ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

「おはよう日本」朝の顔

2010-04-09 06:18:00 | 時事・雑感
4月はサラリーマンにとって入社や異動の時期で、
新天地で人生競争のスタートが始まる。
テレビ界でも番組のリニューアルや新番組が始まる季節だが、
天下のNHKも大々的に改編が行われている。

昔からライフスタイルに成っていた「朝ドラ」の時間帯も8時に変わり、
妖怪漫画の水木しげる夫婦を描いた「ゲゲの女房」(松下奈緒)が始まった。
先の徳島を舞台にした「ウエルカメ」は近県のよしみで見ていたが、
平均視聴率は朝ドラ史上最低の13.5%だった。
いくら視聴率を気にしないと言っても外野席では興味が湧く。
これも週に5回も再放映されNHKオンジャマンドでも、
いつでも見られる様に成れば致し方ない事かもしれない。

今回の「ゲゲの女房」の初回視聴率は14.8%と通常のスタートのようだが、
放映時間の変更が視聴率に影響したか否かは、今後の推移を見なければ分からない。
ちなみに今回の朝ドラは、私は見ていない。

近頃のNHKを見ていると、昔のお堅い印象とは違い、
民放テレビナイズされたというか、柔軟な番組編成に変わって来たようだ。
番組内容もさることながら、タレントやアナウンサーの起用にも見られる。
NHKに殆ど出演していなかった、
俗に「民放の顔」と言われるお笑いタレントの大物、
タモリ、所ジョージ、ナインティナイン(岡村隆史)、久本雅美さんらも出演しだした。
これらはNHKが出演のハードルを下げ視聴率に舵を切ったのか、
それもと先を見越して巨大なNHKに迎合したのかは分からない。
ともかく若者向きの娯楽番組作りに力を入れ出した事は確かである。 

最後は二ュース「おはよう日本」のキャスターに抜擢され、
朝の顔となった綺麗な鈴木菜穂子アナの話である。
彼女の初任地は香川県で、初々しく愛嬌のある顔で"噛みがら"も二ユースを読んでいた姿を思い出す。
しかしこんなに早くNHKの看板番組のキャスターに成ろうとは思いもよらなかった。
それも高松から松山を経て東京に異動し「首都圏ネットワーク」や、
「もうすぐ9時プレマップ」等を担当しながら実力を磨いたのだろ。

この親しみのある鈴木アナの番組を引き継いだのが、
この3月に高松から異動した上條倫子アナである。
彼女もまた田舎の高松が初任地で、
入社後僅か3年で花のお江戸に大抜擢されたのだから、おそらく将来有望株の女子アナだろう。
温暖な香川の風土が温和な美人アナウンサー養成に最適な環境かもしれない。(笑)

とにかく不景気で暗い二ユースが多い中で、
全国の視聴者が明るく親しみ易い鈴木菜穂子キャスターの朝の笑顔に癒され、
元気で晴ればれとした毎日が送れそうである。