いまや、珍しい魚になってしまった。
各河川では解禁となって鮎釣りが始まっておるが
この鮎の姿形を見たことも、当然食したこともない人間が
どっさりおるのも間違いない。
まあ、台湾とか韓国などの川におるというのは知っとったが
そんなのは例外中の例外、やっぱり「鮎」は日本の魚、川魚、夏の魚
「風物詩」であったわけだ。
それが、
なにやらおかしいなあ、まるで鮎の話も出て来んし
スーパーにも「養殖物」でもいいから出て欲しいのに
見たことがない。
僕はかなり難しい鮎の友釣りいうのを数十年前に
海部川で経験したが、初めての僕にも釣れた。
日和佐の川では突きじゃくり漁で、初心者の僕でも
ええ目さしてもらった。
この時期がきたら日本で、この魚が大きな顔しとったのに
どうなってんでしょうね!????
そうしたら鮎の養殖物、もしくはその他の天然物以外の鮎はどんな形で市場に出ているのかなと思いました。
私は逆に、最近もう少し早い時期に、あれっと思う時に鮎をスーパーで数回見つけました。
大好きなので少なくとも養殖もしくは冷凍であろうことは覚悟で購入しました。
もちろん脂がのりすぎるくらいのってはいましたが・・
スーパーのルートって不思議です。
堰やダムが鮎をとうせんぼしてしまう!
天然という名前で流通している鮎もほとんどが、放流物です。
その天然ものも流通量の1%未満で、99%は養殖物です!
徳島県は日本でいちばん鮎を養殖しているので、養殖鮎は、日本でいちばん安い。
おとり鮎も安いのですよ。
それで、ダムがある川で鮎が釣れないかと言ったら、そうじゃない!
海部川なんかよりよっぽど釣れる。
何故かというと、迷惑料という名の補助金がダムを造った国土交通省から出ていて、
放流量が多いのです。
スーパのルート・・・・うーん!
たしかにこの辺では「鮎は天然物」ちゅう
概念があるので需要が無いのかも知れない。
と言って、天然物を食べれる地元民は
ほとんどいない!
放流物なんですね
さみしい話ですが
僕の知り合いの鮎養殖屋さん、日本全国に
出荷しとります。
昨晩もなぜか、養殖物の鮎でいっぱい
やりました。