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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

【TKP】H16生産事例の解答添削

今日はpionさんの「平成16年度生産技術戦略事例」についての添削です。

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第1問
(a)

顧客と直接取引を行っているため、細かい
ニーズを収集し、製品の付加価値化により収
益性を向上できる。
(b)
同業他者の装置と比べて約1.3倍の速度で処
理できる技術力を持ち、合理化・省力化のた
めの機器を製造できる。

標準タイプの単体装置を顧客の要望に応じて、
機能・形状・ライン製造を行うことができる。

第2問
問題点は、営業部が顧客の要望を設計部に伝
えきれていない点である。改善策は、客先に
出向いて仕様を決定する際に、設計部も同行
することである。効果は、仕様書作成の工数
は削減し、仕様の変更が低減し、見積書作成
の工数も低減する結果、設計工数が低減する。

第3問
直接取引きが減少する問題がある。理由は、
顧客のニーズを製品に反映できないためであ
る。外注先との取引関係の悪化し、外注加工
品の納期遅延、品質不良を招く懸念がある。

第4問

問題点は、外注先の進捗状況を製造プロセス
全体で把握していない点である。改善策は、
外注先から進状状況を工程終了の都度Eメー
ルで報告させる。目的は、全体の進捗状況の
把握と外注先生産力分析に活用する。


問題点は、発注時期が遅いことである。改善
策は、生産計画を元に先行見込み発注を行う
ことである。効果は、外注先の工数平準化に
伴い、製造リードタイムの圧縮、製品の品質
不良の低減、外注加工費の低減である。

第5問
MRPの導入を提案する。手順は、特注部品
に活用する資材を分析し、部品の標準化を行
う。部品・材料データベースに標準化した資
材を反映する。目的は、手配事務の効率化と、
部品加工の作業手順書作成の効率化を図る。

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kurogenkokuの添削です。

【総合】
・解答全体に一貫性がある。
・文書が読みやすい。

【解答の論理性】
・「問題点」と「解決策」のつながりが薄い。

【解答の問題点】
・以下に記述


第2問
「問題点は、営業部が顧客の要望を設計部に伝えきれていない点である。」というよりはむしろ与件後半にある「顧客への訪問、設計部との打ち合わせ増加 → 受注までの期間長期化 → 失注」ではないでしょうか。
pionさんの解答では、問題点に「情報共有」、改善策に「設計工数の低減」と提案にばらつきがあります。
さらに設計部を同行させるならば「技術的提案を行い早期に受注を確定させる」というフレーズを入れても良いかと思います。


第3問
いろいろな解答が考えられると思いますが、私は稼働率のみを優先した内外作決定を行った場合「C社の強みである『技術力』の蓄積が困難になる」ことをあげたいのですがいかがでしょうか?


第4問

与件に即して「3日前に電話で確認していること」から問題点を引っ張ったほうが良いと思います。

「効果」については問われていません

第5問
「MRPの導入」というよりは「既存のMRPに追加」というほうが良いのでは?



残りわずかとなりました。
今までやってきたことを信じてお互い頑張りましょう!!

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コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

pion
添削ありがとうございます。
http://blog.livedoor.jp/pion/
添削に対してのコメントは、
明日ご連絡できればと思います。

試験までホントに残すところあとわずかですね。
やってきたことを信じてがんばります。
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