地球の危機!

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私も 地球を(人も)守りたい!

「放射線ホルミシス効果」

2011-06-28 12:21:28 | Weblog
「放射線ホルミシス効果」


6/25、朝日新聞のe6面に「いまさら聞けないラドン温泉ーー健康の効果はあるの?」とあります。

極々微量の放射線は人体に「良い」影響を及ぼす、という「ホルミシス効果」は「仮説」、と書いてあります。

「健康生活推進会」のパンフレットによると、「ホルミシス効果」は定説で、「福島事故は克服できる可能性がある」と書いてあります。

私はこちらの方を信じたいので、朝日新聞とは、正反対のことを書きます。別に、朝日新聞を目の敵にしている訳ではありません。悪しからず。



○放射線は、どんなに微量でも有害であるとする「LNTモデル(放射線直線仮説)」について

これは、ショウジョウバエの精子細胞に放射線を照射したところ、照射するレベルに比例して、2代目、3代目に、死んだり、障害が、多く現れた、というものです。

・ショウジョウバエの精子細胞は、DNA修復機能が無い。(人体の細胞は、ある)

・放射線による害とは、「DNAを損傷する」という、ものです。

「DNAを損傷」させるものは、他に、「活性酸素」があります。

(引用はじめ)
「活性酸素によるアタックは、自然放射線(1万分の1ミリシーベルト/時)の1000万倍で、われわれの細胞は、1個当たり毎日100万件のDNA修復で生命を維持している」
                                 (引用終わり)


人体には何兆個という細胞があるのでしょう。
   
()兆個×100万件 もの修復が毎日行われているという事ですか? 私はよく分かりません。

平たく言えば、「人体の中では、ものすごい数の修復が行われている」ということ。

人体の放射線をどんどん当てるという実験をした(1998年、仏、医科学アカデミー)結果は:人体が最も修復しているのは、10ミリシーベルト/時、くらいあたり、ということです。(10マイクロシーベルト/時 ではありません!)


つまり「自然放射線の1000万倍(=1シーベルト/時)レベルの戦いに最も習熟しているという共鳴適応を述べているんですね」と書かれてあります。(この箇所は私は理解不能です。すいません))

ホルミシス効果は定説だと提唱しておられる服部禎男先生は、「これまでの話は今の局面で、退避している人は家に戻れるという事を示唆しているんですね」と言われています。

私は、チェルノブイリ跡の立入り禁止区域で動物たちが闊歩しているというのは、生命体に、DNA修復機能が、それも優れた修復機能が、備わっているから、なんだろう。そう思いたいです。

今、福島事故で、健康な大人は、半径20キロメートル以内とかに戻っても大丈夫かもしれないけれど、乳幼児などは、影響をより強く受けると思うから、まだはっきりしたことは分からないと思います。


まず、「ホルミシス効果があるのならば、この目で見る事ができたら良いのに、と思います。


ここまでの内容が私にとって分かり難かったこともあり、ここで書くのを止めようかと思いました。けれど次に、とても気になる事が書かれてあるのです。

(引用はじめ) 
服部先生:「これまでの話は今の局面で退避している人は家に戻れるという事を示唆しているんですね。退避生活が長引くほど生計は立ち行かず、それの方がどれだけ恐ろしい結果を生むか。」

インタビューアー:「先生のお話が、なぜいつまでも一般化されないのでしょうか?」

服部先生:「最高の質問です。研究者も含めてなぜ言えないのか。そして、これが分かっても、これをどうしようという会議がなぜ開かれないのか。

1999年にワシントンに百数十人の専門家が集まった。が、直線仮説は1958年で、それが誤りだったと今、誰が言えるのか。社会は大混乱を起こす、ということになった。

50年近く前の勧告で社会ができ、30年前から「ゲノム」や「DNA」が分かってきて、その修復の詳細が分かったのはさらに後の、ポリコープ博士の1996年の「大論文」で、それで世の中に「ごめんなさい」と言って全部ひっくり返すことはできない」という結論になった。

…  (中略)   …


直線仮説は基準値、目標値ではないんだ。本当のサイエンスで大勢の人を救わなきゃいけない時が来たのではないか。(ヒロシマ、ナガサキ、フクシマと)それが日本の使命ではないのかと思います。」

と述べておられます。


私はここで考え込んでしまいました。(上記のことは、本当なんですか?)

「ごめんなさい」と言えないのは、要は、格好悪いのですよね。それは、言えない人も …  悪いか…   だけど、…   「ごめんなさい」と言うのは弱い奴だとか、クズだとか、そういう目線があることの証拠でもあるんじゃないか? …


だとしたら、「ごめんなさい」と言ってもいいんだ、「ごめんなさい」と言うことは、本当はとても価値があることなんだ、と、そういう目線にしていったらいいじゃん、と思いました。

まずは、「ホルミシス効果」があるのか、ないのか、もう1度実験をやり直す、その事からですね。

       

「『農から見た日本』」

2011-06-26 10:55:10 | Weblog
「『農から見た日本』」


(山下惣一著、清流出版)

この本に書かれてあることを紹介させていただきます。


昭和30年代、「台所」ではなく「釜屋(かまや)」でした。燃料の薪、柴があり、七輪、十能、火箸、火吹き竹、網戸のついた水屋 (私は十能と水屋が分かりません)…

食事をする板の間。味噌も手作り。生産と消費が一緒だった。

食生活は、芋が穫れたら芋ばっかり。タマネギが穫れたらタマネギばっかり。「ばっかり食べ」。

昭和38年の山下家の年収は、38万円。

昭和29年 「MSA(相互防衛援助)協定」。アメリカの脱脂粉乳とコムギが日本へ入ってくる。

某新聞の記事。(昭和32年9月)
「… 胃拡張の腹いっぱいになるまで米ばかり食うので、脚気や高血圧などで短命の者が多い。津軽地方にはシビガッチャキといって、飯粒を食った鯉や金魚のようにブヨブヨの皮膚病になる奇病さえある。

