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茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

九里香茶会@清澄庭園

2014-10-05 15:32:04 | 茶会・茶勉強会

湖の中に佇む涼亭。遠くからの眺めが素晴らしい。
週末に、誘われて、清澄庭園の涼亭で行われる茶会へ。


澄の席
茶淹れ手 忍草さん
台湾人気茶壺作家 呉晟誌氏の作品を使った茶席も、
忍草さんの男前茶淹れも、
シックでカッコいい。



清の席
茶淹れ手 碧季子さん
美しい碧季子さんご本人に、ぴったりの景徳鎮。
淹れて頂いたお茶が美味しくて、トークも楽しい。

茶席も、茶席からの眺めも、
どちらも素晴らしい。
美味しく淹れて頂いたお茶、用意された可愛い茶菓子とともに、
目の前の景色を堪能することに専念しました。

火の使えない状況の中、工夫された九里香茶会です。

そして、この茶会で新たな出会いもあり、
茶淹れの皆さま、ご同席の方々、
ともに過ごした楽しいひととき、
どうもありがとうございました。

茶譜(清の席と澄の席)

ウェルカムティー 月光白
阿里山烏龍茶
単そう杏仁香
蜜蘭香(冷茶)

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香白韻の四期生として

2014-10-02 10:31:38 | 茶会・茶勉強会

ジメジメした梅雨時。シックな茶席の中、どこかほっとする空気感が漂う香白韻一回目の茶席です。


九月まで通いました、うらりん先生の香白韻。私のように、毎回のしつらえに、感動を覚える生徒さんは、きっと大勢いらっしゃいます。

可憐な雰囲気のしつらえに、どこか乙女心をぐすぐった気持ちになる日もありました。各自自宅で作った茶席の添削も、してくださりました。

秋頃らしい季節感の溢れる茶席。お菓子の盛り付けにも、毎回すごく勉強になります。

何よりは、香白韻に学びに集まった方々は、多才な方々ばかりです。
毎回楽しかったですし、大変お世話になりました。

午前中の所作クラスにも参加しました。
とても為になりました。

ある日、私が持ち込んだ茶壺は、意外と吸い込むタイプのものでした。
熱心に実験してくださった先生の姿勢に、学ぶことが大きかったのです。

落ち着いてきた今、先生に教わったことを、改めて一つ一つを吟味し、ゆっくり味わうのが二重の楽しみです。
自分に一番遠かった詫び寂びについて、直感でこの方のもとで学びたかったことは、大正解でした。
香白韻で学んできたことは、この先に、生かす日がきっとくる気がいたします。

この出会いに、心より感謝致します。

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和やかな「三寳物語」

2014-08-31 16:25:27 | 茶会・茶勉強会
ちょし先生うらりん先生上海小町先生による年に一度のコラボ茶会にお出かけしました。
今年のテーマは、「三寳物語」。お三方はどのようなお宝を持ってくるのかなと、お楽しみにしていました。


目をキラキラさせた、夏祭りの金魚すくいの風景を目に浮かぶちょし先生の茶席。
でも、目が奪われましたのは、やはり精緻に作られた絞泥壺です。
この茶会のために、先生がお持ちになったのは、宜興楊勤芳大師の絞泥壺ばかりではありません。
ご自分が中国茶に引かれるきっかけになった中国茶の雑誌と、席で使われた絞泥壺とのつながり、そして、先生にとっての一番のお宝について、伺うことができました。


とても良いお話しを伺った後、すくった金魚に見立て、パティシエのヒロエさんお手製の五香粉のPain d'episを持ってうらりん先生のお席へ。
水墨で見事に描かれた金魚を眺め、ほっこりします。金魚達に、息を吹きつけたのは、さりげなく置かれている川辺によくある石コロです。その風景は、先生にとって子どもの頃の思い出でもあるそうです。
この席では、福建白茶餅と雲南月光白のブレンドして頂きました。ヒロエさんお手製の水まんじゅうが、優しくて白茶餅と月光白のブレンドとの相性がバッチリでした。


