「放射線ホルミシス効果」
6/25、朝日新聞のe6面に「いまさら聞けないラドン温泉ーー健康の効果はあるの?」とあります。
極々微量の放射線は人体に「良い」影響を及ぼす、という「ホルミシス効果」は「仮説」、と書いてあります。
「健康生活推進会」のパンフレットによると、「ホルミシス効果」は定説で、「福島事故は克服できる可能性がある」と書いてあります。
私はこちらの方を信じたいので、朝日新聞とは、正反対のことを書きます。別に、朝日新聞を目の敵にしている訳ではありません。悪しからず。
○放射線は、どんなに微量でも有害であるとする「LNTモデル(放射線直線仮説)」について
これは、ショウジョウバエの精子細胞に放射線を照射したところ、照射するレベルに比例して、2代目、3代目に、死んだり、障害が、多く現れた、というものです。
・ショウジョウバエの精子細胞は、DNA修復機能が無い。(人体の細胞は、ある)
・放射線による害とは、「DNAを損傷する」という、ものです。
「DNAを損傷」させるものは、他に、「活性酸素」があります。
(引用はじめ)
「活性酸素によるアタックは、自然放射線(1万分の1ミリシーベルト/時)の1000万倍で、われわれの細胞は、1個当たり毎日100万件のDNA修復で生命を維持している」
(引用終わり)
人体には何兆個という細胞があるのでしょう。
()兆個×100万件 もの修復が毎日行われているという事ですか? 私はよく分かりません。
平たく言えば、「人体の中では、ものすごい数の修復が行われている」ということ。
人体の放射線をどんどん当てるという実験をした(1998年、仏、医科学アカデミー)結果は:人体が最も修復しているのは、10ミリシーベルト/時、くらいあたり、ということです。(10マイクロシーベルト/時 ではありません!)
つまり「自然放射線の1000万倍(=1シーベルト/時)レベルの戦いに最も習熟しているという共鳴適応を述べているんですね」と書かれてあります。(この箇所は私は理解不能です。すいません))
ホルミシス効果は定説だと提唱しておられる服部禎男先生は、「これまでの話は今の局面で、退避している人は家に戻れるという事を示唆しているんですね」と言われています。
私は、チェルノブイリ跡の立入り禁止区域で動物たちが闊歩しているというのは、生命体に、DNA修復機能が、それも優れた修復機能が、備わっているから、なんだろう。そう思いたいです。
今、福島事故で、健康な大人は、半径20キロメートル以内とかに戻っても大丈夫かもしれないけれど、乳幼児などは、影響をより強く受けると思うから、まだはっきりしたことは分からないと思います。
まず、「ホルミシス効果があるのならば、この目で見る事ができたら良いのに、と思います。
ここまでの内容が私にとって分かり難かったこともあり、ここで書くのを止めようかと思いました。けれど次に、とても気になる事が書かれてあるのです。
(引用はじめ)
服部先生:「これまでの話は今の局面で退避している人は家に戻れるという事を示唆しているんですね。退避生活が長引くほど生計は立ち行かず、それの方がどれだけ恐ろしい結果を生むか。」
インタビューアー:「先生のお話が、なぜいつまでも一般化されないのでしょうか?」
服部先生:「最高の質問です。研究者も含めてなぜ言えないのか。そして、これが分かっても、これをどうしようという会議がなぜ開かれないのか。
1999年にワシントンに百数十人の専門家が集まった。が、直線仮説は1958年で、それが誤りだったと今、誰が言えるのか。社会は大混乱を起こす、ということになった。
50年近く前の勧告で社会ができ、30年前から「ゲノム」や「DNA」が分かってきて、その修復の詳細が分かったのはさらに後の、ポリコープ博士の1996年の「大論文」で、それで世の中に「ごめんなさい」と言って全部ひっくり返すことはできない」という結論になった。
… (中略) …
直線仮説は基準値、目標値ではないんだ。本当のサイエンスで大勢の人を救わなきゃいけない時が来たのではないか。(ヒロシマ、ナガサキ、フクシマと)それが日本の使命ではないのかと思います。」
と述べておられます。
私はここで考え込んでしまいました。(上記のことは、本当なんですか?)
