地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「鯨は捕っても良い」

2008-10-28 11:59:16 | Weblog
日本の捕鯨に対して、アメリカは禁止を強く求めてきたが、それがなぜなのか、私にはさっぱり分からなかった。

絶滅危惧種は捕ってはいけない、それは、もちろんだけど、…  私がたどり着いた結論は、「1頭丸ごと利用するのならば、捕っても良い」だ。

アメリカは、鯨から油を取ったら、あとは捨てていたんだ。私たちの祖先は、1頭丸ごと利用していた。

1頭丸ごと利用したら、「1頭丸ごと利用させていただいています」、という感じになるんだよ、不思議に。

野菜でも、大根の尻尾を使い忘れて、冷蔵庫の中でしなびさせて、固くなって、捨てて、と、私はやっていた(汗)。そうすると、(ちぇ)なんだ。(大根の尻尾か、つまんねーな)って。

冷蔵庫の中をマメに見て、大根の尻尾を見つけて、(おっとっと)と、(どこかで見たような)、使い切ることができたら、(ああ、もったいない)と思ったり、(ありがとうございました)と、すんなり思えるもんなんだ。(今でも忘れて捨てること、あるけど(汗、汗))

アメリカは、油を取って、鯨の残りを、「捨てないで全部使わせていただきなさい」と、誰かが指導するべきだったんだ。

これをすると、何でか、不思議に平安になれる。

その「平安」というか、「安心感」のようなものがないから、日本に対して、「捕鯨反対!」とやらないでは いられないんだ。そうだろう? (イヨー、私の大発見!  ←って、何言ってんだよ)


「鯨は捕っても良い(数が多いのは)。そうして、1頭丸ごと使わせていただきましょう!」





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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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「インド洋での給油活動について」

2008-10-23 19:10:14 | Weblog
私は、賛成、反対を問われれば、「賛成」です。

が、民主党の言っていることには、私も賛成です。早く、民主党の案が通ればよいなあ、と思うのです。

問題は、どういうふうに(民主党の案を)他の人に対して説得するか、だと思います。


○アメリカが、「イラク戦争」をする理由は、ブッシュ大統領(子ブッシュ)が戦争をすれば、パパブッシュが儲かる仕組みになっているのです。ライスさんや、チェイニー氏等は石油会社や戦争会社の役員になっていて、イラク戦争でお金を使えば使うほど、彼らが儲かるようになっているのです。(→(*)参照)

○(イラク戦争はやめるのが当然だと思いますが) アメリカのキリスト教会では、「イラク戦争を継続するべき」と指導しているということです。(ブッシュ大統領が通っている教会とか)

イラク人が大勢死んで、アメリカが勝つなら、それは「神の栄光」を表していることになるのだとか…

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「イラク戦争反対」を、どういうふうに伝えたらよいのだろう? と思います。

「対テロ戦争」は、「正義の戦争」でも何でもない、のだけれど、それをまだ、世界に向かって説明できていないと思う。だから私は、インド洋での給油活動を継続すべき、と思います。



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(*)
「「9、11」の真相」


きくちゆみ さんのブログに載っていたのですが、「9、11」が起きた時、貿易センタービルの全室(全階段)の鍵を持っておられた、ウイリアム・ロドリゲス氏の講演会が開かれたそうです。

その講演の様子を見ることができます。→「きくちゆみのブログとポッドキャスト」
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2006/10/2252-53-mb.html

これをダウンロードしておけば良いそうですが、私は良く分からないので、講演の要旨をここに書こうと思います。

ウイリアム・ロドリゲス氏は、ビルの清掃人でいらしたそうです。

「9、11」の朝、彼は地下1階にいて、8:46に地下で大爆発があったそうです。ウイリアム・ロドリゲス氏は、発電機が爆発したと思ったそうです。そして、下から押し上げられた。(下から!) そして、スプリンクラーが動き出した。

地下2階から上がってきた人が、「爆発が起きた! 爆発が起きた!」、と言っていた。皮膚はただれて、むけて、垂れ下がっていた。(「ヒロシマ」のよう)

それから(地下で爆発があってから)、6秒後に飛行機がビルにぶつかる音がした。

ウイリアム・ロドリゲス氏は14人を地下から救出して、外に出て、また中に入った。入った時、地下で2人が溺れそうだったので(スプリンクラーが作動していたということ)、2人を救出し、それから、マスターキーで、階段を開けていった。

