納豆とはるどん

我が家では納豆は苦手な人がいないので、

結構食卓に上ります。


子どもたちに人気があるのは、

つゆだく納豆さん。


ま、それはそれとして、

その日、確かにね、お父ちゃんは、初めて買う納豆を買って帰りましたよ。


納豆にはさ、パックの隅にゼリー状のたれがついているものもありますし、

たれとからしのコブクロが入っているのもありますよね。


ふたもさ、ミシン目から開けろというメーカーさんと、ミシン目と反対側から開けろというメーカーさんがあって、

なかなか、作法が厳しい（笑）


晩御飯は、お父ちゃんが作ったチャーシューと、きゅうりの漬物、トマトのサラダ。


おかずがなくなって、ご飯が残り、はるどんが「納豆あるんだよね」と、冷蔵庫を開けます。

納豆を取り出してきて、

かき混ぜ始めます。


いい具合に粘りが出てきたときに、さあ、たれを投入。





と、その時。



お父ちゃんは彼女の手元から目が離せず、

ぷくはお母ちゃんと話が盛り上がりながら視線ははるどんの手元。

お母ちゃんは生返事ではるどんの手元を凝視。でも、きちんとぷくと話を続けておりまして、



はるどんに、

「それ、ふたが上下逆」


と、いうと、あれ？とのこと。


お母ちゃんは、はるどんの心配というよりも、


　「自分にかかるんじゃないかと思ってドキドキしてた」ってさ。


お父ちゃんは、この後、洗濯して床拭いて、どうすんだよと思っていました。



ふたね、表には、使い方が書いてあるんだけど、

逆だと思い込んでしまって、内側を上にしてしまったら、何も書かれてないのよね、当然だけど。


まあ、よく読めばいいだけのことなんだけどね、

このタイプのふたの納豆、いったいいくつ食べてるよ。

お前には経験の蓄積はないのか。