完全に朝まで熟睡できん僕は、朝のウトウト時に
よく夢をみる。だいたいがイヤな夢
今朝のやつは、
やっぱりこれだった。
「大津波」
なぜかこの海岸で波乗りやっとるシーンが出てくる。
静かだったこの渚に突如としてあの「大津波」が
サーファーはに引き波に流されあっというまに沖のかなたへ
僕はそれを見て、逃げようとしたけど・・・すでにこのあたりは・・・
僕の車は津波のパワーで原型を留めていない、水浸し、そして大破
が、じゃ！
逃げようと必死でエンジンをかけようとしたら、
「頼む！頼む、動いてくれ！！！！」の意が通じたのか
無音で動きだしてしまったんだ。（電気カーかハイブリッド車みたいに）
助かった！フー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、
恐くて、不気味で、が、とてつもなく現実味あるような夢が
終わった。体は汗ばんどった。
「夢」はなぜか記憶に残らんが「妙」に鮮明に覚えとるのでアップした。
同じ町に住んでいた姪がお嫁に行った。
徳島の市内で結婚式があって、今帰ってきたところだ。
世の中が重い空気で沈んでいても、祝い事は祝い事
僕は夫になるＴ君と、愛を誓いあい、指輪を交換した現場を確認した。
幸せになるんだよ、エリ！
押し寄せてくる大津波、空から撮ったやつだが
僕はドギモを抜かれた。
映画の１シーンみたいだった。
陸の近くか、沖合いかよくわからんが
いずれにしても湾いっぱいに筋状に伸びたウネリ
限界を超えてブレイクするその様は
もう、異次元のエネルギーを感じるのだ。
僕らが楽しんどった波乗り用の波とは別物、姿かたちはいっしょ
だが、その破壊力や水の容積、移動量がとてつもなくハンパでない！
次の波までの間隔もえらい遠いのも気になるな。
僕が描いたこのウネリの１波で何千人という人を飲み込んでいったのであろうか。
おそらく、この映像は何十年、何百年と受け継がれていくことだろうが
僕、クニ舛田も一生忘れることができない映像になった。
今朝の太平洋のスナップ、なんにも変わらん。いつもの光景だ。
でも、３・１１の映像を見ると海の恐さを思い知らされる。
僕は「パシフィックコーストライフ」などと「海辺の暮らし」を
さも楽しげに、いかにも楽園みたいに面白おかしく発信してきたが
ちょっと考えなおすようになってしもた。
静か～に見える大海原の下で、確実にプレートが擦れあっとるいうことを
知っとらなあかんのだ。
ここで生まれ、ここで育ち、家族も財産もここにある。
そう簡単にここを離れることは出来んけど、
あんなやつが来たら家も田んぼもなんじゃありゃせん！
家族の命だってもう無いんもいっしょじゃ！
で、僕は一段と高い所に避難所いうか、そんな時のための
生活する小屋も考えなあかんと思てきた。
普段の避難マニュアルも家族で決めておかんといかん。
これからのおやじは、いつも危機管理能力を発揮せんと
生きていけん時代になってしもたぞ。
いままで、あって当然と思ってた電気も
苦労することになってしまった大都会。
さぞかし不便だろうな！不自由だろうな！
まあ、みんなが苦労を分け合わんといかん事態やけん
耐えて下さい、お願いいたします。
でも、交通事故や火災、他いろんなトラブルには気をつけて
もらいたいですね。
西日本の僕たちは、国力が落ちんように、頑張って仕事せんと
いかんなあと思ってます。僕らがガックリしとったら
日本はもう立ち直れません。世界も見てますし・・・・
型も古い、でも、こんな日もあると思て
大事に置いとった。
あの世界のホンダ製、携帯発電機
数年前に、あるところにメンテナンスを頼んだ。
ちゃんと、エンジンかかるようになって
家の農機具倉庫にしまいこんどった。
こんな、生き延びんといかん時代に
このマイ発電機を見つけて、スターターを引っ張ったが
かかるわけないわな！？
ほんでも、５分～１０分繰り返しょったら、
かかるるようになってしまった。
この発電機、年式古くて、信頼出来んかったけど
発電機能確認済みなんです。
ガソリンさえ（数リットルの燃料）あったら数時間、
電気を作れます！
もう最強の、防災アイテムですね！
このあいだの東北大震災級の津波が来たら・・・・・・
もう、命だけでも助かったら、
それだけでええと思う。
家も田んぼも畑も通帳も車も財産も何にもいらん。
家族がいっしょのところで、生きとるいうことが大事いうのが
ようわかった。
ちょっとでも高いところに逃げて
後は運命にまかせたらええ。
ほんでも、とてもじゃないけど、こんな海ぶちに住んどると
完璧にアウト！
僕の防災意識はなめておったいうことだ。（津波の恐さ、パワーも
知っとったつもりだがケタはずれなもんがあるのだということ）
さて・・・・僕も含め、みんなが考え直さんといかんと思いますよ！
どうも亡くなったかたや被災した人たち、懸命に救助活動を
行ってる人たちに申し訳なく思う。
僕は楽しくなければ僕のブログでないと、まあ自分勝手にそう思ってる
ので、どうもその気になれんのだ。
でもこのあいだのこんなシーンが目に焼きついとるので
写真に絵を合成してアップする。
港の海水がゴーゴーと音を立てて引いて行く。
泥も砂もいっしょに渦を巻いて黒く不気味だ。
何分かすると普段海中にある見たこともない岩場が見え出した。
とてつもない潮の引きぐあい
生まれて初めて見る磯の姿だ。
沖合いには津波の被害をかわそうとした漁船が数十隻
これから津波が押し寄せてくるだろうとものすごい恐怖戦慄を
感じたが、結局、波高も感じない程度で海岸は一気に満潮状態に
なってしまった。
それが津波だったのだが、あとでここの津波が１ｍ前後であったことを
知った。
あの光景は一生忘れることは出来んだろう。
寝付けないときも、朝方、急に目覚めたときも
そんなときはけっこうツラい！
寝んといかんのにみょうに、いやなことばっかり連想して
しまう。で、ウトウト状態で朝が訪れる。こんなことありませんか、
オジサン諸氏！
元サーファーおじさん！
僕はこんなとき、無理やり、こんな海でのシーンを連想するんです。
３５年も前の、ある一日の波乗りのシーンを想い浮かべます。
サーファーってなぜか、特別な日があるんですね。
うまく乗れたとき、きれいな波だったとき、思いもせず技がきまったとき、
死にそうだったとき、いろいろあるね、
そんなんを引きずり出してきて、
被ったフトンの下で想いよったら、いつのまにか
軽く寝れるんです。あくまでも軽くなんですが！・・・・・・・・・・・・
