地球の危機!

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「やり方が分からない?」

2011-04-21 18:27:23 | Weblog


「やり方が分からない?」


いつの新聞記事か分からないのですが、「仮説住宅に老人ホームでしたか、保育園でしたか、を併設する」という記事があったと思います。

私は(良い事だなあ)と思ったのですが、規模というか、最低基準のようなものも示されていたように思います。それを見て、(この基準内にないといけないのか)と思ったのです。

政府側は、良かれと思って、していると思います。それは分かる。

私が知りたかったのは、住民からどういう要望が出て、それに対して政府がどのように応えて…  この記事の基準まで行き着くのに、どういうやり取りをしたのだろう、ということです。

政府側が一方的に、大体このあたりが妥当だろうという事で示したのならば、今度は住民側から、どんな反応があるだろう? と思うのです。住民はOK.なんでしょうか?

この途中のやり取りがあまり存在しないんじゃないかな、と思うのです。

木で鼻を括ったような反応が返ってきた時には寂しくもあり… 今ふと思ったのですが、  やり方を知らないのではないか?… 


私は自分の言いたいことを文章に書いてみる、という事が許されているけれど、それが許されない状態に置かれている人も、大勢おられるのではないか?

「あの人は話をちっとも聞いてくれない。理解してくれない。不親切な人。」ではなくて、あの人は、「聞いてあげ方が分からない」のではないか?


ならば、「こういう感じで聞いてあげたら、良いですよ」と、教えてあげたら良い訳ですね。(例えば、時々頷きながら聞く、とか。その人が言われた通りを繰り返してみる、とか。(「その時、どう言ったら良いか、あなたはお分かりにならなかったのですね」とか、「そう言われてあなたは腹が立たれたのですね」など)

「伝え方」の’虎の巻’があれば良いのかな…



(4/18、読売新聞)

『医療ルネサンス』に「てんかん」が取り上げられています。
てんかんの人が発作を起こして倒れたら、何も知らなかったら、周りの人は驚き、焦りますよね。

(引用始め)
「全身の痙攣が10分以上続くなどの時は救急車を呼ぶが、多くは自然に終わり、元の状態に回復する。

一概に(学校から)帰宅させる必要は無い。痙攣で倒れたら、周囲の危険物をどけ、上着などを頭の下に敷く。

収まったら、吐いた物が気管に詰まるのを防ぐため,横向きに寝かせる。

教師の態度は児童、生徒に影響する。落ち着いて対応し、発作は本人にもどうしようもできないこと、普段は同じように生活できること、などを伝えていく。」
                           (引用終わり)


これだけ前もって知っていたら、発作を起こされても大分落ち着いて対処できるのではないかな、と思います。

こういう知識を伝えていく(例えば、白い杖を持って歩いていたら(盲目の人)、いきなり体に触るのではなくて、まず、「何かお手伝いしましょうか?」と声を掛けてください、とか)、という事もしたら良いかも分りませんね。


私がこれを書いた理由は、

米国は他国の要望を受け入れることをしない。(米国が支配する)、と思うのですが、それは、「受け入れ方を知らない」からではないか? と思ったからです。

米国は(欧州は)、平たく言えば、「海賊国家」だったそうです、歴史的にずっと。(→*)

だからまず、「獲物を奪う」。まず結果なのですね。

そういうことなら、奴隷貿易も植民地支配も、理解できます。

大航海時代~とすると、約500年の間、そういう行動パターンだった、ということですね。

これから獲物を盗るという時に、相手の要望なんか、頭に中に無いでしょうね。




(*)
(『米国エリートの黒い履歴書ーー秘密結社、海賊、奴隷売買、麻薬』  スティーブン・ソラ著、三交社)

「アメリカにビジネス帝国を築き、一族の財産を積み上げてきた秘密結社のエリート組織は、自らの歴史を見事に隠してきた。今は、わずかな不注意でも公職を失いかねない時代だから、それと比べると,建国の父とその組織にまつわる汚い背景や一族の歴史は驚くべきものだ。私たちは、奴隷貿易業者やアヘン商人の名を冠した大学を受け継いでいる。犯罪で富をなした家系の大統領や政治家をあがめている。応援している企業にしても、創業者のほとんどは不法な活動で富を手に入れた連中だ。

アメリカにも貴族に相当する名門家系があり、その多くが先祖代々伝わるクローゼットの中に、現代の組織犯罪者が天使に見えてしまうような秘密を隠している。彼らはつまらない馬泥棒や、いんちき薬のセールスマンや、鉄道で町から町へと渡り歩く詐欺師などではなかった。

こうした建国の父たちは百万の富を築いた。彼らの遺産は子々孫々へと受け継がれ、今もその末裔が、その富を、その権力とともに享受している。その権力は自らが作り上げた組織によって保護されて、将来の利益分配を保障する。このシステムは、不法に手に入れた利益と権力のお陰で永久に不滅なのだ。

誰もが新しいスタートと新しいチャンス、そして、平等な機会を与えられる筈のアメリカなのに,独立後になって劇的に貧富の差が拡大したのは、妙なことに思える。しかしこれは偶然でもなければ、勤労の成果でもない。ヨーロッパから受け継がれた秘密組織がネットワークを築き、自分たちの成功と権力を確保した結果なのだ。ヨーロッパで数百年前に創設されたのと同じ秘密結社が、ごく早い時期から各植民地に輸入されていたのである。」