資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

バフェットの銘柄選択術について思う事

2024-05-06 22:10:45 | 投資日記
物事の考え方で演繹法と帰納法ってのがあるんだけどさ。
バフェットの銘柄選択術って帰納法にのっとってるんじゃない?って。

消費者独占型企業がいいっていうじゃん?
そういう銘柄を探せってさ。

これさ、そうじゃないんじゃないかって。
なんて言うのかな、数字ありきなのよ。

数字ありきで、長年にわたってすげぇ安定している企業をグループ分けしたら消費者独占型企業が多く含まれてましたって話。
結局、長年にわたってすげぇ安定して利益を出している企業って何かッテ話なのよね。

コモディティはいけないとかいいつつ、レンガ会社買ってたでしょ。無理糞レンガのブランド力をメアリー本で語ってるけどさ。
コモディティの最たるものであるウォルマートを買ってるでしょ。
保険屋なんてコモディティそのものでしょ。

ブランド関係なくね?ッテ話。そういうのじゃなくて、もっとカチッとはまる理由付けは何なのかっていうと、
結局これら、利益が安定してるんだよね。だから買われた。

で、翻って日本の企業・業種。やっぱ横に並べて業績みてても、結局そういう所に行きつくんだよね。
スクリーニングかけても、大体そんな感じ。安定業種って。

営利・経常が安定しているのはどこか?
保険屋、保証会社。食品スーパー系。後は業界シェアが相当取れてる独占企業。
安定していてその理由の裏付けが取れているもの、みたいな。

ショッパイ企業もあるけど、食品スーパー系は結構すごいよ。まぁ他にもドラッグストアとかもあるけど。ホームセンターもね。
芸能人の歯並びかよってレベル。安心安全って感じ。地場独占による安定性なのかはよくわからないけどね。
そしてそれが永続するかどうかは別問題だけどね。
かつて商店街をぶち殺していったように、彼らも遅かれ早かれぶち殺されることでしょう。
もしくはコンビニみたいに過当競争に陥って自滅の道を辿るか。
ま、少なくとも過去四半世紀はすごい。

バフェットのやり方って、結局のところ、自分のルールに適合する銘柄を抽出して組み込んでいるって感じ?
この企業がいいから買うんだ、じゃなくて、俺のルールに適合するから組み込んでいく。って感じ。
スノーボールって本のタイトルまんま。スノーボール作りに適合するから「組み込んでいく」。

(業績が)読める、(EPS・BPSが)殖える、(買値が)安い。この三拍子。買ってよし持ってよし売ってよし。みたいな。
そりゃ成功する蓋然性は高い。あの人生まれ変わっても同じレベル行くんだろうな。すげぇなぁ。

でさ、この投資法で成功する秘訣は何かっていうとルール通りにやる事なんだけど、
その他にもう一つあって、どれだけ長い期間ゲームに参加できるか(何回暴落に遭遇できるか。暴落時に優良事業を安値で仕込めるか)、なんだよね。

リーマンショックみたいなのが起きた時にすげぇいい銘柄買いまくれればいいでしょ。
なんだっけ?リーマンショック時に買っておけば銘柄の半分がテンバガーになるんだっけ?
それを3回でも繰り返せば1000倍でしょ。皮算用だけど、まぁそんな感じじゃね。

これさ、例えば世代を1-2回延長出来たら結構いいよね。2世代だと60年ー70年の延長プレイ。
子供と孫まで巻き込んでやれると、まぁ孫の世代で1兆くらいは行けるわな。余裕で。

ま、俺は死んでるけど。

高PER下での自社株買いの虚しさと希薄化の力強さ

2024-05-06 21:47:53 | 投資日記
飯食う前にどこかの事業を見ていたときの話。
どこかは忘れちゃったけど、PER40倍とかで自社株買いしてる企業があってさ、結構な額を買い入れてたんだよね。
利益1年分くらい。でも全然株券減ってなくて、あららって思ってしまった。

悪手だよなぁ…でもこれ、配当でも同じなんだよね。
PER40倍だと、100%還元しても2.5%にしかならない。
結局、高PERになっちゃったら、成長するしかないよね。

