地球の危機!

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「日本の地震と… 」

2011-04-16 20:07:14 | Weblog
「日本の地震と原発事故が、世界経済の懸念になっている」


ラジオで、「日本の地震と原発事故が、世界経済の懸念になっている」、と言っていました。

福島原発事故の深刻度が、レベル5→6→7へと上がっていった時、この事を発表した機関は、「日本が原発事故を起こした。日本が悪い。」のような対応だったと思います。(レベル6になったら、例えばこういう事をしたら良いとか、日本の事故の場合には、こういうやり方がある、などは示されなかった)

今回の、「世界経済の懸念になっている」。これも、’上から叩くだけ’だと思います。
このやり方こそ、原発よりも恐い!! と言いたいんだけど、届かないだろうな。


昨日(4/15)の山陽新聞の『滴一滴』に、

「(脚本家、渡辺あや氏は)事故の対応に追われている人を安易に責めないことが大切だ、と指摘。傍観者が怒りをぶつけるのは、非常に配慮に欠けた振る舞い、と批判する」と引用している。

この引用だけでは分かりにくいと思いますが、渡辺氏は、傍観者が怒りをぶつけるよりは、「一緒に見守ってくれるほうが、時には、助け船を出してもらえたら、される側にとってどれだけありがたいか!」、これは私の言い分ですが、渡辺氏は柔らかい文章で書かれていた。私はその文章が載っている新聞があるというだけで(私はその紙面を引き抜いて、しばらく見える所に置いていた)、お腹がホカホカ、暖っかくなるような感じがしたんですよ。

米国人は、「攻撃してこそ、何ぼ、」と思っているのかも知れないが、それは、違う。安易に怒りをぶつけられないのは、良い。…

と、米国を批判するようなことを書いても、無駄であることに私は気付いた。

…何が言いたいかというと、「行動パターン」が違うんだということ。

これからのポイントは、私に言わせれば、「行動パターンを変えましょう」です。



○曽野綾子氏の書かれているのを読むと、私はいつも目から鱗が落ちる思いがします。

(4/)9、読売新聞)

「私は長く海外援助活動に関わり、アフリカなどへ度々出かけるので、日本は夢のような国だと思っていた。電気や水が絶え間なく供給され、交通や通信がいつでも使える。多くの国に比べれば,汚職や権力の乱用もないに等しい。」

「欲しいと思えば、何でも手に入る社会は、異常社会だ。」

「政治家は、安心して暮らせる社会を作る、と言うが、そんなものはあり得ない。老年世代までが、政治家のそんな言葉を信じていた。政治家も有権者も、自分の頭で考える事をしなくなっている。

…震災後、政府の不手際や東京電力の失敗はあったかも知れない。しかし、犯人探しをしても仕方がない事だ。現在のシステムは複雑で、総合的に見ないと、日本は復興に向かって歩き出せない。」   (後略)
                          (引用終わり)

曽野氏は、「電気や水は止まるものだと思っているから、普段から瓶に水を取り置き、炭、火鉢も床下に保管し、カセットも常備」しておられるそうだ。

なるほど。 は~





私も、ずっと疑問に思っていた事があります。ぶつけても良ろしいですか?

「どうして経済は、いつも、儲からないといけないのですか? 経済成長がプラスでないといけないのですか?」

儲かったら、今度は損をするんです。そうでは、ないのですか?

柿の木なんかは、今年、熟る年だったら、来年は熟らないのです。

損益を、目の敵のようにしてませんか? どうも納得できません。(損益より利益の方が良い、それはそうですが)