地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「人海作戦」

2009-01-31 19:05:12 | Weblog
「人海作戦」

『麻生内閣メルマガ』(1/29)の「読者の声」に、「雇い止め対策として、人海作戦に頼るプロジェクトを立ち上げるべし」

という意見がありました。私も賛成です。


街を歩いていたら、あるレストランが閉店で、取り壊しているところでした。それを見て、

・この中で、寝るだけなら、しても良い、とか

・3ヶ月なら3ヶ月だけその持ち主から借り上げて(水道、電気が使えるように)、居場所を提供するとか、できないものか、と思いました。

・年金の確認のために、その地区ごと、高齢者を最優先で、訪問してもらう。

・「年金」のみならず、健康相談やその他、情報の提供等もする。

・特に、独居高齢者の安否を、1週間に1度は訪ねなければいけない、とすると、大勢の人手が必要になると思う。

・記録をとっておいてもらう。


舛添大臣、こういうことのための予算は、出ませんか?



あるいは、「森林を見守ってもらう」。

・廃屋を手入れして、そこに住んでもらって、「森林ガードマン」になってもらう。(←私は仕事の内容はよく分からない)

これも大勢の人手が必要になると思う。農林水産省から予算は出ませんか?

「従軍慰安婦問題についてーー日本は謝り過ぎ」

2009-01-29 11:10:17 | Weblog
「従軍慰安婦問題についてーー日本は謝り過ぎ」


『なぜ「従軍慰安婦」を記憶にきざむのか』 (西野瑠美子著、明石書店)を読んで、私は、

・「慰安婦にされた人たちのことを考えなくて良い」、というのは、「性的被害を受けた人のことは、考えなくて良い」、というのと同じだと思いました。(戦争の影響であろうと、そうでなかろうと、考えなくてはいけない)

・しかし、中学校以下の教科書に載せてはいけない。(児童の人権侵害をすることになると思う。大人になってから、知らせるべき)

・「女性の性の蹂躙」という点を問題にするなら、GHQ占領下での日本女性の慰安婦、ロシア兵の蹂躙も、問題にすべき、と思います。


日本軍が行ったことばかりを、この本の中ではこれでもかというぐらいに、赤裸々に、詳しく述べてある。

中国が、「中国軍は、このようにしてチベット人を殺しました」と、一度でも言った事があろうか?

著者の西野氏の誠意はよく伝わってくるのだが、しかし、しかし、--

今の国際情勢では、日本軍の「従軍慰安婦」についてだけを謝ったら、(GHQやロシア兵の場合についても問題にしなかったら)、「第二次世界大戦は、日本の侵略戦争のせいだったんだ(全て日本のせいだった)」、というふうにもって行かれてしまう、だろうと思うのだ。

ここは知恵の使いどころだ、と思ったのである。(「悪知恵」じゃないのか」って? 「悪知恵」じゃない!!)

私は提案する。「「従軍慰安婦問題」について、日本はこれ以上謝ってはいけない!」

おまけに私は、白人の恥部もさらけ出してやろうと思う。「黒人奴隷」について、書くぞ!!



『アフリカのこころーー奴隷、植民地、アパルトヘイト』 (土屋哲著、岩波ジュニア新書)より

「黒い積荷」

こうしてアフリカ人たちは、まるで牛か豚のように数珠つなぎにされて奴隷船に乗せられ、身動きできないほどぎっしりと船倉に詰め込まれて、アメリカへ送られたのだ。まさに生き地獄とはこのことで、ダニエル・P・マニックスは、その作品『黒い積荷』の中で、船医の航海日誌から抜粋して対のように書き記している。

「天候が崩れ、嵐が吹き始めると、空気孔は閉じられ、孔子窓に覆いが掛けられた。

そんな悪条件の下で,黒人の間からは赤痢と熱病が発生した。船倉はほんの短時間しか留まっていられないほどの酷い暑さだった。

この耐え難い状態の原因は過度の暑さのせいだけではない。奴隷を閉じ込めた船倉の床は赤痢患者の血と粘液とでべっとり覆われた。場さながらになる。…

意識を失いかけて甲板に運ばれていった奴隷の何人かは死んでいった。私もすんでのところで生命を落とすところだった。

奴隷の中に混じって15分もいると、熱と悪臭と汚染した空気でまいってしまい、意識を失いそうになるので、他人の助けを借りて甲板に出るのがやっとだった。

奴隷の中には、苦しみのあまり発狂するものもいた。又、死んでしまえば親兄弟や妻子のいる故郷に帰れると信じて海に身を投じて自殺する者や、食物を拒否して餓死する者が後を絶たなかった。

