地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「中国とアフリカ」

2010-12-27 19:59:00 | Weblog
「中国とアフリカ」

中国とアフリカとの関係は、すごい(とても強い)らしい。

中国は「世界の工場」になって、その中国がアフリカを援助して、アフリカにもどんどん工場や道路やダム等が出来ているらしい。

2006年4月、ナイジェリアのオルシェグン・オバサンジョ大統領は、胡錦濤主席への挨拶で、「中国に世界を指導してほしい。そうすれば我々はその後をしっかりと付いて行く。月まで行くと言われても、付いて行く。手を携えて共に行こう。」と述べている。

中国がアフリカを支援して、私は中国を応援したい。

「応援」というのは、--私が気になっている事は、「中国人は謝らない」という事。これは文革の後遺症だと思う。

文革の時に、「自分がやりました。すいませんでした。」と認めたら、吊るし上げで、暴力を加えられて、死んだ人もいた(多かった)のだ。それがいかにすごかったか、という事もあると思う。

だから中国で「文革」について、堂々と話せるようになればいいな、と願っている。

他国のことは、すぐ分かる。日本人こそ、過去を封印したまま、の人が多いと思う。戦争(大東亜戦争)の事を思い出したくない人も少なくないのかも知れない。

嫌なら、言われなくていい。もし、「やっと言えた」とか、「言ってスッとした」のような人は、聞かせていただきたいと思う。

まずは日本人から。「応援」とは、そういうことです。

「アメリカの老人ホーム」

2010-12-26 08:48:26 | Weblog
「アメリカの老人ホーム」

「アメリカ人にとって最大の恐怖は、「老いて痴呆になってナーシングホームに追いやられる事」だそうです。 (『「痴呆老人」は何を見ているか』 大井玄著、新潮社)

アメリカ社会では、自立性を失う事が即、死を意味するのだそうです。

1986年に米、ナーシングホームで息を引きとった人は、入所後、
1ヶ月以内は、全体の1/4
6ヶ月以内は、全体の1/2。

1986年というと、今から四半世紀も前なので、そのまま比べる事は出来ないと思いますが、「入所者(高齢者)の、苦痛を軽減する事のみしか、行われていない」。

例えばーーここからは私の想像ですがーー、食事を30分掛ければ食べられるところを、15分くらいで終わりにされてしまうとか、

高齢になっても自立しているべきだから、手すりがない、段差があるまま…  という感じでしょうか。

物理的なことのみならず、気持ちの面でも、1度説明して分からなければ、痴呆とみなされる、とか…

アメリカでは、高齢者になっても、自立している事を求められるのですね。厳しいですね。日本では、ナーシングホーム(老人ホーム)入所後、亡くなられるまでの時間は、約4年半だそうです。

日本でも、高齢者いじめは、深刻だと思います。なので、どちらが良い、という問題ではないとも思います。

なぜこのことを取り上げたかというと、人間をどういうふうに取り扱うかによって、→ひどい扱いをすることによって、戦争や飢餓が生み出される、と思うからです。


年をとれば、杖や車椅子のお世話にならなければ、移動できなくなる。肉体的に、そうなのだから、あくまでも、自立を求めなくても…、と思いますが…。

高齢者といわず、壮年、青年も、「即戦力」のような使い方をしないで、「人の気持ち」の扱い方にも配所がなされるようになればいいな、と思います。

そうしておかないと、自分が老人になった時、キレる若者、早く速くの壮年、に囲まれて過ごさないといけなくなる、と思います。





「他者から学ぼう」

2010-12-24 17:58:06 | Weblog
「他者から学ぼう」

『非効率宣言』 (中沢正夫/木村晋介/丸山重威編著、萌文社)に、こんな例が載っています。

自分が卒業した中学校に侵入して、お金を盗んだ子=A君とします。A君は、それまでに何回も補導されていて、その日も、家出をしてお金に困ったから盗んだ、という事です。

これだけを聞いたら、A君はかなり悪だな、と思うのですが、こういう理由があったのです。

お父さんが他に女性を作って…  お母さんに対しては、「お前の子供の育て方が悪いんだ!」と言う。A君は(自分がいるから、お母さんが苛められるんだ)と思い、家を出る決心をする。でもお父さんのようになりたくないから、お金は貰わない。それでお金に困って…  というわけです。


裁判官や調査官の指導で、だんだん問題点がはっきりしてきて、父親にも問題があったんだ、という事が分かりました。

A君も前向きに考えるようになり、裁判官が、「父親こそが自分の間違いを直してくれないと、僕は家に帰れないという事を、父親に訴えたらどうか」と提案しました。そしたらA君は、
「いや、自分がそう言ってしまうと、父親のこれまでの生き方を否定する事になって可哀相だから、自分はやりたくない」と言ったという事です。

裁判官は、「君はもっと親に甘えなさい」と言ったそうです…


A君は良いところ、ありますね。私は、(立派な子もいるものだな)と教えられました。

そこで、ハッとしました。

他者から学ぶようにすれば良いと思います。早い(速い)方が良い/大きい方が良い/立派な結果の方が良い、それに異存はありませんが、「自分の方が速かったけれど、敗者からこんなことを教えられた」と正々堂々と言ったら良いと思います。そうすれば、全ての人が教える人であり、教わる人であり、その点ではみんな平等になれます!