「進むも地獄退くも地獄」

と思ったけど、まぁやるべきは還元じゃなくて、増資か。

ネクステージも2018年だか2019年にPER30倍くらいで増資してたなぁ。希薄化の割に自己資本がすげぇ増強されて、
しかもそれを担保に借入もすげぇしてて、もうなんか、試合前の刃牙みたいな体つきになってたな。バルクアップって感じタギッてるって感じで。

やっぱ、主力事業の成長余地って大事だよねぇ。M&Aなんかに逃げちゃ、ダメだよね。
それはもう、主力事業では成長できません。オーガニック成長は限界です。って言ってるようなもんだもんね。
まぁ成長すればいいんだけどね。ヤマエとか?しっかり数字見てM&Aするならよしか。
適当に買ってくる数字合わせのM&Aは質悪いよね。ほんと、怖い。

株高の際の降りるための物差しとルール

2024-05-06 18:42:25 | 投資日記
一応、物差しとしては以下のようなものが作れる。

=((1 + PER変化) * ((1 + 年間EPS変化率)^投資期間))^(1/投資期間) - 1 + 株主還元

※大前提:利益変動(過去10年の経常の標準偏差/平均が0.3以下)が少なく、その裏付けが取れている銘柄のみを対象とする。

■PER変化:現行PER/過去の10年間の中央値。
※経常が沈んでPERが高く出てる数値が結構あるのでそういうのは除外。

■年間EPS変化率:次の2年間で想定されるEPSの変化率。
※できればこのEPSも売上変化率と売上経常率にドライバを分けたほうがいい。その方がしっくりくる。

■投資期間:特に割高を警戒するという意味では、投資期間は短めに設定する。2年が良いかな。
※低PER帯でPEG1倍以下水準を必要年数に変換した時その程度となるから。例えばPER20倍、成長率20%の銘柄がPER15倍になるなるまでに必要な年数は1.6年、みたいな感じ。
※3年だと微妙かな。ほら実際さ、四季報の予想も2年後まででしょ。それが人の未来を見る感覚なんじゃない?

■株主還元:配当利回りと過去5年間の自社株買いの平均値。


で、これがマイナス圏に突入したら、株式はさようなら。債権&キャッシュポジションこんにちは。

まぁあくまでも目安だけどね。この式だと成長株はほぼ対象外となるかな。PER高すぎなので。
そもそも高PERとなってる時点で懲役が発生してる状態なので投資不適格。高PERが続くという前提が危ない。
四半期決算で利益が前年割れするとすぐ剥がされるので怖い。

というか、ほとんどの銘柄は、PERがいつも通りに戻った時点でほぼ終了。割高圏に踏み込む前にさようならって感じになっちゃうかな。
まぁ、どうなんだろうな。もうちょっと考えよう。結局踏み込むなら基準を緩めていくしかないんだけどね。
例えばPERを中央値にするのではなくて、上位高値2割水準とかにするとか。
でもそういう事やってくと、どんどん基準が緩んでスケベを誘発しちゃうんだよね。
なので物差しはそのままで、そのマイナスを認識したうえで投資続行とした方がいいだろうな。
いやでも、実質マイナスリターン抱えたままでいるのも気持ち悪いよな。

バークシャーとアパホテルの共通点

2024-05-06 17:21:21 | 投資日記
端的に言えば、バブルないしはバルブ手前でキャッシュを作り、バブル崩壊(不況)になってから安値で買い付ける。
アパホテル、もしくはゴールドクレストみたいな感じ?バークシャーは株でやり、アパホテルは土地でやる。みたいな。

多分これができないと、まとまったリターンは手に入らない。
蓋然性を確保したうえで、長期的に20%を狙っていくという方法は、
あぁいうタイミングで安値を付けた優良事業を仕込んでいくほかない。

結局、暴落している時に、現金を持ってるかどうか。これが肝心。
言ってみればボーナスステージみたいなもの。

ただ普通投資してると確実に暴落に飲まれる。長期投資とか決め込んで更なる株高のスケベを夢見ると殺される。
ちゃんとした物差しをもって、しっかり確保し得るリターンを計測しつつ、他の代替資産の方が良いリターンが得られると判断したら素直に降りる事。
そして時期が来るまで待つこと。まぁでも、物差し上でダメっぽいなと思ったらそれはすなわちダメなので諦めて債権かうなり現金にしておいた方がいいんだろうな。

