地球の危機!

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私も 地球を(人も)守りたい!

「「日本ウイグル協会」会長のイリハム氏の講演」

2009-07-31 15:35:25 | Weblog
「「日本ウイグル協会」会長のイリハム氏の講演」


新疆ウイグル自治区で起きた暴動(7/5)に関して、「日本ウイグル協会」会長のイリハム氏の講演です。

ブログ「チベット・中国問題研究所」からの転載です。
(http://tibet.blog.shinobi.jp/Entry/113/ )


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イリハム・マハムティ氏

こんばんは。暑い中、こんなにたくさんの方々にご出席いただき、ありがとうございます。

ウイグルで起こったことは、みなさんも報道である程度ご存じかと思いますが、メディアは主に中国の発表した情報を使っており、私たちがメディアに伝えた情報は一部しか使われません。

ウイグルで本当に何が起こっているのか、我々が今までつかんだ情報をみなさんにお伝えしたいと思い、今回、緊急シンポジウムを開催することになりました。

急な話なのに、今日パネリストして出席していただいた先生方は、すぐに了承してくださいました。心強く思いました。ありがとうございます。

今回のウイグルで起こったことについて、中国政府は、一部の人たちが計画し、実行したことで、ほとんどのウイグル人は無関係である、と言っていますが、これは、真っ赤な嘘です。

今回のことは、中国共産党政府が支配してきたこの60年間のウイグル人の心の中の怒りの爆発なんです。それを挑発し、爆発させたのは、中国政府自身なんです。

7月5日の、学生らがインターネットで呼びかけて行った平和的なデモに対して、政府は彼らと対話するのではなく、暴力をふるい、射殺しました。ウイグル人が住んでいる地域に、すぐに情報が流れ、抗議行動は広がりました。残念ながら、一部のウイグル人に非人道的な行為を行った者もいました。私たち世界ウイグル会議それから、世界ウイグル会議の議長の声明でも、そういう人々の行為を強く非難しています。

でも、彼らがウイグルに入ってきて60年間、政府は中国人たちに、バックに政府がついているから、何をやってもいい、というメッセージを送り続け、60年間続いたその虐待に対する怒りが、その日爆発したんです。

この60年、ウイグル地域で何があったのか。

最初、中国軍が入ってきました。中国政府に、軍人たちを引き上げる気はありませんでした。最初の軍人たちが年を取ってきたので、中国政府は生産建設兵団という組織を作り、軍人に農業を始めさせました。

最初、ウイグルの農民たちの一番いい土地を奪い始めました。それから、水源に近い土地を開拓しました。

ウイグル地域では、地下水ではなく、山の雪解け水で農業を行います。生産建設兵団が駐在するところはすべて山の近くです。彼らはウイグル地域の水源をほとんど奪いました。ウイグルの農民たちは、彼らにお金を払って水を買わなければならなくなりました。

その後、ウイグル地域で、いろんな工業を始めました。中国の法律では、各自治区ではどんな職場でも、その自治区の名称となっている民族を、65%以上、職員に採用しなければならない、と定められています。でも実際は守られていません。

最初、ウイグル人たちは、いろんな企業に入っています。当時、中国人は、強要しなければ誰もウイグルには来ませんでした。ウイグルは気候が厳しいからです。

冬は気温が-30℃まで下がります。夏は暑いところでは50℃まであがります。こういうところに、中国本土の人たちがくるはずはありません。

中国政府は文化大革命の時期に、青年たちに「祖国建設のためにウイグルに行こう!」と呼びかけ、上海から何十万人もの若者を連れて来はじめました。

政府の命令でどんどんウイグル地域に移住してきました。そうしてたくさんの中国人が入ってきた結果、ウイグル人たちは仕事を奪われ、仕事が見つからなくなってしまいました。

今は一般のウイグル人だけではなく、大学を卒業しても95%は卒業=失業になっています。残りの5%はどういう人かというと、共産党政府に協力している、共産党政府関係機関に勤務しているウイグル人の子供あるいは親戚です。そういう人だけが職に就けます。

こういう状況で、ウイグル地域では今、若者たちの間でエイズが一番はやっています。その数は中国でナンバーワンです。

でもウイグルでエイズが見つかったのは、河南省で患者が報告された10年後なんです。それにもかかわらず、今ウイグル地域のエイズの発病率は一番高いのです。

仕事がない若者たちはたむろし、お金が欲しくて、遊びたくて、彼女が欲しくて、犯罪の道を選ぶんです。犯罪の道を選んで、覚醒剤に手を出します。お金がないと、注射器を5人、10人で使い回します。その結果、たくさんの人たちがエイズになっていました。

そういう現実があるのに、中国政府は予防策をとっていません。北京のある大学の中国人大学生がこの現実を知り、ウイグル人にエイズの危険性を知らせるためにウルムチに行き、2日間広報しましたが、逮捕され北京に送還させられました。

つまり、中国政府はウイグル人たちにエイズが蔓延してそのまま消えて欲しいということなのです。

こういうことは、ウイグル人たちはみんな知っています。

でも、それを政府に陳情すると、民族主義者のレッテルを貼られてしまいます。我々は、意見を政府に伝えることを禁止されているんです。ですから、そういう怒りはウイグル人たち同士で話すしかありません。

それから、2000年に入って、ウイグル人がウイグルの言葉で教育する権利が奪われました。今、どんな田舎に行っても、中国語で教育が行われています。ウイグル語は完全に禁止されています。