日本では米を「主食」というが、今の欧米人は畜産物が主食で、穀物が副食物だ。

50年前まではアメリカの農民も穀物の方を多く摂ったが、今では肉、牛乳、卵などの畜産物を主食にするのが世界的な傾向だ。その点で日本は100年も遅れている。」
                          (引用終わり)


伝統食否定。→「米を食べるとバカになる」


「農業の近代化」とは

「自給自足というのは、人類の最も貧困な形態なんだ。100人の人がいて、みんなが自給しかできなかったら、その社会はいささかも発展しない、50人で100人分の食料が生産できれば、残りの50人は別の仕事に就くことができる。

20人なら80人になる。これが社会の発展の法則だ。分かるか?」

「お前たちがやっているのは、あれは農業ではない。スイカを5畝(1畝(せ)=1アール=30坪)、サトイモを5畝、ニンジンも5畝。こんなゴセゴセしとったら…

儲からん作物を捨てて、儲かる作物だけを選択して拡大していく。これを「選択的拡大」というんじゃ。分かったか!」

昭和36年(1961年)、農業基本法成立。
第2条、国の施策。
「需要が増加する農産物の生産の増進、需要が減少する農産物の生産の転換、外国産農産物と競争関係にある農産物の生産の合理化等、農業生産の選択的拡大を図ること」

つまり、「食べるための農業から、売るための農業へ」。

ダイズとナタネがあっという間に消えた。「麦秋(ばくしゅう)」が死語になった。

1970年(大阪万博の年) 「減反政策」始まる。

ー→「晴天の霹靂、驚天動地の衝撃!!」

「2000年以上も続いた稲作社会が生み出した様々なこと、勤勉性であるとか、水の共同利用とか、自然界への畏怖や、感謝であるとか。五穀豊穣への祈り、祖先崇拝、質素倹約の気風など、ま、いわば、日本の文化、精神風土の根底からの否定だったと私は考えるんですよ。」

・パン食のアメリカが「米国」で、米食の日本が「ジャパン」?


減反推進は、
政府は「強制ではない」というが、仮に、1割の減反を言い渡されたとして、

自分が「減反はしない、いやだ」といえば、村の他の農家が余計に1割分を減反させられる。それでも「しない」と言えば、より大きな共同体で責任を取らされる。

共同責任、農民同士が監視しあうようになる。


日本は、「命の源」の農業を放棄していった。

出稼ぎーー1日働けば、米1俵分稼げる。→農業なんかアホらしくて、やってられん。

アメリカからの食料輸入急増。


農家数、昭和35年ー606万戸、平成12年ー315万戸

専業農家率、昭和35年ー34%、昭和50年ー12、4%


先に、車や家電品を買ってから代金はローンで、が当たり前に。

「農家に当てはめてみれば、先祖様から預かった田畑を担保に借金をして、家は傾きかけているのに、贅沢を続けて、さらに借金を子供の名義で借りる。こりゃ、家潰しだ。」



極めつけは、山下氏が、12月の寒い時、泥水の中でレンコンを掘っていると、孫を連れたおばあさんがーーその孫が学校へ行かないと泣いて、ガードレールにしがみついて離れなくなった。なんとかしてガードレールから引き離そうと、そのおばあさんは、「こん畜生が! 勉強せんで、どうするか。 勉強せん人間は、どうなると思うか! そこの おんじじゃんば 見てみろ!」と、すさまじい大声で怒ったそうです。

効果てき面。孫はおとなしく従ったと。


この話には後日談があって、その子が青年になった時、たまたま居酒屋で一緒になった。山下氏は(あの時の少年だ! )とピンときて、レンコン畑での話しをしたら、彼は(漁師の家に生まれていた)、「漁師にだけはなるな」と言われて育ったんだと。


山下氏:「決してオレの跡を継ぐな! と言い聞かせて子を育てる親の気持ちが理解できますか?」


等々、農民の側から見たら、日本は戦後、悪い方向へ、悪い方向へ行ったと、事実を挙げて警告しておられます。


バブルのころは、こんな感じ。

地価が上がって、郊外の一戸建てはかなわぬ夢となってしまった。

「家を建てる土地すら買えない。それなのに、百姓ときたら、広々とした田畑を独占して、ロクに作りもしない このくそったれが。こいつらがいるから、俺たちは苦労させられる。どうしてもそう思ってしまう。これは理屈じゃなか。」

「それで」

「だからさ、あの土地が手に入るのなら、コメだって何だって輸入したらいいじゃないか。1坪30万円も50万円もする土地でカボチャなんか作ってくれるな。そんな冗談は止めてくれ。俺はそう言いたい。」

「それで」

「だから、百姓を見ると、腹が立って仕様がないわけよ。石を投げたくなるんだ。」


(山下氏:それは違うだろう。   …  とどのつまり、人の一生の勤労の代償が、都心の1坪の土地以下、という物差しが狂っているのだ)


○「食」、「農」、「環境」は、どんな時代でも変えてはいけない。

○国際競争に打ち勝って生き残れる農業など、世界に存在しない。


これから、どうしますか。


この本の終わりの方に、こんなことが書いてありました。


減反政策で、耕作放棄地が増えたでしょう。「水田」でなく「乾田」になってしまった。そうすると、地下水が減少しているのだそうです。


熊本市とその周辺に住むおよそ90万人が使っている水は、すべて阿蘇山の伏流水、つまり、地下水。その地下水の供給量が減ってきたのだそうです。田んぼに水を溜めているからこそ、その水が、下へ下へと滲みていくのですね。

(するべきことの)1つは、「国(国土)を守れ!」でしょうね。


山下氏は、そこそこの経済成長で、持続可能な社会を作ろう、とも言われています。どう思われますか?


