同級生のcobaが「ラーメンを食べに行こう」と言った。
行きつけのうまいラーメン屋があるという。
基本的に、ぼくは同じ止まり木に立ち寄るタイプである。
当たり外れの高い店には自ら冒険はしない。
しかし、誘われれば別の話で、
cobaと一緒に行列のできるラーメン屋へ行った。
車通勤をしていた頃、
週に何度も立ち寄っていた店だという。
「こってりより、あっさり味が好きになった」と言うcoba。
「年ですかね」
「そうですかね」
そんな会話をしながらラーメン屋の暖簾をくぐる。
そこは羽生の隣町で、高速インターチェンジの近くにあった。
いままで何度となく通った道だが、
目に留まったことがなかった。
少し遠くにマンションが見え、
高速道路を渡る陸橋がある。
こぢんまりとした店内には、すでに客が並んでいた。
実はその日、ぼくはムジナモに関する仕事を終えた帰りで、
一人だけネクタイをしていた。
cobaは普段着。
なんとなく気恥ずかしい。
少し待って目の前に運ばれてきたラーメンは、
cobaが言うように、確かにあっさりしていた。
麺は太麺で、スープは鶏ガラ。
cobaはわりとラーメン屋を巡っているらしい。
おすすめのラーメンをいろいろ教えてくれた。
そういえば、20歳以降に会って、
アルコールが入らなかったのは初めてだったかもしれない。
cobaはあっという間にラーメンを平らげる。
行列に並ぶ時間より、食べる時間の方が短い。
予定では、ラーメンを食べるだけだった。
しかし、「城が見たい」とcobaが言ったから、
2人で近くの城を巡ることにする。
鷲宮城、花崎城、古河城の3城である。
その日は穏やかに晴れていて、城巡り日和だった。
城と言っても埋もれていて、
目に見えてわかるわけではない。
古河城はともかく、鷲宮城や花崎城は人の姿がない。
ラーメンを食べたあとということもあって、
体はぽかぽかしていた。
6城くらいは巡れそうな勢いである。
しかし、古河城を最後に帰路に就いた。
cobaは別のおすすめラーメン屋の名を口にする。
朝一番で並ばないと、午前中で売り切れてしまうらしい。
また今度という話になる。
もしそこへ行ったら、
城の一つや二つ、見繕わねばならないだろうか。
行きつけのうまいラーメン屋があるという。
基本的に、ぼくは同じ止まり木に立ち寄るタイプである。
当たり外れの高い店には自ら冒険はしない。
しかし、誘われれば別の話で、
cobaと一緒に行列のできるラーメン屋へ行った。
車通勤をしていた頃、
週に何度も立ち寄っていた店だという。
「こってりより、あっさり味が好きになった」と言うcoba。
「年ですかね」
「そうですかね」
そんな会話をしながらラーメン屋の暖簾をくぐる。
そこは羽生の隣町で、高速インターチェンジの近くにあった。
いままで何度となく通った道だが、
目に留まったことがなかった。
少し遠くにマンションが見え、
高速道路を渡る陸橋がある。
こぢんまりとした店内には、すでに客が並んでいた。
実はその日、ぼくはムジナモに関する仕事を終えた帰りで、
一人だけネクタイをしていた。
cobaは普段着。
なんとなく気恥ずかしい。
少し待って目の前に運ばれてきたラーメンは、
cobaが言うように、確かにあっさりしていた。
麺は太麺で、スープは鶏ガラ。
cobaはわりとラーメン屋を巡っているらしい。
おすすめのラーメンをいろいろ教えてくれた。
そういえば、20歳以降に会って、
アルコールが入らなかったのは初めてだったかもしれない。
cobaはあっという間にラーメンを平らげる。
行列に並ぶ時間より、食べる時間の方が短い。
予定では、ラーメンを食べるだけだった。
しかし、「城が見たい」とcobaが言ったから、
2人で近くの城を巡ることにする。
鷲宮城、花崎城、古河城の3城である。
その日は穏やかに晴れていて、城巡り日和だった。
城と言っても埋もれていて、
目に見えてわかるわけではない。
古河城はともかく、鷲宮城や花崎城は人の姿がない。
ラーメンを食べたあとということもあって、
体はぽかぽかしていた。
6城くらいは巡れそうな勢いである。
しかし、古河城を最後に帰路に就いた。
cobaは別のおすすめラーメン屋の名を口にする。
朝一番で並ばないと、午前中で売り切れてしまうらしい。
また今度という話になる。
もしそこへ行ったら、
城の一つや二つ、見繕わねばならないだろうか。
どこだかわかりましたよ。
私も行ったことがないので、さっそく行ってみようと思います。
グルメ部屋、また楽しみにお待ちしています。
横浜に住んでいた時は、某国道沿いに「宇宙ラーメン」という幟のあるお店に入ったこともあります。味は、ご想像におまかせします。今考えると、「モヤさま」で立ち寄りそうな店でした。
そういや、三光堂前のバス停には、毎晩屋台のラーメン屋が出てた様な気がします。
スープはあっさりしてなかなかおいしかったです。
麺のかたさや太さ、スープの濃さも自分で選ぶことができました。
ぜひ行ってみてくださいね。
最近はもやしラーメンにはまりつつあります(笑)
「宇宙ラーメン」とはまた摩訶不思議な
ラーメンが宇宙っぽいのか、
それとも店長が宇宙っぽいのか……
そこでしか味わえない味や雰囲気があると記憶に残りますよね。
三光堂前の屋台は確かにありました。
一度、友人のおとうさんに食べに誘われたのですが、
あいにくお腹が空いていなくて食べはぐってしまいました。
それが最後のチャンスになってしまい、
いま思うと無理してでも食べておけばよかったと思っています。