これにもウイグル人たちの反発がありますが、それを政府に訴えることはできません。政府によると、ウイグル語は現代に合わないそうです。21世紀に合わないそうです。ですから、我々ウイグル人のためにも中国語を勉強しなければいけないそうです。

中国政府はそう言っていますが、中国語を学校で勉強して中国の本土の大学を、優秀な成績で卒業したウイグル人大学生が、ウイグルに戻って仕事を探しても仕事がありません。募集している企業に応募しても、彼らに待っているのは、「ウイグル人はいりません」という返事です。そういう優秀な人材は、ふたたび中国本土に戻り、外資系企業に就職しています。

それから、ウイグル地域にいけばわかりますが、募集要項にはっきり「民族」という欄があります。募集民族は漢族とはっきり書いています。堂々と書くんです。それにも我々は反発してはいけません。
反発すれば民族主義者です。

それから、2006年に入って、ウイグル地域からたくさんの女性たちを中国の本土に、仕事を斡旋するという名目で連れて行き、賃金が安くて中国人が敬遠する仕事をさせています。連れて行かれるのは15,6才から25才までの未婚の女性だけなんです。結婚したものは連れて行きません。これは明らかに政府の同化政策です。もう一つ怒りが心の中に起きました。

そういういろいろな事件があり、いろいろな怒りが、この60年で起きました。

それで、今回の広東省の事件です。25日夜10時から中国人たちがウイグル人たちを殴り始めました。警察がきたのは26日午前3時です。5時間、警察はどこにいたのか。武装省察どこにいたのか。ウイグル地域だと5分かかりません。チベット地域でも5分かかりません。どこから出てきたのかわからないが、すぐに町の中が警官、軍人でいっぱいになります。

それから、意識を失って倒れているウイグル人を中国人が棒で殴っている、その傍に警官が立っている。その警官は何の対応もしていません。これは我々ウイグル人に大きなショックを与えました。

中国政府の目で見ると、中国人から見ると、我々は人間じゃないんじゃないですか。彼らは我々は動物扱いしている、と考え始めました。

それでもウイグル人たちは10日間、政府の回答を待っていました。政府から何の回答もありませんでした。中国語のサイトでは「ウイグル人を殺した英雄万歳!」とか「ウイグルの豚野郎を全部殺せ!」とかこういう暴言が出始めました。

ウイグル人学生たちもインターネットでこれに対する怒りをインターネットの掲示板で話しあうようになり、その結果、7月5日、彼らは一緒に政府にどういうことがあったのか、回答してほしいという思いで、自分たちは政府を批判するつもりはないことを示すために、先頭に中国国旗を掲げてデモを行いました。

それでも政府は、彼らに正しく対応するのではなく、最初は暴力、その後すぐに銃殺、それで今回の事件が起こりました。事件はまだ怖くありません。怖いのは事件の後なんです。たくさんの被害者が出てます。

いまウルムチでは、女性たちが街に出ることができません。兵士たちが堂々と「銃を持っているだろう」と女性たちの体をさわるというセクハラをしています。我々イスラム教徒は、こういう辱めを受けることは、命を奪われるよりも重いことだと考えます。

さらにこういう挑発が起きたら、ますます現実は悪化します。これからのことを、私たちは一番心配しています。

我々がつかんでいる情報、ウイグルはなぜこういうことが起こったのか、その理由を簡単にみなさんにご報告しました。

ご静聴ありがとうございました。
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「(ウイグル自治区では)エイズが蔓延している」、という記述があります。

ウイグル自治区では、核実験が繰り返して行われました。チェルノブイリ級の放射能が漏れた、という記事も、どこかで読んだような記憶があります。

放射性物質は、地球が出来た時には、存在していなかったのだそうです。

宇宙から隕石が飛んできて、その隕石の中に、(放射能が)含まれていたのだそうです。

なので、地球に存在する物質、生命体の中には、放射能を無害化する物質とか、機能は備わっていないのだそうです。

時間が積み重なっていけば、生命体の中で、今まで眠っていた防御機能が目覚めて働き始めるかもしれません。

チェルノブイリ原発の事故があって(1986年)、当地は、以後600年間、入居禁止にされました。しかし、まだ30年も経ちませんが、もう動物や植物は住んでいます。緑がうっそうと繁り、イノシシが子イノシシを連れて歩き回っていました。私はその映像を見た時、感動しましたよ。

それらの動物、植物の中に、放射能に対する防御機能が働いているのに違いありません。

A、ガン細胞というのは、健康な人でも(誰でも)、1日に何万個も作られて、夜、白血球が食べてくれるから、ガンにならずに済んでいるのだそうです。

だから、白血球の働き=免疫機構を強めればよいわけです。

B、ネイティブ・アメリカンの人たちの中には、薬草の知識があり、処方箋を知っている、専門の人がいるそうです。

彼らは、その草が何に効くか分からない時には、良く見る(観る)、すると、「○○に効くよ」ということを草の方から教えてくれることがある、そうです。(本で読みました)

取る時には、全部は取ってしまわない、虫に食われていない、大き目のを、「取らせてもらうよ」、と言って、取るそうです。

特別に急いでなければ、早朝が良いそうです。

A,B,より、毒草は避けなければいけませんが、例えば、「咳が止まりません。咳止めに効く草は、どれですかー?」と、草に訊きながら、取ると、草の方から教えてくれる筈  ??

