kurogenkokuです。
昨晩は幕張でセミナーを開催しました。
お金の借り方を学ぶ
「金融機関をウンと言わせる経営計画作成術」
このセミナーは立教大学 山口義行教授主宰の中小企業の経営者が集まる勉強会。かつて再生支援でお世話になった（株）オプティアス萩原社長（本勉強会のプロデューサー）からの依頼で行うことになりました。
【スモールサンオフィシャルサイト】
http://www.smallsun.jp/index.php
http://z.smallsun.jp/?p=4988
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中小企業(small business)のSmallとサポートネットワークsupport network)のSUNをとって、略称を「スモールサン」としました。
中小企業の1つ1つが「小さな太陽」となって輝いてほしいという意味もこめました。
現在このネットワークに加盟している中小企業経営者は1600名ほどにも上っています。
また支援者として、このネットワークに現在10名の専門家――彼らをスモールサンでは「プロデューサー」と呼んでいます――が常時かかわってくれています。
毎月2回会員向けにニュースを配信して、景気情勢など中小企業を取り巻く経済情報を提供したり、中小企業庁長官など行政担当者と私が対談して中小企業が知っておくべき中小企業支援政策などについても情報発信しています。
もちろん、専門家や経営者にも登場してもらって、中小企業が参考にすべき経営実践事例や経営ノウハウなども紹介しています。
さらに、スモールサンゼミと称して経営者自身が積極的に運営に関わる勉強会が全国に組織されていますし、マーケティングや人材育成、さらに海外進出といった個別テーマでセミナーをしたり、企業個別相談会なども実施しています。
私はこうした活動を通して、個々の企業が発展するだけでなく、中小企業の社会的地位の向上を果たしたいと考えています。
（スモールサンオフィシャルサイトより）
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あいにくの天候にもかかわらず、約30名の経営者の参加がありました。
本セミナーで私がお話しした内容は以下の通りです。
Ⅰ.金融機関と対話する際の予備知識
①金融庁の考え方を知る
②金融機関は企業をどう見ているのか
Ⅱ.経営計画作成のポイントを学ぶ
Ⅲ.事例紹介
Ⅳ.支援制度の紹介
金融機関と対話する際、相手の考え方を熟知していることは大切です。
「Ⅰ.金融機関と対話する際の予備知識」では現在、金融庁がどんな視点で金融機関に指導を行っているのか、「金融モニタリング基本方針」「中小・地域金融機関向け監督方針」について中小企業経営者でもわかるよう“日本語訳”して説明しました。続いて金融機関が企業を評価するポイントについて「金融検査マニュアル別冊」を参考に①経営者、②技術力、③販売力、④事業計画の４点についてお話ししました。
「Ⅱ.経営計画作成のポイントを学ぶ」では、経営計画におけるストーリーの重要性、金融機関から評価される売上利益計画、キャッシュフロー計算書の作成方法を説明、実現可能性のある抜本的な経営計画とは何か理解していただくように努めました。
「Ⅲ.事例紹介」ではこんな資金調達方法もありますよというちょっと変わった２本の事例と、融資以外にも知っておくと役に立つ「Ⅳ.支援制度の紹介」で締めくくりました。
約２時間の短い時間でしたが、千葉県までお呼びいただいたことですし、出来る限りお伝えできることは紹介しようと、相当密度の濃い内容にしたつもりです。
終了後もさまざまな質問を受けましたし、大変勉強になったという声も数多くいただきました。
個人的な感想はといえば、熱心な経営者の集まる会で講演させていただくのは本当に楽しいですし、モチベーションが上がります。
自社の経営に役立つ情報を持ち帰ろうと必死で聴講される姿に、「あ～、このセミナーを引き受けて良かった」と素直に思いました。
ｐ．ｓ
今日から３日間、東京ビックサイトのギフトショーに出展しています。是非ご都合のつく方は秩父商工会議所のブースにお立ち寄りください。
私は５日（午前中）と７日（終日）はブース内にいる予定です。
Ｙ川さん、会場設営本当にありがとうございました。
