わないが)

手を洗わなくて物を食べることもあるだろう。(私はいい加減なので、こういうのはストンと納得できる) それなのに,なぜ清潔でないといけないんだ?、と思ったのです。

「初めに、清潔であることありき」、じゃ、ないよ! と思ったんです。

O157の食中毒が起きて大変なことがありました。死者も出ました。けれど原因の一つに、日本人が清潔になり過ぎていた、と言われていた方がいました。私はそれを思い出して、(避難所では(何かが起きた時には)、清潔が保てないこともあるのだから、そういう時には、少々不潔の中でも大丈夫なように、普段から何とかして抵抗力をつけておかなきゃ、いかん)、と思いました。

アレルギーというのは、例えば卵を食べると、卵は異物だと体が判断するんですよね。これも、清潔過ぎるから、と言われていた方がおられませんでしたっけ?

普段からゴミとかも、ちょっとくらい食べていると、ゴミは体にとって異物だけれど、処理できる、抵抗力ができるんですよね?

そこで、私の結論は、「時には食べ物を落として、落ちたのを拾って、ゴミをパパッと払って食べる」、です。

どうでも良いことのようですが、「初めに清潔であること、ありき」は、初めに結論が決まっているのです!

それが、違和感なのです。(ギャー、と感じるところ)


「清潔にできない時もある。野生を取り戻そう!」
     ↑
  間違っていますか?     

「支援金を」

2011-04-14 14:17:28 | Weblog
「支援金を」

1、「支援金を」

(4/13、読売新聞)

笹川陽平氏が「ボランティアに「支援金」を」という題で書いておられました。

「義援金」=見舞金の性格が強く、被害に応じ、被災者に直接配分するのを原則とする。

「支援金」=NPO、ボランティアの活動を支える資金。

「大胆に言えば、義援金は災害地で活動するNPOやボランティアの支援に当てた方が、被災地の早期救済に役立つ。「一刻も早く被災地へ」と願う募金者の善意にも適う。」

と書いておられます。なるほど。そうなんですか。




笹川氏は、3/18、山陽新聞で、越宗孝昌氏、山陽新聞社社長との紙上対談の中で、

「豊かな社会、次世代に」というテーマで、

「広い所が避難場所になると思われがちですが、本当の適地は、水分を多く含む常緑樹のある空間。元々緑豊かな日本は、樹木の大切さへの意識が希薄で、都市計画でも電線や電柱を残すため、木を伐採してきました。落ち葉の管理に困る、見通しが悪くなる、との声も聞きますが、一番大切なのは命であり、本質を見誤ってはいけません。」

とも言われています。そっか。これも納得です。

ありがとうございます。




○「日本産の農産物や工業製品に放射能が含まれている」

輸出先から、「○○べクレルの放射能が含まれているのか、測定値を書いてほしい」と言われたそうです。

私は、日本に企業にとっては、手間が掛かって大変かも分かりませんが、測定値を書いておくと、基準値よりも下ならば、日本はこれだけ安全に気を配っている、ということの証明にもなると思うから、日本側にとっても、都合が良いのではないかと思いますが…



○「がんばろう’西’日本」

「がんばろう’西’日本」、というのを、目にしました。私は(ン、’西’日本?)と思いました。

私は西日本に住んでいて、言われてみると、「頑張らないといけませんよ、西日本の人たち」と言われているようで、何となく(いやだなあ)と思いました。

そこで私だったら、「私も一緒です」の方が良いなあ、と思いました。

「レベル7」

2011-04-13 18:39:43 | Weblog
「レベル7」


福島の原発事故の深刻度が「レベル7」になりました。

放出された放射性物質の総量によって決まるそうです。


レベル5→6→7 とされて、私は、日本人として、現場で働いて下さっている方々に頭が下がる思いでいるから、レベル○だろうが、放射能の害をできるだけ少なくできるようにもって行って欲しいです。


福島原発事故は、初めから深刻だった、レベル7相当だったのだ、とか言われても、(言われた側は、そう言われたことによって)何をして良いか、分りません。パニック気味になりそうになります。


(4/13、読売新聞)

ロシア国営原子力企業「ロスアトム」評議会メンバーのワレリー・メンシコフ氏が

「水素爆発を防ぐ窒素注入や、高濃度汚染水の移送など、現在行われている対策は正しい」と書いてくださっています。

福島原発事故に対して非難轟々の中、1つでも、「今行われている対策は正しい」というのがあると、私は何か救われる気持ちになる、というか、気持ちが落ち着けるような気がします。

「海洋汚染がどこまで及ぶかは、放射性物質の組成次第だ」そうです。

「土壌汚染についても、どの放射性物質かを突きとめる必要があ」る。そして、「日本は情報公開せよ」、と仰っています。

そうなんですね、まだこれからですね。ありがとうございます。

「「越えない」こと」

2011-04-13 18:13:19 | Weblog
「「越えない」こと」


前回の続きですが、米国は、日本の事に口出しして欲しくないです。原子力発電所を作るか、作らないかは、日本が決めたい!

