地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「牛出荷再開、他」

2011-08-20 00:44:34 | Weblog
「牛出荷再開、他」


○「福島、宮城、牛出荷再開へ」 (山陽新聞、8/19、以下同じ)

検査に合格できれば、牛出荷できるという。

ひとまず、良かった。

記事を読む限り、

「汚染藁を牛に与えていた農家や」

「福島、宮城両県では、原発事故後に収穫した稲わらを牛に餌として与えていた複数の農家から、計3000頭近くの肉牛が各地に出荷され、一部の肉から基準値超のセシウムが検出された。」
                           (引用終わり)


「汚染された稲わらを牛に食べさせていた農家が悪い」、というふうに私は読めました。国の指示が農家まで届いていなかったんでしょう。だから、わらが汚染されてしまったんですよね?

それなのに、あたかも農家が悪い、というように私は読めたので、こういうのはアンフェアだと思いました。


それと、これから私たちは、低放射能汚染の中で暮らしていかなければならなくなるわけで、体内に放射能を取り込んでしまったら、こういうふうにして排出したら良いという、その方法も国民に知らせるべきだと思いました。


私が思っているのは、

・生姜紅茶
生姜は体を温めてくれえるので、体が温まったら細胞の動きが活発になる。→免疫力が高まる、という寸法です。


・冷水を浴びる。
体にとって嫌なことをされると、それを防ごうと、免疫力が高まるのだそうです。これをやってアトピーが」治った人や、肝炎が治った人もいるそうです。

私は一年を通してシャワーで、仕方なく冬も水でやってみたところ、、3~4ヶ月後には、体に芯からホカホカ温まる、みたいな、それまで感じたことのない快さでした。とても効果があると思います。始めるのだったら、夏から始めるのが良いですよ。


・木造の家に住む。木造でなくても、墨を室内や床下に置く。



あと、軽い運動をする、/ 野菜を多めにとる/ 時々大声を出す、ストレスをためない、など。

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医療費の節約に、体温を上げる。

体温が35度の人は、細胞の動きが不活発なので、病気にかかりやすい。36、5度~37度が良いそうです。35度台の人が多いなら、’体温を36度台にする大作戦’を考えてみるのも、手かも、と思います。



○「節電ーー中国地方企業、全国平均下回る」


企業に節電を求めるのなら、稼動していない火力発電所がある電力会社は、火力発電所を稼動させて下さい!


「企業の六重苦、他」

2011-08-18 19:41:59 | Weblog
「企業の六重苦、他」

○「企業の六重苦」

(山陽新聞だったと思います)

「企業の六重苦」とは、

1、円高
2、法人税が高い (日本は40%、アジア諸国は25%)
3、電力不足
4、経済連携の遅れ (TPP先送り)
5、労働規制
6、温暖化対策

3、と6、について

6、について
温暖化対策は、CO2を減らすことよりも、石炭、石油や資源を一気に使ってしまわないようにしなさい、ということだろうと思います。

京都会議(1997)は、イカサマです。

日本は公害防止の研究を進めてきた。CO2削減もよく努力している。地球全体のことを考えるなら、日本の国内でもっとCO2排出を少なくすることよりも、日本の技術を世界に役立てる方がずっと効果的だということです。

3、電力不足

・自家発電機って、高いのですか?

・少水力発電は、手軽にできそうな感じがするので、もっともっと作られても良いのでは、と思います。

・家庭では、電気を作るのではなくて(発電の代わりに)、温水器を屋根の上に取り付けても良いのでは?


○「九州電力、火力発電所が停止」

(山陽新聞、8/5)

「苅田(かりた)火力発電所でトラブルが生じ、運転を停止。」

そこで、「他の電力会社から緊急融通や買電の積み増しを検討する」そうです。続けて

「休止中の火力発電所の再稼動も視野に、顧客に削減率など数値を示して節電を呼びかける可能性は低く、企業などの大口需要家を対象に進めている「省電力」の呼びかけを続ける見通しだという」。
                                 (引用終わり)


これは、「休止中の火力発電所の再稼動」を視野に入れる可能性は低い、ということでしょう。だとすれば。

休止中の火力発電所は存在する。
その再稼動はしない。電力不足になれば、大口の企業に節電してもらう、ということ。

なんだかなあ。火力発電所の再稼動は、手が掛かるのですか?



○「原発事故の賠償、電気料金の割引で公平に」

(朝日新聞、8/13)

行政書士の久住秀司氏の提案です。

政府の原発事故補償案には、

・実際の支払いまでには、かなりの時間が掛かると見られる。
・自主的に避難した人たちが対象になるかどうかの結論は先送りされた。

・避難したくてもできなかった人/ 家族の一部だけを県外へ送り出して福島にとどまり、二重、三重の生活を強いられている一般家庭の人々のことは、忘れられている。

そこで、
「県内の一般家庭が毎月支払う電気料金は、一世帯ごとに一定の比率で割り引かれることにし、それを数年間続けてほしいのだ。例えば50%引きを10年間実施する、というように。

東北電力がこれを代行し、割引で減収になる分を東京電力が東北電力に支払えばいい」と仰っています。

これ、良いですね。大賛成です。



○「避難準備区域解除で、復興に加速を」

(朝日新聞、8/12)

福島県南相馬市

「緊急時避難準備区域」が解除されると、

・線量の低い地区では、復興へ向けて動き出している人たちがいる。その活動を制約する理由は、もはやない。

・解除されると、補償や支援が不十分なまま、打ち切られるのではないか、という不安がある。

・30キロメートルの内か外かで、補償に大きな差がついている。

等の問題がある。

朝日新聞は、「役場の人手が足りない分は、住民を臨時に雇うなどの工夫を、復旧計画に組み込んではいけないだろうか」と提案している。

そうですよね。これも、(ああ、そうだ、そうだ)と思いました。


義援金のかなりの額が、まだ被災者に届いていないそうです。義援金を配るのにも、「住民を臨時に雇」えば良いのではないでしょうか?






