3/14 Thu.
ここのところ変わりやすい天候の日が続いていましたが、そんな中、13日夜半からときならぬ雪がしんしんと降り、この日の朝には あたり一面が雪景色となってしまいました。
さながら冬の再来です。
家並みにも雪が積もり「ホワイト・・・」を再現してくれていました。
降雪量は10cm以上はあったでしょうか。
春を迎えつつあった街路も、白いパウダーをふりまいたよう。
黄色い可憐な花芽を付けた街路樹に、白いコントラストが施されていました。
今季の冬は、例年以上に降雪量[特に平地]が少なかったですね。
まとまった降雪も、数えられるほどに止まり、一見的には「除雪などの手間が少なく、楽でよかったね。」と言えるほどの冬でした。
一方で、来る春からの季節の水源ともなる[主に山への]降雪や、作物の涵養[かんよう]や土壌の保全に欠かせない雪の存在が少なかったことは、四季の中で季節ごとの「恵み」を享受する私たちにとって、ややバランスが悪かったともいえる雪の少なさだったのかもしれません。
側聞すれば、今季のスキー場も雪不足に悩まされ、客足が一層遠のいたとの報も聞かれ、まさに「悲喜こもごも」といったところです。
時期はずれの大雪?に、今冬を振り返りつつ、さまざま思いを起こされたひとときだったのでした。