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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

【1044冊目】過労自殺 第二版


kurogenkokuです。
1044冊目は・・・。

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【kindle版】
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過労自殺 第二版
川上博 著 岩波新書


これはとても考えさせられる良書ですね。
第一章では、様々な事例が取り上げられています。特に小児科医の事例は、涙が出そうですね。労働時間だけではありません。パワハラなどで労働者を死に追いやってしまった事例、またそれに対する労災手続き上のプロセス。

感情論だけではいけません。労災と認められるハードルの高さも見て取れますし、何よりもこういう問題をどう解決していくか。
kurogenkokuは管理職的立場ですが、サービス残業、パワハラなどには特に気を使っています。勤務と認めれば、時間外手当はすべてつけるように指示します。ビジネススクールの受講でもです。サービス残業は認めません。とにかく早く帰ることを推奨し、有給休暇もすべて決裁。取得日数が少ない職員には、個別に取得を促します。職務上必要なことは注意しますが、それが人格を否定するような言動になっては絶対にいけません。
ここまで、徹底していても、本書を読む限り、まだ粗があるのかもしれません。



最後に。
p192「この過労死裁判は、ある意味では、個人を社会的に埋葬する手続きと言える」

この言葉が妙に印象に残りました。

【目次】
第一章 事例から
第二章 特徴・原因・背景・歴史
第三章 労災補償をめぐって
第四章 過労自殺をなくすために

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