次々と爆発音がしていったそうです。

(米政府は、このことの調査は、しないのだそうだ。ビルが、解体爆破のように崩れていったことを、知られたくないから、だそうです)

南タワーが崩壊した。(ウイリアム・ロドリゲス氏は外に出ることが、できられたのですね)

「後ろを見るな」と言われたが、見たら、窓から飛び降りた人の遺体が並べられてあった。

北タワーが揺れ始めた。消防車の下に入った。北タワーが崩れた。…


ウイリアム・ロドリゲス氏は、米政府から脅迫されているのだそうです。米政府は、ウイリアム・ロドリゲス氏を、「9、11の顔」として利用しようとしたが、彼はそれを蹴って、真実を伝えるために、脅迫にもめげず、世界中で話をされているそうです。

ウイリアム・ロドリゲス氏、および、きくちゆみ さんに、感謝です。


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「9、11」に関して、『報道されなかったイラク戦争』 (西谷文和著、せせらぎ出版)に、こう書いてありました。

世界には戦争をする会社が300社以上あって、企業合併(M&A)を繰り返しながら、規模を拡大させている。

例えば、サウジアラビアに「ピンネル」という会社があって、この会社の親会社は、「カーライルグループ」。

「カーライルグループ」の元役員が、G・H・W・ブッシュなのだ。(パパブッシュ)

つまり、子ブッシュが戦争をすれば、パパブッシュが儲かる、という仕組みになっているのだ。

「カーライルグループ」には、世界の大金持ちが集まる。

サウジアラビア(という石油で大儲けを続ける国)の大富豪も、この「カーライルグループ」に出資している。その名は、「ビンラディン一族」。

つまり、「ブッシュ一族と、ビンラディン一族は、9、11テロ事件の前から、同じ会社の役員と大株主であった」ということだ。

他にも、
・チェイニー副大統領は、ハリバートン社(イラク戦争で大儲け!)の元役員
・ライス国務長官は、シェブロンという石油関連企業の元役員。
・ラムズフェヘルド元国防長官は、ロッキード・マーチンのシンクタンク。
・パウエル前国務長官は、カーライルの元顧問。

こうなってくると、アホらしくなるね。

ブッシュの、友達の友達は、アルカイダ、なのだ。

対テロ戦争なんて、意味なし!!!!!!






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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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「消費者庁について」

2008-10-12 15:07:39 | Weblog
「消費者庁」のHPを見ました。

何が書いてあるのか、よく分からなくて、頭がガンガンしてきました。

「消費者庁」とは、「消費者からの相談を受けつける所」ですよね?

衣食住ーー食べ物に関することの相談、服に関すること、家を建てる時にも、行っても良いのですよね。

電気製品や、車。ペットが病気になった時とか、(人間の)お医者さんが遠いとか、旅行に関すること、預金や保険なんかもOKなんでしょう?

範囲が広すぎないかな、と思いました。

さらに、消費者庁で、「専門的な知識を深める」ですか、書いてありました。

私は「消費者庁」というのは、「国民からの相談を受け付けてくれて、答を国民のところまで返してくれる所」かな、と思っていました。

縦割り行政から国民を守るために新しく作られたのかな、と思っていました。

私が「消費者庁」に望んでいるのは、

・相談に行ったときに、話を聴いてくださること

 「シーン」で、相談者が話し終えてから、「それは、こうなっています…」とかおっしゃってく  ださるのではなく、頷きながら聴いてくださると、とても助かります。

  どんな服装をしていても、--パリッとした服装をしていなくても(余りにも汚れているのは、  いけませんが)、快活で明るそうな表情をしていなくても、同じように頷きながら聴いて欲しい  です。

・受付の方が、その時に分からなくても、その方面の知識がなくても、相談者は大して問題にしていないと思います。(分かるに越したことはないですが)

その時に分からなければ、後で、相談者まで回答を届けてくだされば良いのです。(確実に届けてください!)

