ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

「中秋の名月と宇宙の渚」と「尻取り川柳(155)」

2011-09-15 06:56:00 | 時事・雑感
今年は12日が中秋の名月だったので、久しぶりに眺めてみると雲ひとつなく、
まん丸お月さんが明るく輝いていた。
中秋の名月を讃えた歌に、
「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月(中秋の月)の月」とあるが、
月が八回出てくるので、陰暦八月十五夜を意味する。(講談・朝顔日記、名月若松城)

近頃は家庭で「お月見」なんかはしないが、
幼い時は姉らとススキを活けお団子を供え、「お月見」をした記憶が甦ってくる。
それに田舎だったので「中秋の名月」や「七夕の天の川」は、
今よりは煌々と輝いていたように思うし、まさに星降る空の印象が強かった。

今では空気も汚れ街も明るくなり、市街地は天体観測に不向きに成っているし、
アポロ月面着陸以後は「兎の餅つき」や「かぐや姫」のロマンも、
今の子供には通用しなくなってきた。

そんな中で宇宙へのロマンを駆り立てる番組が、
この日曜日にNHKスペシャル「完全生中継・宇宙の渚」がある。
国際宇宙ステーションから古川聡宇宙飛行士が、
「オーロラ」「流星」「スプライト(放電閃光)」等のスペクタクルを生中継する。

今までは宇宙飛行士しか見られなかった夜の地球の絶景を、初めてお茶の間で見られる。
それを可能にしたのはNHKが新しく開発した「宇宙用超高感度カメラ」だそうだが、
この歳になって夜の宇宙ショーが見られるなんて思いもよらなかった。
番組の司会にはSMAPの香取慎吾、 ゲストに毛利衛、仲間由紀恵さんらが出演すると、
しきりにNHKは宣伝しているが、是非ともチャンネルを合わせたいと思っている。

さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱を使い15句前後を日頃の思いを率直に詠み、
毎日お遊びで「頭の体操」に励んでいます。

今週は「イラ菅総理」に替わって、「ドジョウ新政権」を詠んだ句が多くなりましたが、
川柳と言うより下句を使った直感の短文集に成りました。
今回も秀句は在りませんが本音が表れた句もあり、気恥ずかしい気持ちもします。
創作上好きな愚作を◎印を付けて見ましたので、笑読ください。

●いい気分 先輩抜いて 総理の座 ◎

●低姿勢 ドジョウ総理は したたかに

●総理殿 オートロックを 閣僚に ◎

●奥の手は 数の力で 押し通す

●軽過ぎる 大臣の言葉 紙よりも

●波荒らし ドジョウ政権 船出から

●しらを切り ごり押し通す 政界は

●もどかしさ 感じています 被災地は

●忘れてる 昨夜に食べた 料理さえ ◎

●欲張りで 理想が高く 行かず後家

●うらやまれ 暴飲暴食 健康で

●スカスカで 困っています 大脳が ◎

●この言葉 待っていました アイ・ラブ・ユー

●怪我をした 彼の言葉を 鵜呑みにし◎

●待ちかねて つまみ食いする 若旦那 

●ロンドンは オリンピック 3回目

●ちらつかし 金の卵を 青田買い ◎