だが白人にしてみれば、せっかく仕入れた奴隷に死なれたのでは、元も子もなくなる。何としても五体満足で、アメリカまで送り届けなくてはならない。

そこで白人が考え出したアフリカ人自殺防止策はこうだ。

「(死んだら自分の国へ帰れるものと思って死を望む奴隷もいた)船長はこの考えを取り除くために死んだ奴隷の首を体から切り離すという処置を考え出した。奴隷たちが国へ帰ろうとしても、首は持って行けないというわけだ。

また食物を拒否する黒人には、

赤々と燃える石炭をシャベルに載せ、それを唇が焼け焦げるくらいの距離にまで近付けた。それでも奴隷が頑なに食べるのを拒否し続けるなら、無理にでも石炭を飲ませると脅迫した。大抵の場合はこれが効を奏した。

しかしそれでもなお拒否し続ける場合には、何日間も鞭で打った。

なお効果がない場合のことを考えて、奴隷船には、<スペキュルム・オリス>と称する特別の口開け器具が備え付けられていた。これはコンパスに似たJ字型の脚でできた器具で、その根元には、つまみねじが付いていた。

脚を閉じて先端を奴隷の歯の間に差し込み、つまみねじを締めると脚が開いて奴隷の口が無理にこじ開けられ、その口から食物を漏斗で注ぎ込もうというわけだ。…」」
                             (引用終わり)

この精神が今も続いているんでしょ。赦さんぜよ!!

「イスラエルのガザ攻撃」

2009-01-28 18:47:16 | Weblog
「イスラエルのガザ攻撃」


私はイスラエルを支持します。理由は、「ガザ攻撃」をしたのが、私が凹んだ時とタイミングが同じだったからです。それだけなんですけど。

イスラエルは、パレスチナ人を人間扱いして来なかった。そういう面はあると思いますが…


話は沖縄に飛びますが、

戦後沖縄は、日本に捨てられて、アメリカの占領下となった。

米軍基地にと、伊江島では、家は潰され、農地も勝手に奪われ、男手も奪われて、暮らしていけなくなった。

それで伊江島の人たちは、食べ物を求めて、幟を立てて沖縄本島を乞食行進して回った。

その幟には、「乞食をするのは、恥ずかしい。しかし、乞食をさせるのは、もっと恥ずかしい」と書いてあったそうだ。

イスラエルとパレスチナの紛争を見ていると、私はこの言葉を思い出すのです。

イスラエルがパレスチナ人を人間扱いしない(こんな穏やかな表現のものじゃないか)のは、良くないと思うけど、しかし、理由があるのだ。

その理由を、私たちは、見る(観る)べきなのだ!

「オバマ新大統領様」

2009-01-26 09:50:39 | Weblog
「オバマ新大統領様」

ご就任、おめでとうございます。

オバマ新大統領の演説を読んで、(ここは納得できない)というところがあったので、書かせていただきます。

(山陽新聞、1/22)
「我々の旅に近道はなく、途中で投げ出すことは決してなかった。その旅路は労働より余暇を好み、富や名声による喜びのみを欲するような臆病者たちのためのものではなかった。」

「途中で投げ出さないで、困難を乗り越える生き方が素晴しい!」、そのことに異存はありません。

しかし、これは、「臆病者たち」を、下に見ていると思います。

人間て、上を見ますよね。こうなったら、いいな、とか思って。

その時、下にいる人の方が、多くのものを見ることができるのです。そうですよね。

一番下にいる人が、一番多くのものを見ることができます。(困難を乗り越えた人の知らないことを、乗り越えられなかった人が、知っているかもしれない。その逆はもちろん、ありますが)

だから、下にいる人たちを侮るべからず、と思います。
(これは、私が中学生の時だったと思います、若い青年が講演してくださったことの、内容です)


失礼しました。

これから、頑張ってください。


「医療崩壊は、コミュニケーションの問題も一因?」

2009-01-24 19:48:58 | Weblog
「医療崩壊は、コミュニケーションの問題も一因?」

お医者さんが足りないということで、深刻な事態が起きています。

2006年に「福島県立大野病院、産科医逮捕事件」が起きました。

ウイキペディアによれば、
「2004年に、福島県立大野病院にて、癒着胎盤を原因とした母体死亡事例において、2006年になって、産婦人科医が救命できなかった結果責任を問われ、担当の産婦人科医が突然逮捕された。

この事例は、産婦人科医が一生に一回遭遇するかしないかというほど稀な症例であり、しかも当の産婦人科医は地域における産科医療をたった一人で担っているという状況に置かれていた」、とあります。


『医療が悲鳴をあげているーーあなたの命はどうなるか』 (近藤喜代太郎著、西村書店)では、出産時の出血について、このように書かれています。(長いので→(*))