経済成長率がほぼ0は、悪いことだと思ってしまっていませんか? 私は分からなくなりました。また考えます。

言われてみれば、日本は、悪く、悪くなっていたんですね。日本て、良い国だと思っていたのに。ショックだ!





「塩害について」

2011-06-25 19:24:53 | Weblog
「塩害について」


私の地元は海を干拓してできた所です。

私が中学の頃、我が地元の中学校には赴任したくない先生も(結構?)おられたとか。理由は、車が早く錆びるから。地面からいくらか塩が上がってくるのでしょうね。

でも稲や麦は、全然(塩害には)関係ないように見えました。(何を言っているんだ)

干拓した所に、稲は4~5年はできないのだそうです。

ということは、4~5年経ったらできだすという事ですね。稲も考えるのでしょうね。塩辛い中に植えられて、(辛い中に植えられちまった。でも何とかして生きてやるぞ!)と思うのでしょうね。どうにかこうにか工夫しても、1年目はあえなくダウン。

2年目は(よし、今年は塩分を吐き出す力をつけてやるぞ)、とか何とか思って(思わないかも知れない)、辛くても、辛くても頑張るのでしょう。でも収穫量はまだまだ増えず。


こうして3年、4年と忍耐して、(よし、大分、土中の塩分を吸ってやった。今年こそ、しっかり子孫を残すぞ!)とか何とか思って(思わないかも知れない)、だんだんと豊かな実りを付けていってくれるのでしょう。

私なんかは、近所の人が稲を作られるのを’見る人’なので、呑気に、上のようなことを言ってられますが。


玄米と自然塩と自然味噌で、長崎で被爆された病院の医師、スタッフ、患者さんたち70名が生き長らえた、というのを新聞で見て、自然塩を作られたらいかが? と思ったのですが。

すいません、言うだけで。

「『中国が…』」

2011-06-25 11:15:17 | Weblog
「『中国が…』」


中国よ、触るな!


『中国が永遠に日本を赦さない66の理由』 (孔健著、日本文芸社)


中国よ、触るな!

「靖国神社参拝」に関してが、最初に書かれています。(○印は、引用です。/<>内は私の思ったことです)

「まえがき(にかえて)」があって、「目次」があって、その次です。読み始めたとたん、です。私は卒倒しそうになりました。


いきなり、「小泉純一郎総理大臣の靖国神社参拝を、中国人は決して赦さない」と書いてあります。私は(靖国参拝は、日本の国内問題でしょう。外国が要らぬ横槍出さないで!)と思いました。

○(P.17)
「何よりもまず、A級戦犯とされる戦争責任者を合祀した神社に参拝しているということだ。

中国よ、触るな!

小泉さんは国会答弁で「A級戦犯のために参拝しているのではない」と発言している。だがそれなら、一国の首相として、その言動が世界に注目されているのだから、参拝の意義と内容をもっと明確に説明すべきだ。」


<「A級戦犯」というのは、東京裁判において、戦勝国側である連合国が行った裁判で、「A級戦犯」というのは、いわば、戦勝国が勝手に裁いたのだ。そのことが正しいなら、勝った方は何をしても正しい、という事になる。

中国はアヘン戦争で負かされて、その腹いせを日本に対してしているのではないかと、勘ぐりたくなる。>

「(小泉首相は」)一国の首相として、その言動が世界に注目されているのだから」

<というのは、自国のために亡くなられた人に哀悼の意を表するのは、どこの国の首相(の立場にいる人)もしていることで、小泉首相が世界に注目されているのならば、胡錦濤主席も「世界に注目されている」のだ。>


「参拝の内容と意義をもっと明確に説明すべきだ」

<自国のために亡くなられた方を参拝するのに、内容と意義をもっと明確に説明す」る必要があるか? これを’要らぬ横槍’という。(毛沢東については、どうなんだと、横槍を入れたくなる)>

中国よ、触るな!

○「A級戦犯をひっくるめた形で「戦争の犠牲者」に哀悼の意を表するのでは、誰も納得がいかないし、他の犠牲者の遺族だって素直に哀悼を受け入れる気にならないだろう。」

<これは、日本の国内問題ですね。「納得がいかないし」というのは日本人ですね。

「素直に受け入れる気にならない」のは、日本人ですね。中国人ではないですね。どうするかは、日本人の問題ですね。>


○(P.18)
「かといって中国は、戦争責任者の罪まで赦したわけではない。戦争犯罪者であるA級戦犯が、戦争に駆り出された一般国民の戦没者と一緒の扱いをされていることが赦せないのである。

A級戦犯が亡くなってしまったからといって、日本の戦争責任が水に流されるわけではない。その事をあいまいにし、頬かむりをしているような日本政府、日本の首相の態度が赦せないのである。」

<日本でのやり方にここまで口出しするのならば、>


○「南宋時代の秦檜(しんかい)という武将は侵略者に手を貸し、愛国者岳飛(がくひ)を無実の罪に陥れた売国奴として、900年後の今も多くの中国人に恨まれている。岳飛の墓の前には、秦檜夫婦が上半身裸で後ろ手に縛られ、頭をたれる像があるが、中国の観光客は像を棒で叩き、つばを吐きかけている。」

<これに対して、日本人が、日本人としての見方で、「中国人よ、そんなことをするのは畜生と一緒だ。我慢できん。止めろ!」というのと同じではないですか。

言われたら、どんな感じですか?>


○(P.19)
「中国人は、人が亡くなると魂になると考える。したがって靖国神社には好戦の魂が漂っていることになる。靖国神社に参拝すると、再びその好戦の魂がよみがえって、日本人は戦争を起こすのではないか、と中国人は考えている。…

A級戦犯14人は他の戦没者と同時期に祀られた訳ではない。… 1978年秋である。…

当時靖国神社の宮司であった松平永芳氏がA級戦犯を合祀した背景には、A級戦犯指定をした東京裁判を否定する意図があった。それは今、明らかになっている。

もしそうであるなら、亡くなった人の罪は問わないどころではない。A級戦犯には戦争責任がなかったという政治適な主張をしている宗教施設に、国家を代表している首相が参拝していることになる。それまで小泉首相がやってきたお詫びも、不戦の誓いも、何もかもがひっくり返され、無意味なことになってしまうではないか。こんな事は中国でなくても決して赦すことはできない。良識ある日本人も同じ気持ちであろう。」

<これですね。要は、これですね。

「日本よ、もう2度と侵略戦争をするな。」そういう事でしょう?

