どうして?
一昨日の夜のことです。畳の上に置いていた新聞を読もうと一枚めくったところ
?????
よく見ると3センチ強の青虫です。
この時季、山道を歩くと糸にぶら下がった小さな毛虫が頭や体について、座敷の中で這っていることはときどきあります。しかし、青虫は初めてです。しかも新聞の間にいようとは。
その前日、山道をウォーキングしたのですが、このような青虫は見かけませんでした。一昨日は 畑で玉ねぎの取り入れ、駐車場の草刈り、ここでもやはり見た覚えがありません。しかし、部屋の中にいるのですから、どこかで体についてきたのでしょう。見慣れない部屋の中で青葉を求めて這いまわり、疲れて新聞紙の間で休んでいたのかもしれません。
そっとつかんで夜のさつきの葉につかまらせました。
ところで、なぜ毛虫や青虫は人の体にくっつくのでしょうか。植物の種が人にくっつくのは、遠くに運んでもらって 自生エリアを広げるためだと聞いたことがあります。毛虫や青虫はチョウやガになって自由に飛び回れるのですから、テリトリーを広げるためではないのでしょう。
通りがかった大きな物体につかまって行くと、まだ見たことのない素敵な世界を見ることができると考えていたのかもしれません。
未知のものに素晴らしさを感じ、思いをよせるのは人間も同じことです。
ただただぼーっと思いめぐらせるだけでも楽しいものです。
コロナ禍が治まったら・・・・・と。