「やる気のない人」

2011-08-16 13:57:06 | Weblog
「やる気のない人」

(『最初に愛があったから』 ドナ・シルツ著、花風社)

著者のドナ・シルツは、元夫の妹の子(男の子二人)を引き取って育てます。

ドナは、あらゆる努力をして二人を育てます。が、こんな文章がありました。

「私は欠けたコップでも平気で使える人間だ。人の食べ残しも食べるし、ガレージセールでものを買う。にもかかわらず、やる気のない子供にだけは、我慢がならないのだ。」

私は(これだ)と思いました。アメリカ人て、みんなこうなのでしょうか? このようなのだと思います。

でも、私に言わせれば、やる気がなくなることもあります。たとえば、「お前はバカだ、バカだ、」「お前にできるわけ、ないだろ」と言われ続けたら、やる気がなくなる事も多い、と思います。

そして、周りの人が、「やる気のない子供(人)にだけは、我慢ならない」人ばかりだったら、(自分は存在していいの?)という事になると思います。(自分はいない方がいいんだ)から(自分は存在してもいいんだ)まで、何年も、10年も、20年もかかります。 …


書かせていただいてありがとうございました。

私の希望:「やる気のない人のことは、私は分かる。私に任せて」、と言う人がいたら、その人が活動することを許してあげてほしい。(そういうことにも価値があると、認めてほしい)

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こういう、自分の言い分を言える場があったらいな、と思っていました。

私が作りました。私の家です。不満でも何でも、言いにおいでください。生姜紅茶を飲ませてあげます。

「新聞記事から」

2011-08-16 13:21:34 | Weblog
「新聞記事から」


○「発電か食料自給カーー耕作放棄地」

(8/16、山陽新聞)

「太陽光発電などによる電力を高く買い取る仕組みができれば」

→「使われていない土地が収益性を持てば、農村地域が元気になるきっかけにもなる」

けれど、「農地が無軌道に転用されかねない懸念もある。」

東京大学総長室アドバイザーの沢村義久氏は、

「発電施設の普及がある程度進んでから、歯止めをかけることもできる。まず、規制を緩和してみるべきだ。」と言われているそうです。私も賛成です。

途中では、歯止めがかけられないなら、前もって上限を決めておくとか。



○「ベトナム戦争、枯葉作戦」

(8/16、山陽新聞)

「枯葉剤は、南ベトナム開放民族戦線が活動する密林を枯らし、隠れる場所がないようにするため、米軍が大量に撒いた化学薬品。」

という説明がありました。私はこれをゆっくり読んでいたんです。「密林を枯らし、隠れる場所がないように」って、ものすごい作業ですよ。枯れ木が突っ立っているんじゃない、密林ですよ。

米国人て、「山の神」とか、畏れないのだなあ、と思いました。(私も同じようなもんですが)

私は、何も「枯葉剤」を使わなくても、石油を撒いてすぐ火を付けたら、、山一帯が燃えないか? そっちのほうが手っ取り早いのではないかな、と思いました。

アメリカは、日本に何度も空襲したんですよ。だから、B-29を1度に100機ぐらい飛ばして、一斉にナパーム弾ですか、を投下したら、密林と言えども、はげ山になるのではないですか?

それとも、原爆と同じで、(枯葉剤の)化学的な効力を確かめたかったのかな?



私はこの記事を読んで、アメリカ人て、日本人と感覚が違うんだなあと思いました。




もう1つ、(8/16、朝日新聞)

「ハッカー多様化」という記事。


ハッカーというのは、他人のパソコンの中に入り込んで、(そのパソコンの)情報を操作する事です。

とんでもないことの筈です。


ケビン・ミトニックという人は、「米史上最大のコンピューター犯罪者」と言われているとか。その彼が、笑顔で写真に写っている。

「不正ハッカー行為はこれからも続く」ですと。

「私はお金を盗んでいないし、情報を売り飛ばしたりもしていない。要は、パズルを解くのが得意だったという事だ。」

私は、これでは原爆はまだ10個も、20個も要ると思いました。



私がドキッとしたニュースは、パナマだったと思いますが、「放射性物質を積んだ船が、我々の海を通ってくれるな」という記事。

当たり前のことだと思いますが、日本は、ウランを輸入しているから、私はこの記事を読んでドキッとしました。


ハッカーをする人がいないと、パソコンは進歩しないのですか? パソコンが進歩していくためには、ハッカー行為が必要なのですか?








「大人の犯罪は、子供の問題行動の延長と思う」

2011-08-15 19:10:28 | Weblog
「大人の犯罪は、子供の問題行動の延長と思う」


中国よ、さわるな

(『最初に愛があったからーー虐待され、心に傷を負った子供たちを引き取って』 ドナ・シルツ著、花風社)

著者のドナ・シルツは、夫(サム)の妹の子、ジェイコブ(兄、3歳)と、ジャレッド(弟、2歳)を引き取りました。

義妹(ジュリー)には、飲酒癖があり、第一子を妊娠する前から、時間とともに量も増えていきました。

兄弟は胎児の時にアルコールの影響を受けてしまい、脳が少し侵されて生まれてきました。(弟の方がより重症だった)

そういう兄弟を育てるのは、ジュリーにとっては、とても負担になりました。音を恐がる/ 触れられるのを嫌がる/ 視線が合わない/ 親の言うことを聞かない…


ジュリーはどうしたかというと、お風呂場の中に閉じ込めていました、食べ物を与えずに。

兄弟二人は自分のウンチを食べていたという事です。

(ジュリ-は、親権を取り上げられ、兄弟は児童福祉局に引き渡されました。)

ドナはまず、兄ジェイコブだけを引き取りました。

一人増えただけで、ドナの生活は一変しました。

ジェイコブは、悲鳴を上げる、獣が死に物狂いの声を上げるような悲鳴 /柔らかいもの(スクランブルエッグ、ピーナッツバター、白パン)しか食べない/ 寝る時に睡眠薬が必要/ 頭を打ち続ける、30分も…

