日本オープン最終日、最終組の二人(谷原と稲森)の17番、18番でのプレーが勝敗を分けた。
17番パー4、一打先行のトップ谷原は痛恨のボギー、稲森がパー、二人は共に-4で並んだ。
18番パー5、谷原のパーに対し、稲森がバーディを決めて-5。
これで、稲森が2年ぶり2度目の日本オープン・チャンピオンとなった。
稲森のツアー優勝は、今回で2度目。
それが、いずれも日本オープンというメジャーを制してのことで、お見事。
日本オープンは例年難コースが用意され、ラフは深く、グリーンの傾斜もきつい。
当人は『曲がらない男』といわれ、フェアーウェーキープ率はナンバー・ワンとか。
『ラフに入れず無駄な一打を減らす』ことで4日間ともイーブンパー以上を守った。
■
最終成績
① 稲森 -5
② 谷原 -4
③ 石川(遼) -3
③ 内藤 -3
⑤ 杉原(※) -2
⑤ 河本(※) -2
■
なお、ローアマ(※)に選ばれたのは大学生の二人(杉原と河本)。
共に2アンダーの5位という成績であった。
二人とも300ヤードの飛距離と優れた小技もあり、将来が楽しみである。