いくつ教えられたかを競ったりして… 

「食べる事」 (2)

2010-12-23 18:45:13 | Weblog
「食べる事」(2)

(『食べること、やめました』 森美智代著、マキノ出版より)

森美智代さんは、「脊髄小脳変性症」を発病して、甲田医院を訪れました。

そこのところの題は、「自分の大好きな先生について行く」です。

P.30
甲田医院(甲田光雄院長)に行き、神経内科で「脊髄小脳変性症」と診断された事、治療法は無いと言われた事などを話しました。

甲田先生は「そうか」といって、しばらく黙って一生懸命お腹をさすってくれました。それからおもむろに、「治るよ」と言われました。「お腹にガスがたまっているのが原因。だから断食すれば治るよ」と。

その時私は「ここに来て良かった。甲田先生にお任せしよう」と思いました。

脳の病気なら脳に詳しい専門医にかかった方が良いと思うのが普通の考え方かも知れません。しかし私は「治らない」という先生にしがみついているより、「治る」と言ってくださる自分の大好きな先生について行こう、と思ったのです。脳の専門家でなくても、大学病院や大病院の先生でなくても、自分の納得できる治療の道を選びたかったのです。
                             (引用終わり)

甲田先生を「大好き」になったわけは、

(引用始め)
「何より良かったのは、甲田先生の講議です。断食や西式健康法(西勝造(にしかつぞう)先生が1927年に確立した、独特の体操、生活習慣、断食、生食療法などを行う健康法)によって、ガンやさまざまな難病が治ったお話を、独特の勢いある語り口で話される甲田先生からは、治療家として、人間としてのゆるぎない信念と情熱が伝わってきました。
「世の中には、こんなお医者様もいるんだ」
「甲田先生、大好き!」とすっかり魅せられ、「もしも私が難病になったらここに来よう」と思いました。
                         (引用終わり)


森さんの素晴らしいところは、1つ1つご自分で決めて行かれたところだと思います。

「治らない」という先生にしがみついているより、「治る」と言ってくださる(自分の大好きな)先生について行こうと思ったのです」のところも、私はストンと(ああそうか)と思いました。

「納得して、自分で決めて」というところが大事だと思いました。


森さんは何回も断食を繰り返され、そのたびに「宿便」が出て、それまではできなかった「背腹運動」ができるようになり、また、上体を左右に振っても倒れる事がなくなったそうです。

が、夢ーー自分が死ぬ夢を見られたそうです。

(引用始め) 
そのことを何気なく幸田先生に話したところ、「そりゃいかん! ’気’が弱くなっている。長く断食させ過ぎたかな。すぐやめましょう。」と仰って、2度目の長期断食は打ち切りとなりました。
                           (引用終わり)


私は、甲田先生の「患者さんとしっかり向き合っておられるところ」がこれまた、素晴らしいと思います。

私はこのことを言いたくて、この本を選びました。医学的なことはお医者様にお任せするとして。

「その人の人生は、その人のものだ」。これが、特に弱い立場に置かれている人にとっても、可能になれば! と思うのです。


植民地支配をして、(植民地から)富を吸い上げて得をしたのは、一時的なものだったろうと思うのです。何となれば、植民地の人々に対してしていたように、自国民に対してもどうしてもしてしまう、と思うからです。利益が上げられない人に対しては冷遇するようになるでしょう。利益が大きい方が○で、少ないのは△(×)、減益なんかは、あってはならないこと、になるのではないでしょうか。

「10人いれば、10人皆を守ること」よりも、利益の大きい方に目が行って、「弱い立場の人も守ろう」という事が支配者には伝わりにくくなるように思います。

植民地支配をして、なまじ、富を得ていない方が、「人を守ろう」という事が’当たり前’なのです。「命を大事にしよう」ということがスッと合意できる。

「命を大事にできないこと」が、お金に換算したらどれほどの損になるか。

「弱い立場にいる人を守ること」や「人材育成に手間やお金を掛けること」が、結局一番得になるんじゃ、ないでしょうか。(と、「スローライフの勧め」で、どなたでしたか、言われていました)



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「断食」や「生菜食(なまさいしょく)療法」の良さをご説明します。

P.32
生菜食は、ほうれん草や小松菜といった青野菜から作った青泥(あおどろ=野菜をミキサーにかけてドロドロにしたもの)、または、そのカスを絞った青汁、ニンジンや大根といった根菜のすりおろし、生の玄米粉、リンゴなど、文字通り生のものだけをとる方法で、甲田療法では断食とともに重要な柱になっています。

生菜食の最大のメリットは、断食と違ってずっと長く続けられる点です。

断食は栄養補給を断って人体を危機的状況に追い込むことで、病をいわば’兵糧攻め’にするとともに、免疫力を高めて、改善、治療に導く方法です。

栄養補給を断てば、言うまでもなく体重が減り、体が衰弱します。(実はある時点からその衰弱が止まり、逆に上向いてくるのですが。)同時に病巣細胞や病原体も衰弱します。

この、病との’我慢比べ’に体が勝てば、改善、治療に向かうわけです。もちろん、体が負けては何にもなりませんから、甲田先生は常に、体重、体力の変化を慎重に見極めながら断食療法を指導されます。


このように断食は、病と体のギリギリのせめぎ合いですが、いくら改善や治癒傾向が顕著でも、ずっと続けるわけにはいきません。

しかし生菜食療法なら、限られた食材と量とはいえ、一定の栄養補給を行っていきますから、その人なりの量でずっと続けることも可能です。それでいて生菜食の小食療法は、断食に勝るとも劣らない効果を発揮する事が、甲田先生の長年のご研究によって分かっています。

