押し寄せてくる大津波、空から撮ったやつだが
僕はドギモを抜かれた。
映画の1シーンみたいだった。
陸の近くか、沖合いかよくわからんが
いずれにしても湾いっぱいに筋状に伸びたウネリ
限界を超えてブレイクするその様は
もう、異次元のエネルギーを感じるのだ。
僕らが楽しんどった波乗り用の波とは別物、姿かたちはいっしょ
だが、その破壊力や水の容積、移動量がとてつもなくハンパでない!
次の波までの間隔もえらい遠いのも気になるな。
僕が描いたこのウネリの1波で何千人という人を飲み込んでいったのであろうか。
おそらく、この映像は何十年、何百年と受け継がれていくことだろうが
僕、クニ舛田も一生忘れることができない映像になった。