最後に伺ったのは、上海小町先生の席です。鮮やかな色合い、骨董の数々、そこにも色々な異なる表情の金魚達が生きていました。
写真では写っていませんが、吊りあがった金魚もいて、さりげなく茶盤の一角にひっかけていました。
この茶会では、もう一つの隠れテーマが、金魚でした。なんて遊び心満載の企画なんでしょう。
小町先生の席では、単ソウ蜜桃香を頂きました。単ソウと言えば、どなたでも広東省と連想しますが、今回頂きましたのは、台湾産単ソウ蜜桃香です。現地に強いパイプをもつ小町さんならではの一品です。しっかりと覚えておきたい一杯でした。それと一緒に出されたヒロエさんお手製のライチ蜂蜜の糖水ゼリーに、私は感動しました。濃密なゼリーのお味が印象的で、西瓜と白キクラゲも入っており、そこにもお金魚さん一尾が生きているなんて(^^)。

それにしても、パティシエのヒロエさんお手数の茶菓子三種類に、私は感心しました。中国茶のお味を知り尽くし、ベストマッチングの物を考案し作られたと思います。そのうえ、それぞれの茶席が物語っているテーマに沿って、大切な役割を担っています。

ちょし先生、うらりん先生、上海小町さん、ヒロエさん、素敵な企画、ありがとうございました。
写真の腕のなさで、実物の良さをお伝えできるほどの写真を撮れずすみません(^人^)。
そして席でご一緒の皆様、どうもありがとうございました。

自分にとってのお宝ってなんだろうと考えたりして(笑)
和やかな日を過ごすことができました。

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小雅スペシャル茶会

2014-07-12 12:18:04 | 茶会・茶勉強会

この日は、ルハンさんと一緒に、ちょし先生のご自宅に招かれました。

今では高騰した、とても買えない景徳鎮小雅窯の器を中心に、先生が二人のためにお茶会を快く開いてくださりました。小雅の器に触れてみたいという私達の気持ちを応え、次から次へ、お宝を出してくださいました。先生の優しさに感動します。

以前ちょし先生の春茶会で、この特別なデザインの青花蓋碗で、春の新茶を頂くことが忘れられませんでした。

一見普通のデザインと変わらないこちらの蓋碗は、心を踊らせるあるサプライズがあります。蓋碗の原型だと教わりました。清の時代の人のように、蓋碗の蓋で茶葉をよけながら、新茶を堪能するのが、なんとも優雅な春の風物詩と教わったのもちょし先生のお茶会でした。

お茶を知り尽くし、器を知り尽くしたうえの余裕でしょうか。淡々と淹れていくちょし先生のお茶は、どんな時も、どんなお茶もベストコンデションで淹れられるところは、さすが大ベテランと感心します。

先生お手製のプリンは、濃厚で大人の味わいでした。レシピも伝授して頂きました。

途中から、小雅窯と別の飲杯の飲み比べもしたりして、茶会以上の収穫を得ました。


茶会という言葉で、もったいないほどの会でした。

ちょし先生、ホントにありがとうございました。

ルハンさん、大変有意義な一日でしたね。

〈茶譜〉
径山茶
拉拉山桃下
単そう黄枝香
高定石さんの紅玫紅茶

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音楽を奏でるようにお茶を楽しむ茶会

2014-07-06 18:25:57 | 茶会・茶勉強会

二月のテーブルウェアフェスティバル以来、この茶席で一服のお茶を頂く日をずっと楽しみにしていました。

天人達が舞い降り、蓮のほとりで茶会を開くのは、この季節が一番ではないでしょうかと創作者の鈴木香代さんがおっしゃいます。

間近で見る切り紙の天人達が、やはり一つ一つ丁寧に作られ、どれも優雅な身振り手振りです。

器のセンスや色のハーモニーを楽しんで、美味しいお茶と極上な茶菓子を頂き、とても贅沢なティータイムでした。

お茶にお漬物が勧められた時、また一つの郷土文化を知る機会を頂きました。しかも、こんなに素敵な形で。

鈴木香代さん、そしてご一緒の皆さま、弾んだ会話の茶会、どうもありがとうございました。そして、来年ドームでの作品も楽しみにしております。

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