断食をしなくても、あるいは断食に引き続いて生菜食の小食療法を行い、さまざまなガンや難治性の病気、--例えば、進行性筋萎縮症、関節リウマチ、B型、C型肝炎、潰瘍性大腸炎、悪性脱毛症、再生不良性貧血、アトピー性皮膚炎などーーを改善や治癒に導いている例が多数あるのです。
              

「食べる事」

2010-12-22 19:28:44 | Weblog
「食べる事」

「人生の楽しみは食べる事」という方もおられるかも知れません。(私もそうです)

が、何と、毎日青汁1杯と、薬3種類だけで元気に13年生きている、という方もおられるそうです。(『食べること、やめました』 森美智代著、マキノ出版より)

森美智代といわれる方です。が、私は「1日に青汁1杯だけ」にはついて行けないので、その事にはあまりこだわらないで、森美智代さんの経過を紹介させていただきたいと思います。

きっかけは、ご自身の病気でした。21歳で小脳が小さくなる難病「脊髄小脳変性症」を発病されました。

普通に歩けなくなって、よく転ぶようになった。地面がせり上がってきたり、逆に沈み込むように見えたりして、ずっと地震が続いているような感じだそうです。

歩こうとすると、右に重心が掛かったとたんにバーッと右に倒れ、左に重心を移すと、バーッと左に倒れる。酔っ払った時の千鳥足のような感じだそうです。

「余命5年」と告げられた。

当時、森さんは養護教員をしておられましたが、高校生の時、伯母さんと一緒に参加した甲田医院の断食道場を思い出し、そこに行ってみようと思われました。そう決心するまでに、

P.24
「自宅で一人で、色々考えていると、どんどん気持ちは暗く沈んでいきました」

「高校時代も短大でも、嫌いな勉強も一生懸命やったのに、無駄だったなあ。全部パーか」

「余命があと5年だとしたら、最後の2年くらいは寝たきりで、起きて動けるのは3年くらいかも知れない」

「社会人になっても役に立たなかったなあ。結婚も出産もしないで死ぬのか」

「あぁ もう生きていてもしようがないなあ~」
                         (引用終わり)
などと思われたそうです。

私はこんなにも正直に書かれている事に驚きました。そのままを、子供が話しているみたいに。私も似ていますが、その次が違います。

(引用始め)
そう思った時、「そんな事、言うもんじゃ、ない!」

頭の中で声がしました。

「だったら生まれつきの障害で、寝たきりの人や歩けない人は、生きてちゃいけないの?」とその声は続きました。

自分の頭にただ浮かんだことなのか、それとも内なる「良心の声」なのか、よく分かりませんが、それで私はハッとしました。

私は20年間元気で生きてきた。その事に感謝もしないで、生まれつき障害を持つ人の事も考えないで、自分がつまらないから、役に立たないから、「死んでもいい」なんて考えてはいけなかった。

そう思い直したのです。

「与えられた命だけは頑張って生きなくちゃ」と。

そう思い始めてからは、自分でも不思議なほど気持ちが前向きになり、いつもニコニコ笑っていられるようになりました。

(略) 歩く時、転んでも、「また転んじゃった。アハハハ」と。

(略) 酔っていると思われるのか、「何ふざけてるのよー」とバンと背中を叩かれて、そのとたんに転んで、「なんで~?」と言われたりしました。

(略) そんな状態の時に「笑っていた」というと、精一杯無理して、我慢していたように思われるかもしれませんが、そうではないのです。

そういうふうに笑い始めてから分かったのですが、恥ずかしくて、痛くて、しんどくても、笑っている方が楽なのです。 (略)

 苦しいのは自分一人の問題なのに、表に出す事でみんなを辛くして迷惑を掛けてしまうと、私自身が余計苦しくなります。なので笑っている方が楽だと分かったのです。

そんなわけでいつも笑っていましたが、「強い」訳では全然なくて、夜一人で寝る時にはいつも不安と恐怖に襲われました。

「明日の朝、起きられるかなあ」

「寝ると、その間に悪くなるかも知れない」

「明日はもっとひどくなっているんじゃないか」

と考え始めると神経が張りつめて、寝られなくなります。…

「与えられた命だけは頑張って生きよう」と決心した時、私の頭にふと、「甲田医院」の事が思い浮かびました。
                         (引用終わり)


ここの所を読んでいきながら、私は、(こういうふうに自分の思いを言えたら、いいなあ)と思いました。

たとえ良くない思いでも、聞いてもらえただけでも楽になれる事、あるもんなあ… と。

社会の中で、強く/正しく 生きていられる時は、良いのです。問題は、そうできなくなった時。「正しく」出来なくて、悪い事をやってしまうと、後は、叩かれるのみ、だと思います。

「正しく」出来ない時も、誰か、守ってくれる人がいる、そういう社会ならば、動物を虐待する事も無い(必要が無い)だろうと思うのです。

世界のほとんどの人が貧しくて、ごく一部の人だけが富んでいる、そうする必要が無いでしょう。自分が守られているなら/悪い事をしても、受け止めてくれる人がいるなら、多額のお金を掴んで離してはならない必要が無いでしょう。

アメリカって、「正しく(強く)なければならない」社会なんじゃないかと、勘ぐりました。

正しく/強く ない人が、自分の思いを話せる場を何とかして作ることはできないものか? 日本も同じです。格差よ、広がるな!
 (次回へ続く)