私は、
・自分と向き合ってもらえること
・こちらの訴え(の内容)を、正しく理解してもらえること
・こちらが求めている答を、後ででも与えてくださること

を求めています。

国民と向きあうためには、受付の方は、「自分を捨てる」というか、「自分を殺す」というか、「自分を無にする」、そういう訓練をしておく必要があると思います。

今教育では、「自分が頑張ること」ばかりに重きが置かれていて、「自分を捨てる」方の訓練は、ほとんどなされて(評価されて)いないように思います。

「消費者庁」を新設された機会に、「聴くこと」の訓練にも、うんと力を入れてみられたら、いかがでしょう?




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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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「年金詐欺」

2008-10-12 14:33:37 | Weblog
「年金詐欺」

国に対して一番して欲しいことは(二つあるんです)、食料自給率向上と借金返済です。

あと、これは我慢ならん! というのが、「年金」。

私は、年金は、自分で積立てるべし、と思うようになってきました。

アメリカの金融危機の問題点は、「無責任体質」ということだそうですが、「年金」は、その日本版、と思います。

どうしても、白黒はっきりさせて欲しいです。

視るだけなら、私も視てやります。ハイ、任せなさい!





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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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「天下りについて」

2008-10-12 14:22:02 | Weblog
衆議院の国会中継を見ました。

「年金」や「天下り」について、野党は怒っていました。(私も腹が立ちます)

「天下り」について、政府の答弁は、歯切れが悪かったです。

「止めます」とはっきり言わない。…

(これは、何かある)と思いました。私の(何で、何で?)の虫がうずき出しました。

「天下りをしなければならない理由がある」筈。何でかなー?

政府の中で、定年まで働いて退めれば、天下りの必要はないわけです。定年まで政府の中にいられない理由ーー「出世できないお役人さんにとっては、面白くないから」ではないかな、と思いました。

* * * * * *

私は今でこそ、天皇皇后両陛下を尊敬し申しあげていますが、小さい頃、親が、天皇皇后両陛下に両手を合わせているのを見ても、別に何も思いませんでした。(失礼!!)

学校へ行くようになってからは、「民主主義」とか、「自主性」ですから、親が天皇陛下について教えてくれようとしても、(学校で習わないから)「何言ってんの?」という感じだったと思います。

今定年を迎える方々(団塊の世代の方々)は、戦前の親に育てられています。だから、日本的なものも、十分知っておられますよね?

大体、役職が上、下で、人間(の価値)が上、下のように見る見方が、本当はそもそもおかしい。

人生の先輩として、後輩たちに教えてやれることは、目に見えないだけで、いっぱいあるはずです。

「天下りの問題」って、「人間関係の問題」ではないかな、と思いました。

年長の方々には、「縁の下の力持ち」になっていただいて、周りも、それを評価するようにしたら、どうでしょう?

日本的なものをもう一度見直してみる、というのは、どうでしょう?






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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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「米国金融危機」

2008-10-06 21:28:42 | Weblog
米国金融危機の問題点は何かというと、「自分は責任を取らないからね」という体質であると、池上彰氏が言われていました。(「goo ニュース」より)

私は、(そうだったのか)と思いました。

「サブプライムローン問題」というのは、「貸手の無責任」が形をとって現れたもの、とも言えるような、そんな事件だと思いました。

「gooニュース」に、障害者の補助金で暮らしていたような人に、「住宅を買えますよ」と話を持ちかけ、そればかりか、「あなたが家主になられた方が良いですよ」と、貸し住宅まで一緒に勧めた例が載っていました。

この障害者さんは、貸し住宅も一緒に購入し、当然毎月の返済額も大きくなりますが、払えず… 自己破産したということです。

この不動産屋さんは、「何かあった時には、相談に乗りますから」と言っておきながら、何かあっても(返済額を払えなくても)、相談には乗らなかったわけです。
(この不動産屋さんの株ですか、を扱っていた金融機関も、「無責任」のやり方をしていたということです)

この体質が、不動産業界、金融業界だけならまだしも、アメリカ社会全体に広がっていなければ良いが、と願うばかりです。

1990年代から日本はバブルが弾けました。1980年代後半はどのようであったかというと、高度成長を成し遂げ、お金をガッポリもうけたある企業は、アメリカの不動産を買いまくったということです。

ロックフエラー財団の入っているビルとか、ニューヨーク、マンハッタン辺りの、いわば、アメリカの顔とも言える、アメリカ人が誇りとしている不動産を、日本の企業が次々に買っていったということです。