(ドナは当時、行動療法士として精神病院で働いていました。だから心理学に沿っての実践は、ドナにとって専門分野でもありました。)

ドナは、ジェイコブが、色を塗ったり、ビーズに糸を通したりするのが好きなことを発見しました。

ジェイコブを抱いたり、本を読んでやったり…   ジェイコブは 自分から字を書く! と言いました。黙々と長いこと、熱中して字を書いていました。

こういう、努力する子は、ドナの得意とするところです。

しばらくすると、ジェイコブが「(弟の)ジェラッドは?」と言い出しました。

二人とも引き取るのは、ドナにとって荷が重過ぎると思ったけれど、(ジャレッドはジェイコブよりもいっそう華奢な感じで、意欲がなかった、トロンとした目をしていた)、

何度かジャレッドと関わってみると(「これが欲しい」となると、自分のものにしないでは気が済まない、相手が泣こうがニタニタしている。/ジャレッドの口からは臭い、吐き気がするような匂いがしていた。キスをしたりされたりするのが好きだったが、ジャレッドの口はベタベタしていたのだ)

ドナは、いつもいつもジャレッドのことを気にするようになっていた。兄弟なのだもの、二人を離すわけにはいかないよねと、二人を引き取ることになった。


ドナは行動療法士として仕事も続けながら、二人を引き取ったのだ。

子供たちは日中、デイケア・センターで見てもらって、5時がきたらドナは仕事を終えて、迎えに行く(朝はスクールバスが迎えに来てくれる)。そんな日々が始まった。

ドナは仕事を続けながら、子供たちの面倒を見てもらうところを次々に変えてゆく。子供を見ていれば、その学校が本人に合っているかどうか、すぐわかるからだ。


ドナは、子供たちを愛して、愛して、この社会で、一人でも生きていけるように、生活習慣を身につけさせ、人を信頼する事、読み書きや計算などを教えようとした。

ところが、ドナの期待のほうが勝っていて、子供たちにとっては、荷が重過ぎるのだ、しばしば。

そういう時は泣きわめいたり、「ママは僕を苛めたいんだ」と言ったりする。

 そう言われると、(自分はやっぱり良い母親にはなれないんだ)と落ち込んだり、(どうしてこの子は)人の気持ちが分からないんだろう)と、子供を恨んだりするのだった。

ドナは何もかも捨てて子供と向き合うのだが、仕事はやめない。午前中だけとか、3ヶ月休職して、ということはあっても、また復帰する。


仕事を休んでいた時、「仕事は?」と聞かれて、「子供を育てているだけです」というと、「あらそう、ただのママなのね」と言われた。

だけどついに、これ以上は出来ない、もう限界だと仕事をやめた。(ドナは、サムと離婚して、ジョンと再婚した。ジョンは最大限の協力をしてくれた)

仕事をやめて、子供たちとより多く関わるようになったのはもちろんだが、月に二日、「何もしない日」を設けた。子供たちは寝たいだけ寝ていいし、自分の好きなことをいつまでもやっても良いのだ。

これが良かった。


中国よ、触るな



さらにドナは、大学に通って、「感覚統合障害」について、本格的に勉強した。

これで今までの疑問が次々に氷解していった。

ジャレッドは、口の動きをうまくコントロールできなかった。感覚統合のための器具を買って、1日15分で、5日で、ジャレドのよだれが止まったのだ。風船を膨らます事もできるようになった。


音に敏感で、
デーブルや机の下に隠れ、
着る物にうるさく、
服のタグを取り、
散髪されたり、顔を洗ったりすると泣き、
ほんのかすり傷を大げさに騒ぎ、
あるいは全く反応を示さず、食べ物が熱過ぎるとか、固まりが入っていると文句を言うのは、

「感覚防衛反応」という状態に陥っていたのだ。

自己調節や感覚調節の機能に障害があることから、起こっていたのだ。

ジャレッドは(ジェイコブも)、大脳辺縁系がダメージを受けていたため、抱きしめようとすると、「痛い」と言ったのは、皮膚が痛んでいたのだ。

机の下に隠れていたのは、刺激が強過ぎて、その刺激をシャットアウトするためだったのだ。

プールは、光がまぶしく、匂いがきつく、音が響き渡って、とても落ち着いていられなかったのだ。

ジェイコブが,スクランブルエッグなど、軟らかい食べ物を好んだのは、刺激が少ないからだったのだ。

二人の場合は、「触覚防衛反応」が原因だった。

皮膚には神経末端が詰まっていて(5センチ四方の中に9000も)、ここが少し異常だった。ドナが世話をしているから、ドナは二人にとっては、’敵’だったのだ。

治すのは、とても簡単。マッサージをした。皮膚の感覚が正常に働くようにすればよい。3分~5分くらい、2時間おきにマッサージをした。

(引用始め)
「ジャレッドの成長、特に、精神的な成長が始まったのは、このことがきっかけだったようだ。       (引用終わり)


二人が13歳と11歳の頃、
「二人とも驚くほどの進歩をした。ジョーと私はこれまでになく、平和な毎日を送っている。」

と書かれてあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何が言いたいかというと

「アメリカ人に、本音を言ってください」という事です。


神様は、アメリカのキリスト教徒を中心に、世界を変えていこうとしておられると思います。(説明は省きます)

疲れた時は、休みたいんでしょう?
自分を認められたいのでしょう?

攻撃合戦は、本当は嫌いではないのですか?

経済の成長より、本当は、こういうものもとても得たい、のではないのですか?