放射能や、エイズウイルスそのものをやっつけることは、できないとしても、薬草は腸内を綺麗にしてくれるようです。腸内かどこか分からないけれど(血液?)、身体を綺麗にしてくれると思います。(飲んでみたら調子が良いです)





『斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」』

2009-07-28 23:27:25 | Weblog
『斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」』 (http://www.melma.com/backnumber_170937 )


私はこのメルマガを読ませていただいていると、何となく、気持ちが落ち着いてきます。

日本人として、天皇、天皇制の前に頭を垂れる、ということのお手本を示してくださっているからだと思います。

(日本人で良かった!) と思わせていただいています。ありがたいことです。


ですが、今日は、?、(よく分からない)と思ったのです。書いておられる内容は尤もなのですが、私は、?、(何で、そうかな)と思ったのです。


橋本明氏の『平成皇室論』に対して異議を唱えておられます。(全文は→(*))


「憲法が変わっても、天皇は天皇」

ここが、? でした。

明治憲法は、「天皇は陸・海・空軍を統帥す」だったのが、

戦後は、「象徴天皇」になった。

憲法が変わったから、天皇の扱いというか、「有りよう」も変わったんじゃないの?

「天皇は天皇であり、国家の中心的存在であることは、変わりはありません」

「国家の中心的存在」とは、「政治をするところ」ではないの?

天皇は、「国民よ、安かれ」、と、祈ってくださっておられる、ということも、稲作を初めとして、五穀豊穣であることを祈願、また感謝してくださっておられるということも、学校で教えられていないから、何かチャンスでもなければ、知らないままなのです。

だから、
「第二に、天皇は古来、祈りによってこの国を治めて来られたのであり、」

「祈りによってこの国を治めて来られた」(…? 分からない)という感じではないでしょうか。


「自ら政治権力をふるう立場にあったわけではありません。」(そうかな…  日本の歴史で、権力を振るった天皇もいたような…)


「第三に、皇位を継承するのは天皇であり、皇后ではありません。橋本さんが仰るような、一夫一婦天皇制的発想は、そもそも憲法に反します。」


「一夫一婦天皇制的発想は、そもそも憲法に反します。」 (? よく分からない)

という感じではないでしょうか。 


日本人であるならば、日本の天皇・天皇制について、どこかで教えられるべき、と思います。

「日本の天皇制は、世界でも稀に見る、価値あるものだ」ということ(の意味、内容)が伝わらなくなりつつある、と思います。教えられないから、チンプンカンプンだよー、という感じで。

このまま、どこでも教えられないと、えらいことになる、と思います。




(*)
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 1 文化部記者ではなかった橋本明さん
   ──『平成皇室論』の「まえがき」を読む
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▽現行憲法の抜粋から始まる

 橋本さんの新著『平成天皇論─次の御世にむけて』で、私が最初に興味深く思ったのは、本の構成です。

 まず日本国憲法の第一章天皇の抜粋があり、近現代の皇室の系図、まえがきと続いています。本文は、第一章平成皇室と国民、第二章東宮家の軌跡、第三章明仁の「東宮」、第四章平成の天皇、第五章王権の試練、第六章近代の皇室、第七章東宮家の選択肢、の7つの章から成り立っています。

 明らかに、橋本さんの発想の出発点は現行憲法にあり、明治以後の皇室しか、念頭にないようです。第六章のはじめに、近世初期の後水尾天皇に言及しているのですが、幕末の大政奉還の説明上、たった10行、ふれているだけです。

 前号で申し上げたように、橋本さんの天皇論は千年以上続く天皇ではなく、現行憲法を起点とする象徴天皇論なのだ、と理解せざるを得ないのです。

 著書の帯には、「70年間皇室を見続けてきた」とあります。つまり、学習院初等科の時代から、さらに共同通信時代以後、ジャーナリストとして、ほとんど生涯をかけて、という意味なのでしょう。学習院の大先輩を相手にこんなことを言いたくはないのですが、取材の時間が長ければいいというものではありません。


▽滅びを歌う学習院院歌

 私が学習院大学に入学を許された最初の日、入学式で歌った「学習院院歌」には強い違和感をおぼえました。

 ♪もゆる火の火中(ほなか)に死にて
  また生(あ)るる不死鳥のごと
  破(や)れさびし廃墟の上に
  たちあがれ新学習院

 哲学者で第18代院長の安倍能成が作詞した院歌は、滅びのあとの蘇りを歌っています。占領末期の昭和26年5月に大学開設2周年の記念式典で発表されたとされます。

 実際、戦前の学習院は22年に学習院学制が廃止され、終止符を打ちました。24年に新制大学となり、26年に学校法人となりました。

 院歌ですから、幼稚園児から大学院生までみんなが歌います。私と違って、下から上がってきた学生たちはものの見事に歌いあげます。しかし「死」や「廃墟」を上手に歌えば歌うほど、私は違和感を禁じ得ませんでした。

 私の母方の祖先は奥州二本松落城の半年後に生まれています。百数十年の時を経て、形見の品が伝わっています。賊軍とさげすまれ、戊辰戦争に敗れたわが祖先は、復興への願いを心に秘めることはあっても、滅びの歌をおおっぴらに歌うようなことはなかったはずです。簡単に歴史を否定することはできないし、右から左に器用に変身などできないからです。


▽歴史的視点が乏しい共同通信史

 もっとも安倍先生はそれほど単純ではありません。話が少しずれますが、『戦後の自叙伝』(昭和34年)によると、前田多門のあと文部大臣となった安倍先生は、非難の対象となっていた教育勅語の弁護、すなわち皇室擁護を試みていたといいます。

