要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

バークシャーとアパホテルの共通点

2024-05-06 17:21:21 | 投資日記
端的に言えば、バブルないしはバルブ手前でキャッシュを作り、バブル崩壊(不況)になってから安値で買い付ける。
アパホテル、もしくはゴールドクレストみたいな感じ?バークシャーは株でやり、アパホテルは土地でやる。みたいな。

多分これができないと、まとまったリターンは手に入らない。
蓋然性を確保したうえで、長期的に20%を狙っていくという方法は、
あぁいうタイミングで安値を付けた優良事業を仕込んでいくほかない。

結局、暴落している時に、現金を持ってるかどうか。これが肝心。
言ってみればボーナスステージみたいなもの。

ただ普通投資してると確実に暴落に飲まれる。長期投資とか決め込んで更なる株高のスケベを夢見ると殺される。
ちゃんとした物差しをもって、しっかり確保し得るリターンを計測しつつ、他の代替資産の方が良いリターンが得られると判断したら素直に降りる事。
そして時期が来るまで待つこと。まぁでも、物差し上でダメっぽいなと思ったらそれはすなわちダメなので諦めて債権かうなり現金にしておいた方がいいんだろうな。

なんかの本でこんなこと書いてあったな。題名忘れたけどメモを張っとく。

バフェットを大投資家にしたのは、株式市場の近視眼的な悲観主義が優良企業の株式を周期的に過小評価することを見抜いた慧眼である。

アパの話 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00069/090200009/
リーマン・ショックの影響で景気が悪くなり、地価が暴落しましたが、ファンドバブルの時に不動産を売却したため、借入金を返済した後も資金が残っていました。
その余剰資金で都心部の土地を買い始めたんです。今の3分の1から4分の1の値段で買えたところもあります。今は全て値上がりしています。

パフォーマンスの底上げ要因でもっとも大きいのは仕入れ値。買値。
買った瞬間パフォーマンスが決まるから安く買えれば買えるほどいいよね。

こんなのもあったな。株のサイクル。メアリー本のどれかに書いてあった。

1. 下降相場:下降相場こそが持続的な競争力を持つ企業の株式を、基本的な経済価値よりもはるかに安い値段で仕込める
2. 下降から上昇相場へ :優良株も一ケタ、または10倍前半のPER(株価収益率)で取引される(上昇相場では30倍以上のPERとなる)
3. 上昇相場初期:低金利のMMFを解約してその資金を株式投資に振り向ける。またモメンタム投資のファンドマネージャーが再び登場し、何本かホームランをかっ飛ばすようになる。
4. 上昇途上の押しや調整局面:上昇相場がバブルにならないうちはこうした調整局面も短期で終了し、絶好の買い場となる。企業の基本的なファンダメンタルズには何の変化もないので、こうした局面での買いはかなり安全である。
5. 上昇相場後期:ときに浅い押しや調整を入れながらも、上昇相場は数年間ほど続く。経済のファンダメンタルズは引き続き良好であり、株価もバブルほどにならないかぎり、上昇トレンドは続いていく。
6. 上昇相場の天井:下降相場の終了間近のPERはひとケタだったが、上昇トレンドが進行するにつれてPERは当初の10-20倍から30-40倍、ときには50倍まで上昇する。一部のバリュー投資のファンドマネージャーは株式の評価基準を変更し始め、市場平均のPERを下回る割安株に資金をシフトしていく。こうしたバリュー投資のマネージャーが株式市場にとどまっている限り、株価全体の上昇トレンドはまだ崩れていない。しかし、株価が50倍以上のPERまで買われるようになると、それまでの利益をベースとした投資尺度は売上高を基準としたものにとって代わる。もはやモメンタム投資のファンドマネジャーと張り合えないバリュー投資のファンドマネジャーがマーケットを去り始めたら、それはまさにバブルが弾けるときである
7. バブルの崩壊:金利の上昇、利益から売上高への株価評価基準のシフト、バリュー投資家の不在、そして株価の二極化現象が見られると、それは来る株価の暴落を暗示している。


今はどのあたりにいるのか?それは俺はわからない。4あたりか?
まぁ、5あたりになったらお暇だな。お暇できるかなぁ。
まぁ、できるでしょ。さすがに物差しで測って中立リターンで3%とか出てきたらもう俺やらないわ。
なんだろうな、実際EPS変動率とか還元性向とかで計算して平均PERで補正かけると、
現実目線のリターンが出てくるでしょ。
そのリターンで計測してショボかったらそれはもう、投資しない方がいいんだよね。
リターンショボいのにリスクは健在。やってられないよね。それはもはや罰ゲーム。

そういえば、地味に自分の中で効いてる物差しがある。
それは各銘柄の最長過去25年間のPER推移。
これ見れば大体、温度感が分かるんだよね。
この銘柄の市場評価っていうのかな。
それ見ながら、売買するのがいいなぁと。楽でしょ。
ちゃんと目線が長期に固定されてるからね。
近視眼に絆されにくい。

ルールベースの脳死プレイが一番。
株高の状況で俺が脳を使って考えると投資続行一択になるからね。
まだいける。まだまだいける。何事も。ってね。そして損失が膨らんでから損切。お決まりのパターン。
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