九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

箸置

2018年04月05日 | 書籍
 暇つぶしに向田邦子のエッセーをめくっていて‘箸置’という文に出会った。
 要するに、食事するとき箸置も置かず、
 ガツガツ食う暮らしは、味気ないものだという主旨である。

 わが身を振り返って、我が家の水屋には箸置もあるのだが、
 長い間、使って来なかったことに気付かされた。
 今や加齢とともに食も細くなり、
 せめて、箸置のある暮らしを取り戻そうと反省した次第であった。
                       □ 
 そんなこんなで、箸にまつわる言葉を拾ってみると意外にあった。
                       □
 箸やすめ:ちょっとしたおかず、つまみもの。
 箸にも棒にもかからぬ:取扱う方法がない、手がつけられない。
 箸で含めるよう:十分に理解するよう言い含める。
 箸の上げ下げにも小言をいう:つまらぬ事に一々口やかましく言う。
 箸を持って食うばかり:それ以上どうしょうもない程、世話の行き届いた。
  
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