 南原繁らは新しい教育勅語の奏請を求めていたし、ひとり共産党だけが絶対反対だった。戦争末期、アメリカでは中国の宋子文(蒋介石の義兄)が、日本皇室の抹殺を主張し、皇室がいつの時代にも日本の権威であったわけではない、と説いていた。アメリカの世論も皇室抹殺に傾いていたらしいが、進駐後、日本の実情を見た総司令部のダイク代将は新勅語の下付(かふ)を勧めたことがある、と安倍先生は書いています。

 では、共同通信はどうでしょうか。

 全国約60社の新聞社とNHKが加盟する社団法人の配信記事は、加盟紙だけでも2500万部に掲載されます。朝日、読売、毎日など全国紙が束になってもかなわないほどの媒体力です。

 前身は戦前の同盟通信です。5500名の人員を擁する当時世界最大の国策通信社で、「大本営発表」は同盟を通じて新聞、ラジオに流されました。敗戦後、自発的に解散したのは古野伊之助社長の英断ですが、実態は共同通信、時事通信への分離・分割で、通信網も人員も温存されました。

『共同通信50年史』の「第4部 前史」は同盟について30ページ以上にわたって詳述しています。しかし、戦争の時代の検証は十分とはいえません。戦前から続く大新聞も同様ですが、古傷に触れたくない、触れられたくない、ということなのでしょうか。

 学習院院歌は滅びを歌い、共同通信社史は戦争史の検証が不十分。いずれも歴史的視点が乏しいのです。


▽憲法が変わっても天皇は天皇

 同様にして、橋本さんの新著は、さすが社会部記者らしく、また外信部記者らしく、内外の情報に切り込んでいます。しかし橋本さんは文化部記者ではなかった、ということなのか、千年を超える天皇史へのまなざしがうかがえません。

 あらためて「まえがき」を読んでみます。橋本さんは冒頭、即位の大礼後、英字新聞に掲載された「憲法を守り」という記事が、I protect と訳されているのを目にした明仁天皇が、象徴天皇の実態に合わない訳語である、との立場を明らかにした、と述べ、それは綿密な歴史観と自己分析によるものだと説明しています。

 つまり、橋本さんは、天皇は明治憲法上の元首ではない。政治大権も軍事大権もない。現行憲法は国民主権を定め、象徴天皇を定めている。国民の上に立つ者が下位の者を保護する意味合いになる protect はふさわしくない、と天皇は結論したのだ、というのです。

 敗戦後の国体の危機は、天皇の象徴化・温存によって回避された。天皇の機能が変化しなければ時代について行けない。明仁天皇は、美智子皇后と協力し合って、日本国憲法が柱とする象徴天皇制を育て上げ、機能させるため努力してきた、と橋本さんは解説します。

 ところが、皇太子徳仁親王はほとんどひとりで公務をこなしている。雅子妃が皇太子に強く求められながら、なぜ挫折したか。何が雅子妃を追い詰めたか、それを探ることが橋本さんの目的である、と説明されています。


▽もし解説が正しいなら……

 けれども、そうではない、と私は思います。

 第一に、明治憲法、現行憲法も、第一章に天皇を規定しています。憲法が変わっても、天皇は天皇であり、国家の中心的存在であることに変わりはありません。

 第二に、天皇は古来、祈りによってこの国を治めてこられたのであり、みずから政治権力をふるう立場にあったわけではありません。それが統治大権であって、象徴天皇と矛盾しません。

 今上天皇は、橋本さんの近代史的説明とは異なり、古代からの歴史に基づいて、象徴天皇のあり方を追求してこられたのでしょう。そのことは即位後、皇室の伝統である宮中祭祀の正常化に努められたことからも理解されます。

 第三に、皇位を継承するのは天皇であり、皇后ではありません。橋本さんが仰るような、一夫一婦天皇制的発想は、そもそも憲法に反します。

 第四に、もし橋本さんの解説が正しい、となると、今上陛下ご自身が誤った歴史観と自己分析をしておられる、という結論になります。それは逆であって、誤った目で陛下のご心情を説明しているだけではないのでしょうか。

 と書いているうちに、長くなりました。この続きは次回にします。次回は本文を読むことにします。


「ロックフェラー様」

2009-07-28 22:49:47 | Weblog

初めまして。小者は、自称「聖書にあこがれている者」です。

ロックフェラー様の上に道が出来ました。神の恵みが注がれている道、です。

神は、ロックフェラー様に恵みを与えてやりたい、幸せにしてやりたい、ただそれだけです。
(ロックフェラー様以外の人に対しても、同様です)

これからは(も)、上を見ていただきたいです。

ロックフェラー様がどうであろうと、神は、ロックフェラー様に、恵みを与えてやりたい、ただそれだけなのです。

ロックフェラー様の上には、サンサンと輝く、慈しみ溢れる神の恵みが注がれ続けています。

ロックフェラー様の都合がどうであろうと、そうなのです。

ロックフェラー様は、神様に、つかまっちゃいました。


ロックフェラー様がたのどなたでいらっしゃたか、忘れましたが、「ウーマンリブ」の運動を盛んにしたのは、自分たちだ、と言われた方がおられました。

女性が社会に出て働くようになれば、子供たちを、社会が面倒を見るようになる。ということは、子供たちを、我々ロックフェラー一族が操れるようになる、ということ。だから、「ウーマンリブ」を進めた、と。

私はこれを聞いた時、驚きました。(良くぞ、正直に仰ってくださった)、と思いました。

ですが、初めからこういうことをやらずにいて下さったら、なお良かった、と思わずにはいられませんでした。




「中国がウイグル人を迫害する理由」

2009-07-27 10:11:10 | Weblog
「中国がウイグル人を迫害する理由」

・一つは、ウイグル自治区にある原油、天然ガス(推定、各23億トン、1兆5千億立方メートルの大部分)(「オルターナティブ通信」http://alternativereport1.seesaa.net/)

・この記事をお読みください。「国連はナチス組織」→(*)
私は信じられないんですけど。(「ハルガキターー大企業が妨害し公表させなかった情報」(http://hamoblo.com/mikitanior/index.php?type=1&emtryId=4))


中国はウイグル人を強制移住させ、民族そのものを消滅させる政策を取っていますが、それは、「中国は国連の真似をしているだけ」、と言えなくもないと思います。

なんて恐ろしいことを…
どう考えたら、良いのだろう?