このことに関してアメリカ人は怒ったそうですが、私は、(それは、受け付けません)と思います。

GHQのやり方が、まさにこれ、日本人の誇りも、努力の結晶も、次々、アメリカの良いように、してやられたのです。

アメリカの金融危機の問題点は「自分は責任を取らないからね」、と私も思ったのですが、GHQに占領されて以降、日本は、日本社会は、アメリカ社会に似ていっている、どんどんそっくりになって行っている、ような気がしてきます。

自民党、日本政府って、無責任じゃありませんか? アメリカ政府の影響を受けているんだから、当然と言えば、当然か。

野党は、自民党に対して「無責任はいけないぞー!」といっても、仕様がないですよ。アメリカに対して怒らないと。

どういうふうに、アメリカに対して怒るか、それを考えないと、と思います。




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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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「成果主義」

2008-10-04 06:18:48 | Weblog
「gooニュース」に、「成果主義はモチベーションを下げる」という記事がありました。(ボクナリ、2008,10,2)

私は、成果主義はモチベーションを下げるに決まっているじゃん、と思っています。(負け犬の遠吠えなので、読んでみるだけ読んでみようか、という感じで、お読みください)

「成果主義」というのは、「業績の成果のみを評価する主義」だと思う。そこがいけない! と思う。

私はパートで働いていた時、忘れもしない、その会社の物をよく壊しました。ドアの取っ手がガタガタしだしたり、水槽の栓に金のチェーンがついていますが、そのチェーンを引きちぎったり、壁紙のようなものを剥がしたり…

1日に1個ずつ、1週間続けて壊したような記憶があります。

しかし、ありがたいことに、Aさんという器用な人がいて、私が「○○、壊したぁ」というと、Aさんが(会社から道具箱を借りて)直してくださっていました。

この時は自分で自分が恐くなりました。Aさん(A様)は、私にとっては救世主! と思いました。(100万円より)大きな価値がある! お金には代えられない!!)

し、しかしですよ、「成果主義」だったら、Aさんが5回直して下さろうが、0回であろうが、Aさんの評価は変わらないわけです。そんなこと、あるものか!! と思います。Aさんのような行為が評価されなくちゃ!!、と思うのです。

その人の長所も、評価の対象にしたら良いのでは? と思います。


関連して、「フアイナンシャルタイムズ、2007,3,31、手軽な住宅ローン騒動でアメリカ混乱」という記事に、「信用のある借り手なら、金利を優遇され、その半分の金利で済む…」とありました。

私は、これは違うと思います。これは例えば、年収100万円の人は、年利率10%で、年収500万円の人は、年利率5%とか、そういうことだと思います。

こんなバカなことがあるものか、と思います。すなわち、逆にするべきだと思います。「信用のない借り手は優遇、信用のある借り手からは少々高い金利で」 (又は、「誰に対しても同じ金利で」にするべきだと思います)

アメリカ人は忍耐強いから何も言われないのでしょうが、私は、これ幸いとばかりに言わせていただきます。

私のモチベーションが低いと、黒の服で、
私のモチベーチョンがもう少し高くなると、茶色とかで、
大分高くなると、黄色とかで、
私にしては最高になると、赤い服(を、周りの人が着ていることが多かった)。

これは、される側は、とても嫌!です。自尊心をグチャグチャにされてしまいます。(まさしく機械扱いされている。エネルギーをどれだけ出すか、それだけしか問題にされていない。他のことは全て無視されている)

(こんなやり方は、もう止めて!)と思ってどれだけ悪態をついたことだろう!

(アメリカでは破廉恥なやり方をするものだ)と思っていたら、日本も同じでした。タハッ!

悪態をつくの、もう止めます。読み流してくださいね。失礼しました。




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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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共産主義について

2008-10-03 23:50:49 | Weblog
共産主義について分からなかったので、共産党宛に、こんなメールを送りました。



(前略)
「You Tube」で、「共産主義」について視聴させていただきましたが、よくわかりません。

1、「日本のした、侵略戦争によって…」
2、「日本国憲法を守るべき」

この2つについて、教えてください。

1、について
これは、「日本のした大東亜戦争は、侵略戦争だったんだ」ということが前提になっていると思います
が、この言い方は、まるで、「日本の全責任によって日本は侵略戦争を始め、「侵略」のやり方で戦争
を遂行したのだ」と言っているようなものだと私は思います。

当時は、列強の国々は、帝国主義の嵐の中でしのぎを削っていました。その背景が、全く無視されてい
ると思います。

ロシアなんか、まるで、「他国は分捕るものだ。(分捕られる方が悪い、間抜けなのだ)」、と言わんば
かりじゃないですか。その背景は全く無視して、「日本だけが侵略戦争をしたのだ」と受け取れるかの
ような言い方は、正しくないのではありませんか?