「日本は侵略することを目的に大東亜戦争を始めた訳ではないが、「侵略」の面もあった。そのことについて日本はこのように考える」、という見解を出していないところが、悪いのですね。

これは、日本の政治の課題…  いや、見解は出していますよ。何度も。

中国よ、さわるな!

どうして日本側の言うことは、無視するのですか?

孔健氏自身、「日本人と中国人の死生観は異なっている」と仰っている。

中国よ、触るな!

日本人は、日本人としての死生観でもって、靖国参拝をするし、A級戦犯も祀ってあるのです。

中国よ、触るな!>


「中国人は、人が亡くなると魂になると考える。したがって靖国神社には好戦の魂が漂っていることになる。靖国神社に参拝すると、再びその好戦の魂がよみがえって、日本人は戦争を起こすのではないか、と中国人は考えている。」

<これは、「日本側の説明(見解)」は無視視しているから、こういう事が言える訳でしょう。

何を持って、日本人を「好戦の魂」というのですか?

「好戦の魂」は、中国人自身でしょう! 毛沢東こそ、「好戦の魂」そのものだったではありませんか。






「「TDLの秘密」を書いて思ったこと」

2011-06-24 18:57:00 | Weblog
「「TDLの秘密」を書いて思ったこと」

TDL=東京ディズニーランド

TDLでは、東日本大震災が起きた時、適切に対応してくれた。非常時に犠牲者が出ないように、は、言わずもがな、来場者にハッピー感を味わってもらえるように、という教えが生きていた。その秘訣は、スタッフに「自由に考え行動できる裁量を与える」事だそうだ。

弊者のブログでこのことについて書いて、それで私は今、(そうだ、「自由に考え行動できる裁量を与え」た側が、最も’得’出来るのではないか)と。損得の問題ではないが、例えば、アメリカは、世界中から富がアメリカへ流れ込んでくる仕組みを作りあげている。だけど、その地域、地域の人に、「あなたの好きにしなさい」と言った方が、損をするようだけど、結局は、アメリカにとって一番良いのではないかと思ったのだ。

今たちまち食べる物がない人に、食べ物を与えてみたら、いかが? こういうふうにしたら、何とか暮らしていけるでしょうというものを、提供してみたら、いかが?
 全ての人に出来なくても、アメリカが出来る範囲でやってみたら、いかが?

「栄養素と企業活動」

2011-06-24 10:20:59 | Weblog
「栄養素と企業活動」


(6/21、朝日新聞)

「漁業権開放」について、全漁連常務理事の長屋信博氏が、

○「「地元と話し合いは一切したくない」、「勝手にやらせてほしい」、

そんな主張をする企業を参入させたいのであれば、特区が必要になります。」



○「特区導入論は「企業を主体にしないと漁業を再生できない」という論です。

一定期間だけ稼ごうと思えば、資源や漁場を根絶させることで利益を出せるが、海を単なる投資先にすれば、大きなダメージを受ける。

企業が強引に土足で浜に入るのは反対です。」


○「復興資金の確保が構想の狙いの1つのようですが、壊滅的な被害を受けた辺鄙な地域に企業が入るというなら、入ってほしい。

手間のかかる職人技的な養殖をやる合理性が企業にあるとは思えません。」

と書いておられました。いかにも、「自分は、企業に敵意がある!」と言っておられるように感じました。


もっとも後半で、

○「私たちには、改善すべき点もあります。「漁業権使用料」を取っていますが、…手数料はまちまちです。… ルールが必要です」とか、

「企業の資金力やノウハウが漁業に必要という事について、否定はしません。」


○「目指すものが地域主体の復興であるならば、それほど違いはありません。」


とも言われています。


私は、前半の、「企業を非難しているようなものの言い方」が、とても気になりました。


…それで、(あ、そうだ、カロリーベースで 判断される「栄養」だ!)と思いました。


(『里と森の危機ーー暮らし多様化への提言』 佐藤洋一郎著、朝日新聞社)

「栄養というとき、今までの日本の教育では赤、緑、黄色などに塗り分けられた6つの栄養素のことだけを考えてきた。この6つをバランスよく食べることが正しい食生活であり、病気を防ぎ、健康に暮らすために大事なことだと教えられてきた。

確かに、第二次世界大戦後すぐの食糧難の時代には、この教育は功を奏し、国民の食生活向上に役立ったのかも知れない。

しかしこの考え方で行くと、肉も魚も同じ「肉や血をつくる栄養素」にされてしまう。新鮮であろうが、古かろうが、そんなことは関係がない。冷凍物の輸入イカも釣ったばかりの旬のアジも、それは「肉や血を作る栄養素」でしかない。

さらにアミノ酸を含むサプリメントまでが、「肉や血を作る食品」に含まれる。

要するに、食は栄養素という要素に還元されてしまって、「旬」のような要素は捨象されてしまう。

さらには苦味、辛味のような味覚や香り、さらには色合い、歯ごたえなど、感覚の部分はすべて切り捨てられてしまう。食は栄養の摂取、それも6要素の摂取に還元されてしまっているのである。サプリメントで栄養を補うという発想は、すでにそれ自体が食べることを味気ないものにしている。

先ほど私は、今の日本は飽食の時代にはないと書いた。数字の上で、そしてカロリーの面で満たされていれば、それを豊かな食と呼べるのか。そうではないと私は思う。
                            (引用終わり)


企業活動の目的は「設ける事」でしょう。もっと言えば、「設けることのみ」なんですか?


