ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

アラカン世代のボヤキ

2009-07-09 06:25:00 | 時事・雑感
昨年の流行語大賞に「アラフォー」と「グー」が選ばれたが、
現在では「アラフォー」が市民権を得たものの、
既に「グー」は消えかけている。
我々60代のアラカン世代は、特に横文字入りの流行語に順応し難い。

先日NHKにニユースを見ていると、
近頃の一般熟女が妊婦ヌードを人生の記録として残して置こうと、
写真館を訪れる人が増えているという。
今日の話題は妊婦ヌードではなく、その時アナウンサーが語っていた、
50代の「アラフィー」とか60代を「アラカン」とか言う言葉が、
どういう語源か興味を引いたことである。

昔は20歳前後の女性を「番茶も出花」と褒め称え、
30代に成ると「三十路女」「負け犬」とかと言って蔑視的に言ってきた。
ところが近頃は40代の熟女を「アラフォー」世代と持て囃され、
昔の暗いイメージは一新され、昨年は流行語大賞に輝いた。
これに良くしたのか今年は50代をアラフィー世代、60代をアラカン世代と呼ばれるそうで、
今年の流行語大賞に選考されるかもしれない。

これらの語源を調べてみると、
20代をアラツー(Around20)、30代をアラサー(Around30)、
40代はアラフォー(Around40)50代をアラフィー(Around50)、
60代をアラカン(Around還暦)に由来するという。

気に成る流行語に「ギャル言葉」が有るが、その他にも「婚活」「自活」等がある。
「婚活」は就職活動から変形した造語だろうが、
「自活」とは本来使われていた意味とは少し違うようだ。
今は定年後に離婚せず己の人生を楽しむ別々の生活をすることに使われているという。
ともかく頻繁に新語や造語が使われ、なかなかアラカン世代は付いていけないが、
今年は「婚活」なんかが流行語大賞に選ばれるような気がする。