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2023-08-22 | Weblog

 血 圧

 「少し高いようですね、もう一度測ってみましょうか」
健康診断で血圧が高ければ看護師さんが再度測ってくれます。
再度測ってみて低ければ「よかった、だいじょうぶですね」などといって低い方の値を記録していました。たいてい2回目の方が低くなるようです。
血圧計に添付されている注意事項にも「一般的にも最初に測定するときは、測定準備や緊張のためやや高くなる傾向があります」、とか「続けて測定した場合、1回目より2回目の値が低くなる傾向があります」と書かれています。



 この変動とは別に血圧計で測った値はその都度変わります。これは血圧が変動しているのではなく、血圧の計り方に原因があるのです。
血圧は心臓が収縮したときの最高血圧と拡張したときの最低血圧により示されます。
血圧は腕に巻いたカフに圧力をかけ、脈が聞こえなくなった時の圧力が最高血圧、その状態から圧力を抜いていき再度脈が聞こえるようになった時の圧力が最低血圧です。
このとき、カフの圧力は直線的に増えたり減ったりし、脈は約1秒間隔で打っています。ですから、血圧は最高1秒間に変化するカフの圧力分だけは誤差(変動)があります。
だから、毎回血圧を測る都度、いくら深呼吸をして心を落ち着けても測定値は異なり、血圧計が悪いわけではないのです。
 昔、母親が入院していた時に看護師さんから聞いた話です。

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