派遣の人の給料は、「人件費」から出されているのではなくて、「事務費」からですか? 何か、派遣の人が、消耗品のようにしか捉えられてないような感じで…

そういうのを見ると、結局、「地域」も、「派遣」の人のような扱いをされるのだろううな、と想像してしまう。

「企業活動」にも、変えた方が良いところがあるのではないですか? それを皆で話し合ってみたらどうかなと思いますが…

「節電、他」

2011-06-23 12:52:37 | Weblog
「節電、他」

○(6/21、朝日新聞)

「節電、経済に大打撃ーー浜岡原発への停止要請がなければ、様子は違った」

と、関西経済連合会・森詳介会長(関西電力)が言われている。


日本では、火力発電所を止めて、原発を稼動させているのでしょう。浜岡原発の
代わりに火力発電所を稼動させたら、プラス○キロワット、マイナス▽キロワット、差し引き、マイナスAキロワットの、「A」の数字を示していただきたいです。


○村井宮城県知事が、「企業も漁業をすることができる(漁業権を得られる)ようにしたらどうか」と提案されて、漁業組合側は、「企業は採算が取れなければ、撤退する(から、反対だ)」と言われていました。

私は初めは、(これは漁民のわがままだ)、と思いました。

だけど次第に、(そうか、そりゃ、そうだ)と思うようになりました。


企業って、儲かっていなければいけないのですか? 損をしたら、存続できなくなるのですか?

その経済のあり方が間違っているというか、、不都合なところは、ちょっと変えたらよいのに、と思う。


私は、人がーー特に被虐待者はゴミ扱いされていると思う。ある線より下になったら、ゴミ扱いなのだ…           これはワガママなんだよね。


いつもいつも儲かり続けるって、不自然だと思う。

米作農家の私の親が言っていたけれど、「昨年と同じだけ取れました。ありがとうございました」って。単位面積あたりの収穫量は増え続けているのだから、私の親の努力不足なのかもしれないが…

とにかく、企業、第二次、第三次産業のあり方は… 損益が出ても続けられるような仕組みも考えたら、どうですか?


○6・21、山陽新聞の本の出版の宣伝の所に、「コスモ21」から「放射能汚染から命を守る最強の知恵ーー玄米、天然味噌、天然塩で、長崎の爆心地でも生き残った70名」とある。

「命を守った「食の秘訣」を大公開ーー「被曝した人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけて握るんだ。塩辛い味噌汁を作って毎日食べさせろ… 」 (秋月辰一郎著、『死の同心円』 長崎文献社)

ーーそして爆心地から1、4キロメートルの病院にいた医師、スタッフ、患者70名全員が死を免れた」。



すごいじゃないですか!

「福島事故」で上限を超えて被曝された人に、言葉は悪いですが、実験台になっていただいて、玄米と天然塩、天然味噌汁を食べていただきましょう。

放射能対策としてこれから何年にも渡って彼らの生活は保障して、本人の了解が得られるならb、データを取らせていただく、というのはどうですか?

「乳児の突然死、」  中国よ、さわるな!

2011-06-22 13:07:44 | Weblog

中国よ、さわるな

「乳児の突然死」

生後4~5ヶ月までの乳児が、「寝ていた」と思って見てみたら、死んでいた、という事があるそうです。

寝る前まで元気でいたのに、突然死ぬ、奇妙な病気か何か、事があるものです。


『飲料水に潜む危険ーー子供たちにとって安全な水とは』林俊郎著、健友館)によれば、原因は、呼吸困難、チアノーゼだそうです。

4~5ヶ月までの乳児は、母乳かミルクしか飲みません。

原因は水道水中に含まれている硝酸、亜硝酸だそうです。

亜硝酸は、野菜の中にはダントツに多く含まれているそうです。野菜を食べても何事もないのは、胃酸によって亜硝酸の毒が消されるからです。

ところが、生後4~5ヶ月までの乳児の胃は、胃酸を分泌しないのだそうです。


生後すぐの初乳には、

P.144
初乳には生きた無数の細胞「白血球」が生息して、高分子の免疫物質を初め、有効な生理活性物質を産生し、またそれ自身が細菌類を貪食して消滅させ、胃の中を無菌的環境にしている。

もしも胃の中に塩酸やペプシンが分泌されたら、白血球は生理活性物質を産生する事はおろか、生存することすらできなくなるのである。また高分子のタンパク質でできている免疫物質もたちどころに破壊されるであろう。
                          (引用終わり)

また腸も、生後4~5ヶ月以降の人間の腸には(動物もですが)、異物や有害物質を通さないようにする働きがあります。(腸管の吸収閉鎖)

ところが、4~5ヶ月までの乳児の腸壁には、この機能がありません。

それは、母乳に含まれている様々な生理活性物質を破壊することなく体内に取り入れるためです。

ここに硝酸、亜硝酸が入ると、血液のホモヘモグロビンが、メトヘモグロビン(=酸素や二酸化炭素を授受することができない)に変わります。

かくして酸素不足、呼吸困難に陥る、というわけです。


水道水中の硝酸、亜硝酸は生後4~5ヶ月以上の人には、関係ありません。4~5ヶ月までの乳児に限って影響を受ける、ということです。



乳児専用のミネラルウオーターを開発、生産を試みているところ

「自然水開発研究所」

神奈川県座間市

㈱セイリョウ、 代表 宮城鉄夫

「『大人と子供』」

2011-06-21 09:23:36 | Weblog
「『大人と子供』」


「原発爆発後、大量汚染を危惧、米軍支援「「最悪」を想定」という見出しで、

某月某日、某氏が(朝日新聞です)、

(引用始め)
「日本の弱点、網羅」

米国が原発事故で起こりうる最大限の現象を想定し、現実的に準備したことが伺える。危機管理に対する日米の実力は大人と子供の差がある。原発事故に対する日本の危機管理はゼロに等しく、事故当初は情報収集に手間取り、線量計すら数が不足した。日本の「弱点」をおさえた全面的な支援が列記されているという印象だ。
                           (引用終わり)