私は医学のことはよく分かりませんが、最後の、「子宮摘出の他、手の施しようもないことが起こるのも稀ではない。」

というのを読んで、(では子宮を摘出したら、母体は助かるということだな)、と思うのです。

(それなのになぜ、母体死亡になったの? お医者さんの責任ではないの?) と思うのです。

私が医学の知識がないからですが、それは置いといて、自分が納得できないから、(「一人医長」等の事情は無視して)医師が不誠実だと思ってしまうのです。

私の提案は、
・患者に説明してくださる時に、「分かりますか?」とか「納得できましたか?」等、聞いてくださる
・「患者さんへーー説明が分からなければ、お聞きください」という内容の紙を病院の壁にでも貼っておく

内藤医師は、
「確かに医療ミスはある。…
しかし、やむをえない事故もある。医療は不完全で、多くのリスクを内包している。それらは「不可抗力」で、過誤とは全く違い、個人責任はなく、予防法もない。この過誤と「不可抗力」の二つを区別することが何より大事だ。医療を受けることは、「虎穴に入って虎子を得ること」なのだ」、と書いておられます。

患者が知りたいのは、「自分の場合は、どこが「不可抗力」だったのか」、ということだろうと思います。

「不可抗力だった」、ということは、患者には分かりません。そこのところを、説明を聞いて、納得したいわけです。

納得できれば、「誠意ある医師」であり、納得できなければ、「誠意のない医師」ということになるのではないかな、と思うのです。




(*)
出産にまつわる出血については、なお未解決の問題を残している。組織での血流循環は毛細血管が担うが、その例外は胎盤である。

胎盤は、受精卵の分割のプロセスでできる胎児側の構造物である。すなわち「胎児付属物」であり、母体から酸素、栄養素を受け取り、二酸化炭素、老廃物を母体に戻す大切な「物質交換」の役目を果たしている。

しかし胎児は遺伝子が半分しか母親と共通しない別の生物であり、胎児血と母体血が混ざり合ってはならないため、毛細血管以外の巧みな構造がつくられている。

胎盤側からは毛細血管が薄い膜に包まれた「絨毛」という突起が無数に出ており、その周りに母体血が激しく噴出する構造になっており、物質交換を行っている。

そのため胎盤がはがれると、子宮の内側の広い面積から湧き上がるように出血するが、赤ちゃんが出た後なら子宮そのものが急速に縮んで出血がまもなく止まる。これは絶妙な自然の摂理で、中世代に小さな哺乳類が誕生し、恐竜の陰に隠れて細々と生きている間に進化したものである。

しかし、ちょっとでもタイミングが狂い、胎盤早期剥離、部分的残留、子宮退縮不全などが起きると出血が止まらず、放置すれば早くて30分で母体死となる。つまり、母体の犠牲の上で、児が100%有利になっている自然の摂理である。

産科医はこの自然の摂理に反して、手助けをしている。お産の事故に現在でも大出血が多いのはこのためである。普通の器官なら染み出るような毛細血管出血だが、子宮では広い面から湧き上がるような細血管出血となり、子宮摘出の他、手の施しようもないことが起こるのも稀ではない。

「グレーゾーンという知恵」

2009-01-23 11:37:43 | Weblog
「グレーゾーンという知恵」

「グレーゾーンという知恵」というのは、シンガーソングライターの さだまさし さんの、『本気で言いたいことがある』(新潮社)という本の中にある言葉です。

何でもきっちり法律によってイエス・ノー、あるいは正、邪を決めれば、スッキリして、生活もしやすくなるような気がするけれど、さだ さんは「いや、そうじゃない」と言われています。

「まあまあ、この辺で」というのが、「グレーゾーンという知恵」。

お互いに歩み寄って、妥協点というんですか、同意できるところがあったら、「まあまあ、その辺で」と、とどめておく。

たとえば、「竹島」の問題でも、「日本領だ!」、「いや、韓国領だ!」、どっちかをハッキリさせるのではなくて、お互いに言いたいことを言い合ったら、「まあまあ、その辺で」ととどめておく。(一応日本領ということにして(?))

私もこの解決方法が良いと思います。


ネット上で「県議会」を聞いたのですが、今財政難で、とても大変です。

議員さんは「お金の使い道をハッキリさせてください」と県に要求しています。要求する議員さんが一人とか二人なら、私も(そうだなあ)、と思うんですけど、何人もの方が要求なさるとなると、私は(待てよ、こういう時こそ、「グレーゾーンの知恵」だよ)、と思ったのでありました。(もちろん財政が健全化したら、厳しく、です)

日本は堂々と、「グレーゾーンという知恵」を発揮して行ったら良いのではないですか?