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私は、中国がしていることを見ていたら、キリスト教徒を迫害しているパウロに、イエス・キリストが言われた、「サウロ(パウロ)、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。棘のついた棒を蹴るのは、あなたにとって痛いことだ」、のところを思い出します。中国とパウロが、ダブります。




(*)
国連はナチス組織 

[2007年12月31日(Mon)]
UNDP国連開発計画は.貧しい国に経済援助を行う事と引き替えに.女性に「不妊手術を強制」している。「貧しい.劣った人種は子供を生まず.絶滅しろ」という内容の計画である。

 この国連の計画で米国のネイティブ(伝統的には差別的にインディアンと呼ばれてきた)は.全体の25%が不妊手術を強制され.北米のシャイアン族は80%もの女性が「子供の生めない体に強制的に手術」されている。1世代目で20%生き残り.2世代目で.20×20%で4%.3世代目で4×20%=0.8%.つまり全滅させる政策である。シャイアン族は3世代目で全滅させられる事になる。これが国連の「人道経済援助」の実体である。

現在.ブラジルの女性は40%が国連により「強制不妊手術」が行われている。8世代目で.ブラジル人は全滅する。これはナチスと全く同質の人種絶滅計画である。

国連が現代のナチスである事が分かる。大学等で国際関係論を学び.善意から「貧しい国を救おう」と考え.国連.国連系NGO.ジャイカ等で働く「裕福な家庭の日本人・子女」が.知らず知らず容易にナチスの手先として利用されている。「大学で国連関係論を学んだ先進国の.おぼっちゃん.お嬢さん.国連職員を.レイプし.殺害する事は.我々の基本的人権である」と.貧しい国のゲリラが語る理由は.そこにある。大学で国際関係論の博士号を取った程度の無知と.大学から国連へという生き方の「閉鎖性」が.こうした「善意のナチス党員」を生む。サルトルが語ったように「無知は犯罪」である。



「GM首脳が消費者と対話へ」

2009-07-26 11:46:20 | Weblog
「GM首脳が消費者と対話へーー信頼回復で投書箱開設」 (時事通信、7/20)

このニュースは、私にとっては、晴天の霹靂でした。(失礼!!)

アメリカで、こんなことが起きるわけ、無い、というのが、私の固定観念でした。

「消費者と対話」をしなかったから、GMは、↓になったんでしょ。

「消費者と対話」をするようになったら、何が起きるか、分からないと思いますよ。日本、ヤバイよ。再度、アメリカに負ける?





「給食の残飯」

2009-07-26 07:16:45 | Weblog
山陽新聞の記事です。日にちは分かりません。

ヒジキの煮物がドーっと捨てられている写真が載っていました。

そういえば、私もヒジキの煮物はよく残していたなと、思い出しました。何でかなあ?

・ヒジキの割合が多い、とか。(色が濃すぎる)
色が原因なら、最後に缶詰めのコーンを混ぜてみたら? と思う。

・ヒジキの量を半分に減らして、代わりに、肉、ちくわ、にんじん、ゴボー、干し大根等を増やす。それを2回にする。

・炊き込みご飯に、(少ないヒジキの量を)入れる。

・煮たヒジキをマヨネーズで和えて、サラダとか、サンドイッチとかに入れる。


○分からなければ、理由を子供たちに訊いてみる、とか。(少数意見も拾い上げることが大事だよなあと、頭の中で考えてみる)


給食の時に、好き嫌いなく、何でも食べるのが良いのか?

残すのは悪いことなのか?(今までこんなこと考えなかった。自分があまり好き嫌いが無かったから)

子供にとっても良くて、先生にとっても良くて、調理師さんにとっても良いような…

好きな子に食べてもらうって、どう?

いけないんですか?



「ユーロ」

2009-07-24 21:05:06 | Weblog
(『ユーローーその衝撃とゆくえ』 田中素香著、岩波新書より)
「ユーロ」が導入されたのは2002年です。