2、
「日本国憲法」は、GHQの作ったものです。映画『日本の青い空』によると、共産党員、鈴木安蔵の
作った「日本国憲法草案」を基に、GHQが「日本国憲法」を作ったそうですよ。(だから、「日本国憲
法」は日本人の作ったものだとか)

私は、日本人が「日本国憲法」を作ったのなら、結果、GHQのものと一字一句違わなくても、従いま
す(一応受け入れます)。

しかし、他国が作ったものに、なぜ従わないといけないのですか?

良いものは、受け入れればよいと思います。しかし、前文の、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信
頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」というのは、個人的に見たら「良い人」は大勢
いると思いますが、国と国との関係ということになると、「正義の国」なんて、どこにあるのですか?


動物を見ても、どの動物でも、ほとんど武器を持っているではないですか? 力が強いとか、爪がある
とか、色が変わるとか… 武器がないのは、蛙ぐらいなもんじゃないかと思いますが…

自分(自国)を守るのは、動物としての本能だと思います。それを全く否定するようなことを憲法に載せ
るなんて、正気の沙汰とは思えません。

逆に、憲法9条があるから(こそ)、日本は武器を持たなくて、「アメリカさん、守ってください」と
、アメリカに頼んでいるから、アメリカは(日本を守るためだけではないが)兵器を開発し、日本が有事
の際にはアメリカ兵が戦ってくれる。アメリカ兵が血を流し、戦わない日本人は(のうのうとでもない
が)生きている。こうなると、アメリカは、無理難題でも日本に押し付けてやろうと思わないか(そう思
っても、アメリカが悪いわけじゃない)、という気になってくる。

日本共産党は、「日米安保反対」と言われています。解約は、すぐできるんだと。武器を持たず、日米
安保を解約して、どうやって、日本の国を守るのですか?

強力な武器を持った国が攻めてきたら(中国でも北朝鮮でも)、武器はなくて、どうするんですか? 
話し合いですか?

鉄砲で撃たれたら、終わりじゃないですか!


1、について、「侵略」行為をしたことは、私も認めます。そうだと思います。

しかし、この言い方は、日本人としての誇りが全くもてなくなるような気がする。日本人は、元々、侵
略するのが好きな民族ではない(と思う)。平和を願い、相手の都合も考慮しながら進めて行ったではな
いかと思う。
(伊藤博文は「日韓併合」まで、ギリギリまで待った/当時、中国人や朝鮮人を支援した日本人も少な
からずいたではないか/朝鮮でも台湾でも、日本のお金でインフラ整備をした等)

2、「憲法」のような、その国の「核」となるものを他の国に作ってもらって、それに従うべき、とい
うのは、私はわからないです(反対です)。

「憲法9条」の中身は、「自分を守ることをしない」という、自然界の法則に反していると思う。

個々の政策については、正直、共産党が一番、国民の味方であるような気もする。けれど、肝心要の、
「背骨」がないと思う。全く、わけがわからない。


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対して、こんなに長い、真剣なご返事をいただきました。

そのことに関しては、感謝感激です。


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 メールを受け取りました。
1、について
 「列強の国々」もやっていたという議論は、「いじめ」をとがめられた小学生が、「いじめていたのは僕だけじゃない」と開き直るのと、同じレベルです。悪いことだと思ったら、他人がどうあれ「悪かった」と反省するのが、本当に「誇り」ある態度というものではないでしょうか。
 また、戦争が合法とされていた第1次世界大戦までの戦争と、国際連盟規約や不戦条約などで戦争そのものが違法とされた第1次世界大戦後の戦争とは、区別することが必要です。歴史家で元東大学長、元自民党参議院議員の林健太郎氏は自著で、「一九三〇年代以降日本のとった国家行為は、成立していた限りでの国際法及び国際倫理に反し、日本が自らおこなった約束を破るものであり、それは不正として糾弾されなければならない」(『歴史からの警告』1995年)と述べています。
 「列強の国々は、帝国主義の嵐の中でしのぎを削っていました」という時代認識は、こうした国際社会の変化をとらえていない点で、第1次世界大戦後の「当時」としても、時代錯誤のものです。

