(日経10/19:総合・経済面)
安倍晋三首相がアベノミクス「新3本の矢」の目標の一つに「国内総生産(GDP)600兆円」を掲げた。2020年ごろまでに今から100兆円も上積みできるとの意気込みに、懐疑的な声も出たが、意外と実現は遠くないかもしれない。からくりは内閣府が16年末に予定するGDPの推計方法の見直しだ。 (川手伊織、藤川衛)
経済規模を示すGDPは国連の「国民経済計算(SNA) . . . 本文を読む
(日経10/19:金融面)
世界最大の政府系ファンド、ノルウェー政府年金基金が日本で不動産投資を始める。同基金を運用するノルウェー銀行(中央銀行)インベストメント・マネジメント(NBIM)の不動産投資部門で最高投資責任者(CIO)を務めるカーステン・カレビッグ氏=写真=は東京のオフィスビルに投資し、金額は長期的に50億~80億ドル(6000億~9600億円)になる可能性を示した。共同で投資する . . . 本文を読む
(日経10/19:金融面)
みずほ銀行が企業を通じた少額投資非課税制度(NISA)の普及に力を入れている。電通やヤマトホールディングス、日本電産など約170社に対し、職場単位で口座を開いたり、投資教育を受けたりする「職場積立NISA」を導入した。投資の初心者にも分かりやすい投資信託の品ぞろえも拡充して、個人投資家の裾野を広げる。
みずほは他行に先駆けて毎月の給与から一定額を天引きする職場積 . . . 本文を読む
(日経10/19:国際面)
【ロンドン=小滝麻理子】中国の習近平国家主席が19日から5日間の日程で英国を訪問する。中国国家主席の英公式訪問は2005年の胡錦濤前主席以来、10年ぶり。習氏をエリザベス女王の住居であるバッキンガム宮殿に宿泊させるなど、英は異例の厚遇で迎える。経済面の結びつきを深めたい意図が透けるが、中国の民主化・人権弾圧問題を置き去りにしたままの「蜜月」の演出に批判的な声も出てい . . . 本文を読む
(日経10/19:企業面)
トヨタ自動車系部品メーカー、豊田合成が原料すべてを樹脂にしたボンネットを開発する。2020年をメドに量産に適した材料や製造技術を確立し、市販車への搭載を目指す。ボンネット素材で現在の主流の鉄に比べて約3割軽くできる。燃費改善技術を磨き、世界的な環境規制の強化に対応する。
豊田合成はこのほど愛知県清須市の本社工場に、大型樹脂部品の開発拠点を設けた。日本最大級となる . . . 本文を読む
(日経10/19:地域総合面)
TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する公共図書館に逆風が吹いている。CCCなどへ運営委託を計画した愛知県小牧市は4日の住民投票で反対が多数を占め、佐賀県武雄市などでは選書が批判を受けた。カフェや書店併設など斬新な手法で事業が広がり始めたばかりだが、多様な人が利用するだけに反発も強いようだ。
来館者が増えた武雄市図 . . . 本文を読む