ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

年賀状を作成して投函

2009-12-17 06:33:00 | 時事・雑感
年の瀬も押し迫り恒例の年賀状の受付がテレビで報道され、
昨日は毎日が日曜日の私は年賀状作成の為にパソコンに向かわせた。

ちなみに年賀状の発行枚数の推移は昭和25年に1.8億枚で1人平均2.22枚、
それから増加し平成16年には最高の44.6億枚で1人平均35枚となる。
それから徐々にメール年賀が多くなり減少傾向に転じ、
今年は36.5億枚発行しており、もし完売なら国民一人約28枚の年賀状を出す事に成る。

年に一度の儀礼的な年賀状だが定年後は徐々に絞り込み、
まだ今年は100枚程交流しているので、全国平均の3倍強と成っている。
しかも我々の交際仲間は高齢化して、
祖父母や父母の他界の時期にさし掛かり、今年も喪中の知らせが多く成っている。

毎年、綺麗で手の込んだ版画や写真の年賀状をもらっているが、
私は何事も最初は熱中するが、以後は雑に流す性格がある。
このブログも10年近く続いているので、惰性に流されて来ているようだ。

今年の年賀にはデザイン画はなく「脳トレ」に始めた「尻取り川柳」を挿入し、
文章だけの簡単なパソコン年賀で失礼している。
暫くはこのスタイルにしようと思っているが、挿入した川柳の一句を書くと、
「人間を 演じきりたい 最後まで」・・・が私の本心である。

例年通り住所録は「筆王」を使って、
全行程は約3時間程のスピーで年賀状を完成させ午後に投函した。

先週の「しりとり川柳」から(54)

2009-12-15 06:39:00 | 時事・雑感
先週の「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)
「しりとり川柳」は相手の下句(既定)を使って作る、エンターテイメント化した言葉遊びです。
ですから上句は既定されています。
特に個人的に気に入っている川柳を◎印で選んでみました。

●闇将軍 田中小沢と 受け継がれ

●済まされぬ 鳩の献金 知らぬとは

●シカトされ 小沢詣でに 行く人も ◎

●お金なし 無ければ無いの 生活を

●愛犬に 心許して 手を噛まれ

●悦に入る 人の嫌がる お節介

●禁煙中 なかなか取れぬ 中の字が ◎

●言われても その気はないよ 貴方には

●不景気で 世間の財布 グット締め

●トイレまで 気に成るような 歳になり ◎

●混浴風呂 何を期待で 行くのやら 

●こんな時 困ってしまう スッポンポン ◎

●返品で 帰ってきたよ 娘さん ◎

●メタボ腹 お相撲さんは 太鼓腹

●垂れ下がる オッパイ握り 寝入る孫

●探します 掘り出し物の 恋人を

●汗まみれ 成って勝ち取る 甲子園 

●飲んで食い 寝れば心に 憂いあり ◎

●今はどこ 傍まで来てる その辺り


今年の世相を漢字一字で表せば「新」

2009-12-12 06:12:00 | 時事・雑感
例年師走に入るとその年の一年を振りかえり、
「流行語大賞」、「創作四文字熟語」、「漢字一文字」とかが年末行事として発表される。
昨日は今年の世相を表す「漢字一文字」が発表され「新」と決まった。

この行事は(財)日本漢字能力検定協会が毎年、
その年をイメージする漢字一字を葉書やインターネットで募集し、
最も応募数の多かった漢字を今年の世相を表す漢字として決める。
そして巨大半紙に毛筆で京都・清水寺の森清範寛主が書いて発表する。

今年は過去最高の16万通以上の応募で、
第1位に「新」2位には「薬」、以下「政」「病」「改」「変」「民」「鳩」「代」「交」と続く。
1位の「新」が選ばれた理由は政権交代で新たなる新政権に、
更にイチロー等の新記録、新型インフルエンザ、政治の新制度、新しい平和への一歩など、
新しく前に踏み出す期待を込めて国民の多くは「新」に選んだのだろう。

他に「新」を選んだ理由に主催の漢字検定協会の前理事長らの不祥事が発覚して、
新体制に変わった事にも起因しているのかもしれない。
ともかく過去の05年は「愛」06年は「命」と07年は「偽」08年の「変」と続き、
06年以降は陰気な漢字が並んでいたが久しぶりに前向きの「新」が選ばれた。
私としては「薬」が選ばれて欲しいとも思っていたのだが、
日本も漢字検定協会も新しい船出に相応しく当然かもしれない。

