資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

パフォーマンスの基準

2011-02-08 13:37:22 | 投資日記
通常、パフォーマンスの基準値に日経平均とかTOPIXとかを用いるけど、バリュー投資の場合はジャスダックとの対比のほうが有効ではないかと思ったり。特に投資先銘柄が中小の場合はそうではないかと感じる。

1銘柄当たり平均時価総額
 東証1部 2200億円 東証2部 150億円 JASDAQ 146億円

結局パフォーマンスを計測する時に何を目的にするかが一番のキモだと思う。絶対的なリターンの集計であれば何の基準も儲けなければ良いし、リスク対リターンの計測であればIRだとかシャープレシオだとかを使えばいいと思う。株式投資と言うくくりであれば日経平均を使えばいいし、中小小型株内での対比をしたいのであれば銘柄を集めてユニバース作ってベンチマークする方が良いかも。

個別銘柄のパフォーマンスを測りたいのであれば(=自分の銘柄選別の質を測りたいのであれば)、それが特有のリターンが一体何を源泉にして得られるのかをより分別する必要があると思う。例えば小型株が集中的に飼われているからなのか、低PBRだからなのか、個別業績のせいなのか、など。

投資先の株価が上がって自分の銘柄選択が正しかったんだ!と思いたくなるけど、実はただ単に小型株が漁られただけだったりと言う事なのかもしれないし、実際の自分の分析が正しかったからかもしれない。とにかく、そう言う情報を加味した上でパフォーマンスを表示するともっと意味のある事になるんじゃないかと思う。

そんなに利益取れるわけないだろぼけなす!

2011-02-08 10:53:14 | 投資日記
債券中心で資産回している人に株の話をする(PER5倍とかだから益回り20%位取れるかもよ?みたいな感じで)。そうするとそんなに利益取れるわけないだろボケナス!って言う感じに言われたり見られたりする。

確かにごもっともなんだけど、債券の利回りが3%、平時の証券の利回りがこれ+2-4%程度で5%から6%程度。純粋に株価が半分になったならば、この倍の10%から12%程度と言う計算が可能なんだよね。もち、利益率が平時並に回復していればの話だけど。
コメント (2)

投資家と市場と企業と労働者。

2011-02-08 09:25:46 | 投資日記
現代社会の投資家と労働者の利権構造を簡単に表わすとこんな感じ。



大体4つの層で表わせる。資本家層、市場層、企業層、そして労働者層。それぞれの層には特有の概念が存在する。細かい所まで分からないので説明は割愛する。まぁ、資本がそれぞれの層を通過する毎に幾つかの方程式を適応する必要があると言う点だけ覚えていれば問題無し。

投資家が資本を投下し、企業がアレンジャーとなり労働者を働かせ、得られた利益を労働者と投資家で分け合う。市場は市場機能を提供し、企業は労働力を効率的に動かすアレンジャーの役割を果たす。企業間の格闘から最適価格が発掘され、そこで生き残れる企業が社会で稼働する。そしてその下には労働者がいる。

社会人として働く上で、全ての職務関係者は順守するべき規律があり、その先に質、量共に求められるアウトプット(=ノルマ)がある。で営業の方は顕著だと思うが、積み上がる粗利の額はかなりのモノ。年間数千万単位で利益が積み重なる事が一般的だと思う。でも、そのノルマの割に給料が少ない。

ノルマ達成した!と言っても、結局の所、給料は大して変わらない。「良く出来ました!」と上司に言われ、ちょっとしたボーナスを貰い呑みに誘われて終わりって事もしばしば。次の期には新たなノルマが課されている(しかも前期比二ケタ増と言う事もしばしば)。

じゃあ去年達成したノルマ分の利益はどこに消えた?かと言えば、営業の給料だったり事務方の給料や福利厚生、賃貸費用、労務費、税金、諸々のコストに充てられる。そして残りが株主の物になる。当たり前の事なんだけど、ここらへんのロジックが欠落していると思わぬヘマをしでかすので忘れてはならない。

ここで忘れてはならないのは、投資家はあくまで、労働者に資本を前貸しする事により利益を得ていると言う事。労働者はすべからく搾取の対象であると言う事。なんてマルクス的に言ってみたりした。実際は資本も労働も需給の関係で結構拮抗してるし、強調もしてるし、なんたって現代社会は労働者が資本家になる事も、その逆も非常に簡単に出来るので、一概に労働闘争とかなんとかっていえるわけでもない。