「列記」されているのは、

○実際に提供されたもの
・防護服、マスク
・無人機による撮影
・水のサンプリング、等々
 

○未提供のもの
・フイルター
・ヨウ化カリウム錠
・除染施設の提供、等々



「福島」事故は、米国にとって、何が何でも収束してくれなければいけない事なのです。(誰にとってもですが) 世界の安全保障から言っても、必然的に収束させなければいけないのです。(裏返せば、原発は非常に危険を伴うものであるということ)

私は、主導権は米国にあるんだなあ、と思ったのです。



某氏の、
ア、「危機管理に対する日米の実力は、大人と子供の差がある。」というところには反感をもちました。

イ、「原発事故に対する日本の危機管理はゼロに等しく」

「ゼロに等し」かったのですか?


私は、「東電に決定権が与えられるか、否か」が、事故が収束へと向かうポイントだと思います。



(5/22、朝日新聞)

『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方ーー震災時も生きた人材育成術』 (福島文二郎著、中経出版)という本が売れているそうです。

「ディズニー」とは「東京ディズニーランド」=「TDL」

東日本大震災が起きた時、TDLのスタッフは来場者を安全に導いてくれた。適切に対処してくださったそうです。

その秘密は、「スタッフに「自由に考え、行動できる裁量を与える」」というもの。

マニュアルに忠実な人材を育てるのではなく、「会社のミッションを示し、自主判断を重視する」のだそうです。


会社のミッションは、「すべてのゲストに「ハピネス」を提供する」

そのための行動指針として
1、安全性
2、礼儀正しさ
3、ショー
4、効率  (優先順位はこの順)

あるスタッフは、(アトラクションの外に全員を誘導するーーここまではマニュアル通り)

店舗販売用のお菓子を配り始めた。

また、客に見せてはいけないバックヤードが避難通路となった。 等々…
                           (ここまで、引用)


こういう事は、上の人が、現場の人を信頼していないと、できない事だと思います。


東電は事故を起こした、だからといって、「日本の危機管理はゼロに等しく」などと書いてほしくないです。

こういう書き方をする人がいるから、日本人が自信を失っていくのです、私に言わせれば。


米国が日本を支配しようとするのは…  これは置いといて(そういうことはあると思う)

日本人が、どうするか、なのだ!


日本人て、「ノー」と言うべき時に、はっきり「ノー」と言わないで、うやむやにしたまま続けていくという傾向があると思う。事故米しかり、BSEの肉骨粉然り…

何かおかしい、と思います。(次回に続く)















「被曝」

2011-06-19 16:03:32 | Weblog
「被曝」


放射能に限らず、食品添加物や細菌、ウイルスなど、人間の体の中には有害なものがいっぱい入ってくるのです。それを、白血球などで、退治したり(殺す)、体外へ排出したりして、体を守ってくれているのです。


放射能をどのようにして排出したら良いのかはわかりませんが、アスベストーーアスベストも人間にとって非常に有害な物質です。

アスベストが体内に入ってきたら、もうどうにもならないのではなくて、「マクロファージ」というものが、アスベストを攻撃して、とり囲んで、体外に排出してくれる(痰とともに排出される)のだそうです。そういうふうに体(免疫機能)は、働いてくれているのだそうです。(『水道水も危ない!』 (中村三郎著、酣燈社)

私は、体内のマクロフアージの働きを強めれば良いと思います。

私は、堤祐子氏の「4原則」が良いのではないかと思います。(『デキる社員は朝食抜き!』 三五館)

1、朝食抜き
2、水かぶり
3、ゆっくりランニング
4、小山内体操


1、は、朝食を食べると、消化するために血液が使われるから、血液が胃へ集まることになるから、仕事や勉強がおろそかになる。(だからできる社員は朝食抜き、です)

堤さんは(企業の嘱託看護士)、できなかったら、軽く食べてください、と言われるそうです。


2、は、隣で走っている人と会話できるくらいの速さです。


3、をすると、アレルギー体質が治ったとか、肝炎が治った、という人もおられるそうです。体にとって嫌なことを与えてやると(続けると)、嫌なことを異物として認識しなくなる→少々体内に異物が入ってきても過剰反応しなくなるとか。

これは私も昨年、ボイラーが壊れたので仕方なくやりました。冬に体に水をかけるのは嫌でしたが、効果は絶大のような気がしています。

4、は、①背そらし ②背のばし ③膝の屈伸 (この順に行ってください)



①背そらし

うつぶせに寝て、腕を体の線に沿って伸ばし、手のひらを上に向ける。
足が上がらないように、誰かに押さえておいてもらう、などする。


背筋の運動のように、上半身を上げる。
上げて止まらないで、すぐ降ろす。

降ろして力を抜いて、2呼吸休む。←(ここが(休むところが)ポイントです)


(②、③は、よく分かりません。またの機会にさせてください)

1、~4、の、4点セットを続けた人は、明らかに体調が良くなったとか、大きな変化があったそうです。


原発は、5年も経つと、事故のリスクがどーんと増えてくる筈で、体内に放射能をとりこんでしまったら、、こういうふうにしたら、まあまあ元気に暮らせるよ、という方法を見つけておく必要があると思います。


限界を超えて被曝された人や、被曝量を未測定の人に、堤さんの1、~4、を、やってもらって、データを取らせていただく(本人の)了解を得て)、というのは、どうでしょう?(費用は国や東電で)


「TPP」(2)、

2011-06-16 14:17:56 | Weblog
「TPP」 (2)

