久保美緒のブログ

日々思うこと、感じること、考えること

小さな愉しみ

2018-12-14 | ピアノ
2019年12月13日(木)

最近読んだ本。

・「不実な美女か貞淑な醜女か」米原万里
・「暗夜行路」志賀直哉
・「本人の人々」南伸坊
・「ロシアは今日も荒れ模様」米原万里
・「ヒトのオスは飼わないの?」米原万里
・「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」米原万里
・「言葉を育てる」米原万里
・「愛の法則」米原万里
・「謎の耳づまり病を自分で治す本」萩野仁志
・「生命の意味論」多田富雄
・「できそこないの男たち」福岡伸一
・「遺伝子はダメなあなたを愛してる」福岡伸一
・「空中ブランコ」奥田英朗
・「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ


こうやって今年の秋を振り返ってみると、ゆっくり本屋さんめぐりもままならない日常の中で、たまたま夫の本棚から拝借した米原さんの本にしばらくはまり(はまり過ぎ?そういえば米原さん特集をしていたユリイカのバックナンバーも取り寄せて読んだな 笑)、あとは、その本の中で出会った作品へ吸い込まれるようにして辿り着いているなァという印象。  

どれも私の中ではなかなかのヒット作品、と感じましたが、久しぶりに読んだ長編小説「わたしを離さないで」には特に心揺さぶられました。どーん というのではなく、音もなく静かに でも、とてつもなく巨大な黒い影を伴って という感じです。いろいろと考えさせられました。

いつだったか、20年近く前になるかもしれませんが、「ダンサー イン ザ ダーク」という、これはズドーン!と魂を揺さぶられる作品でしたが、映画を観たときの心の動きを思い起こさせるものがありました。



自室には既に、読みたいと思って選んだ本たちがアマゾンからお目見え。続々と積み上げられ中です。
本当は本屋さんでの偶然の出会いが好きなのですが、、そうも言ってられない毎日ですから、今は仕方ありません。便利さの力も借りて、、、。
1日1冊 とは なかなかいきませんが、次にどんな作品に出会えるか、今の私の小さな愉しみです。