「タミフル」

2009-01-20 20:32:36 | Weblog


「タミフル」については、タミフルを飲んで寝たら、そのまま死んでいたとか、急に窓から飛び降りたとか、まさに恐怖の事実が報道されています。

『やっぱり危ないタミフルーー突然死の恐怖』(浜六郎著、金曜日)を読んで、まず私は、風邪について思い違いをしていました。

熱があるのは悪いことだと思っていました。でも体にとっては、風邪(インフルエンザ)で熱が出ると、「下げるのは勿体無い」、のだそうです。

まず、ウ゛ィールスは鼻から侵入しようとするのだそうです。

すると、鼻の粘膜が活躍して、くしゃみや鼻水を出して、押し出そうとします。

それを突破して細胞の中に入ったウ゛ィールスは、増殖を始めます。

そしたら、マクロファージという細胞が食べてくれ、又、「これは異物だ。やっつろ」という指令を出します。

そして脳から「体温を上昇させよ」という指令が出て、熱に弱いウ゛ィールスはやっつけられる、というわけです。

だから熱が出ると、人体もしんどいけど、ウ゛ィールスもへとへとになっている、ということです。


1918年に「スペイン風邪」が大流行しました。

アスピリンが開発されたのが1898年で、1915年には販売が開始されました。

アスピリンは、解熱剤として、又、鎮痛作用も優れています。

ところがインフルエンザにかかって、アスピリンを飲むと、解熱作用が効いて、一旦は熱が下がって、直ったような気分になるんだけれど、

「最終的には… 傷の治りが遅れ、病気が長引いたり、重症化したりする」(P.84)

「熱で死ぬことはまず無いが、解熱剤で死ぬことは少なくない。」(P.101)と書いてあります。

「タミフル」については、… 医学的に私にはちょっと難しかったのですが、
「題の、『やっぱり危ないタミフル』は納得できました」です。

でも、「鳥インフルエンザ」に関するHPを見てみると、タミフルは、確かにH5N1型ですか、によく効くようですね。

でも日本では、今まですでにタミフルが多用されていて、耐性菌ができているんですか?

どうなっているんでしょう?

「速く! & ゆっくり!」

2009-01-19 19:21:30 | Weblog
「速く! & ゆっくり!」

これからの日本はどうあったらよいのかな、と思いました。

明治時代になってから、日本は突っ走ってきたと思います。

「廃藩置県」によって、無血革命を成し遂げ、富国強兵に突っ走りました。日清・日露の戦争に勝ち、… 悪いこともしました。「北海道旧土人保護法」を制定して、アメリカのネイティブ・アメリカンに対してと同じようなことをしました。

独立を守ろうと、最後は特攻攻撃までやった。

私は、「侵略」もしたと思います。帝国主義の嵐の中で、「侵略行為」をした人もいただろうと思います。

良くも悪くも、日本は突っ走ってきたと思います。

これからはーー。

これからは、キーワードは、「速く」だろうと思います。(私は汗)

「正しいこと」を「速いスピード」でやる、そうすれば、日本にとって都合の悪いようなことがあっても、何とかなるんじゃないかと…


だが私は、全く反対のことも考えている。

「ゆっくり!!!!!!!」 ←これが鉄則! だと。

何のために活動するかと言ったら、私にとっては、「人が癒されるため」です

人が癒されるためには、「ゆっくり」でないといけないのです。

パンドラの箱を開けたら(自分自身と向かい合ったら)、自分の心の傷を一つずつ、1日に一つずつと、丁寧に向かいあっていかなければいけないのです。何が何でも、1日に多くても一つ。ゆっくり、ゆっくり、なのです。

だれもが引きこもっても生きていけるような社会、そんな社会はできないものか…  なんて、夢のようなことを考えています。


「『アメリカの毒を食らう人たち、3 』

2009-01-15 15:26:10 | Weblog

「『アメリカの毒を食らう人たちーー自閉症、先天異常、乳癌がなぜ急増しているのか』(ロレッタ・シュワルツ=ノーベル著、東洋経済新報社)を読んで、3」

私はこの本を読むのに、参ってしまいました。

筆者(被害者)は完璧に正しい、加害者は完璧に間違っている、そんなふうに感じたからです。

乳癌に罹って人生が一変したという女性は、

「2回乳がんをやっているの。1回目は○歳の時。」(長くなるので続きは→(*))


私はこの女性の発言を読んで、

「私はとても一生懸命生きているわ。私は正しいの。悪いのは、企業や政治家なの。」というふうに感じました。

こういう言い方が耐えられず、私は、この本を読むのを一休みしてしまいました。

自分が100%正しくて、相手が100%間違っている時にこそ、正しい人の優しさが試されている、ということにして、少しくらい、「まあ、ええが」と言ってあげませんか? …

