前回からの続きです。
博物館や美術館の企画展は、いつも混雑するものです。そこで、できるだけ混雑を避け、効率よく観て回る方法です。
1.時期
出かける時期は、企画展が開幕したら、できるだけ早いほうが良いです。
まず例外なく、会期の後半になればなるほど、会場は混雑します。
2.曜日
土曜日・日曜日・祝日の混雑に大きな違いはないようです。
可能であれば、平日がベストであることは言うまでもありません。
3.時間
開館と同時に入場するのがベスト。
おおむね昼食時間を過ぎたあたりから混雑し始めます。
20時まで延長をしている金曜日の夜も空いていて狙い目ですが、
閉館時間が気になってゆっくりできないので、個人的には好きではありません。
4.会場内で
①展示物は空いているものから見学。
ほとんどの企画展では、展示物の見学に順番はありません。
フロア全体を見渡して、空いている展示物から見てまわるのがベストです。
ただし、貴金属類や宝飾品、細密細工などの展示物は人気があり、
いつも人垣ができているので、あきらめて並びましょう。
②若いカップルと女性同士のグループの後ろにつかない。
お互いに感想を言い合ったり、一人がウンチクを始めたり、なかなか動きません。
そこだけ、閉ざされた自分たちの別世界が広がっています。
③小さな子供の後ろは意外な穴場。
子供は背が低いので、その後ろからは展示物がよく見えます。
また、子供は一箇所でじっとしていることがないので、すぐに場所があきます。
ただし、子供の興味を引こうと懸命に話しかける親の声がうるさい場合もあります。
こんなところでしょうか。