大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

「勝って、勝手にやりたい解散」

2014年11月20日 | 政治
なぜ今なのか?党利党略以外には考えられない解散劇。
600億円とも800億円とも言われる選挙費用をかけてまで解散に突入することに多くの国民は反発している。
しかしそれでも自公で過半数は確保するだろうし、過半数取れば「国民の信任をいただいた」となるのであろう。
どの政策に対しての信任であるかなどは問題外で、とにかく安倍政権のすべての政策に対する信任だと胸を張るのだろう。

消費税増税先送りだけであれば、延期法案を国会に提出すれば(圧倒的与党だから)、すんなりと通るはずだ。
残念ながら国会論争もないし党首討論もない解散劇だから、マスコミ報道に頼らざるを得ない。
報道番組「ニュースZERO」でおぼろげながら安倍首相の政権戦略が見えた。
『…過半数をとって厳しい改革をもっとスピードアップさせていく』
厳しい改革こそひとつひとつ国民に信を問うという謙虚さなど微塵も見えない。

まさにこの解散劇は「勝って、勝手にやりたい解散」だ。

ニュースZERO 安倍首相 村尾キャスターと大激論! アベノミクスに誤算は無かったのか?なぜこの時期に解散なのか?


それにしても国民に約束したあの党首討論はなんだったんだろうか。
せめて衆院定数の大幅削減くらいはなんとかしろと国民は怒るべきだ。

野田首相 安倍総裁 党首討論 11月16日衆議院解散を表明