違いますか? 本音を言うことが出来なければ、何も始まりません。

「コウ君」

2011-08-14 20:07:29 | Weblog
「コウ君」


朝日新聞の教育面で発達障害の「コウ君」の例が、今、連載中です。

コウ君は、大きな音が苦手です。(大きくなくても、音が苦手です)

あることには、集中して取り組みます。

変化があることが耐えられない。(毎日同じことの繰り返しが良い)

(『最初に愛があったから』 ドナ・シルツ著、花風社)

著者ドナは、2人の兄弟を引き取って、里子として育てます。彼らの実のお母さんは、アルコール中毒の傾向があり、時には、浴びるほど飲んでいました。特に、弟の時が酷かった。弟を妊娠中に酒量が増えて行ったのです。

ドナお母さんは悪戦苦闘するのですが(その奮闘記です)、兄弟ともに、「胎児性アルコール徴候(「症候群」ではない)」だ、という事を知ります。

特徴は、
・視線が合わない
・親が示す愛情にこたえない
・自分や他人、物を傷つける
・衝動を抑えられない
・学習が遅い
・因果関係がうまく理解できない
・異常な食行動を示す
・同じ年齢の子供たちとうまくいかない、など、

それと、音が苦手、です。

でも、良い面もあります。

・かわいい
・人なつこい
・天真爛漫
・意志が固い
・1つのことに打ち込む
・やさしい、思いやりがある
・好奇心が旺盛
・芸術的、音楽のセンスがある
・感覚が鋭い、などなど。

私は、コウ君も似ているところがあるように、思ったのです。コウ君のお母さんが飲酒の習慣がおありだったのかは、分かりませんが。

コウ君がもし胎児の時に、何らかの損傷を受けていたとしたら、それに合うような扱い方が必要になってくる、ということでしょう。

たとえば、弟は、服を着ることができなかった。

これは、(後でわかったのですが)、脳に傷があるためだった。

1、シャツを頭の上まであげ、
2、腕を袖に通し、
3、裾を両手で下に引く。

この1,2,3、がつながっている事が理解できなかったのです。「やらない」のではなく、「できない」のだった!

だから、たとえば、

「シャツを上にあげて」
「腕を通してごらん」
「できたら、下に引っ張って …   (着れた!)」

と言ってあげればよいのですね。

お母さんに喫煙をの習慣があると、生まれてきた子供は、もしかして、タバコの悪影響を受けているのかもしれない、と思います。

そういう、発達障害の子は、ますます増えていくのではないかと予想されます。

社会のスピードをもっとゆっくりにしないと、この子たちの居場所がなくなると思います。


GDPは、消費したものの金額の総和ですよね。

これを、「消費したものの金額の総和」+「時間のゆとりをもてていること」。

両方ないと「豊か」とは言えない、としたらどうでしょう?

コウ君のような子を育てるのは、とても大変だと思います。絶対に必要なものは、時間」と、「その子と向き合う事」だと思います。

でも、今の社会のやり方は、「人と向き合うこと」が、特に、必要な人(弱い立場におかれている人)にとって、なされていないでしょう。

多分、大人も子供も、(自分と向き合ってよ!)と、心の仲では、叫んでいると思う。

「人と人とが向き合うこと」を、取り戻そう!







「情報統制」

2011-08-13 19:38:40 | Weblog
「情報統制」


(8/12、朝日新聞)

「オピニオン」欄で、一橋大学商学部長の沼上幹氏が、情報統制は、する側も、される側も、結局損だ、という内容のことを書かれています。

中国の鉄道事故を例に挙げ、続けて、

(引用始め)
「トップの側は、「余計な心配をしないで、従業員は自分の職場で仕事に熱中してほしい」と願っているのだろうが、むしろ、情報不足の時の方が、「余計な心配」は増えてしまう。

「今何が起きているのか」が分からないから、微かな手がかりを使って各自が勝手に仮説的ストーリーを創り出す。

たとえば、財務部長が見知らぬ人と昼食をとっていたなど、普段であれば何でもないことが、危機に直面した情報不足の組織ではことさらに注目され、「財務部長はもう会社を見限っている。昼にヘッドハンターと会っていた」、

というような憶測のうわさ話が蔓延する。トップが正確な情報を伝えないがゆえに、そこから生まれた情報への渇望感を、この種の虚構が満たしていく。」
                            (引用終わり)

私は、分かりやすいなと思ったのです。

本当に、情報統制をしているのは、損だと思います、はい。

「アメリカ国債格下げ、情報不足」

2011-08-12 19:24:25 | Weblog
「アメリカ国債格下げ、情報不足」

○アメリカからマネーが出て行って、アメリカ以外の国々の物価が上昇しているそうです。


私は「国連債」を作ったらどうかと思います。世界で1番利率の高い国が、たとえば10% とすると、「国連債」は、11%以上にするのです。(これで物価上昇は抑えられないか?)

国連は、集まったお金で、ソマリアなどを援助する。

国連は「世界遺産」を決定しているけど、あれは、黒字ではないのですか?


○「被災地の方々の情報が得られない」というのがありました。


新聞やTV、ラジオ等で、たとえば、

「○○市△△町出身の方、いかがお過ごしですか?

来る×月×日に、△△小学校で盆踊りを開催いたします。

万事、お繰り合わせの上、ご来場ください。

ご遠方の方は、現在の状況を一言でもお聞かせいただけると幸いです。連絡先は、……です。」

とか、

「こちらは○○郡××村です。

・「行方不明不明者が×人減って、××人になりました。」とか、

・「新しくスーパーが開店しました。」とか、

・「○○会社が9月より操業を開始します。」など、

・「あなたの御状況もぜひお知らせください!」などを流したら、どうでしょう?


○漁業権を民間にも解放する」というのは、どうなったのでしょうか? 気になりますねえ。

○JR東北線の復旧が遅れているそうです。400キロメートル不通ということなので、大雑把に言って、ほとんどが不通という事です。

鉄道の代わりに、バスですか? 

バスはあるのですか? (失礼かも分かりませんが)





「原爆投下」 4、

2011-08-11 21:14:46 | Weblog
「原爆投下」 4、

(『私はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下した』 チャールズ・W・スウィーニー著、原書房)

(前回の続きです)

手に汗握る長崎への「飛行」でした。(「原爆投下」とは言わない)

結果が○だったから良かったものの、こんな難飛行になったのは、3番機の機長の人選(のまずさ)にあるでしょう。

私が考えた結論を言います。社会性の無い人等、平たく言うと、ムシャクシャする人、手の掛かる人は、こういうふうに扱われると思います。スウイーニー少佐が手に掛かる人だったのではなく(→読者の私です。テレパシーで、そうなんです)

もしかしたら、アメリカ人の行動パターンは、このようなのですか?
より大きな困難を乗り越えた方が(乗り越えられた暁には)、より大きな祝福が待っているからと、より困らせてやるのが自分の仕事、と思っているのですか?