なんかの本でこんなこと書いてあったな。題名忘れたけどメモを張っとく。

バフェットを大投資家にしたのは、株式市場の近視眼的な悲観主義が優良企業の株式を周期的に過小評価することを見抜いた慧眼である。

アパの話 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00069/090200009/
リーマン・ショックの影響で景気が悪くなり、地価が暴落しましたが、ファンドバブルの時に不動産を売却したため、借入金を返済した後も資金が残っていました。
その余剰資金で都心部の土地を買い始めたんです。今の3分の1から4分の1の値段で買えたところもあります。今は全て値上がりしています。

パフォーマンスの底上げ要因でもっとも大きいのは仕入れ値。買値。
買った瞬間パフォーマンスが決まるから安く買えれば買えるほどいいよね。

こんなのもあったな。株のサイクル。メアリー本のどれかに書いてあった。

1. 下降相場:下降相場こそが持続的な競争力を持つ企業の株式を、基本的な経済価値よりもはるかに安い値段で仕込める
2. 下降から上昇相場へ :優良株も一ケタ、または10倍前半のPER(株価収益率)で取引される(上昇相場では30倍以上のPERとなる)
3. 上昇相場初期:低金利のMMFを解約してその資金を株式投資に振り向ける。またモメンタム投資のファンドマネージャーが再び登場し、何本かホームランをかっ飛ばすようになる。
4. 上昇途上の押しや調整局面:上昇相場がバブルにならないうちはこうした調整局面も短期で終了し、絶好の買い場となる。企業の基本的なファンダメンタルズには何の変化もないので、こうした局面での買いはかなり安全である。
5. 上昇相場後期:ときに浅い押しや調整を入れながらも、上昇相場は数年間ほど続く。経済のファンダメンタルズは引き続き良好であり、株価もバブルほどにならないかぎり、上昇トレンドは続いていく。
6. 上昇相場の天井:下降相場の終了間近のPERはひとケタだったが、上昇トレンドが進行するにつれてPERは当初の10-20倍から30-40倍、ときには50倍まで上昇する。一部のバリュー投資のファンドマネージャーは株式の評価基準を変更し始め、市場平均のPERを下回る割安株に資金をシフトしていく。こうしたバリュー投資のマネージャーが株式市場にとどまっている限り、株価全体の上昇トレンドはまだ崩れていない。しかし、株価が50倍以上のPERまで買われるようになると、それまでの利益をベースとした投資尺度は売上高を基準としたものにとって代わる。もはやモメンタム投資のファンドマネジャーと張り合えないバリュー投資のファンドマネジャーがマーケットを去り始めたら、それはまさにバブルが弾けるときである
7. バブルの崩壊:金利の上昇、利益から売上高への株価評価基準のシフト、バリュー投資家の不在、そして株価の二極化現象が見られると、それは来る株価の暴落を暗示している。


今はどのあたりにいるのか?それは俺はわからない。4あたりか?
まぁ、5あたりになったらお暇だな。お暇できるかなぁ。
まぁ、できるでしょ。さすがに物差しで測って中立リターンで3%とか出てきたらもう俺やらないわ。
なんだろうな、実際EPS変動率とか還元性向とかで計算して平均PERで補正かけると、
現実目線のリターンが出てくるでしょ。
そのリターンで計測してショボかったらそれはもう、投資しない方がいいんだよね。
リターンショボいのにリスクは健在。やってられないよね。それはもはや罰ゲーム。

そういえば、地味に自分の中で効いてる物差しがある。
それは各銘柄の最長過去25年間のPER推移。
これ見れば大体、温度感が分かるんだよね。
この銘柄の市場評価っていうのかな。
それ見ながら、売買するのがいいなぁと。楽でしょ。
ちゃんと目線が長期に固定されてるからね。
近視眼に絆されにくい。

ルールベースの脳死プレイが一番。
株高の状況で俺が脳を使って考えると投資続行一択になるからね。
まだいける。まだまだいける。何事も。ってね。そして損失が膨らんでから損切。お決まりのパターン。