ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

マスコミの不祥事

2008-07-06 07:06:00 | 時事・雑感
明日はロマンチックな日本古来から続く「七夕」であり、
第34回主要国首脳会議(サミット)も又、北海道洞爺湖で9日まで開催される。

さて日本経済新聞によると「ブログ好きの日本人」と題して、
世界のインターネット数は8,000万件、そのうち日本語のプログは2,600万件(全体の40%)、
英語圏のブログを抜いて世界一に成ったという記事があった。
そのうちの一人が私自身である事には間違いない。
これらは戦前から抑圧されていた「言論の自由」が開放され、
誰もが気安く意見を述べたり書いたり出来るように成った証でもあろう。
ディスカッションに不得意な日本人は、
その典型としてブログに向かったのではなかろうか。

ところが近頃は自由に成り過ぎてか不謹慎な記事やプログが多く見られる様に成った。
先日も個人ならいざ知らず、
大手新聞社の英文サイト「毎日デイリーニューズ」のコラムで、
セックスを扱った低俗で過激表現の記事が世界中に、
10年近くも配信されていたというから驚きだ。

しかも毎日新聞社は平成19年3月期までの5年間で、
国税局から約4億円の脱税を指摘され修正申告したという二ユースもあった。
毎日新聞社といえば購読部数も読売>朝日に次いで第3位、
新聞界の御三家であるのだから、その醜態は甚だしい。

戦後の言論の自由で正に「ペンは剣よりも強し」の諺どおりに成ったが、
近頃のマスコミは言論の自由を楯に「我田引水」の傾向も強く成り、
言論人としての資質を失い一般企業並みの不祥事が多発している。
権力批判も良いけど正さなければ成らないのは自分自身の権力意識で、
さもなければ「さびたペン先では剣には勝てない」に成りかねない。