筆者は言われています。

P.269
「地球とその住人は化学物質の集中砲火を浴びてきた、その結果、私たちが直面している病気や危機は宗教指導者にとってあまりに緊急性があり、到底無視できない。

一方、環境問題は非常に複雑だとか、もっと詳しく調べてからでなければ何かすることはできないとか、相変わらずの議論を続ける人もいる。そういう人々は、法規制には科学的な「証拠」が必要だ、有害性の疑いがあるだけでは規制できない、そう主張するだろう。

これだ、私たちを立ち往生させてきた議論は。私たちが行動を起こすのを阻んできた議論は。何度も何度も、何年も何年も。意図的な結果の保留、科学的に「不確定である」戦術が、有害な過塩素酸塩が水銀を汚染し、食べ物を汚染するのを許してきた。それこそが、世界中の子供たちが生後ずっとチメロサール入りワクチンを接種されるからくりだ。

毒性が不確定、それは、たばこ会社の無責任な方針の格好の口実であり、そのせいで1億人もの人々が直接的なたばこの害で殺され、受動喫煙の害でもどれだけの人が死に追いやられたかわからない。… 」     (引用終わり)

私に言わせれば、「私たちを立ち往生させてきた」議論というか原因は、

「加害者を絶対に許さない目線」です。

許されれば、(改めなくちゃ)とも思えるもんなんです。逆に、

「改めろ! 改めろ!  改めろ! 改めろ! …」と言われ続けると、(改めなきゃ)と思って良いのかどうかが、だんだん分からなくなってくる…

身体にとって安全な物を求めるなら、どうか、気持ちにとって、安全=安心 も求めませんか? あなたにとっても、あなた以外の人にとっても。そして、みんなで協力して、地球を守って行きましょうよ、と思いますが。                          







(*)

「2回乳がんをやっているの。1回目は○歳の時。近親者で乳がんに罹った者は居なかったわ。子供を生んだことがないという点を除けば、リスクが高くなると言う要因はなかったの。健康には気を配っていたし、食事にも気をつけていた。決まった運動だってしていたし。

… 私は市民権の運動に関わっていたの。本当にまあ常に、何かしら活動していて、カに衣着せぬタイプだったわね。それが乳癌に罹って、青変わらず行動派だけれど、焦点がすっかり変わってしまった。

エイボン社は、CSR(企業の社会的責任)に熱心な会社ってことになっているわよね。乳癌をなくそうとおいう運動で女性を応援している会社だと思われている。でも、なぜ、一化粧品会社が癌研究の決定権をにぎらなければならないわけ? 楚歌もほとんど全ての化粧品会社が乳癌研究の支援活動に参加しているのは偶然じゃないわ。

あの人たちにとって、アレは単にマーケッチング戦略の一環に過ぎないの。化粧品会社は乳癌問題から手を引くべき世。だって、化粧品位入っている化学物質のことを突いたら、矛盾も良いところ。エイボン社も他の会社も、安全性のテストをしていない危険な化学物質を長年使ってきた。化粧品会社はもっと大きな問題の象徴よ。化粧品会社の背後には製薬会社があって、これまた危険な化学物質を使い、これまた「研究」しているってわけ!」

ところが病気を本当に予防してしまったら、企業は儲からないわけでしょ。健康サポート活動の「ほとんどは、よくよく調べてみれば、目の敵にしている病気を治療することで金儲けをいs手いる会社が資金を提供して言うrことが輪kるはず。

そう、私たちには、両手w尾挙げて降参するという選択肢もあるわよ。でも、私はそうはしたくない。だって、もし、行動しなかったら、それもすぐ行動しなかttら、私たちの世代が立ち向うものは、公園のウオーク・イベントになってしまうもの。」


「『アメリカの毒を食らう人たち、2 』

2009-01-13 09:24:11 | Weblog

「『アメリカの毒を食らう人たちーー自閉症、先天異常、乳癌がなぜ急増しているのか』(ロレッタ・シュワルツ=ノーベル著、東洋経済新報社)を読んで、2」


「過塩素酸塩」はロケット燃料や火薬の製造などに広く使われる。ところが、それを無責任に投棄したものだから、小川や溜池などから地下に潜(もぐ)り、全米の主要な水路に入り込んだ。2004年の時点で、汚染地域はアメリカの35州に及んでいるという。

著者のロレッタ・シュタルク=ノーベル女史は、怒り心頭というところで、軍に怒りをぶちまけておられます。

それはそうでしょうけど。

障害を持って生まれた子、アーロンのお母さんは、

「この子は軟口蓋心臓顔貌症候群を持って生まれてきたの。つまり、顔と体全体が左右対称じゃない奇形よ。それに口蓋裂で、心臓に穴も開いていたし。アーロンはフアロー四徴症という先天性心奇形の手術をしたわ。心臓の再建手術が必要だったから。2回も心臓切開手術を受けた弁を交換したけれど、もう1回手術が必要なんですって。…

