資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

投資家と市場と企業と労働者。

2011-02-08 09:25:46 | 投資日記
現代社会の投資家と労働者の利権構造を簡単に表わすとこんな感じ。



大体4つの層で表わせる。資本家層、市場層、企業層、そして労働者層。それぞれの層には特有の概念が存在する。細かい所まで分からないので説明は割愛する。まぁ、資本がそれぞれの層を通過する毎に幾つかの方程式を適応する必要があると言う点だけ覚えていれば問題無し。

投資家が資本を投下し、企業がアレンジャーとなり労働者を働かせ、得られた利益を労働者と投資家で分け合う。市場は市場機能を提供し、企業は労働力を効率的に動かすアレンジャーの役割を果たす。企業間の格闘から最適価格が発掘され、そこで生き残れる企業が社会で稼働する。そしてその下には労働者がいる。

社会人として働く上で、全ての職務関係者は順守するべき規律があり、その先に質、量共に求められるアウトプット(=ノルマ)がある。で営業の方は顕著だと思うが、積み上がる粗利の額はかなりのモノ。年間数千万単位で利益が積み重なる事が一般的だと思う。でも、そのノルマの割に給料が少ない。

ノルマ達成した!と言っても、結局の所、給料は大して変わらない。「良く出来ました!」と上司に言われ、ちょっとしたボーナスを貰い呑みに誘われて終わりって事もしばしば。次の期には新たなノルマが課されている(しかも前期比二ケタ増と言う事もしばしば)。

じゃあ去年達成したノルマ分の利益はどこに消えた?かと言えば、営業の給料だったり事務方の給料や福利厚生、賃貸費用、労務費、税金、諸々のコストに充てられる。そして残りが株主の物になる。当たり前の事なんだけど、ここらへんのロジックが欠落していると思わぬヘマをしでかすので忘れてはならない。

ここで忘れてはならないのは、投資家はあくまで、労働者に資本を前貸しする事により利益を得ていると言う事。労働者はすべからく搾取の対象であると言う事。なんてマルクス的に言ってみたりした。実際は資本も労働も需給の関係で結構拮抗してるし、強調もしてるし、なんたって現代社会は労働者が資本家になる事も、その逆も非常に簡単に出来るので、一概に労働闘争とかなんとかっていえるわけでもない。
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