事実スイーニー少佐は、戦後まもなく(1946年、6月)退役して,10人の子供と21人のお孫さんに恵まれておられます。(原爆を投下した人が、なぜ? の思いを押さえることができません)

もしかしたらアメリカは、一人の優秀なパイロットを、いや、1番機の乗組員8名を失っていたかも知れないのです。

こういうやり方って、サタンのやり方でしょう?

「こういうやり方をするべきなんだ」といわれるなら、私はアメリカ人を好きになれません。

「原爆投下」 3、

2011-08-11 19:38:12 | Weblog
「原爆投下」 3、

(『私はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下した』 チャールズ・W・スウィーニー著、原書房)

私がこの本を読んでショックだったのは、優れている人は文句なしに立派なのです。が、時々、とんでもない愚か者が出てくるのです。

1度目は、原爆投下の練習をしていた時、
2度目は、「ナガサキ」を挙行する時。

2、を追ってみます。

「このようにしてスウイーニー少佐は長崎に原爆投下をしました」ということを書きます。読みたくない人は、読まれないでください。


「ナガサキ」原爆投下は、「ヒロシマ」同様、3機編成で、ティベッツ中佐より乗組員の発表があった。

「スウイーニー少佐が爆弾を、
A大尉が計測機器を、
B中佐が撮影機器を運ぶ。」

この時のことを、スウイーニー少佐は、
「このことを聞いた時、私はかなり驚いた。B中佐は、…  それほどB-29での経験を積んでいなかった。実際、もし私だったら、…  B中佐は、優秀だと考える者たちの中にすら入らなかっただろう。…  しかし私は、そんな思いを振りはらった。」

○原爆は重量が重く、少しでも積載量を減らすために、武器は積まないことにした。丸腰で飛ぶのだ、

○万が一撃墜された場合には、「スーパーダンボ」と呼ばれる海軍の救援作戦が敷かれていた。飛行艇が日本への往復航路を巡回し、乗組員を水面から救出するため、水上艦艇や潜水艦と協力体制をとる事になっていた。

○長崎型爆弾「ファットマン」は、構造が複雑なので、安全装置をはずし、発火状態にしたまま飛行機に搭載された。離陸時に失敗は許されない。

○台風が硫黄島付近で勢力を増しつつあったので,合流地点が屋久島に変更された。


○皆で、打ち合わせ終了後、スウイーニー少佐は、B中佐に、少し待つように言った。周りに人がいなくなってから、

「B中佐、悪天候の中、屋久島の9000m上空で合流するのは、かなり難しいでしょう。もし屋久島上空で旋回することになったら、海岸からどれくらいの位置にいるのか分からない。私は1km、あなたは3kmかも…  とにかく、分からなくなってしまう。

そうしたら、永遠に会えないかも分からない。

だから、島の南西の地点を選んでおいたんです。--ここです。」私は壁にピンで張った地図を指差した。

「この地点からコンパス方位で180度に向かって2分間飛び、それから360度に向かって2分間飛び、お互い出会えるまでこの端を基点に、楕円状に飛び続けることにしましょう。」

B中佐からは、こんな答えが返ってきた。

「いいかい、少佐。そんな事は、全部分かりきっている。合流の仕方ぐらい知っている。君に教えられる筋合いは無いよ」。他に一言も言わず、彼は向きを変えて去って行った。


○離陸直前に、後部爆弾倉プラダの予備タンクの燃料ポンプが作動していない事が判明。予備燃料のうち、2000ℓが使えない,ということ。直すのには、数時間は掛かる。

ティッベッツ中佐に報告すると、「これは君の任務だよ、チャック」と言われた。そうか。出発を遅らせるわけにはいかないし、もし燃料切れとなったら、「スーパーダンボ計画」によって救助してもらえば良い。出発しよう。


○離陸は、この重い荷物を載せて飛ぶには、滑走路の距離が足りないと直感した。が、エンジンをフル回転させ、無事離陸。

○ 7:00。爆弾信管モニターの警告灯が点滅を始める。整備係りに点検を頼む。

電気回路のスイッチを正しい位置にセットしなおして、O.K.

○ 7:45 
屋久島の合流地点に到着。2番機は現われたが、3番機(B中佐)は現れず。10分、15分…  40分待っても現れず。(3番機は、高度9000mを飛ぶべきを、12000メートルを飛んでいた)

仕方が無い。2機で第1目標の小倉に向かう。

2番機は(我々は無線封止で飛んでいた。それを破り)、テニアンに連絡した。「スウイーニーは、止めたのか?」

ところが、テニアンでは、「スウイーニーは、止めた」と受け取っていた。

大騒ぎとなり、「スーパーダンボ計画」も撤収された。(その事は我々は知らなかった)

○ 9:45
小倉到着。煙で目標が見えず。(「煙」とは、前夜、隣の八幡市を爆撃した火災の煙) 「投下中止」

日本軍の高射砲に攻撃される。(「目視によって命中させよ」の命を受けていた)

2度目の接近。 「見えません!」 「投下中止」

零戦が接近。10機。高射砲がすぐそばで炸裂。

3度目、接近するが、やはり、雲に隠れて見えず。

長崎に変更。ところが、肘があたって、「選択ボタン」を押していて、私の声は大日本帝国中に響き渡っていた。

B中佐の「チャック? 君なのか? チャック? どこにいるんだ?」の声が聞こえる。選択ボタンを急いで元に戻す。


○長崎へ行くには、最短距離だと九州の戦闘機基地の真上を飛ぶ事になる。燃料不足から直進する。 

これ以上悪いことは起こらないよな? 