「ごめんなさい」と言えないのは、要は、格好悪いのですよね。それは、言えない人も … 悪いか… だけど、… 「ごめんなさい」と言うのは弱い奴だとか、クズだとか、そういう目線があることの証拠でもあるんじゃないか? …
だとしたら、「ごめんなさい」と言ってもいいんだ、「ごめんなさい」と言うことは、本当はとても価値があることなんだ、と、そういう目線にしていったらいいじゃん、と思いました。
まずは、「ホルミシス効果」があるのか、ないのか、もう1度実験をやり直す、その事からですね。
6/25、朝日新聞のe6面に「いまさら聞けないラドン温泉ーー健康の効果はあるの?」とあります。
極々微量の放射線は人体に「良い」影響を及ぼす、という「ホルミシス効果」は「仮説」、と書いてあります。
「健康生活推進会」のパンフレットによると、「ホルミシス効果」は定説で、「福島事故は克服できる可能性がある」と書いてあります。
私はこちらの方を信じたいので、朝日新聞とは、正反対のことを書きます。別に、朝日新聞を目の敵にしている訳ではありません。悪しからず。
○放射線は、どんなに微量でも有害であるとする「LNTモデル(放射線直線仮説)」について
これは、ショウジョウバエの精子細胞に放射線を照射したところ、照射するレベルに比例して、2代目、3代目に、死んだり、障害が、多く現れた、というものです。
・ショウジョウバエの精子細胞は、DNA修復機能が無い。(人体の細胞は、ある)
・放射線による害とは、「DNAを損傷する」という、ものです。
「DNAを損傷」させるものは、他に、「活性酸素」があります。
(引用はじめ)
「活性酸素によるアタックは、自然放射線(1万分の1ミリシーベルト/時)の1000万倍で、われわれの細胞は、1個当たり毎日100万件のDNA修復で生命を維持している」
(引用終わり)
人体には何兆個という細胞があるのでしょう。
()兆個×100万件 もの修復が毎日行われているという事ですか? 私はよく分かりません。
平たく言えば、「人体の中では、ものすごい数の修復が行われている」ということ。
人体の放射線をどんどん当てるという実験をした(1998年、仏、医科学アカデミー)結果は:人体が最も修復しているのは、10ミリシーベルト/時、くらいあたり、ということです。(10マイクロシーベルト/時 ではありません!)
つまり「自然放射線の1000万倍(=1シーベルト/時)レベルの戦いに最も習熟しているという共鳴適応を述べているんですね」と書かれてあります。(この箇所は私は理解不能です。すいません))
ホルミシス効果は定説だと提唱しておられる服部禎男先生は、「これまでの話は今の局面で、退避している人は家に戻れるという事を示唆しているんですね」と言われています。
私は、チェルノブイリ跡の立入り禁止区域で動物たちが闊歩しているというのは、生命体に、DNA修復機能が、それも優れた修復機能が、備わっているから、なんだろう。そう思いたいです。
今、福島事故で、健康な大人は、半径20キロメートル以内とかに戻っても大丈夫かもしれないけれど、乳幼児などは、影響をより強く受けると思うから、まだはっきりしたことは分からないと思います。
まず、「ホルミシス効果があるのならば、この目で見る事ができたら良いのに、と思います。
ここまでの内容が私にとって分かり難かったこともあり、ここで書くのを止めようかと思いました。けれど次に、とても気になる事が書かれてあるのです。
(引用はじめ)
服部先生:「これまでの話は今の局面で退避している人は家に戻れるという事を示唆しているんですね。退避生活が長引くほど生計は立ち行かず、それの方がどれだけ恐ろしい結果を生むか。」
インタビューアー:「先生のお話が、なぜいつまでも一般化されないのでしょうか?」
服部先生:「最高の質問です。研究者も含めてなぜ言えないのか。そして、これが分かっても、これをどうしようという会議がなぜ開かれないのか。
1999年にワシントンに百数十人の専門家が集まった。が、直線仮説は1958年で、それが誤りだったと今、誰が言えるのか。社会は大混乱を起こす、ということになった。
50年近く前の勧告で社会ができ、30年前から「ゲノム」や「DNA」が分かってきて、その修復の詳細が分かったのはさらに後の、ポリコープ博士の1996年の「大論文」で、それで世の中に「ごめんなさい」と言って全部ひっくり返すことはできない」という結論になった。
… (中略) …
直線仮説は基準値、目標値ではないんだ。本当のサイエンスで大勢の人を救わなきゃいけない時が来たのではないか。(ヒロシマ、ナガサキ、フクシマと)それが日本の使命ではないのかと思います。」
と述べておられます。
私はここで考え込んでしまいました。(上記のことは、本当なんですか?)
「ごめんなさい」と言えないのは、要は、格好悪いのですよね。それは、言えない人も … 悪いか… だけど、… 「ごめんなさい」と言うのは弱い奴だとか、クズだとか、そういう目線があることの証拠でもあるんじゃないか? …
だとしたら、「ごめんなさい」と言ってもいいんだ、「ごめんなさい」と言うことは、本当はとても価値があることなんだ、と、そういう目線にしていったらいいじゃん、と思いました。
まずは、「ホルミシス効果」があるのか、ないのか、もう1度実験をやり直す、その事からですね。