えごま油
恥ずかしながら、それまでえごま油という油は知りませんでした。
一昨年の話、ご覧になられた方おられると思いますが、NHKガッテン!で 「スプーン1杯でカラダが激変!? 食べるアブラの新常識」(2018/11/21)という番組を放送していました。北極圏の極寒の町カナダのイカルイトに住む狩猟民族イヌイットの人たちはヨーロッパ人と比べて心筋梗塞の発症率が1/10である。その原因は彼らの食生活にあった。あざらし、くじらなどの肉や油が食事の半分を占めると言われるほど油を取っている。あざらしなどの油が心臓疾患の可能性を低くしていることが分かった。あざらしの油の成分は青魚に含まれている油と同じであり、またえごま油からも取ることができる。毎日スプーン一杯のえごま油が中性脂肪の合成を抑え代謝を上げ、心臓疾患の予防とダイエットに効果があるという内容でした。
そろそろ心臓の病気の心配もしなければならない年ごろだと思って、放送の翌日、えごま油を求めてスーパーへ行きました。しかし、すでに売り切れ、その翌週のガッテン!は「コレステロールの救世主★血管を掃除するSP★」、ここでもまたえごま油が取り上げられたため、その後長いことスーパーの棚からえごま油が消えていました。そしてまた私の記憶からも消えてしまい、気にすることもありませんでした。
先日スーパーで何気なく調味料類の棚を見るとえごま油があり、ガッテン!を思い出し、一本買ってきました。
早速朝のトーストにスプーン一杯のえごま油をふりかけています。香りとか風味とかはあまり感じません。
コレステロールに改善は見られるでしょうか。少しはダイエットできるでしょうか。来年1月の健康診断までは続けてみようかと思います。
なお、テレビではえごま油と同じ効果があるものとしてアマニ油が取り上げられていました。またまた恥ずかしいことですが、私はアマニ油は木工細工の塗料として使用するものだと思っていました。40年ほど前にホームセンターで購入し、木のおもちゃに使用していました。かなり高価な塗料だという印象が残っています。
20年後を想像してみてください