ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

先週の「尻取り川柳」から(71)

2010-04-13 06:40:00 | 時事・雑感
先週に投句した愚作の「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)
特に個人的に気に入っている川柳を◎印で選んでみました。笑読下さい。

「尻取り川柳」を始めて知らなかった多数の日本語を、この歳に成って教えられた思いです。
尚「しりとり川柳」は、相手の下句を使って繋ぐエンターテイメント化した川柳です。
ですから上句は既定されています。


●郵政に 命をかける 亀大臣

●見えてきた 鳩山政権 行く末が

●響いてる 政治と金が 支持率に

●通じない 庶民の心 UFOに ◎

●今は友 かつての政敵 鳥合して ◎

●秘訣です 優柔不断 世渡りの

●惜しまれて 散りゆく花は 桜花 

●捕まって 娑婆の空気の あり難さ

●駄目ですか 男が女湯 入るのは 

●現代版 楢山節考 あちこちで

●健在と 年に一度の 年賀状 ◎

●一番ね 仕事遅いが 飯しだけは

●北の国 春まだ遠き 桜花 ◎

●本音をね 聞いてみたいな 妻の愚痴

●子に伝え 代々受け継ぐ 匠の技

●楽しんで 生きていますよ 定年後

●値も張って 高くついたよ 格差婚 ◎

●物取るに 背高のっぽ 使われる

●当たり前 思っていても 人は人

●年のせい 自分の能力 棚に上げ ◎

●高速で 渋滞料の 還付金


「おはよう日本」朝の顔

2010-04-09 06:18:00 | 時事・雑感
4月はサラリーマンにとって入社や異動の時期で、
新天地で人生競争のスタートが始まる。
テレビ界でも番組のリニューアルや新番組が始まる季節だが、
天下のNHKも大々的に改編が行われている。

昔からライフスタイルに成っていた「朝ドラ」の時間帯も8時に変わり、
妖怪漫画の水木しげる夫婦を描いた「ゲゲの女房」(松下奈緒)が始まった。
先の徳島を舞台にした「ウエルカメ」は近県のよしみで見ていたが、
平均視聴率は朝ドラ史上最低の13.5%だった。
いくら視聴率を気にしないと言っても外野席では興味が湧く。
これも週に5回も再放映されNHKオンジャマンドでも、
いつでも見られる様に成れば致し方ない事かもしれない。

今回の「ゲゲの女房」の初回視聴率は14.8%と通常のスタートのようだが、
放映時間の変更が視聴率に影響したか否かは、今後の推移を見なければ分からない。
ちなみに今回の朝ドラは、私は見ていない。

近頃のNHKを見ていると、昔のお堅い印象とは違い、
民放テレビナイズされたというか、柔軟な番組編成に変わって来たようだ。
番組内容もさることながら、タレントやアナウンサーの起用にも見られる。
NHKに殆ど出演していなかった、
俗に「民放の顔」と言われるお笑いタレントの大物、
タモリ、所ジョージ、ナインティナイン(岡村隆史)、久本雅美さんらも出演しだした。
これらはNHKが出演のハードルを下げ視聴率に舵を切ったのか、
それもと先を見越して巨大なNHKに迎合したのかは分からない。
ともかく若者向きの娯楽番組作りに力を入れ出した事は確かである。 

最後は二ュース「おはよう日本」のキャスターに抜擢され、
朝の顔となった綺麗な鈴木菜穂子アナの話である。
彼女の初任地は香川県で、初々しく愛嬌のある顔で"噛みがら"も二ユースを読んでいた姿を思い出す。
しかしこんなに早くNHKの看板番組のキャスターに成ろうとは思いもよらなかった。
それも高松から松山を経て東京に異動し「首都圏ネットワーク」や、
「もうすぐ9時プレマップ」等を担当しながら実力を磨いたのだろ。

この親しみのある鈴木アナの番組を引き継いだのが、
この3月に高松から異動した上條倫子アナである。
彼女もまた田舎の高松が初任地で、
入社後僅か3年で花のお江戸に大抜擢されたのだから、おそらく将来有望株の女子アナだろう。
温暖な香川の風土が温和な美人アナウンサー養成に最適な環境かもしれない。(笑)

とにかく不景気で暗い二ユースが多い中で、
全国の視聴者が明るく親しみ易い鈴木菜穂子キャスターの朝の笑顔に癒され、
元気で晴ればれとした毎日が送れそうである。

先週の「尻取り川柳」から(70)