私は前回、
A、「もしアメリカが「自国の工業を守りたい」と言って、それができていれば、「世界銀行」や「IMF」で途上国(借金国)を痛めつける必要はなかったのではないか」

と書きました。これは、『肥満と飢餓』 (ラジ・パテル著、作品社)

に、「自国の貧困問題を解決するために、植民地に「モノカルチャー」を押し付けた」と書いてありました。

(引用始め)
「私(セシル・ローズ)は、昨日、ロンドンのイースト・エンド地区で失業者たちの会合に参加していました。怒りの篭った発言の全てがつまりは、「パン!」、「パンをよこせ!」という叫びだったのでした。私は帰り道に、会合で見聞きしたことについて深く考え、これまで以上に帝国主義の必要性を確信したのです。 (… )

大英帝国は、私がこれまでも言って来た通り、パンとバターを得るために必要なのです。内乱を回避したければ,帝国主義者にならねばなりません。」


新興エリートも旧来からのエリートも、組織化が進む労働者階級の反応を非常に恐れた。この恐怖を緩和するために、企業家たちと政府は一策を講じた。その政策は、ローズの懸念を反映しており、その基本的な考え方は今の私たちにも継承されている。


1、貧困者の多くは、増え続けている。
2、すべての貧困者を養うに十分な食料がない。
3、十分な量の食料がなければ、貧困者は飢えてしまう。
4、飢餓が発生すれば、内紛が起きる。
5、他の国には彼らを養うに十分な食料がある。

シタガッテ(原文では、ヽ(点)が付いている)、 他の国からの食料で貧困者を救う事で、内紛を防ぐことができる。
                              (引用終わり)


つまり、自国の紛争を防ぐために他国からの食料で、ということです。

「他国の」とは、「植民地の」という事でしょう。

つまり、「他国からの食料で」以外の方法で、自国の(この場合は英国)、内紛を防ぐ事ができれば、他国は食料を奪われなくて済む、ということでしょう。

私は、パテル氏の記述を参考に、A、を書くことができたのです。



私は、解決方法は 分からないけれど、原因が2つ、(あ、分かった)と思いました。

1つは、「困難を乗り越えて進む人生こそ、価値がある」、これは、  これこそ、「もっとも強い人だけが、生き残っていく価値がある」という事になりませんか? つまり、この言葉が、「格差社会の生みの親」になっていると私は思います。

2つ目は、「失敗は許されない事なのだ。失敗をする事は、何よりも悪いことなのだ」と、米国人は教育されていると思います。犯人は「新約聖書」だと思います。(旧約聖書には、「悔い改めて生きよ」という言葉がある)


(マタイによる福音書、13章24~30節)

イエスはまた別のたとえを彼らに示して言われた。

「天の御国はこういう人にたとえることができます。ある人が自分の畑に良い種を蒔いた。

ところが、人々の眠っている間に、彼の敵が来て麦の中に毒麦を蒔いて行った。

麦が芽生え、やがて実った時、毒麦も現れた。

それでその家の主人のしもべたちが来て言った。

『ご主人、畑には、良い麦を蒔かれたのではありませんか。どうして毒麦が出たのでしょう。』

主人は言った。『敵のやったことです。』

するとしもべたちは言った。『では私たちが行って、それを抜き集めましょうか。』

だが主人は言った。『いやいや。毒麦を抜き集めるうちに、麦も一緒に抜き取るかもしれない。

だから収穫まで、両方とも育つままにしておきなさい。収穫の時期になったら、私は刈る人たちに、まず、毒麦を集め、抜くために束にしなさい。麦の方は集めて私の倉に納めなさい、と言いましょう。』

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私は、こういう風に思います。(私は、です)

30節「両方とも育つままにしておきなさい。」 (この箇所は不自然だと思う)

「毒麦を焼くために束にしなさい」
(毒麦が良い麦になる訳はないのは、それは分かりますが、毒麦は焼かれて終わり、というところが、私は受け入れがたいです。

良い麦=良い人
毒麦=悪い人 とすると、

「悪い人は、結局焼かれて終わりなんだよ。悪い人が良い人になる事は、ありえない事で、悪い人を矯正しようなど、してはいけないのだ。断じて、してはいけない。」

そういうふうに私は受け取るので、新約聖書が、「失敗(した人)を、断じて許すな」と教えていると思います。


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堅苦しい事はこれくらいにして、野焼きをすれば、そこから新芽が出てくるのだそうです。どんな芽が出てくるかなーと、見つめて見ませんか?

何か良い案が浮かぶかもしれない。 …






「TPP」(2)、

2011-06-16 14:17:56 | Weblog
「TPP」 (2)

私は前回、「もしアメリカが「自国の工業を守りたい」と言って、それができていれば、「世界銀行」ユア「IMF」で途上国(借金国)」を痛めつける必要はなかったのではないか」

と書きました。これは、『』

「TPP」

2011-06-15 18:49:18 | Weblog
「TPP」

TPP(環太平洋連絡協定)を、日本が先送りしていることについて、米政府が「苛立ち鮮明」(6/14、山陽新聞)と書いてありました。

私は、TPPには反対です。

貿易を自由化=関税撤廃したら、米・欧は、政府が自国の農家に多額の補助金を出して、農産物を安く外国に売っているのに、他の国が同じ事すると言ったら、許しますか?

途上国は、自国の農業や工業が育ちません。

関税撤廃するなら、欧・米も、高い農産物を輸出しないと、筋が通らないと思います。


そもそも、貿易自由化して、一番最初に被害を被ったのは、米国じゃないですか? 1960年代、’70年代は、アメリカが世界一の工業国でした。それを日本が追いかけて、安い日本製品がアメリカへ入っていって、…  結果、それまでアメリカにあった工場が外国へ出て行く事になったのではないかと思うのです。


「物作り」というのは、人間にとって、とても重要なことなのだそうです。私は手先が不器用だし、物作りの魅力とかは分りませんが、物作りをしなくなった国家は’黄信号’だとか…

アメリカは、工場海外移転で、物作りの心も売ってしまったのではないですか?