どうしてなんだろう? と考えていたら、

クリスチャンで宇野正美という人が、「イスラエルには、「ユダヤ人」と称している人に2種類あって、… 云々」と言われていました。…  

結論は、「そのことを知って、自分は、ユダヤ人を許せなくなりました。」と言われていました。

私は、(クリスチャンだって、植民地支配の先兵となったんだし、’過ち’なら、ユダヤ人もクリスチャンも、みんなするさ)と思いました。

そして、我が岡山県の倉敷市にある「大原美術館」の絵画の修復をしている人が、「越えないこと」を言われていたなあ、と思い出しました。

「修復するときに一番気をつけていることは、「(原画を)越えないことです」と。

できるだけ原画に忠実に修復できたら、ベストだそうです。たとえば、原画は淡い感じの色使いなのに、自分がハッキリした色が好きだからと、どぎつい色を使ったら、原画が台無しになってしまいますよね。

まず、原画全体を見て、どういう雰囲気の絵、という感じをつかみ、全体に調和するように修復するところを埋めていく。自分(修復者)がその上に何かを描く場合には、あくまでも全体に調和していることが最優先で、「出過ぎないこと」が鉄則なのですね。


宇野氏は、ユダヤ人を許せないから、宇野氏がユダヤ人を罰するのですか?

罰することや裁きは、神に任せよう!

ユダヤ人の事は、ユダヤ人に任せよう。(仮に、イスラエルのユダヤ人が間違っていたとして、どういうふうにするのかは、ユダヤ人に任せよう! と思う)


キリスト教徒のことは、キリスト教徒が決めたらいい。
ユダヤ教徒のことは、ユダヤ教徒が決めたらいいじゃないか、と思う。

キリスト教がユダヤ人の事を、どうだ、こうだ、言うのは、アメリカが、「日本はこうすべきだ」と言うのと同じ様だと思う。

クリスチャンよ、分を越えるな!

日本の事は、日本人が決めたい! だから、ユダヤ人の事は、ユダヤ人に任せよう!

「原発震災」(2)

2011-04-12 14:57:01 | Weblog
「原発震災」(2)

「原発震災ーー人類と技術の限界」

再び、米戦略国際問題研究所、シャロン・スクアッソーニ女史にご登場いただきます。(4/9、山陽新聞)

(<>内は私が考えたことです)

1、「核の事故には、戦争と同じように(予見・予測が不可能)、’霧’が付きまとう。」  <核の原料であるウラン、プルトニウムは、それほどに危険な=予見・予測が不可能な物質であるという事が、前提になっている>

2、「米スリーマイルアイランド原発事故でも、炉心がどこまで溶融していたかを当局が知るまでに何ヶ月もかかった。」   <核の事故は予見、予測が不可能なのだから、米国スリーマイルアイランド原発事故で、どこまで炉心溶融していたのか、に時間がかかったのはやむを得ない事だった、と読める。>


3、「原発施設(の建設、運営)を許可する政府に、大衆に対し原発のリスクと利点を教育する責任、また、核廃棄物問題の真の解決策を見つける責任がある。」   <世界のウランを扱っている3大企業には、それらの責任はありません、ということですね。>


4、エネルギー自立の確保を図るという非現実的な路線模索のために」  <エネルギ-自立の確保は非現実的だ、という事が前提になっていると思う。>


5、(4と5は続いている)
 「使用済み燃料の再処理を行うことは、財政面、環境面、そして(核物質の防護、保全を意味する)核セキュリティの面においても著しいコストをもたらす。」   <4,5より、エネルギー源には、核しかないのだ、という事が前提になっているような印象を受ける>


6、「日本が将来のエネルギー政策を塾考する中、真に持続可能でコスト面でも大衆に受け入れ可能なエネルギーを目指し、豊富な情報量に基つ゛く決定と合理的な行動をとる時期に来ている」   <パッと読んだら、「日本が… 決定と…  行動をとる(べき)時期に来ている」と読めるんですけど、よく読むと、

「日本が… 塾考する中」←「日本が塾考しているのと平行して」、という意味でしょう?

「真に持続可能で… をめざし… 決定と…  行動をとる」の主語は何ですか?  英文にしては珍しい、主語がないよ。(It とか、We?)



私が思ったこと

・筆者は、原発を進めようとする米国にとって都合が良いことばかりを書いている。

・ウランやプルトニウムが、事故が起きたら予見・予測ができないほど危険な物だという事が分かっているなら、発電するのに、何もそんな物を使わなくても良かろうに、という事は、誰でも皆考えると思う。けれどもこの筆者はそういうことには触れていない。→そういう事に触れたら、「米戦略国際問題研究所」員でいることができなくなるのだろう、と私は想像する。

つまり、「米戦略国際問題研究所」員でいるからには、米国の原発推進にとって都合の悪い事を考えたり(考えても良いが)、外部に向かって発信することは全く許されていない、のだろうと思う。

このあり方ーートップに全く逆らえない、トップに従順な人しか存在を許されない、というやり方は、どこかで見たようなことがあるような…

そうだ、オーム真理教だ。信者が、教祖、麻原に従順でいる間は良い。疑問や反感を持ちだすと、麻原は何が何でも、もてないように、たとえば、より困難な修行を強いるとか、電極版や薬品を用いるとか、した。

両者の構造がそっくりだと思った。


6、の書き方は、ズルイよね。一見、この筆者は日本人かと思う。「日本が… 決定と行動をとる」べきだ、と思える書き方をしているのは、米国人なのだ。

「米国が、日本を支配しているのだぞ」という事を深く印象つ゛けられるに十分だと思う。


日本が、日本人らしいやり方で、日本人が日本についての決定権があるなら、この震災だって乗り越えられる思う。(あっても、なくても、皆さん頑張っておられる)

つまり、福島県の事を、福島県の人が決められないのだ! どこかで折られてしまう。(原子力発電所が作られているように)

だから、一方で「アメリカよ、それは、越権行為だ」と言わなきゃいけない。もう一方で日本の事を進めて行かないといけない、と思う。

どうしてなんだろう?(→次回)