○長崎は積雲で覆われていた。1回で投下しなければ、燃料が無い。レーダーで投下する。

「ヒロシマ」のより、より強烈だった。雲は14000メートルにまで達した。

燃料はあとわずか1000リットル。沖縄の手前100キロメートルくらいまでしかない。

空海共同救助隊(スーパーダンボ)の出動要請を送信。が、応答なし。

燃料節約の為に、「段飛行」で飛ぶ。(我々は高度9000メートルを飛んでいた。少しスピードを出して、そのままで飛ぶ。(高度は少し落ちる) また少しスピードを上げて、そのままで飛ぶ。これの繰り返し。)

○沖縄まで残り15分。読谷の管制塔を呼んだ。応答なし。

伊江島を呼んだ。話ができた。が、伊江島と読谷はあまりに近いので、別々の周波数を使用していた。(伊江島、読谷間は、不通)

○沖縄が見えてきた。突然、クハレックが言った。「少佐、すべての計器に「空」の表示が出ています。右外側のエンジンが止まった。「第3エンジンに出力増加!」

昼間用の照明弾を発射。飛行場では、飛行機の離着陸が変わらず行われている。

「機内の照明弾を全部発射しちまえ!」

離着陸が止んだ。消防車が駆けつけた。

かろうじて着陸できた。この飛行機は、「改良型B-29」なのだ。だからこそ、無事着陸できた。ティベッツ中佐のおかげだ。







「原爆投下」 2、

2011-08-10 19:34:09 | Weblog
「原爆投下」 2、

(『私はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下した』 チャールズ・W・スウィーニー著、原書房)

前回、アメリカが日本に原爆投下をしたのは、日本がなかなか降伏しなかったからだ、(止める兆し、つゆ、なし)と書きました。

広島、長崎に原爆投下をした、チャールズ・W・スウィーニー氏(当時、少佐)は、人間としては、理想とも言える人だと思いました。彼の誠実さにほだされて、私は(原爆投下は正しかったのかも、と思ったりしました。いや、原爆投下は完璧に間違いだったのだ。では、どこがいけなかったのか?

スウイー二ー少佐は終戦直後(9/4頃)、長崎市内に入りました。原爆の’効果’を自分の目で見たのです。

P.284
A、「私は瓦礫の中に立ち尽くし、両方の陣営でいかに多くの人が死んだことか、その場所だけでなく、戦争が行なわれた全ての恐ろしい場所において、どれほどの人間が命を奪われたかを考えて、悲しみに襲われた。」
                               (引用終わり)


B、「当時私は戦争の残虐性について苦しんだのが、自国の人間であろうと、他国の人間であろうと、決して誇りや快感を感じた訳ではなく、それは今でも変わらない。全ての命はかけがえのないものであるからだ。

だが私は、自分が立っていたその都市を爆撃したことについて、後悔も罪悪感も感じなかった。破壊された周囲の光景が語っていた苦しみは、日本の軍国主義文化の残虐さと、「下等な」民族を征服することを栄光とし、日本がアジアを支配する運命にあると考えていた伝統によって、もたらされたものであるからだ。」
                             (引用終わり)


B,
は、私は違和感を感じました。スパッと割り切るのですね。悪いから殺されて当然だと。

C、
「私は、日本やドイツではなく、我々がこの兵器を持ったことを神に感謝しました。そして原爆作戦がもう二度と行なわれないことを願った。」
                           (引用終わり)


瓦礫の中に立ってみて、原爆を作るべきではなかったのではないか、という思いは、全く感じなかったのですね。

日本は太平洋戦争を始めた時から平常心を失っていたと思う。戦争を止めなかったのが悪いなら、太平洋戦争に突入させていった人も悪かったのではないか?


B、の①「「下等な」民族を征服することを栄光とし」は、

これを言ったら、’目くそ、鼻くそ’になりますが、「下等な」民族を征服することを栄光とし」ていたのは、米国もでしょう。

中国、上海に租界が出来て、中国人はボロを着た乞食が道端に並んで座っていたという。

船から租界の建物までのその道を、傘をさして帽子をかぶり、優雅な服を着た貴婦人が、シャナリシャナリ歩いていった。この事実を見て、日本の役人は、度肝を抜かれた。(日本を絶対に植民地にしてはならぬ!)と思ったのだ。

日本を、「「下等な」民族を征服することを栄光とし」などと、米国人に言われたくありません。


②「日本がアジアを支配する運命にあると考えていた伝統によって」

「日本がアジアを支配する運命にあると考えていた」伝統なんてありません。まず、アジアを支配しようとしていたのは、欧米です。




前回引用した、ユタ州のウインドーバーフイールドで、新しい爆弾のことを聞かされて、スウイーニー少佐は、

「我々は、より大きく、より良い爆弾を作ろうとしているのだ。私が理解する必要があっるのはその事だった。

勝利をもたらし、アメリカ人の命を救うならば、どんな兵器でも作ってみる価値があった。」                            (引用終わり)

と思った。

後半の、「勝利をもたらし、アメリカ人の命を救うならば、どんな兵器でも作ってみる価値があった。」

これだと思いました、アメリカが間違っているのは。(他国のことは、すぐ分かる)

「勝利をもたらし、アメリカ人の命を救うならば、どんな兵器でも作ってみる価値があ」ると考えているのですね、アメリカ人は。


中国よ、触るな!

同様の思考回路で、アメリカの繁栄のためならば、遺伝子組み換えをやってもいいし、世界中から富を奪うのは、するのが当然、になるでしょう。

臓器移植もーー悪いやつは臓器を提供して当然、になるでしょう?

たとえ素晴らしい結果を作れても、(こういう手段でやって良いのか?)と考えてみるべきです。でないと、気が付いたら、世界が吹っ飛んでいた、ということに、冗談でなく、なりかねない。何とおそろしい!