ちなみに今年の世相を現す「創作四文字熟語」(主催:住友生命)は、
優秀賞・入選 (2009)は「一票両断」「薬禍騒乱」が、
新語・流行語大賞(主催;自由国民社)には「政権交代」が既に選ばれている。

今年も政治がらみの「漢字」や「流行語」で決まった感じだが、
来年の寅年はトラのように荒々しい年に成るのであろうか、
それとも景気が回復して平穏で良い年に成るのか興味のあるところだ。
当然ながら国民は後者を望みたい所だが、
参議院選挙もあり、今年以上に荒れたトラ年に成るのかも知れない。

1本3,000円の青いバラ

2009-12-09 06:42:00 | 時事・雑感
結婚式や卒業式で赤や黄色のバラをもらった事はあったが、
青いバラはもらった事はなかろう。
これからはそれらが可能になった。

先日毎日新聞を見ていると、
「この世に存在しなかった「青いバラ」が最先端のバイオ技術で開発され、売り出された。
英語で「ブルー・ローズ」は「不可能」を意味する。
「自然界にない色だからこそ、人間は作りたがる」という特集記事に、
科学をやった人間として興味を引いたので、その記事の要約を転載する。

花束と言えば何といっても情熱的な深紅のバラを思い出すが、
今まで青いバラはこの世には存在しなかった。
理由は自然界では受粉に必要な鳥や昆虫類が明るい色素に目が留まり、
植物もそれに呼応して明るい色素を作り続けたためだと言われている。

すでに青い菊やカーネーションはバイオテクノロジーで成功し市場に出回っているが、
今まで青いバラは至難の技で作れなかった。
ところがサントリー㈱が5年前から遺伝子工学で青いバラを研究し、
今回パンジーの紫の遺伝子を組み込む事で、薄青紫色のほぼ青色のバラに成功した。
しかし青いバラと言っても、色彩はもう一つで研究の余地はありそうだ。
先々月から1本2,000~3,000円で売り出されたが、
普通のバラは1本150円程度だから「青いバラ」を貰うと、有り難さも倍加するかもしれない。

私が「青色の花」で気に留めている花がもう一つあるが、
その花はヒマラヤやチベット原産の耐寒性多年草で、
神秘的な”天上の妖精”とも言われる”ヒマラヤの青いケシ”である。
ケシと言っても麻薬とは関係なく、鮮やかで透通った空色の観賞用であるが、
興味を引かれる理由は希少価値と同時に、透明感漂う薄空色の高貴な気品を感じるからだ。
この美しさに魅せられ日本でも南信州の大鹿村(one day trip)と栃木県日光市の高地で、
露地栽培の群生地を作って栽培されているそうだ。
http://www.bigs-japan.co.jp/kamekichi/himarayanblue/himarayanblue.htm
ともかく「青い花」は鳥や昆虫類から好かれず自然界には余り存在しなかったが、
人の好奇心によって人工的に作り生み出された。
これからも科学者達の限りない好奇心で、洗練された種々なる「青い花」を追い続ける事だろう。

先週の「しりとり川柳」から(53)

2009-12-06 06:26:00 | 時事・雑感
先週の「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)
「しりとり川柳」は相手の下句(既定)を使って作る、エンターテイメント化した言葉遊びです。
ですから上句は既定されています。
特に個人的に気に入っている川柳を◎印で選んでみました。

●総理殿 セレブの顔に 暗雲が

●世を沸かせ 予算の査定 仕分け人

●かの君の 子分に徹し 大臣に ◎

●今がある だから未来に 夢がある

●親譲り DNAで 逮捕され

●冬溜り 日向ぼっこの 心地よさ

●閑古鳥 どんな声だか 聞きたいね ◎

●それもよし 赴くままに 生きれれば

●怖い人 顔の見えない 投稿者  ◎

●楽しもう 尻取り川柳で ボケるまで

●援も切れ 哀れ落城 夏の陣 ◎

●羽休め 姑居ぬまに ひと寝入り

●生き方は 千差万別 男道

●機械です 彼の頭脳は 秒刻み ◎

●妻強い 草食亭主に 飼育され ◎

●良しとする 三食昼寝で 姑つき

●爺さんが 婆さん相手に 艶話し ◎

●ついて来る 努力の後に 幸運が

●気付くかな 嘘も方便 貴方には