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茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

再会

2016-05-01 06:25:58 | 街散策・旅行

粥や麺の老舗、香港の何洪記、派手な看板と内装にはちょっぴり驚きました。

香港ミシェラン一つ星の看板メニューの雲呑麺をはじめ、焼き河粉も、揚げ雲呑も、どれも美味しかったです。

香港に私用でいらっしゃったちょし先生と再会、何洪記の後は、香港で中国茶サロンを主宰している池谷先生の中国茶倶楽部を訪れました。淹れて頂いた蘭宇明珠(無二の緑茶。貴州の茶農家さんが二人の娘さんの名から一文字ずつ取り名付けたそうです)も都勻毛尖もとても上等な味わいでした。貴州の街も行ってみたくなります。

その後、香港パークにある茶具文物博物館に行き、最後に先生が香港にいらっしゃる際、必ず訪れる上環にある茶屋 林奇苑まで同行しました。

充実したとっても楽しい一日でした。ありがとうございました!

紫じん花

2016-04-09 07:08:26 | 街散策・旅行

広州の街頭でよく見かけるこの花。
枝が細いけれど、伸びやかで芯がある。

夕暮れの街角。黄色花と街灯のワンカット。
まるで切紙みたい。


しばらくして花のことが分かる人に出会えた。
ピンクも白も紫も真っ赤の花も、みんな紫じん花という、南国代表的な花とのこと。

この時期なら、華南農業大学の紫じん花が見頃だという噂を聞き、早速行ってみた。


目の前の景色を必死に撮る人


写真を撮りにきた新婚カップル。


このアングルで、ちょっぴり日本の桜に似せた。


ヤシの木と満開した紫じん花の並木、そして自転車で駆け抜けて行く学生達。
南国風情のキャンパスを満喫した。







陳氏書院

2016-04-09 07:00:59 | 街散策・旅行

陳氏書院の園庭にある金魚鉢。


お見事。精緻に施された屋根の彫刻。


中国広東、広西及び海南島全域のことを「嶺南(リンナン)」と呼ぶ。陳氏書院は、濃厚な嶺南風格の建築でもある。園庭に手を入れた盆栽も。


ステンドガラスの扉も見応えがある。


清朝に、広東省出身の賢人四人が建てた「陳氏書院」。四人とも陳さんだったことから、「陳氏書院」と呼ばれている。

広州で一番最初に訪れてみたい場所に行けました。










雪化粧の金沢へ

2016-03-04 22:11:27 | 街散策・旅行

夜には豪快に降っていたようですね。
朝がきたら、金沢の街はすっかり雪化粧に変身しました。

前回金沢に訪れたのがだいぶ前のこと。
一九九八年と記憶しています。
石川県が主催するジャパンテントに参加、金沢市をはじめ石川県県内数カ所でホームステイをさせてもらいました。学生時代、大切な思い出の一つ。


加賀百万石の城下町だった金沢は、日本一和菓子の消費する街だと知ったのは、まだごく最近のこと。
砂糖で覆われる福梅は、このような情景を写し取ったのかな。



武家のゆかりが伝わる落雁の長生殿。初めて篆書体で書かれた「長生殿」の文字を目にした時、唐玄宗と楊貴妃のロマンスを謳う「長恨歌」、それに関連する長生殿を思い出す。


色々な理由で、金沢の街は私を呼び寄せていました。


ひがし茶屋街の一笑にて
十七年前にも、ホストファミリーのお姉さんにこの界隈で一杯の抹茶をご馳走になりました。

金沢菓子木型美術館
落雁作りの体験、ここでできます。


最後の夜は、教室のご縁で知り合いになったSさんの自宅に招かれました。金毛猿を淹れてくれました。
再会に微笑ましいひと時でした。


さようなら、金沢。
またいつか来ますね。

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彩るベトナムフレンチXuanスアン

2015-08-11 17:11:53 | 街散策・旅行

写真には写らなかったここの野菜サラダ。
頂いてからサラダへの印象を覆した。
瑞々しさが違う。異国情調の滋味がした。

彩る焼き野菜。そのソースの味は、今でも忘れられない。
自宅で再現したいほど気に入って、
舌で配合を確かめようと試みた。
ベトナムの伝統魚醤(ヌクマム)が入っているのは確かだけど、
ほかで頂いたヌクマムとは何か違うように思えてやまなかった。

魚醤(ヌクマム)にも、一番搾り、二番絞りがある。その話しを聞かされ、初めて腑に落ちた。

茶の世界のように、どの世界も突き詰めていけば、上には上の味があると改めて感じた。

畑の隣同士だったソーメンかぼちゃとズッキーニ。互いに気が合ったらしく、自然に結ばれ生まれてきたあいの子。
その話しをする店のマダムは、実に楽しくて魅力的な方。

話しが弾み、マダムは私物の蓮茶を出してくださった。
蓮茶でも、雄蕊だけ使った最高級な蓮茶を頂いた。
飲み比べてみると、一般的な蓮茶とはあんまりにも味が違うのでびっくりした。
ごちそう様!

まだ行ったことのないベトナムに、すっかり思いを馳せた。

色んな方にそれぞれ歩む道の経緯をお伺いすることは好きなんだ。
今回の旅で、何人かにお尋ねすることができた。
聞き損なったのも何人かいらっしゃる。
一人一人とのお付き合いは、まだほんの始まりだったのかもしれない。
ありがとうございました。

京都・北白川 ベトナムフレンチ XUAN|スアン
京都市左京区北白川久保田町56-1
TEL/075-741-6657


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