このところを考えてください。モラルの問題だそうです。原発にしても、プルトニウムが威力があるとか、いうことよりも、モラルの問題だそうです。複数の方が、そう書かれていました。(私も同感です)

ここのところを考えないと、財政危機は解決しないと思います。



「原爆投下」

2011-08-08 19:02:42 | Weblog
「原爆投下」

(『私はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下した』 チャールズ・W・スウィーニー著、原書房)


スウイーニー少佐は、「ヒロシマ」の時は「エノラ・ゲイ」の右翼を跳び、計測機器を載せていました。

「ナガサキ」の時は、スウイーニー少佐が司令官で、原爆投下の指示をされました。

日本人で、「原爆投下は正しかった」という人は、おそらく一人もいないだろうと思います。

日本人なら皆、「原爆投下」に関しては、アメリカが100%悪くて、日本は100%被害国、と思っていると思います。


だけど、『私はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下した』という本を読むと、「原爆投下をしたのは、日本が戦争をなかなか止めなかったからだ。米兵の死傷者数を一人でも少なくせんが為に、原爆投下はやむを得なかったのだ」、と書かれています。まさに、その思いで貫かれていました。

欧州でドイツが原爆の開発を始めたという噂が伝わり、それ以後、米国人が一人でも死ぬのを少なくしなければ、負けるものかと、原爆開発が進められます。



著者のチャールズ・W・スウィーニー氏は、完璧とも言える人物です。

パイロットとしてはーーパイロットになる為に生まれてきたような人です。誠実で、責任感も強く、協調性があり、自分の上司に絶対の信頼を置いていました。

威力の強い、新しい爆弾が作られることについて、スウイーニー氏は,次のように書いています。

(引用始め)
「ユタ州ウエンドーバーフイールドでマクラナハン保安警官は言った。

「アインシュタインの相対性理論について、読んだことがあるかね」…

「一つの爆弾が一つの都市全体をこんなふうに破壊してしまうのだ。」

彼は握っていた土を宙に放った。土が風に舞って去るのを私は眺めていた。

人生には、決して記憶から拭い去ることが出来ない瞬間というものがある。この時もまたそれだった。決して忘れないだろうと自分でも分かった。--詳細を一つ残らず。1機の飛行機。1個の爆弾。1つの都市。


ヨーロッパ上空では、…   兵士が何万人と死んでいった。…   もしそんな爆弾が出来るとすれば、我々は終戦を早め、殺し合いをやめることが出来るかも知れない。

もしかしたら、マクラナハン警官は気がおかしいのかもしれない。あるいはそうでないかも知れない。だがそれは問題ではない。我々はより大きく、より良い爆弾を作ろうとしているのだ。私が理解する必要があるのはその事だった。勝利をもたらし、アメリカ人の命を救うならばどんな兵器でも作ってみる価値があった。」
                              (引用終わり)


また、

(引用始め)
「トルーマン大統領が彼の裁量で,全ての武器を使ってでも、この血なまぐさい争いを終わらせようとした決断について、私は疑念を抱いたことはない。--それは今も(1996年、6月)同じだ。」      (引用終わり)

とも。

△ 1945年3月に、東京、大阪、名古屋、神戸の80平方キロが灰になったが、日本は降伏の意思、全くなし。

空襲する時には、前の晩にビラをまき、避難勧告していたが、日本の軍部は民間人に非難することを許さなかった。


△ 硫黄島では、わずか20平方キロを守るのに、米兵が6000名も死んだのだ。

△ さらに沖縄ーー沖縄戦では、我々をさらに恐怖に陥れる神風特攻隊攻撃(カミカゼ)
が始まった。

△ 本土上陸となれば、30日で、23万-27万名の死傷者が出るだろう。

△ 日本は外国人捕虜に無残な扱いをし、1/3が死んだ。残った者も廃人同様である。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、空襲前夜に米軍が避難勧告をしてくれていたのは知らなかった。

8/6に広島に原爆投下をする。その間際までアメリカは(日本はまだ降伏しないか?)
 と思っていた。--思いは、それのみだった。



広島に投下してもまだ降伏しないならば、我々は原爆をいくらでも持っているぞ、と思わせるために再度、投下しなければならない。それでも降伏しないなら、我々は原爆投下を続けなければならないのか?と、スウイーニー少佐は、暗澹たる気持ちになったそうだ。


中国よ、触るな


□ 日本は始める前から、この戦争は負けると分かっていて、始めたのだから、やめるべきと思った時に止められるぐらいなら、最初から戦争をしていなかったのではないかと思う。

□ 「A級戦犯は、連合国側が、勝手に決めたものだけど、日本人自身の手で、大東亜戦争を総括することをやっていない。

それがネックだなあと私は思わせられました。


□ スウイーニー少佐は、人間的には、申し分ないほどの人物なだけに、日本のことを、「殺戮機械」だとか、「ここまで空襲してもまだ降伏しない極悪悲道な相手」」などと書いてあるのを読むと、(日本にも非があったのでは?)という気持ちにもなりました。

同時に、スウイー二ー少佐が、洗脳されているのだ、とも思いました。



















「木造住宅+炭」

2011-08-08 18:35:42 | Weblog
「木造住宅+炭」

○「気仙杉の仮設住宅」

岩手県住田町にある仮説住宅だそうだ。(8/8、山陽新聞)

地元産の「気仙杉」をふんだんに使ってある。1戸あたりの建設費は250万円と、プレハブより安いそうだ。

私はこの住宅に炭を置いたらーー床下や室内、どこでも多目にーー福島県の放射能値が高い所でも、安全に暮らしていけるのではないかと思います。(『木造パワーで住原病を防ぐ』 大槻彰著、 健友館)

1000年前、2000前のミイラがまるで1週間前のような状態で保存されていたそうです。棺は地下に置かれてありましたが、周りにぎっしり炭が詰められていたそうです。秘密は、炭でしょう。



○「日本産食品ーー海外向け安全強調自粛」

(8/8、山陽新聞)

「日本産のものは安全です」とPRするのを自粛します、ということですね。

放射能の測定値も明示しておくのが良いと思いますが、どうなんでしょう? すべての日本産のものに、というわけにもいかないか。

どの新聞だったか忘れましたが、外国で、食料品を手に取ったら、「これは日本産ではありません」と書かれていたそうです。うーん。



○「エネルギー対策」

世界では「水戦争」が起きている所もあるらしい。

解決できたところは、「自給自足」が可能になった所だそうだ。

民間に委託するにせよ、住民が会合を開き、住民が決めて、後の管理も住民が参加している、そういうやり方をしている地域だそうだ。

水がそうなら、電気も自給自足ができるのかも、と思いました。

・残飯と、動物や人間の排泄物で発電、というのは、無理ですか?