「オバマ大統領を守れ」

2010-12-21 20:34:01 | Weblog
「オバマ大統領を守れ」

オバマ大統領は黒人だから、その事だけでも、オバマ大統領に対して反感を持っている白人も少なくないそうだ。

オバマ大統領を守る警備は徹底していて、一寸のスキも無いそうです。それはそれで良いとして、私は、それ+「心理戦」も考えてみたらどうかと思います。

(『ユダヤ人に学ぶ危機管理』 佐渡龍己著、PHPより)

イスラエル政府が(2005年)、ガザ入植地居住のイスラエル人を強制的に立ち退かせる、という事をやりました。イスラエル人が、イスラエル人を追い出したのです。

どのようにしたのかが、つぶさに書かれてあります。

ガザ地区の住民が、(自分たちを追い出しに来た)警察や兵士に「ろくでなし!」とか、ひどい言葉を投げつけても、警官や兵士が傷付かないように、前もって心理学者の指示でシミュレーションしたそうです。高齢者にはこのように、子供にはこのように、こういう人に対しては、こういう点に気をつけなさい、と。

結果は、大した暴動などが起きることも無く、スムーズに出来たそうです。


「ガザ地区の住民」は、範囲が決まっているから、対象が絞れるから、やりやすかったのかも知れません。

オバマ大統領を守るには、不特定多数の人々を相手にしなければいけないから、何から手をつけて良いのか、という事になるかと思います。

でも私に言わせれば、悪い事をする人は、必ず、過去に自分を押さえつけられた体験があると思います。

だから、「あなたのやった行動が、人に迷惑を掛けるから、悪い。だからあなたは悪人なのだ」というふうにもっていかないで、

「あなたのやった行動派悪いけれど、どうしてそういう事をやったのか、もしよろしければ、聞かせていただけませんか?」と、敬語を使って(敬語を使う気持ちで)’悪人’と、向き合ってみたらどうでしょう?

でも、警察の取調室で、そういうやりとりは、難しいか…

’悪い人’が、大事に(対等に)扱われるような場を作れば良いと思います。

アメリカでは、ホームレスの人は、大事にされるんでしょう? ホームレスの人が食べ物に困る事はないと、本に書いてありました。

’悪い人’や低所得者層(中所得者層も?)を押さえつけていると、もしかして、大統領が狙われるかも知れないし、とんでもない事が起きるかも、と思います。


「連鎖」

2010-12-21 20:01:00 | Weblog
「連鎖」

前回、アメリカの畜産農家の動物さんたちは悲惨だ、と書きました。

その理由が分かりました。

畜産業を動かしている人たちの過去が、このよう(動物が扱かわれているよう)であったのだと思います。

畜産業を動かしている人か、その人たちを動かしている人ーー米政府、または、「奥の院」さん? とにかく、アメリカには、’畜産動物’のように扱われてきた人たちがいる、という事だと思います。(その人たちの過去がどのようであったのかな、と思います)

私が詮索するに、
〇「困難を乗り越えて進むのが価値ある人生」
この教えを強調すればするほど、「乗り越えられなかった人の居場所がなくなると思います。

〇私が非常に驚いたのですが、
宇野正美というクリスチャンが、「現在のイスラエル人は、本当のアブラハムの子孫ではない。偽のユダヤ人だ。それなのに、あたかも本当のユダヤ人であるかのように振舞っている。自分はその事が許せない」と言われていました。

私はまず、(聖書に反した事をしているというなら、クリスチャンだって…)と思いました。

ユダヤ教には、「イエス・キリストを信じなさい」という教えは無いのだから、ユダヤ人はユダヤ教の教えに則って生活しているのだから、真っ当なのではないですか?

もう1つは、宇野氏の言い方です。現在のイスラエル人が偽のユダヤ人であるかないかは、他の方に譲ります。

宇野氏の言われる通りだとして、「イスラエル人に、「偽ユダヤ人は、悔い改めなさい」という事を伝える」にはーー「伝える」時には、同等、にならないと、と思います。

セラピスト(心理療法士)がクライエント(患者=相談に来られた人)と向き合う時には、敬語を使うのが決まりです。

「現在のイスラエル人は、本当のユダヤ人ではなくていらっしゃるのですか?」

「もしそれが本当だとしたら、どのようになさいますか?」

こんな感じで言われてみたらどうだろう、と思います。

なので、アメリカはキリスト教国と称されていますが、「キリスト教」の教えは私には「伝わって」きません。

「キリスト教の教え」も「困難を乗り越えて生きる生き方に価値がある」という事も、ちょっと、傍に置かせていただきます。

私は、「優れているものを高く評価する」ことは良いことだと思いますが,その結果、「優れていないものは粗末に扱われる、あるいは、無視される」という結果になっていっているように思えて仕方がありません。

犯罪などを起こすのは、そういう、「優れていない人たち」であると思うのです。

なので、私の提案は、→次回です。

豚ンフルエンザ」

2010-12-19 19:07:13 | Weblog
「豚インフルエンザ」

白人世界では、負けたら、その人が弱虫なだけで、「アハハ」と笑われるだけなのだろうと思う。他の人にとってやりやすいように、などと考える事は、ムダ、否、してはいけないことなのでは、と思える。私が世の中を知らないだけなんだろうが、私は白人には謝らない!