何のために導入されたかと言えば、「ドルから欧州を守るため」です。

「固定相場制」(ドルと金を交換する)が採られていた間は、ドルは安定していたのである。

ところが、1971年にニクソン大統領はドル切り下げを試みる、が、失敗。

アメリカは、ドルを垂れ流すのである、(ドルの流通量を増やした)そうすると、金と交換すると、アメリカの金保有量が減るので、ドルと金を交換することを停止した。

ドル為替変動幅を、上下2、25%に拡大することに決定、が、アメリカは守らなかった。

そうするとどうなったかというと、アメリカの経済が不安定(輸入超過)であるのに、ドルが基軸通貨だから、アメリカは痛くも痒くもないのである。

アメリカ以外の国が為替変動の影響をもろに受けたのである。

一番悲惨なのは、途上国、中小国であった。

欧州では、ユーロ導入前は、両替するごとに手数料を取られた、その手数料がバカにならなかった。

それと、アメリカに対抗する必要から、統一通貨の必要が認識されるようになった。

最初の通貨統合計画を決定したのが1971年だから、正式に導入されるまで(2002年)、30年余かかっているのである。

世界中で取引はドルで行われるから、そのたびに手数料がアメリカに入るから、アメリカは輸入超過だろうと、影響を受けないのだ。

為替変動の幅が大きいほど、他の国が強く影響を受けることになる。

アメリカよ、為替変動の幅を小さくしてくれと(欧州が)言っても、アメリカは優雅な無視=ビナイン・ネグレクトをするのである。

要するに、アメリカは自国最優先なのである。

「ユーロ」が導入されるまで、欧州が困った時、アメリカに「止めてくれ」と言っても、アメリカは、「ビナイン・ネグレクト」である。

欧州は、何度も煮え湯を飲まされているのである。

私は欧州に訊きたいです。

ネグレクトされて困って、これからでも、アメリカに、「ネグレクトをするのは、止めなさい」と働きかけてくださいますか?

もう「ユーロ」が導入されたことだし、今は金融危機で苦しい時だから、アメリカを困らせるようなことは、とりあえずはしないでおこう、ですか?

「「NHK解体の歌」ーーNHKよ、蘇れ!」

2009-07-23 20:27:15 | Weblog

「チャンネル桜」が「NHK解体の歌」を作った。

「払~わんぞ、払~わんぞ、受信料~」とか、

「ジャパンデビューで嘘ついて~」とか、嬉しそうに歌っていた。

私は何度も言っているが、この内容には賛成なのだ。私も受信料は払いたくないし、「ジャパンデビュー、台湾編」は、大うそつき番組だったと思っている。

しかし何も「解体の歌」まで作らなくてもいいだろう、と思うのだ。NHKを解体させたら、NHKを改めさせることはできないぞ。

NHKを解体させても、中国は、今度は別の放送局なり、団体をねらうのだ。(私だったら、そうする)

NHKを解体させたところで、「それで日本は平和になった○だ~」、何てことにはならないだろう。

もうこうなったら、私も意地だ。

私はNHKの味方をするぞ。「チャンネル桜」が、「NHKの大罪」のTシャツを作ったり、「解体の歌」を作ったりするからだ。(やり方が間違っていると思う)


ところで、どうして中国は周辺民族や法輪高の信者を迫害するのだろう?
世界中から嫌われるよ…


「新型インフルエンザをやっつけるぞ!」

2009-07-22 09:39:39 | Weblog

「豚インフルエンザ」は、今は下火になっているだけで、秋~冬にかけては、また流行しそうですね。

薬のタミフルは、ウイルスをやっつけてくれるのではなくて、細胞の中に閉じ込めておく働きがある、と。そこまで。

新陳代謝で細胞が壊れると、それまで閉じ込められていたウイルスは細胞の外に出られて、今度は活発に動き回りそう…  ?

この豚インフルエンザを完全にやっつけることができたとしても、第2、第3…の豚インフルエンザが出て来るのではないかと、もしかしたら、複合汚染になるかも… ?と、私は要らぬことを考えたりしている。

なぜならば、発生源は豚の畜舎だった、劣悪な飼育環境の中から豚インフルエンザ(のウイルス)が生まれたのである。「飼い方を改善した」というニュースは聞かないから、第2、第3の豚インフルエンザが生まれるのではないかと、要らぬことを考えてしまうのだ。(そんなに簡単に新しいウイルスは生まれないか?)

厚労省は、ワクチンを生産中だそうですが、私は第2、第3の…が気になって仕方がないので、ワクチンも、? ですよね。

それで、頼みの綱は、目下、「飯山一郎のLittleHP」(http://www.geocities.jp/o1180/)なのだ。

①茶葉 ②センダンの木 ③コーヒー ④ブルーベリー が効果があると書いてある。

①、②は、煎じる(20分くらい弱火で煮る)のが良いそうだ。③、④もかな?

センダンの葉/枝/皮を煎じた液を、蛆虫に掛けてみたら、1週間くらいになるけど、蛆虫はまだ生きている。しぶとい。けれど、大きくは なっていなかった。私はこれはすごいと思う!

それと、ドクダミとかの薬草茶を飲むと、確かに身体の調子が良いようなのだ。

だから、木や草の中にウイルスをやっつけてくれるものがある様な気がしている。

ところが、センダンの木は、冬には葉が落ちるのだ!

2月頃、緑の葉をしているものは、ビワの葉、柿、松(松竹梅ですね)、南天、大根葉、芝生(?)くらいかな…

これらがウイルス撲滅に効果があるかどうか、試してみればいい、と思う。


それと、私が思っているのは、漢方薬だ。

中国に、「この漢方薬が効きますよ」と、情報開示をして欲しいです。…


冬は、空気が乾燥するから、必ずしも煎じた液でなくても効果があるような気がするけれど、… 否、ないか?

霧吹きを買っておこう。

「私は、「東トルキスタンデモ」には参加しません」

2009-07-21 05:37:15 | Weblog
「私は、「東トルキスタンデモ」には参加しません」

中国が、東トルキスタンなど、周辺の少数民族に対してやっていることは許せません。

それはそうですが、それでもやっぱり私はデモには参加しません。

1、叫ぶ内容が「中国、ノー!」の(中国を否定している)ものばかりである事。

2、中国が周辺少数民族に対してやっていることは、欧米の、特に、アフリカに対してやっていることと、本質的に同じだと思う。(→(*))

中国に対して「ノー!」というのならば、欧米に対しても「ノー!」と言え、 と思う。


1、について
デモのときは全面否定でも良いが、その他、口を開けば、いつもいつも「中国、ノー!」しか言わないのならば、私には「中国には何としても、改めさせないぞー」と言っているのと同じだと思う。

中国に改めてほしいから、デモをしてるんでしょ? そうじゃないの?

