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大きな交差点で道を迷ってしまったその時だった。ふと前方に目を配っていたら、素敵な佇まいが静かにそこにあった。
まさに今日の目的地 茶館 嘆茶来。
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動きの一つ一つは、
ゆったり、無駄なく
そして美しい。
湯をそっと蓋碗の縁に沿って逆時計回りするわずかな数秒間は、何十分間かのように時間がゆっくり流れていた。
女主人の鄧老師は90年代茶藝テキストを作り上げたチームの一員だった。
茶藝の歴史、主流…彼女自身の思いを語ってくれた。
想像していた派手な動きの茶藝から、一切な無駄が切り落とされた彼女の茶藝を見て、私は思考に陥った。
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◆茶譜
山青花燃の峻山(2013年)
千家寨野放紅茶(2017年)