2009年だったと思うけど、豚インフルエンザが大流行した。弱毒性だったから一息つく事が出来た。

米国はこのように対処したそうだ。人工呼吸器について。(『ウイルス戦争がやってきた!!』 浅井隆著、第二海援隊)

「人工呼吸器は1台数百万円と高価で、耐用年数は数年と短いため、大きな病院であっても、数台しかないケースが多いという。

驚くべき事に、ニューヨークでは毎年800台あまりの人工呼吸器の備蓄を進めているばかりか、足りなくなった場合は、ニューヨーク州知事が非常事態宣言を出し、助かる見込みの無い患者からは本人、家族の同意が無くても人工呼吸器をはずし、それを他の生存の見込みのある患者に回すというコンセンサスが得られているという。」
                             (引用終わり)

豚インフルエンザというのは、豚が発病したのだ。人がインフルエンザに罹っていたか、鳥がインフルエンザに罹っていたか、それとも、その両方かも分からないが、とにかく、豚が感染し、発病したのだ。

米国の畜産農場の現場は、このようであるという。(牛ですが)
(『農業と食料が分かる辞典』 藤岡幹恭・/小泉貞彦著、日本実業出版社)

(引用始め)
子牛は生まれて半年ぐらいは、牧場で母牛のそばを走り回り、草を食べる事もできるが、その後、肉牛は肥育場に運ばれて早く太るように穀物を食べさせられる。

トウモロコシばかりではコストが高いと、1997年8月まで、牛の75%が羊や牛、あるいは動物保護施設から買い取られた犬や猫の死骸まで飼料に混ぜられていた。

英国でBSE発生の原因らしいとされてから、羊、牛、犬、猫の死骸は食品医薬局によって禁止された。しかし、豚、馬、食鳥類の死骸は禁止されていない。

また、稲や麦わらの代わりに古新聞、オガクズ、鶏舎のゴミまでが飼料にされている。食品会社からの廃水、油脂類をエサに混ぜるのもめずらしくはない。

米農務省は、セメント粉末を混ぜると体重増が早まるという研究もしている。日本でも15年ほど前に、牛のエサに化成肥素(尿素)を混ぜていて、牛の胃に穴が開いたため問題になった事があるが、実際はもっと酷い。

本来、生態に合わない待遇をされているから病気は珍しくない。従って予めエサに混ぜて抗生物質が与えられる。抗生物質は飼料添加物として認められており、大量に使われていた。

欧州や日本などが騒いだため、今は少なくなったとはいえ、なお乳牛には使われている。廃乳牛の肉から検出されているのだ。

また、スポーツの世界で問題になる筋肉増強剤やホンモン剤は、肥育場のほとんど全ての牛に使われているという。

成分を徐々に放出するアナボリック、ステロイドのペレットが子牛の耳に埋められる。これは成長促進ホルモン剤だ。

500キロまで太ると、肉牛たちは、トレーラーに乗せられ、処理場に運ばれる。

ギュウギュウ詰めで押し合い、飛び跳ねて足を折り、腰を折って倒れる。いずれは殺されるからと、薬を与えて面倒を見る人間はいない。

元気な牛は1列に並ばされ、に入って行く。入るなり空気銃で…  崩れ落ちると、足のひずめにチェーンを掛けられ、逆さに吊るされて解体が始める。

本来は40年くらい生きるというのに、わずか4年ほどの命である。
                               (引用終わり)


豚インフルエンザを流行させまいとしたら、豚の免疫力が働くようにしてやらないといけないと思う。

採算は低くなるかもしれないが、米国人よ、他者を大事に扱え。でないと、米国人も大事に扱われないぞ!

狂牛病だって、人間に返ってきたじゃないか。  

それとも、意図的に動物をこのように扱っているわけ? なぜ? 何を考えているんですか?!




「説明」

2010-12-15 11:34:19 | Weblog
「説明」


今朝は空一面にケムトレイル(毒雲)が、撒かれていた。(ありがとう)と思った。

私は返事がほしい。米に対して、何を言っても、「シーンなのだ。(自分が今までブログに書いてきた事を)書いても良いのか、書いてはいけないのか、分からなくなった。


アメリカのエイズ患者、ピーター・ザラモ青年は、インタビューにこう答えている。
(『エイズQ&A100、HIVに感染した4人の若者へのインタビューとエイズの基礎知識の全て』 マイケル・T・フォード著、アーニ出版)


検査結果が陽性と分かった時から1週間後、ぼくは家族に告白しました。

マイケル・Tフォード:
「家族はどう反応しましたか?」

ピーター・ザラモ:
「姉に告げた時、まず彼女の口から出た言葉が、「ウチの小さい娘たちを、HIVからどう守ったら良いのかしら」でした。

誰だって1番先に頭に浮かぶのはそのことだと思います。


僕は、姪たちが僕の周りを飛び跳ねたり、同じコップを使うくらいでは感染しないという事を姉に説明しなければなりませんでした。

そういったごく初歩の段階の説明が終わると、僕たちは声を上げて泣き崩れました。

姉は「私にできる事なら何でもするから」と、援助を約束してくれました。


父に「HIV陽性と出た。」と告げると、

「それは何のことだ?」と聞きました。

僕は、HIVとはエイズを発病させるウイルスで、僕はそれに感染しているのだと、説明しなければなりませんでした。

「ということは、お前はエイズなのか」と父が聞くので、僕は時間を掛けて、HIVとエイズの違いや意味を説明しました。

つまり、家族と抱き合って泣く事や、援助するという言葉を掛けてもらう前に、家族の1人1人を教育しなければならなかった。それが1番辛い事でした。


マイケル・Tフォード:
「辛かったのは、あなた自身をも教育しなければならなかったからですね?」


ピーター・ザラモ:
「ええ、僕自身、HIVやエイズについて、何も知らなかったのです。… 僕が知っていた情報はメチャクチャで、僕の周りに正しい事を教えてくれる人は、一人もいませんでした。」
                      (引用終わり)