・下水道のある所は、下水も発電用になるそうだ。

・ストーブを使う。炎が燃えているのが見えるストーブ、かつ、お湯を沸かせるストーブ。(照明と湯沸しを節約)

「やらせ問題、他」

2011-08-07 19:13:22 | Weblog
「やらせ問題、他」

○「やらせ」問題

(8/4、朝日新聞)

「県討論会でも準備ーーやらせ問題、四電、愛媛で動員」

という見出しで、私は、「県討論会でも」の「でも」で、「やらせ質問」は、きっとこれからも有り得るだろう。だから、「免疫をつけなさい」という事かな、と思いました。

日本人ももっと、図太くなりましょう ?



○米、ドル、格下げ」

横槍を入れさせていただきます。


米国が財政危機になると、世界中が影響を受けるので、何とか良い方向に収めてほしいです。

’攻撃合戦’も一つの方法でしょうけれど、私は、自分が非難されるのは、嫌、!です。

私に言わせれば、非難されないからこそ、生きていられるのです、人間て。

見逃してもらえればこそ、意欲をもったり、(あ、しまった)と、後悔したりできるのです。1つ残らず非を指摘されたら、生きていくのだけでも、非常にしんどいだろうと思います。

攻撃合戦なんて、時間のムダ、エネルギーのムダです! (アメリカはやり過ぎだという意味です)


米国に足りないもの

・疲れたら、休めること
・人と人とが向き合うこと

こういう当たり前のものが少ないように思うのですが…

「米国人が勤勉だ」と、新聞かTVで見たと思います。

(私の独断ですが)米国人の成人の1/3が太りすぎ(体重過多)、という状況があるのに、「米国人が勤勉だ」(勤勉であるべきだ、と受け取れると思います)

というのは、残酷だなあと思いました。


「太りすぎ」とは、体が「苦しいよ」と言っているのだと思います。そういう時は、「たまには休みなさい」と言ってあげると良いと思います。

「勤勉に」というのは、(労働者が)勤勉に働いて、少しでも多く儲かれば、資本家にとって都合が良いからだろうと思います。

なぜもう儲からないといけないのか? それが私にとってナゾです。


○放射能汚染米、肉の利用法

・「ネズミ取り」や「ゴキブリホイホイ」の材料にする。(不要ですか?)

・鶏に食べてもらう。

放射能に汚染されたコメや肉を食べても、その鶏の放射能値が低ければ(放射能の影響をあまり受けないならば、白菜のように)、鶏の餌にする。

同様に、豚、ヤギ、馬、アヒル、猫、犬等にも食べてもらって、放射能値を測る。





「原発反対? 賛成?」

2011-08-06 20:14:36 | Weblog
「原発反対? 賛成?」

8/5の新聞だったと思いますが、日経新聞に有名な作家で、「原発はなくならない」という題だったと思います、記事がありました。「科学は後戻りしない」。

「放射性物質をなくしたら、レントゲン撮影とか、出来なくなる。放射能を利用することを人間が知ってしまったから、科学が後戻りすることはない」と言われていました。

私は、それも尤もだなあ、と思いました。時計の文字盤が夜でも見えるのはありがたいし…

原発は反対だけれど、高度な医療を受けるのは手離したくない、これはエゴですか?

原発をなくして、レントゲン撮影は有り、というふうには、出来ないのですか?

科学技術はどこまでも発達していく、と思います。そんな気がするだけですけど、私は。

でも、だからって、「それで幸せには、なれない」という記事が朝日新聞にありました。

「体外受精」の例が挙げてありました。

妻の卵子ではなくて、第三者の卵子を夫の精子に受精させて、その受精卵を妻の体内に戻して、妻が出産する。

私は、(えらい事ができるようになったんだんだなあ)と思っただけだったんです。朝日新聞の記事は実に適切で、分かりやすかったのですが(今手元にないので)、その記事を読んだ後で私が考えた事を書かせていただきます。

夫が「自分の血を引いている子が良い」と主張して、それで、妻は、(妊娠しないから)、第三者の卵子をもらうわけですが、出産した後、自分の血を引いていない子を育てる時の気持ちって、どんなのかなと、詮索してしまいました。

もしも生まれた子が障害児だったら大丈夫なのかなと、思ってしまいました。


なるほど、科学技術が進歩しても、幸せになれないこともあるなあと、思ったことでした。


原発の話に戻りますが、7/30、山陽新聞に

「日本原燃社長、首相を批判」の見出しで、原発推進の記事がありました。

1、「原発抜きには、国民生活、産業活動、国力の維持、発展は考えられない。」

(事故が起きたら、原発が1番金が掛かるじゃないですか。時間も、人手も要ると思います)

2、「「サイクル事業は、原発の屋台骨を支える必要不可欠な事業」と批判した。」

(「サイクル事業」とはウランを燃やすとプルトニウムが出来る。このプルトニウムを利用して再度発電する「サイクル」のことですか?  (プルサーマル?) それこそ、何兆円掛かるか分からないじゃないですか)

3、「「政策を捨てることは一瞬で出来るが、地元の皆様の信頼や国際関係は二度ととり戻せない。」と指摘した。」

(これは、そうだと思います。政府のやり方はあまりにも急だと思います。)


1,2、は、「原発を続けるべし」の説明になっていないと思います。この記事では、「必要だから、必要なのだ」と言われていると思います。

私はこういう、一見、押しの強いような意見とも、丁寧に向き合うべきだと思います。たとえ異見でも、いや、異見の時にこそ、主張のやり取りができたら良いなあと思います。