私は母親よ。息子のそばに居てやらなくちゃ。そんな思いでいっぱいだった。看護婦にしても、医者にしても、私以上に子のこの世話をできる人なんていない筈。」ちょっと目を曇らせたが、すぐ目を輝かせてこう言った。

「アーロンは家族中に大きな幸せを運んできてくれたわ。辛さと背中合わせだけれど。とても優しくてまっすぐな子よ。オープンで愛すべき、素晴らしいハートの持ち主。穴が開いているハートだけれどね。この子の将来が心配だわ。… 」

私も汚染がこれ以上広がらないことを願います。その思いから、私の提案をさせていただきます。私だったら、

軍に対して言い分がある人たちの主張を聞いて、それを箇条書きにします。それで、「この主張を私が軍に伝えます」と言います。

軍へ行って、私は、「私はあなたかがたを 責め(攻め)ません。」と言います。

その上で、「これ以上水を汚染しないでください。ご返事をいついただけますか?」と言います(→言いたいです)」

アーロンのお母さんのように、我が子が障害を持って生まれてきても、前を向いて生きようとするなんて、素晴らしい!! と思う。

その反動か知れないけど、軍(加害者)に対して、根限り、ありったけ、悪く言う(悪くしか言わない)、というのは、私の中では結びつかないのです。(悪いのは分かっているけど、こんな言い方をされたら、良くできないよ)、と思ってしまう。




「『アメリカの毒を食らう人たち』、1」

2009-01-11 18:39:02 | Weblog
「『アメリカの毒を食らう人たちーー自閉症、先天異常、乳癌がなぜ急増しているのか』(ロレッタ・シュワルツ=ノーベル著、東洋経済新報社)を読んで、1」

私はこの本を読んで驚愕しました。
アメリカでは、土壌汚染、水質汚染が35州にわたって広がっているそうです。「過塩素酸塩」という物質が、土壌にしみこんで、水を汚染して…

まずは、私が思いついた水質汚染、土壌汚染の改善方法。

○水質汚染

私は船瀬俊介氏の本に書いてあった「濾過器」のことを思い出しました。

小さな石や、もう少し小さな石、砂、土の層を通すのです。炭も入れたら良さそうですね。

この濾過器に通しただけで、ほとんど飲めるようになるとか。

各家庭にこの濾過器を置いたらどうだろう? と思いました。といっても、どの位の大きさになるんでしょう? 私も一度見てみたいです。(無責任ですね、すいません)

これに関連して思い出したのが、石井四郎が作った濾過器です。石井四郎とは、戦争中の、あの悪名高い、七三一部隊の長の石井四郎です。

ここでは、それは置いといて、彼が作った濾過器とは、どんなだったんでしょう? 効果があったのなら、良いところだけを利用しては? と思いますが。


○土壌汚染

私の個人的な体験で恐縮ですが、私の親は山を所有していましたが、その山へは時々しか行きませんでした。そしたら不法投棄をされてしまいました。

親はプンプン怒っていましたが、私は(本当かな?)と思って、掘ってみました。そしたら、出てきた、出てきた。壷の割れたようなのや、目覚まし時計、プラスチックの入れ物等…

父はそこにヒノキを飢えましたが、枯れました。
2回目、植えましたが、又枯れました。
3回目植えたのが、背は低いですが、育っていました。

私は(すごい!)と思いました。

3回目に植えても枯れたというのなら、私の頭では、分かるような気がするのですが、3回目には育ったというのは、どう考えたら良いのだろう? …   不思議ではありませんか?

ヒノキが土中の有害物質に慣れたのでしょうか? 

それとも、ヒノキか周りの草に、土中の有害物質を無害化するものが含まれているのではないか?

草の勢いは強かったから、おそらく草の中に、無害化する物質があるのではないか? それとも草は、元々有害物質の影響をあまり受けないのかも?  …

私の結論:「土壌が汚染されていたら、植物を植えてみる」(無害化する植物(微生物?)が分かれば良いですね)


○そして、人体が汚染されたら、
「きれいな水、土壌で育った穀物や野菜、薬草茶をいただく」。

私が想定しているのは、玄米、粟、稗、キビ、黒米、…などです。

薬草茶というのは、夏に私はドクダミ茶を飲んで、何だか体の調子が良いような気がするからです。


「余剰穀物、他」

2009-01-09 20:05:54 | Weblog
「余剰穀物、他」

私は前回のブログで、日本の酒蔵さんは(日本の酒蔵なのに!)、国産の米を自由に買うことはできないと知りました。(量・産地・等級、全て「売る人」任せ/ 「米菓」も同様だそうです)