2、について
 「GHQ」草案が作られたのは、当時の日本政府が、まともな憲法案を作れなかったからです。日本国民は、さまざまな民主的な憲法案を作っていたことは、「日本の青空」をご覧になったのなら、おわかりでしょう。当時の政府が、そういう国民の意見をふまえて、民主的な憲法案を作っていたらなら、「GHQ」草案は必要なかったのです。ご参考までに、HPから「日本国憲法はアメリカに“押しつけられた憲法”なのですか?」を紹介します。
http://www.jcp.or.jp/kenpou/faq_tuika_1.html
 しかも、「GHQ」草案が、そのまま憲法になったわけではありません。「GHQ」草案をもとに、当時の政府が憲法案を作って国会に提出し、国会の議論をへて修正され、成立したのが今の憲法です。
 たとえば、政府が国会に提出した憲法案には、「主権在民」は明記されていませんでした。日本共産党の論戦を通じて、憲法前文に「ここに主権が国民に存することを宣言し」と明記させたのです。
 また、日本国憲法を変えろという政治的な動きこそ、アメリカの「押しつけ」だということも、ご認識された方がいいと思います。「しんぶん赤旗」記事「改憲へアメリカの圧力とは?」を紹介します。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-01/ftp20070201faq12_01_0.html

 私たちは、日本の平和と安全を考えたとき、不足しているのは「軍事力」ではなく、「外交力」だと考えています。このことは、昨年の憲法記念日に日本共産党の不破哲三社会科学研究所所長がおこなった講演で詳しく論じていますので、ご参考までに該当部分を紹介します。
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(2)軍事優先主義が日本をもっとも外交に弱い国にする
【いまの世界では外交こそが安全保障の主役】
 次に考えたいのは、外交の問題です。
 いまの世界では、国の安全保障にとっていちばん重要なものは、外交です。どの国でも、自分の国のまわりに平和な国際環境をどうやってつくるか、国と国との平和的な関係をどうやって築いてゆくのか、ここに大きな力をそそいでいます。他国と紛争が起きたときにも、まず平和的な方法でそれを解決することに力をつくす、これが当たり前のことになっています。
 日本の南側に東南アジアの地域があります。この地域の国ぐにが、いまから三十一年前の一九七六年、話しあって「東南アジア友好協力条約」を結び、たいへんよい国際関係をつくりあげてきました。条約には、お互いの国内問題には干渉しない、意見の違いや紛争が起きたときには平和的手段で解決する、武力での威嚇や武力の行使はお互いに放棄する、こうしたルールが明記されています。ベトナム戦争の時には、武器をもって戦いあったこともある国ぐにをふくめ、東南アジアを平和の地域にしようということで、この条約を結んだわけで、それ以来、平和への流れがずっとすすんでいます。
 最近には、この平和の流れの仲間入りをしようという声がまわりの国ぐににも広がり、一九八七年には、域外の国の参加も認めるように条約が改定されました。これにもとづいて、二〇〇三年には中国とインド、〇四年には日本、パキスタン、韓国、ロシア、〇五年にはニュージーランド、モンゴル、オーストラリアが加盟し、今年〇七年にはヨーロッパからフランスまでが参加しました。いまでは、世界の人口の半数近い国ぐにがこの条約の仲間入りをしているのではないでしょうか。
 こういう平和的な関係を外交の手段で広げてゆこう、というのが、いまの世界の大きな流れです。
 さきほど述べたように、イラクなどで「力の政策」を前面に押し出したアメリカでも、それだけでは今日の世界に対応できないことを悟り、一方では外交にも力を入れざるをえないでいます。中国への対応でも、国防総省あたりは、「将来の脅威」になる国だといった発言をしきりに繰り返しますが、アメリカ政府の対外活動では、中国とアメリカのあいだに「戦略的な利害の共通性」があることを大いに強調し、米中関係を発展させる仕事に綿密な戦略をたてて取り組んでいます。北朝鮮の核・ミサイル問題でも、平和的解決の条件が見えてきたら、それを実らすためになかなかの手だてを講じて外交作戦を展開します。
【なぜ日本は外交に弱いのか】