といって、日本も同じです。今、アメリカとまったく同じ状況になっていると思います。

私は、どの国も、自国の工業、物作りや商業も… 産業を守っていくことができたら良いなあ、と思います。


でも私は、…   ここで、ハタと、(あれっ)と思ったのです。

私は簡単に、「物作りを守ることができたら良いなあ」と言ったんですけど、(アメリカが、「アメリカの物作り(工業、産業)を守りたい」と言うのを聞いたことがないなあ)と。

「日本製品は安すぎる」とか、何でしたっけ…  攻撃されたような記憶があるような…


アメリカでは、困っている時に、「困っているんだ」と言えないのではありませんか?


もしアメリカが、「自国の工業を守りたい」と言って、それができていれば、「世界銀行」や「IMF」で、途上国(借金国)を痛めつける必要はなかったのではないか…


どこの国も、外国から安い品物が(どんどん)入って来ると困ると思うんです。

だから何とか(良い方向にもっていく事が)できないか…  それも考えてみませんか?

「発電、節電」

2011-06-14 13:20:34 | Weblog
「発電、節電」

☆「発電」

○小水力発電(5/9、山陽新聞)

ダム建設が不要。自然に流れる河川や用水を利用して発電する。

「雨が多いために流れの急な河川があり、農業用水などの水路が各地に存在する日本には、小水力発電の適地が多く、地域に根ざした分散型発電の手段として重要だ。」(中島大・全国小水力利用推進協議会事務局長)

地域起こしも可、とか。



○「より高率的な太陽光発電」 (5/10、山陽新聞)

東京大学発ベンチャーのスマートソーラーインターナショナルでは、太陽の位置に合わせ反射鏡が動き、日光を集める「追尾集光型」の装置で、発電量が既存の1、5~2倍。

部材が少なくて済むので、コストは約半分に。

販売開始は、今年の10月ごろの予定だそうです。



○「太陽電池材料の可能性」  (5/24、山陽新聞)

1つの分子では十分な発光機能を発揮するが、2つ以上になると、打ち消しあっていた。

これを、「分子が集積した状態でも、機能が低下しない新たな色素「アミノベンゾピロキサンテン系色素」を開発。」(岡山大学大学院)

太陽電池に組み込めば、電気エネルギーへの交換効率に優れた材料となる可能性あり。



○「下水道インフラ」 (5/4、朝日新聞)

「下水は身近で安定的なエネルギー源である」

・下水の流れや落差を利用する小水力発電は、すでに国内5つの下水処理場で活用されている。

・下水は外気に比べて季節による温度の変動が少なく、地域の冷暖房にも利用できる。

・下水の汚泥から精製したバイオガスの利用はCO2削減にも役立つ。

すでに神戸市の処理場で実証実験をし、都市ガスとして供給している。


一からの街作りを迫られる被災地では…  良さそうですね。



☆節電

○LED(発光ダイオード)に切り替えると、消費電力6割減少。(5/19、朝日新聞)

これから新しく建てる所では、お勧めですね。



○「サマータイム」は、あまり効果がなさそうです。(6/7、山陽新聞)

日本人は「夜型化」の生活が進んでいるので、出勤を1時間早めても、就寝の時間がそんなに変わらなければ、睡眠不足になる。

現に、実験に参加した40%に、体調不良や睡眠不足が。26%に労働時間の増加が見られたそうです。

業務ミス、交通事故の増加。

1時間早く帰宅して、冷房をつければ、省エネ、どころか、増エネになります。


本間研一・北海道大学特任教授は、「サマータイムよりも、土・日や夏休みに勤務する、とした方が良いだろう」、と仰っています。

「復興財源/中国に対して」

2011-06-13 17:34:30 | Weblog
☆「復興財源、増税で」

被災地では、地域通貨を発行すべし! と思います。

独立前のアメリカは活況を呈していたそうです。その理由は、独自に通貨を発行できていたからだそうだ。

ところが(当時アメリカは英国の植民地)、英国銀行(ロスチャイルド)によって、英国銀行を通してでないと、お金の貸し借りをできないようにさせられた。おまけに交換比率を1/2にされて、そうすると、1年もすると不況になったそうだ。


そういう事実があったそうなので、被災地でお金の足りない今、「地域通貨」を発行したらよいと思ったのですが、…  HRB(米連邦準備制度)が許さないか…



☆「中国に対してーー「鬼子キャラ」」


尖閣諸島や賄賂(賄賂は、世界のまあまあどこでも有りか)の事を考えると、頭が痛くなります。


6/9、朝日新聞に、こんな記事がありました。


「日本鬼子」(リーベンクイズ)というのは、日本人を罵倒する言葉です。「日本人の鬼!」とか「日本人の畜生!」という意味でしょう。

「小日本」は、軽蔑する時の言葉です。

昨年(2010)秋、尖閣諸島の問題で日中間が緊張した時、ネット上で、上のような言葉が盛んに言われたそうです。


それを知った日本人のネットユーザーは、


怒りもせず、反発もせず、


「日本鬼子」→「ひのもと・おにこ」とか、
「小日本」→「こひのもと」(愛称、こにぽん)

という可愛い女の子のキャラクターに仕立てたそうです。

「日本鬼子、かっわゆーい!」という感じでしょうか。


私もこれを読んで、(そういう手があったか!)と、目を覚まされた思いでした。



ところで、中国は、沖縄を中国(領)だといっています。

これに対して(もちろん私は「沖縄は日本領」)

「沖縄を中国領にするのは、沖縄が、民族自決の火種になるといけないから、止めなさい」、というのは、どうでしょう?


ちょっと、「こにぽん」と違うか…