クニ舛田のパシフィックコーストライフ

古希を過ぎた海好きオジさんのいきいき生活!
人生を楽しむコツが絵日記を中心に!

想定外どころではなかったと思う!

2012-10-13 20:26:03 | Weblog

頭のなかがグシャグシャになっている。

それはどこを通っても、どこを見ても同じような景色に遭遇するから・・

面影もない町跡、がれき、ひっくり返ったコンクリートの建物、沈下した波止場や

荷揚げ場、折れ曲がった鉄骨

 

僕は宮城県の南三陸とか気仙沼を中心に色々な場所を訪れたが

その爪あとの様子を正確に言葉では伝えることはできない。テレビなどの

メディアで見る映像は、そのものではあるけれどもそれだけしかない。

まさに、直接見て自分で感じなければね・・・っというわけだ。

百聞は一見にしかず・・ではないけど「百テレビより一つの現地!」だろうか。

 

 

徐々にではあるけど兆しはある。復旧と復興の流れはね

港周辺や土木的な箇所などだ。

町はまだ手つかずだけど、仮設の商店街やお店も現れはじめた。

そんな人たちは、なぜか元気があって明るいのが印象に残っている。

頑張ってほしいね!

 

 

訪れた岬の先端、はるか下に荒れ狂う波が見えるが

あの日、この立っているところ以上まであの大津波がきたという

現地のガイドさんが痕跡を見せて説明してくれたが

そのガイドさんは、この間までこの町の中学校の校長先生をしていた。

とても温和で知識が豊富で、この町のすべてを知り尽くしているようだった。

ご本人も被災者、仮設住宅の生活を送られてる。

 

被災地のすべての方が言うが、「想定外!」「ここまでのものが来るのか!」

「まさか!」「なんてことだ!!!」

誰だってこうなるとは思ってもいなかったこと、それが日本を悲劇的なものにした。

 

でも、何べんもいうけど頑張らないといかんね、時間はかかるけどね

予算も付き始めた。それをどうやって効率的に、いかに迅速に・・・だろうか

僕ら西日本も次に備えなければいけない!!

 

帰りしな、ガイドの元先生が色紙をくれた。

その中に

僕ら、幸いにも今はそんな苦しみがないけど・・・・・・・・・

いい言葉だと思う

 

 

 

 

コメント
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