2010-04-06 06:41:00 | 時事・雑感
先週に投句した愚作の「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)
だんだんと慣れて来て12~3句を毎朝30分余りで詠めるようになり、
頭の回転が良くなったのか、それとも粗製乱造に傾いているのか分からない。
今週は政治関連の句が極端に少なく、日常生活を詠んだ句が多く成りました。
これらは決まった上の句により左右されるもので、意識的に調整しているものでもなく直観により詠んでいます。

尚「しりとり川柳」は、相手の下句を使って繋ぐエンターテイメント化した川柳です。
ですから上句は既定されています。


●性格が 八方美人の 鳩総理

●裏表 誰も持ってる 光と影

●猫が鳴く 桜吹雪で 盛り時

●初蝶が 舞ってこの世の 春を知る

●取りあえず 帳尻合わす 主婦の知恵 ◎

●少なすぎ 高齢者への お手当は

●悔しさで 涙も出ない 濡れ衣は

●鏡見て 自分の顔に 惚れ直し ◎

●持てるのか そんな稼ぎで マイカーが

●お天気が 気になりますね 妻の顔 ◎

●王子待つ 夢には出るが 現実は ◎

●限定品 言われて飛びつく 心理かな

●決められず 迷った末に 貧乏籤

●意地悪を して見たいような 可愛い子

●やせ我慢 それで体重 減るのなら ◎

●値が張って 高くついたよ 格差婚

●溜まらない バクチでもうけた あぶく銭 


鳩山政権に赤信号

2010-04-02 06:36:00 | 時事・雑感
第2回の鳩山総理と谷垣自民総裁、山口公明代表との党首討論が行われた。
谷垣総裁は政治と金の問題を枕詞に討論に入り、
焦点を絞って普天間基地移転の質門は短い時間の中で善戦した。
これだけ民主党に不祥事が発生すれば防戦一方に成るのは致し方ないだろうが、
今後の基地移転に影響する約束発言も聞かれた。

近々の鳩山内閣の支持率は産経新聞の調査は30%で前回より12%減
日経済新聞では36%で前回より7%減で不支持率が54~57%と高く、
いずれも鳩山政権に赤信号が灯り基地移転先で山場を向かえるだろう。

その上に鳩山総理自身が母親から不可思議な12億円もの子供手当が支給され、
それに伴う友愛政治懇話会の元公設秘書・勝場氏に禁固2年の刑が求刑された。
先日は民主党議員へ5,500万円ものバラマキや、
某議員には200万円の裏金提供疑惑が新聞紙上を賑わしていた。

多くの国民も小沢幹事長や日教組応援の小林議員とは違って、
野党時代からセレブでUFO顔の鳩山総理には「政治と金の問題」だけは信頼を寄せていた。
ところが不透明な金のバラマキ政治に奔走し、
八方美人で言行不一致の首相だったとは飽きれている。

民主党政権の赤信号には「金と政治」の問題以外にも、
普天間基地移転や郵政民営化の政策不一致による三党連立の崩壊が懸念される。
今の指導力のない鳩山政権下では言いたい放題、
理念の違った大臣同士がテレビでドタバタ劇を演じる程に発展している。
それに加えて国家公安委員長の女性問題の不祥事と、
政権自体が学級崩壊の様相を呈するように広がっている。
これも小沢院政のもとで首相自身の金の問題で頭が一杯に成り、
政策が決断できないブレル首相に成り下がっているからだろうか。

いくら人材のいない民主党といっても鳩さんよりは増しな、
総理候補はいないのであろうか。
何故なら一度国民から信頼を失った政権が復調した前例はないからだ。

一方これだけ民主党に不祥事が発生しているにも拘わらず、
谷垣自民党も攻めきれず党内では不協和音が増幅し、支持率の回復はおぼつか無い。
その上に戦後から続いた自民政治に飽きが来ており、
いくら表紙を変えたところで国民の支持の回復は難しいだろうし、
どれほど政権交代を期待していたかが窺える。
まあ政権から落ちた政党と言うものは斬新な改革をしない限り求心力は落ちて、
分裂への道を進むのが一般的であろう。

政治の世界は一寸先が闇と言われるが大胆予測を書けば、
注目の小沢幹事長は選挙前までに辞めざるを得なく成るのではなかろうか。
それに「死に体」に成りつつある鳩山政権の自壊と、求心力を失った谷垣自民党の分裂は、
いつ起こってもおかしくない状態になっている。
その時期は参議院選挙の前後だろうが、
最終的には分裂・連合を繰り返しながら選挙後に、理想的な二大政党に収斂してもらいたいものだ。