2、について
中国政府にしても、欧米の間違ったやり方をする人たちにしても、一言で言えば、「殺してやるぅ」だと思う。

「欧米は間違っていてもいいよ、中国だけは許さん!」 というのはなあ…  ??


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来年、2010年は、どんな年になってほしいかというと、

私は、サッカーの世界大会、南アフリカ開催で、燃えたいです。

北京オリンピックの時には’不完全燃焼’だったので、残念でした。

2010年は燃えたいです。南アフリカ開催は、「人権オリンピック」も同時開催、みたいなもんだと思います。よろしくお願いします。

同様に、同2010年に、「アジア大会」が広州で開かれますね。

今度こそ! と思っているので、中国、よろしくお願いします! (「手錠の五輪」は見たくありません)



(*)
(『アフリカ情報通信ーー今アフリカでは何が起こっているのか』の「フェラ・クティの叫び」(http://www.africanewsletter.com/madiatext/fela.html)より)

フェラ・クティというのは、ナイジェリアの歌手です。ジャズをベースにした「アフロ・ビート」という新しいスタイルの音楽を確立しました。

「I.T.T.(International Thief Thief:国際的な泥棒たち)」という曲の歌詞の一部です。(改行しました)

「多国籍企業は金を盗む。奴らは新聞紙上で大きなプロジェクトについて語り、俺たちを混乱に陥れる。俺は、I.T.Tという会社について書いてある本を読んだ。奴らは混乱とインフレと汚職を持ちこむ。それにはあるテクニックがあるのさ。

まずひとりのアフリカ人をみつけて、そいつに100万ナイラ渡すんだ。するとそいつは袖の下を使ってボスになってしまう。奴はまるでハツカネズミのように、あちこちに顔を効かせる。奴は少しずつ社会の階段を登り詰め、ジャーナリスト、政府書記官、局長、大臣、国家元首らの友だちになる。

そして始まるんだ!混乱が!インフレが!汚職が!公金横領が!抑圧が!オバサンジョとアビオラ(ナイジェリアの企業家・政治家)のように世界を股にかけた泥棒たち(I.T.T.)。だが俺たちは戦う。…」





「中国が「G8」をドタキャンした理由」

2009-07-20 13:51:52 | Weblog


ラクイラG8サミット(7/8~10)に出席していた胡錦濤主席が、新疆ウイグル自治区で暴動が起きて、G8をキャンセルしました。

その理由が、どこで見たか忘れましたが、「暴動」が起きたからだと思っていたら、そうではなかったのですね。

暴動が起きたことをきっかけに、現体制が=共産主義体制が、崩壊するのではないかと、そのことを恐れたからだ、と書いてあったと思います。

それを読んで、私も(そうか!)と思いました。

「スターリン批判」が行われたこと(1956)/ ルーマニア・チャウシェスク夫妻の軍事裁判(1989)/ 「ソ連」が崩壊して「ロシア」と多くの国々になったこと(1991)/ 等、 これらを、中国はじっと見ていたのです。そして、自分たちがあのようになるのは嫌だなあと、じみじみ思ったとか何とか、以前に読んだ記憶があります。

そうだったのか。

私も同じです。自分の「非」を問われるのは恐いです。それ故に、私は他者を悪く言わない。何を隠そう、自分が守られるため。私はもっと徹底している。仕事もせず、自分の殻の中で… 。

罪を犯した後、どうしたら良いのですか? 「死ね」ですか。

「こうしたら良いよ」と言ってくださる宗教が、本当の宗教だと思います。…


それにしても、外国は中国が少数民族を弾圧しているのが許せないわけで、ウイグル自治区は、ウイグル人に返せばいいが、と思うけど。独立させてしまえば、外国はそのことでは中国を悪く言わなくなるよ。

チベットや台湾も、ダメかなあ…  中国は十分広いじゃない、と思いますが…





「台湾」

2009-07-19 20:32:13 | Weblog


「台湾は日本の生命線」(http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com)というブログによれば、

「在日台湾人の国籍が「中国」から「台湾」へ」(7/15)

だそうです。

今までは、「中国」だったのですね。

これからは「台湾」となるのだそうです。「中華民国」ではなくて、「台湾」。いいんですかね、馬英九氏、否、馬英九総統。

そうか、「中華民国」というのは、元々中国大陸にいたわけだから、台湾では、居候」だもんね。

良かったですね! おめでとうございます!

