倉野立人のブログです。

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〈長野県議会〝初〟委員会〉

2010-10-07 | インポート
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10/7 Thu.  【 クラちゃんの起床時刻 4:50 AM
今日は、県議会9月定例会のうち、委員会審査が行われ、所属する「農政・林務委員会」に出席しました。
さきの県議補選で当選以後〝粛々と〟議会日程が進んでいますが、そんな中、ランドセルしょった(^^)新人議員、先ごろまで「〝初〟本会議」に臨み、引き続いて〝初〟委員会への出席となりました。
「農政・林務委員会」は、読んで字の如く、農政部と林務部を所管する委員会であり、いわば「長野県の土地利用・産業構造の根幹を成す」と言っても過言ではない部門です。
農業や林業は、土地利用や産業構造、もって国民の意識までもが「飽和状態」となった社会状況において、いわば「原点回帰志向」の下、その重要性が再認識されてはいるものの、取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。
さらに、今年は猛暑などの異常気象や集中豪雨などの災害により、何というか「踏んだり蹴ったり」の様相を呈していますが、であるからこそ、県行政としてそれぞれの産業を守り、育てていかなければなりません。
そのうえに立っての農政・林務委員会・・・いやがおうでも身が引き締まるというものでしょう。
今日は「農政部」の審査が行われました。
開会5分前に委員会室へ入ると、長野市より広く、やや縦長の部屋には、大相撲ではありませんが「満員御礼」状態で部長(今議会は副知事)以下、理事者(職員)のお歴々が勢揃いしておられます。
座しておられる、長野市の比ではない出席職員数に、やや圧倒された感です。
われわれ議員は、多勢に無勢(ぶぜい)よろしく、職員のマンパワーに”対峙”する格好で向き合い、審査に臨んだのでした。
示された議案は「9月補正予算」のうち農林部に関する予算上程です。
国の「緊急雇用創出基金」に基づく農業大学校や農業試験場等の施設整備、果樹(りんご)の価格安定に資する「果樹振興対策費補助金」や、野菜(長芋)の価格変動に対応した「野菜価格安定対策事業費」への拠出、また農地の地すべりに対応した事業費などが盛られ、担当課長による提案説明受けました。
と、ここまでは長野市議会とほぼ同じ流れだったのですが、ここからが「THE 長野県議会」となったのでした ^^;
議案に関係した説明がされ、その件について意見が求められ「意義なし!」となり、場面は「所管事項に対する質疑」に移ります。
すると、ある議員が挙手をし、委員長が発言を許可すると、その議員は、〝マイクを独り占(じ)め〟し、理事者を相手に約30分にも亘り、農政に関する質疑を展開・・・いわば「独壇場」となったのでした。
実はこの展開、先日 担当書記や副委員長からレクチャーを受けていました。
でも、他の委員を〝差し置いて〟独りでしゃべりっ放し、というのがどうにもピンとこなく、その「空気」が読めないでいたのですが「百聞は一見にしかず」の如く、目の前でその丁々発止(ちょうちょうはっし)を見させていただき、長野市議会との大きな違いを実感したところです。
聞けば、くだんの〝マイク独り占め〟は、全員にその機会が巡ってくるとのこと、逆に言えば「何も聞くことはありません。」では済まされないということになり、何らか「ネタ」を仕込んでこないことには、とんだ恥をかくことになってしまいます ^^;
先輩議員と理事者とのやり取りを見て、最初は目がテンになりつつ、明日は自分にもマイクが渡されることを思うと、こりゃあ付け焼き刃でも何でも、とにかく「ネタ」を用意しておかねば・・・と、今から焦りの色を濃くしたものなのでした ^^;