外国産の米を何とかして売りさばこう、ということだろうとは思いますが、(もうちょっと血の通ったやり方はできないものか… )と考えてみました。

外国産の米の安全性を確認した上で、必要な所に回す。今だったら、ジンバブエがコレラで大変だそうなので、ジンバブエとか…  代金は国連からもらう。(←これは無理? 無理ならば、そんな感じの仕組みを作れば良いが、と思いますが…)


* * * * * * * *

失業者が増えていますが、新しい仕事を作ればいいんですよね。

「ダイヤモンド、オンライン」に、「自分も輪の中に居ると感じられていれば、いい(安心できる、仕事にも意欲を持って取り組める…)」と書いてありました。

そうですよね!

例えば「話を聞いてもらう」1時間で500円とか。←お金はどこから出るんだ? って。 それが問題です。

・こんな仕事があるよ、というものを募集してみたら、どうでしょう?
  

私が今考えているのは、「1番遅い(弱い)人に合わせる」ということです。

高い目標を決めて、「これに向かって頑張れ」というのが悪魔だと私は思っています。(悪の元凶)

そうではなくて、「安心できたら、あなたができることをやってね」というふうに持っていけば、1番無理がなくて、効果も1番大きいのではないかと…  「あんたが実践しろよ」って。はい。




「小さな変化を喜ぼう 2」

2009-01-07 16:04:32 | Weblog
「小さな変化を喜ぼう 2」

『今、日本の米に何が起きているのか』 (山本博史他4名著、岩波ブックレット)という本に書いてあったことは、私にとって衝撃でした。(良い方に、衝撃でした!)

昨年、「汚染米」の事件がありました。あの事件によって、日本は、米は自給できているのに、輸入していること/ 米は消費者に届けられるまでに、経路が複雑であること、等が明るみになりました。米は、不作でも安くならない、とか、そういうことに対する生産者側からの反撃です。

○有機稲作をしている舘野廣幸氏(栃木県)

舘野氏は、
・自家採種の種を用いる
・疎植にし、じっくり育て、田植えは普通より1ヶ月ほど遅い
・雑草対策は、アイガモやコイ、米ぬかやレンゲをすきこむ

舘野氏曰く
・「堆肥を撒くのは、気楽なものです。農薬や化学肥料を撒く方が、ずっと神経を使う、きつい作  業です。

・「田畑で有機農業を実践していると、私自身元気になってきます。有機稲作の田んぼに行くと、た  くさんのトンボやカエルや野鳥が出迎えてくれるので、毎日田んぼに行くのが楽しみです。」

  …現在の社会は、大量生産を可能にするために、「労働時間は短い方が効率的である」という  考え方に支配されています。「時間を掛けて丁寧に育てる」、ということの持つ意味は大きいと  思います。」



○酒作りの渡邉吉樹氏(新潟県)

材料である米は、まずは食用が優先されるので、酒造用のは、今は足りているが、足りなくなる可能性が大。

酒造用の米は、酒蔵まで納品されて初めて、数量も産地も、等級も分かる、というしくみになっている。

現在は(原料である米は、酒蔵が選ぶことはできないが)技術革新によって、最高級のお酒である「吟醸酒」が、当たり前に作られるようになった。

渡邉氏は、地元の農家からの電話、
農家のおじいさん:「田んぼが1枚還ってきたんだが、作ってくれんか」

渡邉氏     :「どうしたんですか?」

農家のおじいさん:「(田んぼを返してくれた人も)年を取ったんで、もうやめるそうだ。俺も作れ         んし、作ってくれんか?」

(「道楽」を超えて、「農業崩壊」の危機!)


渡邉氏は、稲の契約栽培、そして、自家栽培を始めました。

「農業が儲からない」という、その経済論理で切り捨てられるには、惜しい。非常に惜しいものです。稲束を掴み、鎌で刈り取りをしていると、実感が身体を包みます。生き物を目の前にして、そして、寄り添いながら生きられる幸せ、何としても守りたい農村の生活です。

…米を作る喜びを感じて、酒作りがより一層大切なものになりました。私たちは(新潟県)根知谷の自然に生かされている。

根知谷の私たちの活動は、とてもささやかですが、確かな農業革命です。」とおっしゃっています。


私は日本の農業は、(大変なことはあるにせよ)こういう方向に行くべきなのだなあと思いました。


今回の題の「小さな変化を喜ぼう」というのは、イスラエルの地、パレスチナの地では、紛争が続いています。解決するのは、とても大変だと思うけれど、当地で起きた小さな変化でも(プラスの方向に向かうものであったなら)、イスラエル人、パレシチナ人以外の(!)の人たちも、「おお、素晴らしい!」と喜ぶことができたなら(「どうせ難しいんだよ」ではなく)、少しでも事態が良い方に行かないか、と思ったのです。