エイズ検査で陽性になった人自身が、エイズについての説明をしなければいけない。


私は自己弁護だが、「相手がバカでも、返事をしても良い」ということを、どうやったら分かってもらえるか、それが分からない。

ケムトレイルを、明日も明後日も撒かれるだろう。ありがとう。






「ウイキリークスの創始者、アサンジ氏」

2010-12-10 18:25:26 | Weblog
「ウイキリークスの創始者、アサンジ氏」

〇アサンジ氏が告発サイト「ウイキリークス」を作った目的は、「公正な社会の実現」だそうだ。

2010年11月28日には、「米国の秘密外交公電25万点を入手したと発表。順次公開を開始」とある。

アメリカは非人道的な事もやっているから、それをバラしてやれ。そうすれば米国は非人道的な事をやらなくなり、公正な社会になるだろう、という事なのでしょうが、私は、ちょっと待って、と思いました。

実は私は、Aさんと(私の身内ですが)、ちょっと言い争いになりました。

発端は、おせんべいを2枚、食べる、食べない、という事だったのです。

Aさんが私に、「このおせんべい、食べて」と言いました。

私は、いつもAさんが「食べて」(食べろ)という事が嫌だったのです。私は「食べる、食べないは、自分で決める。食べる、食べない、の決定権は私にある。」と言いました。(食べる事を拒否しました)

Aさんは、「何でそんなに、難しく言うの? 何も言えなくなる」と言いました。



ひとしきり言い争って、…  最後に私は「もう絶交!」と言いそうになりました。…


家に帰って、冷静になれたら、何で、たかがおせんべい2枚の事で、あそこまで言い争わないといけなかったんだろうと、アホらしいというか、不思議な気持ちにさえなりました。そして(ものは言いようだ)としみじみ思ったのです。


そんなことがあったばかりなので、アサンジ氏(容疑者)の「やり方」も(ちょっと待って)と思いました。

米国は非人道的な事をしているから、それをしないでいてくれるように、バラしてでも、やりたい、その気持ちは同じなのです。


日本人ですが、後藤田正晴氏が、

「要求すべきものを日本政府は米国に要求していないのでは」と問われて、

「半保護国だよ。

それは、60年の間に慣らされてしまったんだ。僕に言わせたら、もう少し言うべき事は言わなければ。そうすればアメリカという国はね、分かるんですよ。アメリカ人と話して御覧なさい。向こうは主旨が分かったら、退くんですよ。日本側からきちんと談判しなきゃあ、だめなんだ。」

と言われています。(『後藤田正晴、日本への遺言』 (TBS『時事放談』編、毎日新聞社))

私は(なるほど)と思いました。

私は、アメリカに対して言うべき事を、もっと多くの人が言ったらどうかと思います。アサンジ氏一人にやらせないで、他にも多くの人が、米国に伝える事を試みたらどうだろう、と思います。




「ウィキリークス」

2010-12-10 06:05:20 | Weblog
「ウィキリークス」

告発サイト「ウィキリークス」の創設者アサジン氏(容疑者)は、性犯罪の容疑で逮捕されたという事です。

米国が機密扱いにしている文書や映像を、米国の許可を得ることなく公開している行為は逮捕の対象にはなっていないのですね。

米軍がイラクで民間人を誤射している映像や、アフガニスタンでの軍事作戦などの文書が含まれるという事です。

米が機密扱いにしている文書や映像が人権を侵害したものであるから、人権団体からは賞賛されているのでしょう。理屈で考えるとそういう事だと思います。

でもそれなら、「ウィキリークス」や人権団体のやり方は性急じゃないの? と思います。

やり方に賛成できないという気がします。アジア通貨危機(1997年)の時、米のお金持ちの中にはアジアの1国の国家財政を左右させるほどのことをすることができる人もいた。

でも、できるからって、しても良いのか、と思います。

米は、アジア危機の時と逆の立場になったのですね。今度は自分たちが仕掛けられる方。

されるのが嫌ならば、国を守るために法律とかを作ったら良いと思います。世界全体で。米にとってだけ都合の良い法律ではなく、他の国の言い分も聞いてほしい。



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「ウイキリークス」の創設者アサンジ氏は(逮捕された容疑の「性犯罪」とは別に「ウィキリークス」についてだけ考えたいので、「容疑者」と呼ばないで「氏」と呼ばせていただきます)


アサンジ氏は「’公正社会’目指して暴露」していると主張しているそうだ。私は(国家の機密を勝手にバラして、どこが’公正’なのか?)と思うけれど、よく読むと(12月8日、山陽新聞)彼は両親の都合で、14歳まで37回、転居した。最近まで「遊牧民」のような生活を送った」そうだ。


親の価値観(公教育は当局への不健康な敬意を植えつける)から、学校へはほとんど通わず、図書館で本を読みあさっていたのだという。

これは本人にとって、どうだったのだろう?  人間関係を築くとか、社会性を養うという点で不利だったのかもしれないと思う。

「アウトサイダーであり続けた人生で「支配とは陰謀だ」という信念を持っているそうだ。

だから、米の支配権力の陰謀を暴いてやろう、という事なんだな、と思いました。

やり方はさておき、彼の思いを、私の言葉で表現すると、こういうことになる。

米では、アウトサイダーに対しては「シーン」なのだ。アウトサイダーは無視される。そういう人間関係だと思う。

方や、「困難を乗り越えて進む」事が価値ある人生だそうだ。

私は、この社会のあり方が、アサンジ氏のようなアウトサイダーにとっては、凶器そのものになると思う。だから私も米に対して(反撃してやりたい)と思ってしまう。ここまでは同じなのだ。