 そのなかで、日本はいま、外交の弱さが特別に目立つ特異な国になっています。
 東京で活動している各国の外交官と交流しますと、あいさつの言葉というわけではないのですが、「日本には外交戦略はないね」という感想をたえず聞かされます。いろいろな国の外交官が、さまざまな機会に同じことを痛感するようなのです。日本は、アメリカやヨーロッパの資本主義諸大国との関係は別として、世界のほかの地域にたいしては、なんの戦略方針ももっていないようだ、というのです。
 その原因はどこにあるのか。一つは、「アメリカの窓」からすべてを見る対米従属外交で、自主的な外交戦略をもたないで来ている、という問題があるでしょう。それにくわえて最近とくに強く感じるのは、何かことが起こるとすぐ軍事的対応を考えるという傾向が根強くあることです。憲法では、武力による威嚇を禁じている国なのに、紛争が起こると実力での対応を優先させる――日本も加盟した東南アジアの友好協力条約とはまったく逆の対応です。
 北朝鮮問題でも、このことを痛感させられました。政府はよく「対話と圧力」と言います。ミサイル発射にたいして国連が実施した経済制裁は、ある意味では、「対話と圧力」路線にたつものでした。しかし、経済制裁をやるなかで、「対話」の条件が出てきたら、どの国も対話を成功させるための真剣な努力をするし、それに対応する戦略・戦術に知恵をつくします。
 ところが、日本は、「対話」の舞台ができても、それに対応する用意がない、対話の戦略・戦術をもたない。このあいだ、北京で北朝鮮と久方ぶりの会談が開かれましたが、日本がこの「対話」の場を活用して道理ある主張を展開したという状況は、まったく聞こえてきませんでした。ほかの国からは、「北朝鮮の核・ミサイル問題といったら、日本こそいちばん脅威を感じる国のはずだ。しかし、日本の外交を見ていると、拉致で圧力をかけるというだけで、核・ミサイル問題の解決への熱意があるのかどうか、さっぱり分からない」、こういう苦い批評まで聞かれる状況があります。
 「対話と圧力」というが、「圧力」をかけて相手が全面降伏するのを待っているというのでは、外交とは言えません。
 いま問題なのは、「圧力」の弱さではなくて、外交力の弱さなのです。私は、日本の安全保障を重視するものは、いまそのことを銘記する必要があると思います。
【世界平和のため、憲法を生かして外交に強い国になろう】
 日本の憲法は、実は、東南アジアで始まったような平和の流れを、世界のなかで先取りしている憲法なのです。東南アジア友好協力条約の大事な点の一つは、さきほど紹介したように、「武力による威嚇又は武力の行使の放棄」を国家関係のルールとしたところにありましたが、日本の憲法は、この同じ原則を、世界に先立って日本外交の立脚点として宣言しているのですから。
 この憲法を生かす立場に立てば、日本は、世界の平和の流れの先頭に立つ条件を、もっとも強く持っている国なのです。ところが、自民党政治には、この憲法の値打ちが見えないわけで、この原則に立った平和外交を展開することなど、夢にも考えないのです。
 そういう時に、憲法を改定して、軍事のしばりがなくなったら、どうなるでしょう。「圧力」の手段のなかに、今度は「武力」まで入ってくるわけですから、軍事対応優先の傾向がもっともっと激しくなるだろうことは、目に見えています。しかし、憲法を改定した政権がいくら軍事の「圧力」をふりまわしてみても、いまの世界は戦前の世界とは根本的に違っています。目先の成功にせよ、そんなことで成果が得られるような世界ではないのです。憲法の歯止めを失った軍事優先主義は、日本の外交的ゆきづまりをいよいよ深刻にするだけでしょう。
 私は、いま日本がぶつかっている最大の矛盾は、世界でいちばん進んだ平和の憲法を持っている日本が、世界でもっともおくれた軍事優先の政治に落ち込んでいるところにあると思います。ここに、打開すべき深刻な矛盾があります。憲法を生かして、世界平和のため、外交に強い国になる。私たちは、このことを大きな目標にしようではありませんか。




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   アメリカよ、イラクから手を引け!!

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