カエルやトンボに会えて、それだけのことで「嬉しい」と感じられるのなら、人間社会の、たとえ小さな変化でも、「嬉しい」と感じられることも無理ではないのかも? と思ったのです。

「小さな変化を喜ぼう」

2009-01-07 05:41:16 | Weblog
「小さな変化を喜ぼう 1」

私は新聞もTVも(このごろは)、見ません。

理由は、「良いニュース」(立派な人)しか載っていないことです。または、ドカンと悪いニュースか。そのどちらかが大半を占めていると思います。

私みたいに、意欲がなくなってしまった者は、お呼びじゃないんです。だから、「見よう」という意欲がなくなりました。(自分が見たい、と思うものしか見ません)

私はこのブログの、「金融」で、”傷んだミカン”が”良いミカン”になった時にも、お金を儲けられるようにはできないものか、と書きました。

マスコミの報道で思ったのですが、「変化が見られた時にも、報道する」というのは、どうでしょう?

これは、変化がない時にも、見ていないといけないと思うから、取材者にとって、負担が増すとは思いますが…





「金融、2」

2009-01-04 18:49:43 | Weblog
「金融、2」


「金融」の歴史で、私は「レバレッジ効果」というやり方に驚きました。

それともう一つ、アメリカの金融で非常に驚いたのは、(『教えて、金融のこと』 (北村慶、 聞き手、斎藤怜子、朝日新聞社)という本の中で)

P.219 「日系と外資系金融機関は、何がどの程度違うの?」で、「給料が外資系の法が格段に高い収入を得る人もいる」、ということですが、その反面、

「仕事の厳しさ、就業の厳しさ」について

「例えば、旧UFJを巡って、旧三菱東京フアイナンシャルグループと三井住友が争った例では、UFJ側にメリルリンチ、三菱側にモルガン・スタンレー、三井住友にゴールドマン・サックスと、インベストメントバンクのオールスターが集結しました。

ありとあらゆるM&A戦術が検討され、それぞれが、法律、会計、財務面から練られ、顧客であるメガバンクと協議されました。そして、インベストメントバンカーたちは、顧客との打ち合わせが終了した夕刻から課題とそれに対する対応策をまとめる作業を始め、「ピッチ」と呼ばれるA4判横のパワーポイントで作成された資料を、翌日朝の顧客の会議までに半徹夜で間に合わせる、という作業を連日続けたのです。

こうした知力と体力の限りを尽くした攻防戦の中では、体調を崩したり、中には精神的に参ってしまう人も現れます。しかし、そうした努力に対して、そのチームに支払われる報酬は、M&A金額の0.5~1%程度ーーすなわち1000億円規模の中規模案件でも5~10億円になります。

もう一つの厳しさは、競争の厳しさです。
日系の金融機関ーーたとえばメガバンクーーでは、普通に働いていれば解雇されることはありません。又、営業の一線やマーケットに対峙する仕事に疲れてしまっても、広報事務や内部管理部署など、能力と体力に合わせた職場に移ることもできます。

もちろん、インベストバンクにもこうした後方部隊はありますが、その規模も小さく、アウトソーシングも進んでいるため、一旦第一線から脱落した落伍者は、退職に追い込まれるケースが少なくないのです。

インベストメントバンクの支払う高給は、こうした将来における雇用の不安定さの見返り、と考えることができます。」

と書いてあります。

「外資系は、最後はドライです」と書かれています。

私は、こういう働き方をして、仮に、一人が200億円得たとして、それって、得かなあ、と思ったのです。

「一旦第一線から脱落した落伍者は退職に追い込まれるケースが少なくないのです。」
退職したら、転職するわけですよね?これは自己責任ですよね、当然。

アメリカでは、転職した方が 箔 が付くとか。そっか。

私が心配しているのは、「秋葉原事件」で、ショックだったように、落伍者が無視されたり、軽蔑されたりすることがなければいいがなあ、と思うのです。

こういうやり方だと、どうも、「第一線に居られない者は、要らないからね」というメッセージを受け取ってしまいそうなのです。

ならば、第一線まで登ることができない人は、どうなるのでしょう?秋葉原事件の犯人のような人は、無視されて当然、というような空気(人の目線)にならないでしょうか?

秋葉原事件のような事件が増える元になり/ 人々の心から安心がなくなっていき/ いじめも増える可能性がある、ということになるでしょう。

こういうことの対策として、200億円で足りるでしょうか?

私は、こういう「厳しいやり方」はするべきではないと考えますが(するなら対策も必要)、アメリカでは、する(しなければならない)必要があるんですよね? 何なんだろう?