私は、米の反応を知りたいです。ただ怒るだけでは…  「アジア通貨危機」については、ウンともスンとも言わないのでしょう。だったら、納得できない…





「非難合戦」

2010-12-07 20:13:40 | Weblog
「非難合戦」

私は、「アメリカは、非難合戦の国だな」と思います。


例えば前回のⅢ、のような、オバマ大統領に対する非難でも、どんな非難であっても、いつも、言う方は全エネルギーを結集して言うように見える。私なんかは、(言われる方は辛いだろうな)と思ってしまう。

アメリカは「困難を乗り越えて進む」事こそが最高の価値とされているようだから(オバマ大統領の就任演説でも、このことが言われていた)、非難されても(辛い)と感じてはいけないのだ。感じても、乗り越えなければいけないのだ。

乗り越えられなかったら、弱虫、役立たず、クズ、のように見られるのではないだろうか。

非難されても誰もかばってくれる人はおらず、負けることは許されていない事が、例えば日本の神戸児童殺傷事件の少年(当時)Aが、小動物から人へと殺していった(殺さないではいられなかった)ように、こういう行動を引き起こすのではないだろうか。

白人以外が苦しむことで、アメリカ人は、自らを慰めている(慰めないではいられないのではないかと)、うがった見方かもしれないが、思ってしまう。

「白人は神によって選ばれた」というのも、そうやって自分たちを高くしておかないと、慰めとか安心感がない熾烈な状況に置かれているから、やっていられないのだと思う。

「困難を乗り越えて進むのが望ましいけれど、乗り越えられなかった場合には、こうしたら良いですよ」ということも合わせて言ってほしい。でないと、白人以外が迷惑を被る。植民地支配をするのも、されるのも、もう嫌だ。


アメリカ社会を、もう少しスローにしていただきたい。そして、アメリカ人以外の人々のことも配慮できるだけのゆとりを作ってください。

「オバマ大統領とアメリカ」

2010-12-07 19:12:11 | Weblog
「オバマ大統領とアメリカ」

『オバマを狙う「白いアメリカ」』 (ステファン丹沢著、祥伝社)

この本は私にとって、最初から最後までショッキングな本でした。

オバマ大統領が誕生してから、「白人優越主義」が復活し、今やオバマ暗殺を虎視眈々と狙っているのだそうである。

Ⅰ)過激な黒人差別で有名なKKK(クー・クラックス・クラン)は、1960年代に人種差別を禁止する「公民権法」が成立して、大打撃を受けた。

そこで登場したのが「ネオナチ」である。

「ネオナチ」とは、「新ナチス」である。名前の通りナチス・ドイツ(第3帝国)に次ぐ、アーリア民族(白人)による世界帝国(第4帝国)の構築を目指す人々の事である。

「彼らのもつ1つの特徴は、「クリスチャン・アイデンティティ」というキリスト教の影響を受けている」と書いてある。

「この新興キリスト教は、人類の先祖といわれるアダムは白人だけの先祖で、ヨーロッパの白人は神によって選ばれた「イスラエルの失われた12種族」の子孫だと教える。

「クリスチャン・アイデンティティ」によると、黒人などの非白人は、アダム以前に作られた神の生命の息を吹き込まれていない泥人形であり、白人よりも劣る準人間「原野の野獣」であるとする。

さらに、サタンに誘惑されたイブが産んだ「カイン」の子孫であるユダヤ人は、悪魔の民族であり、彼らは世界を陰から支配するユダヤ世界政府を構築して、アーリア民族を滅ぼそうとしている。

そして神の子である白人は、このユダヤとの最終戦争ハルマゲドンに勝利し、彼らを根絶しなければならない、と教える」とあります。


私は、「エーッ !!」と、びっくりしてしまいました。

アダムより先に作られた「人間」も「準人間」もいないのではないですか?

1、「アダムは白人だけの先祖」
2、「アダムは全ての人々の先祖」

Ⅰ、か2、か、決着をつけていただきたいですね。でないと、争いはいつまでも止まない、と思います。


Ⅱ)オバマ大統領が狙われる理由の1つに、政策が性急だ、というのもあるらしい。

ア、「グリーンニューディール政策」を打ち出す。
     
→環境関連を初めとして、ブッシュ政権の政策路線を次々変更した。

→石油財閥を敵にまわす事になった。


イ、何兆円もの政府支援を受けたばかりのウォール街の幹部たちが前年184億ドル(計だと思うーー筆者)ものボーナスを手にした事を知ると、オバマ大統領は「無責任の極み」と怒りを露わにした。

→金融資本家を敵にまわした。


ウ、アフガニスタンへの米軍増派に踏み切った。

→アルカイダにとっては、ブッシュ前大統領以上のターゲットになった。


イ、なんかは、外から見ると、(高額受給者は、何を考えているんだ?!)と思って(怒って)いた。米国民からも非難轟々でしたよね。

大統領は「無責任の極み」と怒ってはいけない、という事なのですね。



そして、Ⅲ) 「共和党はオバマへの反撃を開始した」そうである。

・スティール氏は、「アメリカは外交方針で時に奢りを示してきた」と自国を非難したオバマのコメントが、「知恵に欠けているのを示した」と揶揄した。/

「オバマはイランとの対話に窓口を開いたと言っているが、暴君や冷血なテロリストと一緒に座って話すだけで平和を築けると信じているようだ」と非難した。/

オバマの景気刺激策は「浪費三昧だ」

・テェイニー氏は、キューバのテロ容疑者収容施設グエンタナモ収容所の閉鎖など、「9、11」以後、ブッシュ前大統領が作り上げたテロ防衛策の多くを葬り去った。アメリカを無防備にした、と非難。
一部に民主党議員まで巻き込んで閉鎖反対の声が沸きあがった。2009、5月に閉鎖のための歳出を禁止する法案を可決。