って、あんた、何人だよ? って言われそうですけど。(私は「見る人」でした。すいません)

「アフリカの人々へ」

2009-07-18 21:33:49 | Weblog

『アフリカ・レポートーー壊れる国、生きる人々』(松本仁一著、岩波新書)という本には、「アフリカは今までこんなふうに壊されてきた」、がしかし、「こんなふうに希望をもって生きている人々もいる」ということが書いてあります。

後者の例として、ジンバブエの、地元の農業NGO「ORAP」(オラップ=地方農村発展協力機構)が紹介されています。

ドリップ式潅漑ーー穴を開けたゴムパイプを畑に張りめぐらし、ドラム缶のタンクから水を引く、それだけの簡単な灌漑システムだが、農産物の生産が急速に上がり、経済的に余裕のある自立農民が次々に生まれている。

ORAPの’主義’は、「タダで与える援助はしない」ということです。やる気を引き出し、自分で考えさせるのです。

例えば(P.155)

村人:「牛を増やしたいので、貯水塔を作ってほしい」

ORAP:「貯水塔を作るのは3万ドルかかる。その金をどうするんだ?」 (問題を提起するだけ)

村人は、村の近くにある長距離バスのバス停で、その朝搾ったばかりの牛乳を売った。それが当たった。日に50ドル近い現金収入になった。

そのお金で主婦は子供服を作って並べた。それも売れた。これなら、3万ドル借りても、返せそうだ。

そこで初めてORAPが動き出す。「貯水塔は、普通は3万ドルかかるが、2万ドルで作ってくれるところを知っている。そこを紹介しよう。」

P.156
「そのORAPに対しても、ムガベ政権は、警戒の目を光らせ、様々な嫌がらせを仕掛けている」そうである。

私は「ORAP」のような活動を、net上に発信したらどうかな、と思います。世界中の人々に知られてしまえば、ムガベ政権といえども、そんなに無茶はできないんじゃないかと思うからです。…

日本が、○億円のアフリカ援助をしたところで、地元のNPO曰く、

「その大金は、誰のところに行くのだろう?」

「1/100でいいから、私たちに回してくれればいいのに」

だそうである。

先進国は、(お金はあるけど)「人のために」ということは考えない。(考えられなくなっている、と思います)

「どのようにしたら、良いのだろう?」と考えることもしなくなっている、と思います。

「どのようにしたら?」、と考えるのは、「どのようにしたらお金が儲かるだろう?」、ということだけだったりして…

「どのようにしたら、やる気を引き出せるだろう?」なんてことは、先進国ではないように思います。

虫が良すぎるでしょうけれど、アフリカに「ORAP」のような例が多くあるのならば(少なくても)、紹介してほしいです。net上に載せてほしいです。

強くなれば良いのです。金額が大きくなれば良いのです。そうすれば先進国は苛めなくなると思います。

(最初は小さな変化でも)人々の目に触れるようにしたら、どうでしょう?



「「ジェネリック薬について」ーー欧米の国って、どうして…」

2009-07-18 20:50:11 | Weblog
「「ジェネリック薬について」ーー欧米の国って、どうして…」

私はどうにも納得できない。

ジェネリック薬(特許の期限が過ぎた後、効果は同じで安く買える薬)を、欧米の国は普通に使っているのに、アフリカの国が使おうとしたら、偽の薬だといって、使わせないようにする。

これは、「ジェネリック薬というものがあるよー」と言っておいて、「お前たちには使わせないからねー」、と言う。

馬の前ににんじんをぶら下げておいて、絶対に食べさせないのだ。そりゃ、馬も怒るわなー、と思う。

こういうやり方をすることが、欧米にとっては当たり前のようなのだ。それが不思議、納得がいかない。


1997年にアジアで通貨危機」が起きました。なぜ起きたかというと、当時は「変動相場制(1971~)」で、 (基軸通貨国アメリカだけは痛くも痒くもない、アメリカ以外の国が「変動」の影響をもろに受ける。一番悲惨なのは、発展途上国や中小国であった)

東アジア諸国が通貨切り上げをせざるを得ないようにしておいて、その後で、ソロスを初めとする投資家が襲い掛かったのである。

(これの予行演習を、’92~’93年ごろ、欧州に対してやっている。「ユーロ(2002~)」は、「守るための通貨」なのである)

まったくアメリカという国は、他国が痛い目をしようと…  否、痛い目をして弱くなればなるほど、良いのである。

ロスチャイルド家の蒐集家全員の中で、最も偉大といわれているアルフォンス男爵は、「世の中には金持ちもいれば、貧しい者もいる。ただそれだけのこと!」、と言っている。
(『ロスチャイルド物語ーー富と権力の物語』デリク・ウイルソン著、新潮文庫)

アルフォンス男爵というのは、一見、冷めたような、冷たく突き放したような言い方をする方でいらしたようですが、それにしても…

現代で言えば、「殺す者がいる、殺される者がいる。ただそれだけのこと」… ?

何でこうなるのだろう? この発想はどこから来るのだろう?  それが分からない。

「チェルノブイリ事故」

2009-07-17 05:37:48 | Weblog
You Tube で原発事故について、一連の映像を見ました。

確かに原発事故は恐しいと思いました。起きたら、なすすべがないと思いました。

チェルノブイリ原発のあるプリビャチ市には、600年入居禁止の処置が取られています。

1986年から20年余ですが、もう植物が繁り、イノシシが歩き回っていました。(母イノシシと子、5匹だったけ? が映っていました)

私は、白血病を治すには、イノシシの肉を食べたら良いのかも、なんて思いました。

これから(世界は)原発を増やしていくのですよね。なら、ウラン鉱夫もより大勢必要となるのですよね。ウラン鉱夫の人たちの安全が保障されているなら、チェルノブイリ事故跡に入ってそこに生えている植物や小動物、微生物を採取することはできますよね?

600年の間、人は住めないとされた所に、20何年で生活できている動植物たちの中に、放射能を無害化してくれる物、あるいは、体外に排泄してくれるもの等が、有るような気がしませんか?

あ、そうだ、原子力発電所を建設するなら、白血病とか放射能障害を治療する施設(病院)も作らないといけない、という規則を作ったら、どうですか?

治療の研究をするほうが高くついて、仕様がない、というふうにしておくとか…