・ハッカビー氏は、オバマの景気刺激策を「まるでゴミのようだ」と批判しながら全米各地を廻る。

・右派であるディビッド・リンボー氏は、オバマを「ゲシュタボ政府」のトップと批判。

・右派による非難。かつての「社会主義者」呼ばわり→「ファシスト」

オバマは反キリストだ。「Yes, We Can]は、「Thank You,Satan」に聞こえる。」など。

私は、アメリカって攻撃合戦の国だな、と思った。

このことが(攻撃合戦の国だ、ということが)、例えば「アフリカでのエイズ禍」という事と、私の中で結びついたのです。(→次回。回を改めます)




     

「獣害には、やっぱり植林が良いと思う」

2010-12-02 18:38:59 | Weblog
「獣害には、やっぱり植林が良いと思う」

熊などの出没で、岡山県北は(県全体?)、大きな被害を受けているそうです。

ドングリを植樹しても、鹿が木の皮や葉を食べるそうです。だから、植林した木が枯れる可能性大、という事だと思いますが、考えてみれば、これは、「鹿の被害を大いに受けている」という事だと思います。

それならば、鹿が皮や葉を食べても良いように、なおさら植樹を、大々的に行う方が良いのでは? と思いました。

何百本、何千本ではなく、何万本、十何万本(面積にもよりますが)単位で、密に植える。

ドングリの実を撒くのも良いと思うし、5センチとか、30センチとか、1メートルくらいの苗木を、狭い範囲(50センチ角内でどうですか)に1本ずつくらいの密度で植える。これなら鹿に少々食べられても大丈夫ではないかと。(狸の皮算用) 動物たちが出て来ている所の奥山に。

こんな事を考えたのですが、私は実態は知りません。

木を10万本植えるとなれば、人手が必要で、来年1年間、市町村ごとで人を何人か雇ってその作業をやってもらったらどうだろう? (多少でも、雇用が増えないか。政府の補助があると思うのは、甘いか?)










「グローバリゼーションの脅威」

2010-12-02 18:03:24 | Weblog
「グローバリゼーションの脅威」

(『なぜ雇用格差はなくならないのか』 (小林良暢著、日本経済新聞出版社より)

1、
2008年のリーマンショックを契機に、日本では、雇用が、正社員から非正社員へと一層進みました。日本国内にあった工場は、人件費の安い途上国へどんどん出て行きました。

中国が急激な経済成長を成し遂げて、その事は、日本にとって脅威でもあったのです。

自動車、電機の企業物価(製品の「定価」だと思う)は、1985年に比べて、2003年には、自動車が15%、電機は64%も下がったのです。(!)

先進国はまさに、「グローバリゼーションに晒されている」と言えると思います。


2、
「AllAfrica」のHPに「グリーンカード」という言葉がありました。(何だろう?)と思いました。

「アメリカで働き、生活するチャンスを是非掴んでください!  (…)

永住権抽選プログラムの当選者は、米国政府による永住権抽選の結果に基つ゜いて決定されます。」

と書いてありました。アメリカで、どうぞ、暮らしてください、ということですか?

「AllAfrica」というのは、アフリカに関する情報が載っているHPなのに、なぜアメリカへの永住権? と思って、不思議でした。

アフリカで、例えば、医療関係、医師とか看護士とかの資格を得ても、アメリカでの給与の方が高いと、アメリカへ移住して、アフリカでは相変わらず医師(看護士)不足が続く、というのを読んだ事があります。

「グリーンカード」についての情報が載っていると、アフリカからの人材流出が止まらないという事は無いのかな、と思い(心配)ました。


3、
1つ閃いたのは、「工場」(第二次産業)が国外に移転する(した)のは、アメリカにとっても脅威ではなかったのか? という事です。

日本が高度経済成長を出来たのは、製品をアメリカが買ってくれたからです。日米間でも、貿易摩擦がありました。

工場が海外へ流出するというのは、先進国にとっては、確かに深刻な問題です。非正規労働者の「派遣村」などの映像を見るにつけ、私もその事を認識できました。

工場が人件費の安い所へ、安い所へ、シフトして行って、地球はどうなるのだろう? 
と思います。


「グローバリゼーション」は先進国にとってのみならず、途上国にとっても脅威だと思うので、そのあり方を、G8→G20、否、もっと多くの国々で話し合ってみたら、どうでしょう?


アメリカは、他者をやっつける事に大きな力を注ぐように見えます。困難を乗り越える事も素晴らしいけれど、自分が他の人に助けられる事も、素晴らしい事だと思います。

他の人に助けられて「ありがとう」と言える人は、「弱い人」 ではなくて、「素敵な人」だと思います。今度は自分が誰かを助けてあげたら良いと思います。

アメリカは、「強い国」だけでなく、「他国から好かれる国」にもなってほしいです。

同じ目線で話し合う事が出来たら良いですね~